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正定八大碗・物語

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最終更新者:皮蛋納豆丼

一 薪火相伝・壱

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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女の子

「館長さん、ここをこうやってつまめばいいんですか?」


正定八大碗

「ああ。それからこうやって、そっと引っ張り上げる。」


青年

「館長、この白地(しらじ)はどうして持ち上がらないんですか?」


正定八大碗

「たっぷり水を含んでしまっているからさ。法海によって水浸しになった金山のようにな。」


老人

「小館長、見てください。どう思います、これ?」


正定八大碗

「素晴らしい。この玉の彫刻、当時の六大師の風格を感じるな!」


老人

「ハハハ。それは褒めすぎですよ!」


【選択肢】

・みんなとても真剣だね!

・まさかこんなに沢山人がいるなんて

選択肢

みんなとても真剣だね!

正定八大碗

「ああ。あんたもこんなふうに真剣に学んでくれたらいいんだが。」

「そうすれば毎日早起きして、あんたのために白地を作る必要もなくなる……」


まさかこんなに沢山人がいるなんて

正定八大碗

「ふむ。みんなにチラシを配ってもらった甲斐があった。」

「あんたへの褒美に、ちょっといい物を贈ろうか?」

「……って、どうせ「八巧図(タングラム)」のことだろうって?」

「わかった、わかった。ただの冗談さ。」


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正定八大碗

「わかった、わかった。ただの冗談さ。」

「だが、あんたがこの伝統手工芸を体験する「参観日」を手伝いに来てくれて、本当に感謝している。」

「最近、沢山の観光客が来て、実はずっと気持ちが「八転八倒」してるみたいだったんだ。」

「って、どうしてそんな目で見る?「七転八倒」の間違いだろって?これは自分の不安を強調するためで、数字の「八」が大好きだからってわけじゃないからな。」

「コホン。かつて琳琅幻境を開け放った時に起きた悲劇がまた繰り返されるんじゃないかって、ずっと心配してたんだ。」

「今の様子を見ると、その心配はないようだ。」

「あの子供たちですら、走り回りもせずいい子にして見学してる。」

「展示棚に指紋すらつけられていない。」

「本当にほっとしたよ。」


【選択肢】

・今の人たちは博物館の所蔵品をとても大切にするんだよ

・もし本当に騒ぎが起きれば、止めるのを手伝うよ

選択肢

今の人たちは博物館の所蔵品をとても大切にするんだよ

正定八大碗

「知ってると思うが、博物館の館長だって博物館の所蔵品だ。」

「あんたにはしっかり、いたわってもらわないとな。」


もし本当に騒ぎが起きれば、止めるのを手伝うよ

正定八大碗

「弟子もこんなにおれや、おれの博物館を大切にしている。」

「ありがたや、ありがたや!」


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正定八大碗

「いやいや……ただの冗談だよ、冗談。」

「閉館まであと1時間ある。先に裏の休憩室に行って一休みしててくれ。」

「あんたも1日、館内の秩序を守ってくれて、それに解説員まで務めてくれた。きっと疲れただろ?」

「この仕事が片付いたら、そちらに行くよ。」

「一緒に空桑へ帰ろう。」


休憩室は、ベッドと机とイスだけのシンプルな内装だった。一休みしようとしたその時、寄りかかった枕元で何かが動くのが見えた。


【選択肢】

・つついてみる

・手でつまみあげる

選択肢

つついてみる

玉碗の仙霊

「!!!」

「ギャッ……!」


手でつまみあげる

玉碗の仙霊

「!?」

「やめて……!」


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膳具の仙霊がもがいて指から逃げ出し、玉碗の後ろに隠れ、こちらを注意深く見つめている。目と目が合い、にらみ合う状態がしばらく続いた。


