糯米八宝鴨・手紙
半分風雅
主人公名:
「紙の護符で折られた小さなキョンシーが、突然部屋の隅から飛び出してきたかと思うと、高らかな声で笑いだして驚いた! よくよく見てみると、小さなキョンシーは、手に一通の手紙を握っている……」
空桑の若、ごきげんよう。キョンシー道長・八宝だよ! こんな挨拶はどう? 気にいってもらえたかな? 八宝は、こういうドキドキする感じが好きだよ! これは幽冥司で学んだんだ。今、すっごく流行っている挨拶の仕方なんだ!
キョンシー道長・八宝
同袍同沢
主人公名:
「快活な様子で小さなキョンシーが、ぴょんぴょん跳ねて手紙を持ってきた。」
空桑は本当に面白いところだよね。ここにいる食魂はみ~んな愉快だ。例えば、あの自称『祓魔師』だっていう臘八粥は、八宝がでまかせで言ったキョンシーの物語を聞いて、怯えて逃げちゃったんだ! それと、あのいつも袖で顔を覆っている桂くんは、「呪符は身体を消臭する効果がある」って八宝が言ったら、呪符を全身に張り付けたんだよ。冗談だったんだけどさ、ホント可愛いよね!
八宝はね、絶対に楽しく過ごすんだ、「わざとここだけ強調して書かれている」空桑での生活をね~♪
八宝道長くん
以心伝心
主人公名:
「ある黄ばんだ日記の一頁のようだ。大分前に書かれたようで、紙も脆くなっている。」
道を歩いていただけなのに、なんで僕は石を投げられたんだろ……蹴鞠を拾ってあげただけなのにさ。なんで花ちゃんは、私を『小さなキョンシー』って呼ぶのかな……。
八宝は本当にキョンシーなんかじゃない。もしキョンシーだったから、どうして友達を作ろうとする? どうして『愛し愛されたい』なんて望む? 八宝はとっても失望して、辛くなって、孤独になって、その上……恨めしさでいっぱいになって……
寒いよ。どんどん寒くなってくるよ。凍えてしまうんじゃないかってくらい寒いんだ……これは額の傷口からいっぱい血が出てるからか、それとも心の傷がまた開いてしまったためなのか?
金蘭之契
主人公名:
「手紙を届ける小さなキョンシーが、何故かモジモジとしている。」
若に話したいことがいっぱいあるんだ。でもどうしてか、あなたの笑顔を見ると、喉に糯米を詰まらせたように、一言も出てこないんだ。だから八宝は、思いの丈をすべてこの手紙に託すことにしたよ……
若、そしてみんなと一緒に空桑で過ごす日々は、八宝にとって、ここ何年かの間で一番楽しく、一番満ち足りた時間だ。真の友が居て、好きな人の傍にいるということは、こんなにも温かなものなんだね! このポカポカした感じは、八宝の想像より何千倍も何万倍もあったかい!
凍っていた心が、次第に溶け出して、感覚を取り戻してきたみたいだ……でも僕が、こんな素敵な感情を持ってもいいのかな。八宝は、本当に持っていてもいいのでしょうか? 若様への想い……この『愛』を。
答えはいらない。片思いだとしても、未来永劫、僕はずっと若の傍にいるから。
八宝
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ななしの投稿者
73年まえ ID:gc1f1kur↓ありがとうございます。反映しましたm(_ _)m
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ななしの投稿者
63年まえ ID:cdsfde46続きです。
凍っていた心が、次第に溶け出して、感覚を取り戻してきたみたいだ……でも僕が、こんな素敵な感情を持ってもいいのかな。八宝は、本当に持っていてもいいのでしょうか? 若様への想い……この『愛』を。
答えはいらない。片思いだとしても、未来永劫、僕はずっと若の傍にいるから。
八宝
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ななしの投稿者
53年まえ ID:cdsfde46金蘭之契
「手紙を届ける小さなキョンシーが、何故かモジモジとしている。」(オレンジ文字)
若に離したいことがいっぱいあるんだ。でもどうしてか、あなたの笑顔を見ると、喉に糯米を詰まらせたように、一言も出てこないんだ。だから八宝は、思いの丈をすべてこの手紙に託すことにしたよ……
若、そしてみんなと一緒に空桑で過ごす日々は、八宝にとって、ここ何年かの間で一番楽しく、一番満ち足りた時間だ。真の友が居て、好きな人の傍にいるということは、こんなにも温かなものなんだね! このポカポカした感じは、八宝の想像より何千倍も何万倍もあったかい!
長いのでわけます。
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ななしの投稿者
43年まえ ID:cdsfde46続きです。
寒いよ。どんどん寒くなってくるよ。凍えてしまうんじゃないかってくらい寒いんだ……これは額の傷口からいっぱい血が出てるからか、それとも心の傷がまた開いてしまったためなのか?
「手紙の最後に、小さな古い血痕がついている……」(オレンジ文字)
署名無し
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ななしの投稿者
33年まえ ID:cdsfde46以心伝心
「ある黄ばんだ日記の一頁のようだ。大分前に書かれたようで、紙も脆くなっている。」(オレンジ文字)
道を歩いていただけなのに、なんで僕は石を投げられたんだろ……蹴鞠を拾ってあげただけなのにさ。なんで花ちゃんは、私を『小さなキョンシー』って呼ぶのかな……。
八宝は本当にキョンシーなんかじゃない。もしキョンシーだったから、どうして友達を作ろうとする? どうして『愛し愛されたい』なんて望む? 八宝はとっても失望して、辛くなって、孤独になって、その上……恨めしさでいっぱいになって……
長いので分けます。
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ななしの投稿者
23年まえ ID:cdsfde46同袍同沢
「快活な様子で小さなキョンシーが、ぴょんぴょん跳ねて手紙を持ってきた。」(オレンジ文字)
空桑は本当に面白いところだよね。ここにいる食魂はみ~んな愉快だ。例えば、あの自称『祓魔師』だっていう臘八粥は、八宝がでまかせで言ったキョンシーの物語を聞いて、怯えて逃げちゃったんだ! それと、あのいつも袖で顔を覆っている桂くんは、「呪符は身体を消臭する効果がある」って八宝が言ったら、呪符を全身に張り付けたんだよ。冗談だったんだけどさ、ホント可愛いよね!
八宝はね、絶対に楽しく過ごすんだ、「わざとここだけ強調して書かれている(オレンジ文字)」空桑での生活をね~♪
八宝道長くん
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ななしの投稿者
13年まえ ID:cdsfde46半分風雅
「紙の護符で折られた小さなキョンシーが、突然部屋の隅から飛び出してきたかと思うと、高らかな声で笑いだして驚いた! よくよく見てみると、小さなキョンシーは、手に一通の手紙を握っている……」(オレンジ文字)
空桑の若、ごきげんよう。キョンシー道長・八宝だよ! こんな挨拶はどう? 気にいってもらえたかな? 八宝は、こういうドキドキする感じが好きだよ! これは幽冥司で学んだんだ。今、すっごく流行っている挨拶の仕方なんだ!
これから僕たち、仲良くなろうね~♪
キョンシー道長・八宝