髪絲百葉・梅影探踪
湘西裏話
昨夜皆が集まってチャットしていたら、湘西の民間伝承が話題になった――
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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吉利エビ
「湘西と言うと、前に臘味合蒸が話した辺境の町の愛の物語を思い出します……」
「あのおぼろげでいて揺るぎない友情。あの愛を込めたユキノシタ。なんと感動的なんでしょうか!」
「髪絲百葉は湘西からなんですよね。
きっとたくさんの民間の愛の物語を知っているはず!聞かせてくれますか?」
若
「僕も聞きたい!珍しくみんなと一緒に食事をするんだから、話してみてよ。」
髪絲百葉
「愛の伝説か?いいだろ。」
「言い伝えによると、昔は村の女の子たちは、結婚適齢期になると悲しみに暮れ、一日中泣き、泣いて木の葉を落とすこともできたそうだ。
だから「落花洞女」と呼ばれた。」
「幸せな結婚だけが唯一、彼女たちを癒やすことができた。」
吉利エビ
「愛によって救われるの?すごくロマンティックな物語なんですね……」
臘八粥
「ではもし誰にも娶られなかったら?」
髪絲百葉
「その時は洞穴の中に入り、伝説中の洞穴の神と結婚する。」
「実際は神などおらず、女の子は洞穴に落ちた後、
往々にして幻の中、食べ物も水も無く死んでいく。」
吉利エビ
「……」
臘八粥
「……」
髪絲百葉
「それともまだ何か?」
【選択肢】
・彼の手を引っ張る
・彼の口をふさぐ
選択肢
彼の手を引っ張る
髪絲百葉
「あ……」
「なぜそんなに強く引っ張る必要がある。」
「ん?俺にこの物語を刺繍で表現したいのか?」
若
「いや、いらない!」
彼の口をふさぐ
髪絲百葉
「うん?」
「どういう意味だ?もう話さなくていいのか?」
「なぜみんな震えているんだ?寒いのか?」
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若
「髪絲百葉、この物語……結構って誰かに言われなかった……」
髪絲百葉
「ずいぶん長い間人付き合いをしていない。
この話もここ以外ではしたことがない。
驚かせてしまったか?」
若
「わ、僕は大丈夫……場所によっては、みんな君の物語を喜んで聞いてくれるはず。」
髪絲百葉
「どこだ?」
若
「臘八粥……とりあえず布団から出てきて……
髪絲百葉をホラー映画鑑賞グループに入れてね。」
林間霜影
数日も髪絲百葉の姿が見えなくて、やっと森の中で彼の姿が見えた。彼はなんと――
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
龍須酥
「豊卦、雷火豊、震上離下……」
「占いにより、おそらくこの辺りだったが、なぜ……」
何日も髪絲百葉を見ていない。彼が最後に林の中に隠れたことだけ覚えている。
龍須酥と占いを頼りに林の中を長時間探したが、結局見つからなかった。
突然、たくさんの白い糸が龍須酥に襲いかかった!
戦闘
VS 髪絲百葉
髪絲百葉
「ん……?貴方はさっきの――」
「敵襲かと思い、糸でお前たちを攻撃してしまった。すまなかった。」
若
「大丈夫。ここで何してるの?」
髪絲百葉は木の幹に腰掛けた。彼の長い髪は四方に広がり、周囲の幹から生えた木の枝に掛かっている。その様子は奇妙でありながら、どこか神聖で、彼はまるで伝説の中の正義と悪が一体になった神のようだった。
髪絲百葉
「髪が長すぎて、こうして広げれば、日が落ちる前に乾く。何かおかしいか?」
龍須酥
「とても便利ですね。」
若
「龍須酥、やめた方がいいと思うよ……」
「ここ数日林の中にいて、どこで体を洗ってたの?」
髪絲百葉
「果樹の林の奥にある温泉だ。」
若
「え?空桑にこんなに長くいるのに、林の中に温泉があるなんて知らなかった。」
髪絲百葉
「よく山林の中で暮らしているから、
どこに何があるか探すのは決して難しいことではない。」
若
「じゃあ温泉はどこにあるの?いや……やっぱり教えなくていい。
普段入浴中に誰にも邪魔されたくないなら、僕たちに言わないほうがいい。」
「ここにいくつか薬浴の材料があるから、今度入浴する時に持って行って。
ケガの治療と健康にいいよ。」
髪絲百葉
「どうもありがとうございます。」
「どうしても一人で林にいなければならないわけではない。」
「林の中の温泉や景色……もし興味があるのなら連れて行ってやる。」
感情指導者
髪絲百葉を『感情管理相談所』に誘い、感情をコントロールするための技術を教える――
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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若
「みんなそろった?」
「今日は髪絲百葉がみんなに感情をコントロールするコツを教えてくれる。彼は以前一人で心蠱に耐えてきた。みんなの役に立つかもしれない」
髪絲百葉
「感情が不安定な時、俺はいつも刺繍をする」
「針と糸に集中して、針先を必要な場所に落とし続ける。こうすれば心が自然と和らぐ」
魚腹蔵羊
「おれは各地を旅していた時、自分で服を繕ってたが、こんな刺繍は初めて見たんだぜ。かなりコツがいるようだな……」
麻婆豆腐
「針と糸をチクチクやるなんて何の役に立つんや。わしは家に帰ってゲームがしたい!」
ドウジャオ魚頭
「糸を通して、針を刺す……うっ! この針、全然言うことをきかない……いや、落ち着いて、怒ってはならん……うん!」
思わずかっとなって、ドウジャオ魚頭の頭がまた飛んで行った。
でも初めてこの様子を見た髪絲百葉は特に驚かなかった。ただ落ち着いて彼の頭を元に戻し、また針と糸を手に取った。
髪絲百葉
「心の中で模様全体の輪郭を想像するんだ。こうやって針を刺せば、あまり慌てることはない……」
若
「……」
麻婆豆腐
「この新入り、よく考えたじゃないかや……」
話をしている間、髪絲百葉は糸を操って刺繍を続け、布の上に徐々に花鳥の輪郭が浮かび上がって来た。
魚腹蔵羊
「俺はここ数年各地を渡り歩いてきたんだが、こんなに速く、しかもほぼ本物とそっくりに刺繍できる人は、あんまり見たことがないな」
髪絲百葉
「林の中で毎日見ているから、花鳥の姿をより理解しているのだろう」
若
「じゃあこの白くて長い髪の毛で、外に向かって手を伸ばしている小さな人は、あなただったの? 本当にそっくりだ」
髪絲百葉
「そうです」
【選択肢】
・あなたの隣にいる小さな人は誰?
・小さな人の姿勢には何か意味があるの?
選択肢
あなたの隣にいる小さな人は誰?
髪絲百葉
「林の中で俺を救ってくれた……お前だった」
「刺繍ではよく白い糸を使って大事なモノや人物を飾る。だからここにお前を刺繍したんだ」
「できあがったらお前にやるつもりだ」
小さな人の姿勢には何か意味があるの?
髪絲百葉
「この刺繡を受取った者が目にするのは、俺がその人に手を伸ばす絵面だった。互いの繋がりを強く感じられるはずだ。これも…刺繍を構図する時の一種の技法だ」
若
「この刺繍が完成したら、誰にあげるの?」
髪絲百葉
「林の中で俺を救ってくれた……お前だ」
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若
「ありがとう……手伝いをお願いして、その上、プレゼントまでもらうなんて」
髪絲百葉
「かまわん。あの日お前が林に来て俺を救った時に、俺は誓った。お前の頼みであれば、全力でそれに応えると」
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