正定八大碗

「予定より早く終わったよ。一緒に……!!」


膳具の仙霊は八大碗が入って来るのを見ると、シュッと彼の肩の上まで飛び、襟の後ろに隠れて両目をくるくる回しながら頭をのぞかせた。


正定八大碗

「ああ、こいつが休憩室にいることを言い忘れてた……」

「2人とも、仲が良いい感じじゃないようだな?」

「どうした?彼がお前をいじめたのか?」


【選択肢】

・あまりに可愛かったからつついてみただけ

・好奇心でつまみ上げてみただけ

選択肢

あまりに可愛かったからつついてみただけ

正定八大碗

「聞こえたか?お前が可愛いって褒めているんだと。」

「彼は悪いやつじゃない。安心して出てきな。」


好奇心でつまみ上げてみただけ

正定八大碗

「ハハハハ。それならこいつがいじめられたと思ってもしょうがない。」

「おれ以外、誰もこいつにそんな風に手を出したことはない。」


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正定八大碗

「それに、こいつは最高の昆山玉で作られた碗の中で生まれた仙霊だ。美しくて可愛いのは当然さ。」

「なぜそんな目で見る?立派な仙境の主であるおれが、膳具の仙霊をペットにしてるのかって?」

「もちろん違う。こいつは、おれの玉碗の中で誕生したんだ。」

「お前も怖がらなくていい。〇〇はとても優しいんだ。彼の指先は、お前が大好きな温度だよ。」


正定八大碗の話を聞き、彼に少し似た膳具の仙霊は慎重に飛び出すと、こちらの手元に降りた。


仙霊はそっと指先に触れると、驚いて小さく声を上げる。そして柔らかい頬をこすりつけ、離れようとしなかった。


正定八大碗

「ほう、〇〇に取り入ってるのか……」

「こうなるって分かってたら、あんたの指先が温かいことは言わなかったんだが。」

「……なんだ。おれを見て、どうした?」

「こいつの由来が知りたいのか?」

「コホン。つまらない過去だ。話すほどのことでもない。」

「……」

「そんな風に見つめられても……」


【選択肢】

・師匠……

・定さん……

選択肢

師匠……

正定八大碗

「こういう時ばっか、師匠って呼ぶんだな?」

「あと何回か呼んでくれたら、教えてやるよ。」


定さん……

正定八大碗

「こんな時に愛嬌をふりまくのか?」

「こいつと一緒にそんなことするやつ、あんただけだよ。」


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正定八大碗

「ゴホン、わかったわかった。そんなに心を込めて尋ねてくれるんなら、教えてやるよ。」



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二 薪火相伝・弐

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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正定八大碗

「「いにしえの職人」を知っているか。彼が最後に人前に現れたのは険しい山奥で、何か素晴らしい鉱石を探しているような様子だったと聞く。おれはかつて、その人物と出会ったことがあるんだ。」

「朝廷御用達の琢玉師(たくぎょくし)から、昆山玉を勝ち取ったぞ。この宝石があれば、伝説の「いにしえの職人」に会えるだろうか……」


???

「ほう?どんなふうに美しい玉なんじゃ?」


正定八大碗

「一年中氷雪が降り続く昆山の中で産出されたこれだけが、何千年もの間、唯一の……」

「……って、あんた、何者だ!」


???

「ハハハ。美しい玉をエサに、ワシを呼び出そうとしたんじゃないのか?」


正定八大碗

「あんたが……「いにしえの職人」か?」


いにしえの職人

「「いにしえ」かどうかは知らん。じゃが、確かに職人じゃ。」

「その玉佩(ぎょくはい)は自分で彫ったものか?」


正定八大碗

「確かにおれの作品だ。」


いにしえの職人

「幾分、才能はあるようじゃな。」


正定八大碗

「あんたの口ぶり……確かに「いにしえの職人」のようだな。」


いにしえの職人

「ハハハハハ。小僧、ずいぶん偉そうじゃな!ワシは山の頂上の小屋にいる。彫り終わったらワシに見せにこい!」


その小柄で元気の良い老人は、正定八大碗に小さなものを放り投げた。彼は受け取ったものを目にし、その場に立ち尽くしてしまった。


手の中の玉佩は、素材は極上品とは言えないが、彫刻技術は「最高級品」と呼ぶに値するものだった。正定八大碗の玉佩と比べてみると、急に見劣りしてしまうほどだ。


正定八大碗

「その時おれは、恨めしさと同時に、恥ずかしさも覚えた。彼に教えを請いたい、もしくは彼の彫刻技術をこの目で見せてもらいたいと思い、山頂まで追いかけたんだ。」

「山頂には確かに小さな美しい家があった。だが、白玉でできた九連環(きゅうれんかん)の錠前で、扉は固く閉ざされていた。」


【選択肢】

・これも師伝のものだったんだ!

