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黒胡椒蟹・梅影探踪

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作成者: 皮蛋納豆丼
最終更新者: 皮蛋納豆丼

目次 (黒胡椒蟹・梅影探踪)

物語香ばしい香り
触れ合い突発的状況
ステージ小さな挿入曲
  お楽しみに

香ばしい香り

厨房に入ると、濃厚な香りが鼻腔をくすぐった。料理を作っていたのは……

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

共通

「……」


黒胡椒蟹

「……」

「〇〇、why are you staring at me like that?」


「ちょっとびっくりしちゃって……」

「いい匂いがすると思ったけど、まさかあなたが料理してるなんて思わなかったから。」


黒胡椒蟹

「食魂が料理できることの何が珍しいんだ?」


「正直な話、あなたには黒胡椒蟹しか作れないと思っていたから……」


それを聞いた彼は鍋の中の料理をてきぱきと皿に盛り付け、こちらに差し出した――


黒胡椒蟹

「ちょうど出来上がったところだ。Have a taste, please.」


「今すぐに?手だけ拭かせてよ。

 野菜を洗ってる途中でこっちに来たから、まだ手が濡れてるんだ。」


黒胡椒蟹

「その必要はない。俺が食べさせてやるよ。」


【選択肢】

・本当に?それじゃ遠慮なく……あ~ん

・えっ?そんなの恥ずかしいよ!

・……

選択肢

本当に?それじゃ遠慮なく……あ~ん

黒胡椒蟹

「……」

「俺だって君に遠慮してほしくなんかない。」

「むしろ、俺はその素直な態度が気に入ってるんだがな。」

「さあ――」


スプーンに山盛りの料理が口に入れられると、濃厚な香りが一気に広がった――


えっ?そんなの恥ずかしいよ!

黒胡椒蟹

「君もそんな表情をするんだな。なんだか新鮮だ。」


「……恥ずかしがったりしない人間だとでも思ってた?」


黒胡椒蟹

「というよりは、サバサバしたやつだと思っていたな。」

「でも「そんなの恥ずかしい」ってはっきり口にするのも、ある意味サバサバしてるってことなのかもな。」

「まぁ、食べさせてもらうのが嫌なら、手を拭いてからでいい。」


「……それはとてもいいですね。」


手を拭いた後、料理を口に運ぶと、濃厚な香りが一気に広がった――


……

黒胡椒蟹

「……?」

「何をためらってるんだ?今までにないリアクションだな。」

「まぁいい。食べさせてもらうのが嫌なら、手を拭いてからで結構だ。」


「……それはとてもいいですね。」


手を拭いた後、料理を口に運ぶと、濃厚な香りが一気に広がった――


共通

黒胡椒蟹

「味はどうだ?」


「うん……おいしいよ!」

「他の料理もこんなに美味しく作れるんだね。」


黒胡椒蟹

「めったに作らないからって、別に作れないわけじゃない。」

「俺だって、ずっとデスクに張り付いて報告書を見てばかりいるわけじゃない。誤解しないでくれ。」

「これからは時々、料理を作って食わせてやる必要がありそうだな。」



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突発的状況

黒胡椒蟹と、外で星を見る約束をした。目的地に着くと、彼の顔色が急におかしくなった……

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

共通

「Burchand、一緒に星を見に来てくれてありがとう!」


黒胡椒蟹

「お前に喜んでもらえるなら、それ以上のことはないさ――」

「うっ……」


「その腕どうかしたの?まさか……?」


黒胡椒蟹

「Calm down、何ともない。」


「これのどこが何ともないの?ねえ、今すぐ焦先生に診てもらおうよ!」




黒胡椒蟹

「……」


体の任意の位置に触れる

触れ合い

頭に触れる(額の汗を拭ってあげる)

黒胡椒蟹

「Take it easy、そんな顔をしていたら、君の方こそ具合が悪いみたいだぞ。」


「そんな姿を見せられたら具合悪くもなるって!ほら、額に汗かいてるよ!」


黒胡椒蟹

「ありがとう。君に心配をかけたくはないが、そんな風に言ってもらえて嬉しいよ。」


体に触れる(体を支えてあげる)

