家具一覧「大魁天下」

最終更新日時 : 2023/04/02 13:34

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作成者：めのり

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画像	説明
鑑古今	殿試シリーズ家具。古書の香りかすかに漂う本棚。歴史を鏡とし、古今に通ず。千古の逸話を一冊にまとめ、古今のできごとを一覧できる。
己身に沐す	殿試シリーズ家具。花びらを散らした香り豊かな浴槽。延登入殿、三沐三薫。どの浴槽もきれいな水で試験の旅の汚れと疲れを落とす。
金鑾を拝す	殿試シリーズ家具。きらびやかな金鑾殿の御座。金甌はここで魁元を点ず。丹墀に対して三千字を策し、金傍題名五色の春。主筆の御批は、誰の家を状元郎に点中したかを知らず。
浮鯉流丹	殿試シリーズ家具。ある怠け者のために作った寝台。本人は自分の周辺の奇妙な変化に気づいてはいないらしい。彼が寝るたびに、屏風の錦鯉が輝きを放ち、ひそかに竜の形となる。
平歩登雲	殿試シリーズ家具。ある勉学にいそしむ者のために作った博物棚。その構造は精巧で、はしごを上ると、雲を突き抜けるような感じがする。それはまさに彼の心の中の最も貴重な思い出。
彫庭桂華	【大魁天下】テーマ背景十年窓下の苦、一朝天下に聞こゆ。殿内に登科して対策長く、殿外に照らすは暖かな好き晴光。桂の枝を折りて腰に差し、金傍に高懸さるる日を待つのみ。紅袍をまとい、疾馬にまたがり、長安の花を尽く看る。
桂枝を折る	殿試シリーズ家具。文書や書物を並べる陳列棚。表面に描かれた金桂の図は科挙の吉兆の象徴。書かれているのはどれも士人学士への祝福。その香りは千年も変わらず、今も漂う。
翰墨林	殿試シリーズ家具。文房四宝を並べた机。一方の硯海、一方の素毫、方寸の間、自ら天地有り。書生自ら鴻鵠の志有り。但し濡墨付し翰中に染まる。
礼楽興	殿試シリーズ家具。檀木の棚に掛けられた黄銅の時計。その音は深遠にして、聞けば心が広くなる。君子は幽趣を懐き、礼楽の才に謙恭す。礼楽詩書の薫陶は、まさに胸中の高潔なる情操。
軽展巻	殿試シリーズ家具。書画の巻物を並べた本棚。整然として、隅々なで塵一つない。掛け軸を広げなくても、自身が優美な絵巻となっている。
誡廉心	殿試シリーズ家具。蓮華の絵巻を掛けた木製の屏風。青蓮者、清廉也。汚泥より出でて染まらず、濯清漣にして妖しからず。我輩はここに自ら勉め、登科入仕の初心を忘れず。
吉時を候つ	殿試シリーズ家具。椅子とミニテーブルのセット。ここに座る者は勅命を奉じ、帝に仕える。だが発表にはまだ早く、ここで銘茶を飲んで、吉時を候つ。
展経綸・左	殿試シリーズ家具。筆記用具が置かれた机。破題立意、謀編布局。胸に成竹有らば自然と筆を下すは神有るが如し。
展経綸・右	殿試シリーズ家具。筆記用具が置かれた机。破題立意、謀編布局。胸に成竹有らば自然と筆を下すは神有るが如し。
河山を観る	殿試シリーズ家具。雲石をはめ込んだ屏風。石には天然の絵となり、その意は天となる。山の輪郭はくっきりと見分けられる。一室の中に身を置く者は、三がの志を見て、天下の心を憂う。
宮門に謁する	殿試シリーズ家具。華美な朱塗りの宮門。朝に田舎郎と為し、暮れに天子堂に登る。長年の苦学もついにこの日を迎えた。この門をくぐると、天子の門下生となる。
歩青霄	殿試シリーズ家具。やわらかい螭竜模様の金官の帽椅。背もたれに螭竜が刻まれ、教え子が飛び立つのを助けるという意味がある。美好の願景身に加諸し、只望む椅上の人の青霄を平歩し、凌雲の志に負わずを。
志長明	殿試シリーズ家具。仙鶴の形をした置物。祥雲に瑞鶴翩然と至り、燭台を銜えて長明を引く。
塵不染	殿試シリーズ家具。仙鶴の形をした置物。祥雲に瑞鶴翩然と到至り、佛塵を銜えて心を浄める。
御殿に臨む	殿試シリーズ家具。御座のそばにある装飾を施した扇。鎏金で東海の潮紋の絵を描き、広く聖威を知らしめる。賢才を求め、千載に明君を聖す。
瑞煙を引く	殿試シリーズ家具。翠玉で飾られた宮廷の香炉。ふたは純金でできているらしい。ゆらゆらと立ち上る煙は香り豊か。心を落ち着け、雑念を払ってくれる。
金碧輝	殿試シリーズ家具。金細工をはめ込んだ玉壁の置物。玉は君子なり。潤沢を以て温める。金は尊貴なり。燦然と輝きを生む。君が金堂の玉馬、錦繍の前途を得んことを願う。
長夜を尽くす	殿試シリーズ家具。優雅な造形の灯籠。深夜に寒い窓辺の小さな灯火。求学の士は机の前にこのような燭光を置いた。苦学した無数の寒い夜を映し、長い夜が終わるころ、東の空が白む。
青雲を踏む	殿試シリーズ家具。金絲を織り込んだ絹織物のじゅうたん。殿試の受験生は誰もがこのじゅうたんを通って御座の前に出る。三尺の雲のような錦を踏み、一代の偉業や功名を成す。
丹青を詠む	殿試シリーズ家具。壁に掛けられた青山勁松図。雅懐は重なり向かいて丹青を得る。勝勢いは兼ねて翰墨に随いて回す。
吉祥模様の壁	殿試シリーズ家具。吉祥模様を描いた宮廷の壁面。流雲枝に纏い、瑞鶴紋に回す。複雑で多彩な図案は、ただ幸福と吉祥の願いを託すのみ。
瑞獣の床	殿試シリーズ家具。宮廷で焼いて作ったきめ細かなスタイル。吉祥の禽獣を描いて方位にもこだわりがある。これを踏んだ学徒たちは誰もが運に恵まれる。