・聞き覚えのあるくだり……

選択肢

これも師伝のものだったんだ!

正定八大碗

「だからあんたも九連環の解き方を会得しなきゃいけない。」

「これは伝家の技術なんだからな。」


聞き覚えのあるくだり……

正定八大碗

「これはあんたの師匠の師匠が、まだいた頃にすでにあった掟さ。」

「今度『九連環の彫刻から解錠まで』という書籍をやろう。」


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正定八大碗

「そ、そんな顔するなって……ただの冗談だ。その後何が起きたのか、話を続けよう。」

「解錠すること自体は、おれにとって大したことじゃなかった。だが九連環には彫刻刀が差し込まれていたんだ。」

「さびがまだらにあって、長い間使われていた刀だと一目で分かった。」

「おれは三日三晩かけ、森の中の石で刀を研いだ。手入れが終わってから九連環を解錠し、ようやくいにしえの職人の宝物閣に入った。」

「その瞬間やっと、「琳琅満目(りんろうまんもく)」という言葉が表す本当の意味を知ったんだ。」



正定八大碗

「師匠、あんなに沢山の人が宝物閣を訪れるのに、なぜ弟子はおれ一人だけなんだ?」


いにしえの職人

「こりゃ、そもそも私の宝物閣に入れる者なんぞ、そう多くはないんじゃ。それに刀を磨いて九連環を解いた者となると、さらに少ない。おヌシのようにできる者がいないわけではないが、彼らには成し遂げる力が足りなかったんじゃな。」

「三日三晩飲まず食わずで彫刻刀を磨き続けるなんぞ、おヌシは普通の「人間」ではないじゃろう?」

「ただ、ワシから技術を学び取った者は皆、たとえワシの弟子になれなくても、「短い人生、輝いて生き抜きます。学んだ技術を世に伝えます」と、そう約束してくれおった。」


正定八大碗

「師匠がおれを弟子にしたのは、おれが食魂だからか?」


いにしえの職人

「それがおヌシの強みじゃ!どうしたんじゃ?その口ぶり、この老いぼれが嫌になって独り立ちしたくなったか?」


正定八大碗

「まさか。おれはまだ独り立ちできるほどじゃない。」


いにしえの職人

「独り立ちできる程度かどうか判断するのは、おヌシではなくワシじゃ。明日、おヌシが持ってきた昆山玉を試してみろ。」


正定八大碗

「はい……」


それから2日経った。正定八大碗はあの昆山玉を取り出し、少し磨いては削っていきを繰り返した。夜明珠は昼夜問わず照り輝いたが、弟子の瞳の輝きもそれに劣らないと、いにしえの職人は気づいた。


何日が過ぎたろうか。正定八大碗が、玉碗の最後の角を平らに磨き上げる。いにしえの職人は、彼の背後でそっと笑った。


いにしえの職人

「定(てい)よ、これでおヌシも一人前じゃ。」


正定八大碗

「でもまだまだ……」


いにしえの職人

「ん?ここから出て行きたくないのか?」


正定八大碗

「もちろん!」


いにしえの職人

「ふむ……しかし、一人前になったらこの宝物閣を出て行かねばならぬとは言っていなかったような?」


正定八大碗

「……」


いにしえの職人

「その碗は、しっかり保管しておくんじゃぞ。おヌシにとって初めて完璧と言える作品じゃからな。」


正定八大碗は、その玉碗を赤い絹織物を敷いた展示棚の上に置いた。そして毎日のようにながめ、瞳も心もその碗に対する愛情であふれていった。この先どんなに沢山作品を作っても、この碗に対する愛情は変わらないだろう。



