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纏花雲夢肉・伝記

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作成者: 皮蛋納豆丼
最終更新者: 皮蛋納豆丼

好感度ボイス

デフォルト

好き嫌い世間の怪談話を集めることは、私にとって一生の楽しみです。残念ながら、時代の変化で、多くの古書も時と共に消えてしまいました…
世間話・
其の一
体が縛られて空中に吊られていつことは怖いのですか?どうしてみんなは私を見て逃げるのでしょうか?走りながら「蜘蛛の精が現れた!」と叫んでいました。
賛美幽冥司に行って、白黒双子とも戦ったことがあるのですか?そんなに勇敢なら、私の語る怪談に動じないのも当然です。
世間話・
其の二
雲に乗って寝そべるのが一番快適です。地上で私を見つけられないなら、上を向いてみるといいです。
甘え普段は私が物語を語っていますが、たまに疲れる時もあります。今日はどこにも行かないで、代わりにあなたが話してみてください。
告白昔々、ある人が多く重なった枷を解き、「心」という扉を開けて入りこみました。そして、消すことができない跡を残しました……これは怪談ではなく、私とあなたの物語です。

衣装「衣装名」

衣装

その他のボイスはキャラページに記載しています。

伝記

追憶

 纏花雲夢肉は唐の時代に化霊。生まれつきふしぎな幻術能力を持ち、皇帝に寵愛された。王宮の中の権力闘争より、彼は読書に時間を費やすことを好んだ。唐では詩歌が盛んだったほか、奇怪な異聞も多かったことから、彼はふしぎな物語に興味がわき、やがて怪奇物語の語り部となった。

 恐ろしい怪談の内容に、纏花雲夢肉のすぐれた幻術が加わり、物語を聞きに来た人も増える一方だった。だがいいことは長く続かなかった。すぐれた幻術の腕前は妖術で、政局の混乱を招く証拠だと責められた。

 纏花雲夢肉はしかたなく乱世を流浪し、最終的に自分が作った志怪軒に住みつくと、世の中のさまざまな逸話を集めることに専念した。だが時代が移り変わり、人の変化を目の当たりにして、放浪していた彼も落ち着ける場所を渇望するようになった。


容姿

 纏花雲夢肉は絶えず変化し、行方が定まらない。まるで空に浮かぶ雲のように、とらえどころがない。普段はゆったりとした褐色の纏花雲夢肉の衣に身を包み、雲気に乗って各地を放浪する。浮雲の中に出る妖怪の幻は、顔に散らばる雲模様の化粧とともに、彼のぶきみな雰囲気を高めている。そのため彼に関する怪しい噂も少なくなかった。

 纏花雲夢肉は噂を気にしないどころか、逆に自分の噂を白綾に記録するのが待ちきれなかった。彼の体に巻きつく白綾は、怪奇物語を記録する「巻物」にされている。彼は普段から集めた怪奇物語を残らず白綾に記録している。「縁がある人」だけが記された内容を見ることができる。


技能

 戦闘の時も、纏花雲夢肉は一貫してのんびりとした姿勢を保っている。普段は怪奇物語を記録する白綾は、戦闘になると変幻自在の武器となる。風雲を呼んで敵を攻撃することもできるし、難攻不落の保護符となって巻きつき、彼が自分を守る「甲冑」になることもできる。

 纏花雲夢肉にとって、敵に立ち向かう戦場は少し味気ない。彼は常にスキをついて幻境を作り、戦場を謎めいてぶきみな空気で包む。さらに幻術でさまざまな幻影を作り出し、敵をおびえさせる。まさに「助っ人がいなければ助っ人を作る」であり、纏花雲夢肉の知られざる勝利の秘訣かもしれない。


 纏花雲夢肉という料理は豚すね肉を主な食材とする。まずは豚すねの毛をきれいに落とし、骨を除いて洗ってから冷水に浸す。水分を落としたら塩米と花椒でもんで漬け、1日したら取り出す。豚すね肉を棒状に巻いて糸で縛る。

 用意した煮汁を熱し、豚すね肉を入れてとろ火で煮込んだら取り出す。煮汁は油をこしてつけ汁にする。冷ました豚すね肉を鍋に戻してさらに煮込む。繰り返したら鍋から出して冷ます。糸をほどき、用意したつけ汁をかけて、肉が汁の褐色になったら、薄切りにして盛りつける。

 この手順で作ったすね肉は、皮はやわらかくて肉はトロトロで、脂身はしつこくなく、バサバサしていない。断面に雲状の模様ができるため「纏花雲夢肉」と呼ばれ、焼尾宴の宴席にも出された。


天性の才

 怪奇物語に詳しい纏花雲夢肉は、怪奇物語の語り部であると同時に、創作者でもある。自由気ままな怪談は彼に多くのアイディアを与えた。多くの妖魔や妖怪を題材として彼が編纂すると、またすばらしい物語になる。

 纏花雲夢肉の物語を聞いた人は、彼の臨場感あふれる幻術の腕前に恐れをなす。物語を聞きにやってくる人が絶えることはないが、神出鬼没の彼はいつも聴衆を手ぶらで帰してしまう。

 だが行方知れずは纏花雲夢肉の本意ではなく、時代の変化に取り残された彼の悲哀だった。彼は平和な表面の下で早くから心を閉ざしていた。彼の束縛を解き、心の扉を開かせた人のみ、彼が心の底に隠す物語を見ることができる。


 「今日はあの崑崙の主にあって、彼の麒麟の友人の話を聞かせてもらった。私が異獣の奇談を集めていると聞いて、彼はもう1人の百獣を操れる人――不周山の主を推薦してくれた。いつか彼の大蛇の友達や山にいる多くの奇獣の話を聞かせてもらおう。

 ……

 そこで得たインスピレーションをもとに物語を編纂した。情報が流れてしばらくすると、空桑の志怪軒は聴衆で満席になった。最も熱心なのは、数人の子供たちだった。私が幻術を使って怪奇物語を語ることを知ると、彼らはほぼ毎日やってきた。これほど熱心な聴衆がいるのは、むしろうれしいことでもあった。ただ……二度と私の白綾で涙をふいてほしくない」




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