石子饃・梅影探踪
目次
水中の碧さ
石子饃と岸辺で石烹のための小石を拾っていると、青黒い石の中に突然、キラキラしたものが混ざっている――
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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石子饃
「……」
若
「石兄さん、どうして止まっているの?」
石子饃
「この浅水の石は丸くて綺麗なのに気づいて。これを洗って、皆さんに烤饃を創ってあげようかと思って」
若
「僕も一緒にやるよ。僕は石子饃を作ったことがあるけど、その時は始めから用意された石を使っただけだった。石の選ぶ方も見てみたいしね!」
石子饃
「では、頼む」
若
「こちらこそ、石の選び方、教えてくださいね」
若
「……?」
石子饃と一緒に半時間ほど石を選んだ。急に、遠いところにある緑色の何かが見えた。
水底に沈んでいるようだが、水面が揺れるたびに泡のような光を発している……
石子饃
「……」
「あれは――」
石子饃も僕の視線をたどって、その緑色の何かを見つけ、掬い上げようと手を伸ばした。
よく見ると、それは碧色の石だった。彼のごつごつした掌に載せられたそれは、固い土の中から生える、緑の葉っぱのカタバミにも見えた。
石子饃
「さっきはこれを見ていたか?これも石だ。見てみるか?」
体の任意の位置に触れる
触れ合い
頭に触れる(彼の汗を拭く)
石子饃
「俺の汗を拭きたいのか?」
「よせ、お前の綺麗なハンカチが汚れる。俺は適当に袖で拭き、後で顔を洗えば十分だ」
「だが、ご厚意に感謝する」
石子饃
「ずっと手に持って見ているとは、よほどこれがお好きなのか」
体に触れる(少し近づく)
石子饃
「……!」
「あまり近寄らないでくれ。先ほどの石拾いで汗びっしょりだ。お前の白いシャツが汚れる!」
若
「大丈夫だよ。僕も汗びっしょりだから、お互いさまだよ」
石子饃
「お前もかなり石を拾ったな」
石子饃
「ずっと手に持って見ているとは、よほどこれがお好きなのか」
手に触れる(石を受け取る)
若
「ありがとう」
石子饃
「遠慮はいらない、大したものではないから」
「……」
「そんなに嬉しそうな顔をして、本当にこれが気に入ったのか」
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石子饃
「実をいうと、俺には他の石とどこが違うのかよくわからない。でもお前がそれほど気に入ったのなら、きっといいものに違いない」
「これから外出する時にも、似たようなものが見つかったら、必ず取ってくる」
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粽・伝記情報提供ありがとうございます!反映させていただきました。>>1
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