ある日



いにしえの職人

「定、これを見るんじゃ。」


正定八大碗

「おれの玉碗?なんだか……」


玉碗から絶えず力があふれ続け、触ると温もりを感じた。


いにしえの職人

「これをしっかり持ってみるんじゃ。」


玉碗の中からあふれる力が次第に中心に集まり、まるで生命に育んでいるかのように、次第に小さな人の形を描き出す。


周囲が静寂に包まれ、正定八大碗は自分の鼓動しか聞こえなくなった。やがてその鼓動は、次第に浮かび上がる小さな人とつながっていく。


玉碗の仙霊

「もきゅ?」


正定八大碗

「こ……これは……なぜ玉碗から、小さな神仙が……?」


いにしえの職人

「うむ。順調じゃな。」


正定八大碗

「師匠、これ、これはなんなんだ!?」


いにしえの職人

「これは……新しい命じゃ。」

「ワシは手工芸によって、この世の人々を導いた。天地はその様を見て、ワシに貴重な土地を与え、宝物閣としたのじゃ。宝物閣内の調度品はこの世の手工芸と密接なつながりがあるだけでなく、太陽と月の霊力を吸収することができる。」

「それは美食が、創作者と客たちに愛される中で化霊するのに等しい。これらの調度品もまた……力とおヌシらの愛によって、化霊を生み出すのじゃ。」


正定八大碗

「だ……だがこいつは、単なる玉碗の仙霊じゃない。こいつの鼓動、おれとほぼ同じだ……」


いにしえの職人

「ほほう。ならばもっとすごいことじゃぞ。これは……おヌシ自身の仙霊ということじゃ!」

「どうやら……安心していいようじゃな。」


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三 薪火相伝・参

◆主人公【男性】の場合◆

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正定八大碗

「師匠、おれは必ずあんたの遺志を受け継ぎ、宝物閣を守る。そして、この世のすべての工芸を守るんだ。」


正定八大碗が宝物閣の中心に立つと、全身から魂力があふれ出した。やがて魂力と宝物閣の力が互いに引かれ合い、目の前に一筋の裂け目が現れる。思わず目をつぶった正定八大碗の前で、裂け目は次第に広がり、周囲のすべてを包んでいった。