黒胡椒蟹

「Take it easy、わざわざ支えてくれなくてもいい。自分で歩けるよ。」

「でも君に気遣ってもらえて、すごく嬉しい。」


手に触れる(手を握る)

黒胡椒蟹

「君の手、暖かいな。」

「直接傷が癒えるわけじゃないが、君のその気遣いが俺にとって何よりの癒しだ。」

「Thanks,you're so sweet.」


共通

黒胡椒蟹

「でも、今日は素晴らしい夜になるはずだったのにな。それに水を差すような結果になってしまって、残念だよ。」


「星はまた今度見よう。あなたに何かあったら、そっちの方が後悔してしまうよ。」


黒胡椒蟹

「……」

「次はもっと素晴らしい夜をプレゼントすることを誓うよ。」



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小さな挿入曲

黒胡椒蟹と山の中を散歩していると、倩菇嬤が食魘の大群を引き連れていた……なんだ?この紫色の奴はいったい何をわめいているんだ?

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

黒胡椒蟹

「〇〇、歩き疲れていないか?少し休憩しようか?」


「ううん、道端に咲いてる花がキレイだったから見ていただけだよ。」


黒胡椒蟹

「……」


「……」


倩菇嬤

「ひっひっひ~」


「食魘……Burchard、戦闘の準備を!」


すぐに迎え撃とうと身構えると、その紫色の食魘は奇妙な笑い声を上げた。


倩菇嬤

「おっと~、デート中だったのか~。邪魔して悪いな~」


「デート?訳のわからないことを――」


黒胡椒蟹

「そうだね……」


「……?」


黒胡椒蟹

「〇〇とのデートを邪魔した代償は高くつくぞ。」


倩菇嬤

「大丈夫、一瞬邪魔するだけだからさ~

 だって俺が、すぐにお前らを奈何橋(なかきょう)に送ってやるんだからな~」

「向こうで好きなだけイチャつくんだな。ひっひっひ~」


倩菇嬤が手をこすり合わせると、茂みから食魘の群れが飛び出してきた。2人で相手するには数が多すぎるが、隣りの黒胡椒蟹は落ち着き払っている。その態度に感化され、こちらも冷静さを取り戻した。


黒胡椒蟹

「〇〇、これで耳を塞いでおくんだ。少しうるさくなるかもしれないからな。」


言われた通りにすると、黒胡椒蟹はトンブソン・サブマシンガンを取り出した……


戦闘

VS 臭豆父×3、倩菇嬤


倩菇嬤

「ひっひっひ~、弾切れか?」


黒胡椒蟹

「……」


倩菇嬤

「何も言わず平静を装っているつもりか?

 お前らが素手で俺たちに勝てるはずないだろう?」


黒胡椒蟹

「戦いを仕掛けてくる前に相手のことも調べなかったのか?」


倩菇嬤

「まだ笑ってい――」


言い終わるよりも早く、黒胡椒蟹が拳を繰り出す。

容赦ないパンチが炸裂し、驚異的な速さで倩菇嬤を叩きのめした。


「すごっ……Burchard、フィットネスクラブに入ってみない?」


黒胡椒蟹

「君が誘ってくれるんだったら、sure.」


倩菇嬤

「お、俺の美しい顔が……うわぁぁ!」


黒胡椒蟹

「子分どもに守られていたくせに、わざわざ殴られに出てきたか。愚かすぎて笑えてくるな。」


ボスが倒されたのを見て、さっきまで洪水のように押し寄せてきていた食魘たちは、一斉に逃げていった……


黒胡椒蟹

「〇〇、怪我はなかったか?」


「大丈夫です。」

「ところで……あなたがさっき、倩菇嬤に向かって言ってたことだけど……」


黒胡椒蟹

「Did say anything weong?」

「よし。さっきのことは、今日のデートの余興ということにでもしようか。」



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