アンコモンランク制覇への道筋ー第30回ランクマッチ優勝者が語る環境分析と勝利の編成ー

本記事では、ブレイブ フロンティア ヒーローズのアンコモンクラスに焦点を当て、ランクマッチで勝利を掴むための戦略を徹底解説します。
具体的には、アンコモンとレアクラスのステータス比較から現在の環境を分析し、勝利の鍵を握るBB(ブレイブバースト)の考察を経て、最終的に私が第30回ランクマッチで優勝を飾った編成について、その思考プロセスのすべてを公開します。アンコモンクラスで伸び悩んでいる方、環境のメタを深く理解したい方の参考になれば幸いです。
目次 (アンコモンランク制覇への道筋ー第30回ランクマッチ優勝者が語る環境分析と勝利の編成ー)
アンコモン環境分析:レアユニットとの比較で見える強みと弱み
まず、現在のアンコモンクラスがどのような環境にあるのか、レアユニットと比較しながら分析します。
アタッカーのポテンシャル
意外に思われるかもしれませんが、アンコモンクラスのアタッカーは、HPと攻撃(または魔攻)のステータスに絞れば、ブレヒロ1.0のレアユニット「勇拳老神ガイツ」を上回るスペックを持つユニットを作成可能です。
もちろん、ユニットの特性強化やBB性能の差、敏捷の高さによって総合的にはガイツに軍配が上がります。しかし、純粋な耐久力や殲滅力だけで見れば、中途半端な育成のレアユニットを凌駕するポテンシャルを秘めているのです。


挑発ユニットの課題
一方で、挑発ユニット(盾役)に関しては、基礎となるHPの絶対値でレアユニットに及ばないのが現状です。この差が、アンコモンクラスの戦術に大きな影響を与えます。
具体的には、相手アタッカーの強力なBBを受けても、アンコモンの挑発ユニットでは耐えきれず、一撃で倒されてしまう場面が頻発します。この耐久力の低さが、アンコモンクラスの編成を考える上での最大の課題となります。
勝利の鍵を握るBB(ブレイブバースト)選定の思考プロセス
アンコモンクラスの特性を踏まえ、次に挑発役とアタッカー役、それぞれのBBに何を選択すべきかを考察します。
【挑発BB編】なぜ「特製爆弾スプレッド」に行き着いたのか?
挑発ユニットのBB候補として、私は当初以下の3つを検討していました。
- エレクジオ: バトル開始時に防御と魔防を上げる、最も安定した選択肢。
- クラックヘイル: 相手の防御・魔防を下げつつ、確率でデバフを付与する。
- 特製爆弾スプレッド: 初回行動時に自身の防御・魔防を1ターン上げつつ、確率で相手にデバフを付与する。
第29回ランクマッチ以前、私は「エレクジオ」を主に使用していました。しかし、多くのプレイヤーが同じ選択をするため、いわゆる「ミラー対戦(同じ戦術同士の戦い)」になりやすく、敏捷性の差だけで勝敗が決まる展開に悩まされていました。この運要素を排除したいと考えたのが、戦略変更の出発点です。
次に試したのが「クラックヘイル」です。相手の挑発ユニットの弱点属性をこちらのアタッカーで突ける場合に非常に有効で、第29回ではこのBBを軸に防衛編成を組みました。しかし、より多くの場面で有効だと感じたのが「特製爆弾スプレッド」でした。
「特製爆弾スプレッド」の強み
- デバフの有効性: レジェンドやエピッククラスと異なり、アンコモンクラスにはデバフを一括で解除する手段がほとんどありません。そのため、確率20%とはいえデバフが非常に強力に作用します。
- 高い防御性能: 1ターン限定ですが、「エレクジオ」よりも高い倍率で防御・魔防を上昇させるため、盾役としての性能も極めて優秀です。
唯一の弱点は、相手ユニットに先に行動されると、挑発効果を発揮する前に攻撃されてしまう点です。そこで、第30回ランクマッチでは「高速の特製爆弾スプレッド」と「鈍足の特製爆弾スプレッド」を組み合わせることで、先手と後手の両方に対応し、デバフ性能と防衛性能を最大限に高める戦術に切り替えました。
【アタッカーBB編】なぜ王道の「雷昂幻武拳」と「マグス=ジストレス」なのか?
アタッカーのBBは、長年「雷昂幻武拳」と「マグス=ジストレス」の2強時代が続いています。その理由は、比較的満たしやすい発動条件で、自身を強化しつつ高倍率の攻撃を放てる点にあります。
しかし、これらのBBには2つの欠点があります。
- 発動率が80%: 条件を満たしても、確実に発動するわけではない。
- 発動が1回のみ: スフィアでBBバフをかけても恩恵が薄い。
この2つのBBが実装されてから1年以上経過しているため、私は他に有効な選択肢がないか、以下の基準で再検討しました。
①発動確率100%で、味方全体に攻撃か魔攻30%のバフをかけられるBB
②発動確率80%~100%で、複数回発動する列攻撃BB
③発動確率100%で、高倍率の単体攻撃BB
検討結果
- ①について: ブレヒロ1.0時代のユニット「刀創神ゼルゲル」と「氷隷神姫ルーネ」が該当しました。しかし、BB効果がバフのみで攻撃を行わないため、盾役として運用したいところですが、HPが低く、自身に挑発を付与するBBもないため、行動が大きく制限される欠点がありました。
- ②について: 該当するBBはありませんでした。「麗剣『フリューレット』」は発動率70%で条件も満たしやすいですが、攻撃倍率が120%と低く、火力不足が否めません。
- ③について: 「ヴァイオレートスラッシュ」が該当しますが、「自身のHPが50%以下」という発動条件が非常に厳しく、実用的ではありません。
第29回ランクマッチでは、納得がいかず「ヴァイオレートスラッシュ」や「ディメントホール」を試しましたが、やはり勝率が安定しませんでした。
これらの試行錯誤の結果、現状のアンコモン環境では「雷昂幻武拳」と「マグス=ジストレス」が最適解であるという結論に至り、第30回ではこの2つでアタッカーを固めることにしました。
【優勝編成公開】第30回ランクマッチを制した最終構成
ここからは、実際に私が第30回ランクマッチで使用し、1位を獲得した編成のコンセプトを解説します。
攻撃側編成のコンセプト:「弱点属性」と「後列保護」の二段構え