正定八大碗が再び目を開けると、宝物閣はすでに、無数の星が瞬く不思議な領域に変わっていた。


正定八大碗

「それから……ここが……「琳琅幻境」と呼ばれるようになったんだ。」


玉碗の仙霊

「うん!」


正定八大碗

「おれをどこへ連れて行く気だ?今日は見学者が多かったから、休みたいんだが……琳琅幻境を三界に開放するのは、やはり骨が折れるな……」

「じゃなきゃ、おれの代わりに秩序を守ってくれる仙霊を生み出してくれよ……」


玉碗の仙霊

「ふむふむ!」


まだ話もできない仙霊が、正定八大碗を引っ張り、古い棚のそばまで連れてきた。棚をよく見ると、中段に置かれていたいくつかの磁器の碗や玉の箸が、跡形もなく消えている。


正定八大碗

「こ……これはどういうことだ?!」

「ここ……ブナの木の碗や箸も折られている……」

「三界のどんな暴徒であっても、力を得るのは必ず、自然の中からだ。」

「だとすれば、風火水土雷よ……お前たちにとって、すべてが天敵になるってことだ。」


御風幻君

「ご主人様!今日、あの膳具や小さな精霊に手を出そうと企んでいたヤカラを3人見つけ出しました!激しく抵抗されましたが、ただのザコです!」


業火幻君

琳琅幻境の膳具の力を狙って、のこのこやってきたアリみたいな連中にすぎません。」


涎玉幻君

「でも……アリって言ったって、あまりに多いよ……いつもボクらの眠りを邪魔する……ふぁ~」

「主様?」


正定八大碗

「膳具の力を奪って、その技術を独占したいってだけなら、まだわかる……」

琳琅幻境の膳具と、この世の無数の手工芸はつながっている。ここに膳具として存在することが、その手工芸がこの世に存在し、どう繫栄するかを裏付けているというのに……」

「だが技巧を盗んだ者たちは、一体何をしたんだ!」


幻君の数人が、美しい白の磁器の碗を手に持つ正定八大碗を見つめた。驚いたことに、碗の中にへばりついて膳具を守っている仙霊が、少しずつ消えていた……


業火幻君

「ご主人様……これはまさか……」


御風幻君

「クソッ。今から盗んだやつを見つけ出して、叩きのめしますか?」


涎玉幻君

「すでに消えたということは……つまり、伝承が途絶えたということなんじゃ……」


正定八大碗

「本当はこのあと后土幻君と雷霆幻君を生み出し、お前たちと一緒に琳琅幻境を守ろうと思っていたんだ。」

「だが、もうその必要はないようだ。」

「暴徒は防ぐことができる。だが、どうやって人の心が伝承を見放すのを防げるんだ!?」

「おれは決めたぞ……今から琳琅幻境を閉じる。そして自分の力で、この天下の手工芸を守ってやる!」



正定八大碗

琳琅幻境を閉じればすべてを守れると思っていた。しかしまさか……その日から、多くのものが二度と見えなくなってしまうなんて……」

「膳具の仙霊、馬老、その上……おれの仙霊まで。」

「これは、すべてこの世の人々が手工芸を守りたいと思わなくなったせいだと思っていた。だが実は……おれ自身までもが心を閉ざしてしまい、物事をはっきり見れなくなったせいだ。」

「あんたが再びこの扉を開き……あんたと共に時間や幻境を飛び越え、最終的に……また彼らを取り戻した。」


【選択肢】

・取り戻した?

・……そんなにすごいことしてたなんて!

選択肢

取り戻した?

正定八大碗

琳琅幻境を封鎖して以来、こんな感覚は初めてだ。」

「温もり、鼓動、心に芽生える興奮。」

「膳具を新たに作り、広めて得られた真の仙霊は、まったく違った。」


……そんなにすごいことしてたなんて!

正定八大碗

「そうだよ。」

「おれは次第に、仙霊が生まれる時の感覚を忘れていたんだ……温もり、鼓動、心に芽生える興奮……」

「あんたが、彼らは一度もおれの元を離れていないんだって、教えてくれてよかったよ。」


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正定八大碗

「だからこそ、おれはあんたを信じることを選択肢、「琳琅幻境」を人間界に開いた。今の人々は、活力や生命力に満ち溢れているだけじゃない、昔に負けない革新力を持っていると感じている。」

「どうやら、おれも歩き始めなきゃならないみたいだな。人々の足並みに追いついて、守り、伝承するだけじゃなく、ともに無数の「新たな命」を創造すべきだ。」

「例えばあの女の子を見ろ。技術は明らかに未熟だが、八仙桌の原型をもとに、革新的なテーブルを作った。黄と黒のうわぐすりを使った、不規則な色合いの小さな机だ。目を見張る技術だろ、大いに褒めてあげたよ。」


【選択肢】

・なんだか黄色いスポンジのキャラクターを思い出すね……

・でもあれはちょっと……

選択肢

なんだか黄色いスポンジのキャラクターを思い出すね……

正定八大碗

「ん?何のキャラクターだって?」

「そんなからかうような言い方、無暗に他人に対してするもんじゃない。」


でもあれはちょっと……

正定八大碗

「「ちょっと」、どうしたんだ?」

「言ってもいいぞ。今はみんなが創造の翼を必要とする時だ。」


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正定八大碗

「でも……その口ぶりからすると、おれが他人のことを褒めるのが気に食わないらしいな。自分の努力の結果も見てもらいたいのか?」

「ああ、そうだ。博物館で、外国に留学したことがある教授と知り合ってな。むかし彼と一緒に、国内外の多くの美しい磁器を研究したもんだ。」

「ちょうど昨日、彼から、海の中で出土した貴重な宝石が送られてきたよ……」

「ハハハハ、そんな顔すんなって。あんたにまだ玉石の彫刻は無理だってわかっているよ。」

「明日から玉石の彫刻のしかたを教えよう。独り立ちできる日が来たら、その玉石を使って、あんただけの、生命力と希望に満ちた「新たな命」が作れるようにな。



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