蟹釀橙・憶絵メッセージ
華やかな夢
蟹醸橙
蟹醸橙:○○、夜自分で点検修理している時に、夢を見たみたいなんだ
蟹醸橙:長い間こんな風に夢を見たことなかったよ
若:橙、なんの夢を見た?(選択肢上)
蟹醸橙:花の夢だよ、いろいろな色の花
蟹醸橙:夢では私たちが昨日行った星に、満開の花があったんだ
蟹醸橙:世界中が芳しい匂いでいっぱいで、春の空桑の花園みたいだったよ
蟹醸橙:夢から覚めるまで、自分がその香りに囲まれてる感じがしてた
若:花のほかに、夢で別のものは見なかったの?(選択肢上)
蟹醸橙:ううん、夢で○○も見たよ。私が夢で花と君をみたのは、私が昼間ずっと花と君を思い出してたからかな?
蟹醸橙:資料で見たんだ、「昼に思うところ、夜に夢となりきたる」って言葉を。
蟹醸橙:君が星の色とりどりの砂丘は、花が一面に咲いてるようだって言ったから、ずっとその言葉を考えてたんだ
蟹醸橙:きっとそうだよ、最近君を思い出す回数が、以前よりまたずっと多くなったからね
蟹醸橙:そうか。覚えたよ、もっと君のことを思い出すようにするよ
蟹醸橙:それから、もっと自分の意志で君の夢を見るよ
若:私に会いたいなら、起きてる時だっていいよ
蟹醸橙:なら、今時間ある?今君に会いたいんだけど
蟹醸橙:今あの星で花を栽培するしかけを研究してるんだ
蟹醸橙:君の顔を見たら、もっとたくさんのインスピレーションを得られるかもしれない
若:え?インスピレーションのために会いたいの?(選択肢上)
蟹醸橙:そ、そうじゃないよ。インスピレーションのためだけに○○に会いたいわけじゃない
蟹醸橙:まだ適切に気持ちを言い表せる感じはしないけど
蟹醸橙:でもはっきりしてるのは、私が君に会いたい一番の理由は、私が君に会いたいからだよ
若:私が会いに行った方がいいね、ちょうど新しく覚えた料理を持っていけるし。橙は美味しいものを食べたら、インスピレーションももっと豊かになるかもしれないしね?
蟹醸橙:うん、ならあの木槿の横で待ってるよ
蟹醸橙:これからもっと味覚成分の研究をするよ。そうすれば、早く○○の言うライチ味と魚香味を区別できるようになるから
―――話終わり―――
(別の選択肢の場合)
蟹醸橙:長い間こんな風に夢を見たことなかったよ
若:うん?いい夢、それとも悪夢?(選択肢下)
若:これがたぶん「昼に思うところ、夜に夢となりきたる」だよ(選択肢下)
若:本当にあそこに花を植えるの?(選択肢下)
―――話終わり―――