攻撃側の編成は、相手の防衛パーティを見てから組める利点を最大限に活かします。基本戦術は、BBの発動が不確実である以上、「相手の挑発ユニットに対して弱点属性のユニットを当てること」が最も確実で強力なバフになるという判断です。
しかし、それだけでは安定して勝つことはできません。現在のアンコモン環境で脅威となる後列スフィアや列攻撃BB「麗剣『フリューレット』」への対策が必須です。
そこで、挑発ユニットを前列と後列に分けて配置し、後列のアタッカーを確実に保護する陣形を取りました。さらに、後列に置くアタッカーは、相手のアタッカーの弱点属性にならないように選出することで、万が一の被弾リスクを最小限に抑えています。
この盤石な守りを固めた上で、全属性の「雷昂幻武拳」「マグス=ジストレス」持ちアタッカーの中から、相手の盾役に最適なユニットを選出して攻撃します。
防衛側編成のコンセプト:相手の思考を誘う「罠」

防衛側は、攻撃側と同じ考え方を基本としつつ、1位を確実にするために、相手が対応しにくい「罠」を仕掛けました。
挑発ユニット
- 高速型:水属性の「ザルツ」(アンコモン最速の敏捷90)に「特製爆弾スプレッド」
- 鈍足型:光属性の「ファダル」に「特製爆弾スプレッド」
- 狙い: 最速のザルツで先手を取ることを狙います。もし相手がこれより速く行動しようとすれば、アタッカーの殲滅力を犠牲にする(例:「疾風の双頭剣」を装備する)など、何らかのリスクを負わざるを得ない状況を作り出します。
アタッカー
- 樹属性の「雷昂幻武拳」
- 光属性の「雷昂幻武拳」
- 雷属性の「マグス=ジストレス」
- 狙い: この編成の最大の罠は、樹と光のアタッカーを採用した点です。相手がこちらの挑発ユニット(水・光)の弱点属性を突こうと雷・闇属性のアタッカーを選出してきた場合、こちらの樹・光アタッカーが逆に相手アタッカーの弱点属性を突くカウンターとなります。これにより、相手のアタッカーが予期しない倒され方になる確率を高めました。
この防衛編成は最終日の勝率が非常に高く、狙い通りの機能を発揮してくれたと感じています。
ユニット詳細:ステータスとスフィアの最適化
最後に、各ユニットのステータスとスフィア構成について解説します。
挑発ユニット
高速と鈍足の「特製爆弾スプレッド」2枚体制で、相手アタッカーの攻撃を確実に受けきることを目指しました。防御・魔防バフとデバフを組み合わせることで、相手の攻撃を耐える回数を増やします。
アタッカー
- ステータス: HPと攻撃(魔攻)を最優先にしつつ、スフィアを装備した状態で敏捷が150を超えるように調整しました。敏捷を少し高めにしたのは、万が一の敏捷勝負に対応するための保険です。
- スフィア: 殲滅力を重視し、「月光の白銀器」や「赤鬼の棍棒」などを採用。3枠目には後列から攻撃できるスフィアを装備し、相手の攻撃で一撃で倒されない程度のHPを確保しています。
以上が、私がアンコモンクラスを制するために行った分析と戦略のすべてです。
この記事を読んで一人でも多くの猛者が誕生してくれれば最高です!
次のアンコモンクラスのチャンピオンはこれを読んでいるあなたかもしれない!?
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