【恋と深空】メッセージ・アフターケア
アフターケア
メッセージ
OTTO店長によると、今僕らの『秘密基地』は猫達に一番人気の爪とぎエリアになっているらしいよ。
呪いが解けた後も猫達のことを気にかけてあげてるんだ?
常に近況をチェックしてるなんて、頼もしい『アフターケア』だね!
まあね。僕は責任感に定評があるから
それに、あれは僕達が一緒に作ったツリーハウスだ。ケチつける猫がいたら許さないよ。
ところで、君の『アフターケア』はいつ始まるんだい?猫の呪いが解けたら、僕の変化なんてもうどうでもいいの?
私達が作った原始的な『自然』のおかげで、きっと猫達の野性が呼び覚まされたんだよ
でも石の上で爪をとぐ音って、想像しただけでなんだかゾクゾクする・・・・・・
僕も最近よく『ゾクゾク』するよ。
しょっちゅう猫の鳴き声の幻聴が聞こえてきて、
また耳が生えてきたんじゃないかって、無意識に鏡を見てしまうんだ・・・・・・
あはは、トイレにされてないならそれでいいよ。
少なくとも、カフェのソファは救ってあげられたね
あの悲しそうにしていたブチ猫は、今はちっともそんなことはなくて、ツリーハウスのリーダー格になっているらしい。
それから太った茶トラ猫は、毎日登ったり降りたりしているおかげでダイエットに成功したんだって。
猫達は元気にやっているみたいだ。僕と違って
あの日々が忘れられないんだね。もしかして、猫の呪いが恋しいとか?
絶対にありえない。
まあでも、君が耳をなでてくれた時間はちょっとだけ恋しいかな。
どうしたの?ホムラもよく食べてよく寝てるみたいだし、何も問題ないと思うけど
それはあくまで表向きさ。
もしかしたら、『猫の呪い消失症候群』にかかったのかもしれない。
夜は眠れないし、昼は起きていられないし、行動がどんどん『猫化』していくんだ・・・・・・
何があったの・・・・・・まさか猫の呪いが解けたら副作用が現れたとか?
そうかもしれない。最大の副作用はーー木を見るたびに登りたい衝動に駆られることだ。
それから、僕達がツリーハウスを作った時のことで頭がいっぱいになってしまう。
わかった、ホムラ大先生も大自然に帰りたいんだね。一緒に南の島にでも行く?
やっぱり君は僕のことをよくわかっているね。
猫の呪いのせいでずっと引きこもって絵を描いていたから、今度は外で思いっきり遊ぼう。
君が行きたい島を選んで。ちょっと遠くても構わないよ。
そうだ、VR体験施設に太陽とビーチがテーマの新しいアトラクションができたらしいよ。気分転換に一緒に行ってみない?
安心して、海にライオンはいないから
はぁ、本当に君には敵わないね。
でも忘れないで。海は僕のホームなんだから、僕から離れちゃ駄目だよ。
ふと思ったんだけど、もしある日ホムラが『魚の呪い』にかかったら・・・・・・
ずっと海に浸かってなきゃいけないのかな?
面白い質問だね。
ただ、魚にも淡水魚と海水魚がいるし、全部の魚が海で生きられるわけじゃない。
まあもし海に入れなくても、僕達はいつでも青い空を見上げることができる。
一覧
「OTTO店長によると、今僕らの『秘密基地』は猫達に一番人気の爪とぎエリアになっているらしいよ。」 | ||
頼もしい 『アフターケア』だね | 野性が呼び覚ま されたんだよ | ソファを救って あげられたね |
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「呪いが解けた後も猫達のことを気にかけてあげてるんだ?」 「常に近況をチェックしてるなんて、頼もしい『アフターケア』だね!」 「まあね。僕は責任感に定評があるから」 「それに、あれは僕達が一緒に作ったツリーハウスだ。ケチつける猫がいたら許さないよ。」 「ところで、君の『アフターケア』はいつ始まるんだい?猫の呪いが解けたら、僕の変化なんてもうどうでもいいの?」 | 私達が作った原始的な『自然』のおかげで、きっと猫達の野性が呼び覚まされたんだよ」 「でも石の上で爪をとぐ音って、想像しただけでなんだかゾクゾクする・・・・・・」 「僕も最近よく『ゾクゾク』するよ。」 「しょっちゅう猫の鳴き声の幻聴が聞こえてきて、」 「また耳が生えてきたんじゃないかって、無意識に鏡を見てしまうんだ・・・・・・ | 「あはは、トイレにされてないならそれでいいよ。」 「少なくとも、カフェのソファは救ってあげられたね」 「あの悲しそうにしていたブチ猫は、今はちっともそんなことはなくて、ツリーハウスのリーダー格になっているらしい。」 「それから太った茶トラ猫は、毎日登ったり降りたりしているおかげでダイエットに成功したんだって。」 「猫達は元気にやっているみたいだ。僕と違って」 |
猫の呪いが 恋しいの? | よく食べて よく寝てるじゃない | まさか副作用が? |
「あの日々が忘れられないんだね。もしかして、猫の呪いが恋しいとか?」 「絶対にありえない。」 「まあでも、君が耳をなでてくれた時間はちょっとだけ恋しいかな。」 | 「どうしたの?ホムラもよく食べてよく寝てるみたいだし、何も問題ないと思うけど」 「それはあくまで表向きさ。」 「もしかしたら、『猫の呪い消失症候群』にかかったのかもしれない。」 「夜は眠れないし、昼は起きていられないし、行動がどんどん『猫化』していくんだ・・・・・・」 | 「何があったの・・・・・・まさか猫の呪いが解けたら副作用が現れたとか?」 「そうかもしれない。最大の副作用はーー木を見るたびに登りたい衝動に駆られることだ。」 「それから、僕達がツリーハウスを作った時のことで頭がいっぱいになってしまう。」 |
大自然に 帰りたいんだね | VR体験施設に 行かない? | もし魚の呪いにかかったら・・・・・・ |
「わかった、ホムラ大先生も大自然に帰りたいんだね。一緒に南の島にでも行く?」 「やっぱり君は僕のことをよくわかっているね。」 「猫の呪いのせいでずっと引きこもって絵を描いていたから、今度は外で思いっきり遊ぼう。」 「君が行きたい島を選んで。ちょっと遠くても構わないよ。」 | 「そうだ、VR体験施設に太陽とビーチがテーマの新しいアトラクションができたらしいよ。気分転換に一緒に行ってみない?」 「安心して、海にライオンはいないから」 「はぁ、本当に君には敵わないね。」 「でも忘れないで。海は僕のホームなんだから、僕から離れちゃ駄目だよ。」 | 「ふと思ったんだけど、もしある日ホムラが『魚の呪い』にかかったら・・・・・・」 「ずっと海に浸かってなきゃいけないのかな?」 「面白い質問だね。」 「ただ、魚にも淡水魚と海水魚がいるし、全部の魚が海で生きられるわけじゃない。」 「まあもし海に入れなくても、僕達はいつでも青い空を見上げることができる。」 |
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