お兄さん(黒髪)・餐庁手帳
一
お兄さん:また失恋だ……どこがいけなかった、なんで別れる?
お兄さん:もういい、次こそ、あいつより100倍美人の女を付き合うと誓おう!
お兄さん:けど……やっぱあいつがいいな……
二
お兄さん:空桑によく古代の侠客が出没するって聞いたけど。
お兄さん:もし会ったら、少し技を教えてもらおう。
三
お兄さん:姉妹団子の為に来たのに、ないなんて……
お兄さん:美食の道は険しいな……また長沙火宮殿市場に行かないとダメなの?
四
お兄さん:昨日、蘭州焼乳豚と小鶏燉蘑菇が夢に出てきた、食欲が!!
お兄さん:なので今日は食べに来たのに、ないなんて、悲しい!
五
お兄さん:麻婆豆腐が甘いぞ……豆腐脳だと思った。
お兄さん:板前がご機嫌斜めかな、砂糖を塩に間違うなんて?
六
お兄さん:ここにも姉妹団子があるとはね。こんな美味い物食べたのは、長沙火宮殿市場で食事した以来だ。
お兄さん:そういえば、火宮殿市場で姉妹団子の屋台の姉妹はきれいだったな。
お兄さん:苗字は姜だっけ?はぁ、なんでLINEとか追加しなかったんだ?俺のバカ!
七
お兄さん:さすが友達のイチオシ、ここの臘味合蒸は本当に量が多いね!一皿で満腹だ!
お兄さん:(パクパク)美味い……臘味を蒸すだけなのに、なんでこんなに美味しいんだ?
お兄さん:やはり臘味は空桑が一番だね、卸売してないかな、原材料を仕入れたいね。
八
お兄さん:ここの焼乳豚、分量が多いな!一人で食べきれるかな?
お兄さん:次は友達と一緒に来よう。
お兄さん:う……食べ過ぎてしまった……
九
お兄さん:「婿が来ると、鶏が死ぬ」って言うように、一部の地方では、新婚夫婦が妻の実家に行く時、お義父さんが必ず小鶏燉蘑菇を作るらしい。
お兄さん:お義父さんの小鶏燉蘑菇を食べる日がいつ来るでしょうか。
お兄さん:はぁ……その前に妻がいないとね……
十
お兄さん:空桑の食材は自給自足だと聞いているが、この問政山筍の筍も空桑農場のもの?
お兄さん:味は大して変わらないが、問政山育ちじゃない筍も問政山筍と呼べるの?
お兄さん:店主、この料理の名前を「空桑山筍」に変えたらどう?悪くないだろう。