【恋と深空】メッセージ・夜蛍石のブローチ
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夜蛍石のブローチ
メッセージ
お前からもらった夜蛍石のブローチを飾るために、新しいコレクションルームを用意したぞ。
新しいコレクションルーム？大げさすぎない？打ち間違いだよね
打ち間違いじゃない。
今は置いただけだが、
近々デザイナーに設計案を出してもらう。
お前がくれたんだ。それ相応の場所を用意しないとな。
気が向いた時にでも見に来たらいい。
もともとショーケースに置いてたよね？他のプレゼントと一緒に。
確か一番真ん中にあったはず。
ショーケース1つじゃ足りなくてな。
それにライトも良くなかった。あのブローチの美しさを十分に引き出せない。
だから新しく部屋を用意することにしたんだ。
暇な時にでも見に来るか？
ブローチも、まさか専用の部屋を用意してもらえるとは思ってなかっただろうね。
古いコレクションルームは雑多な物が多すぎたからな。それにこれは普通の宝石と一緒に飾りたくない。
ああいうものは箱の飾りくらいがちょうどいい。
今度、見に来てくれ。
本当に見たくなってきた。待ちきれないよ。
でも他にもいいものがたくさんあるし、あれが一番貴重ってわけじゃないでしょ？
どうして他のコレクションにはそこまでしないの？
「貴重」という言葉を、なにか勘違いしているようだな。
宝石だの骨董品だの、それは見てくれがいいだけのお飾りに過ぎない。
お前がくれたものだけが、宝と呼ぶにふさわしいんだ。
ところで俺がやったものは、どこに飾るつもりだ？
シン様みたいに専用の部屋は容易できないけど。
家で一番目立つ場所に飾ったよ。
一番目立つ場所？気になるな。
写真を見せてくれ。もしくは……
今夜、一緒にディナーはどうだ？ついでにその目立つ場所とやらを拝ませてくれ。
もちろんベッドの横に置いたよ。
毎日、最後の寝る前と起きた最初に見れるからね。
俺達の写真もベッドの横か？
センスあるコレクターの俺を鑑賞会に招待しないか？
アドバイスくらいしてやれるかもしれない。どうだ？
教えてあげない。
完璧超人のシン様なら、教えなくてもわかるでしょ？
もっと直接的な方法がある。
自分の目で見ることだ。
お前が来るのを待つより、俺が行く方がいい。
それからついでに、今夜の月を一緒に眺めよう。
一覧
| 「お前からもらった夜蛍石のブローチを飾るために、新しいコレクションルームを用意したぞ。」 | ||
| 大げさすぎる | もとはショーケース に置いてた | まさか部屋を用意 してもらえるなんて |
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| 「新しいコレクションルーム？大げさすぎない？打ち間違いだよね 「打ち間違いじゃない。」 「今は置いただけだが、 近々デザイナーに設計案を出してもらう。」 「お前がくれたんだ。それ相応の場所を用意しないとな。」 「気が向いた時にでも見に来たらいい。」 | 「もともとショーケースに置いてたよね？他のプレゼントと一緒に。」 「確か一番真ん中にあったはず。」 「ショーケース1つじゃ足りなくてな。」 「それにライトも良くなかった。あのブローチの美しさを十分に引き出せない。」 「だから新しく部屋を用意することにしたんだ。」 「暇な時にでも見に来るか？」 | 「ブローチも、まさか専用の部屋を用意してもらえるとは思ってなかっただろうね。」 「古いコレクションルームは雑多な物が多すぎたからな。それにこれは普通の宝石と一緒に飾りたくない。」 「ああいうものは箱の飾りくらいがちょうどいい。」 「今度、見に来てくれ。」 |
| 待ち切れないよ | ||
| 「本当に見たくなってきた。待ちきれないよ。」 「でも他にもいいものがたくさんあるし、あれが一番貴重ってわけじゃないでしょ？」 「どうして他のコレクションにはそこまでしないの？」 「「貴重」という言葉を、なにか勘違いしているようだな。」 「宝石だの骨董品だの、それは見てくれがいいだけのお飾りに過ぎない。」 「お前がくれたものだけが、宝と呼ぶにふさわしいんだ。」 「ところで俺がやったものは、どこに飾るつもりだ？」 | ||
| 専用の部屋は 用意できない | ベッドの横に置いた | 教えてあげない |
| 「シン様みたいに専用の部屋は容易できないけど。」 「家で一番目立つ場所に飾ったよ。」 「一番目立つ場所？気になるな。」 「写真を見せてくれ。もしくは……」 「今夜、一緒にディナーはどうだ？ついでにその目立つ場所とやらを拝ませてくれ。」 | 「もちろんベッドの横に置いたよ。」 「毎日、最後の寝る前と起きた最初に見れるからね。」 「俺達の写真もベッドの横か？」 「センスあるコレクターの俺を鑑賞会に招待しないか？」 「アドバイスくらいしてやれるかもしれない。どうだ？」 | 「教えてあげない。」 「完璧超人のシン様なら、教えなくてもわかるでしょ？」 「もっと直接的な方法がある。」 「自分の目で見ることだ。」 「お前が来るのを待つより、俺が行く方がいい。」 「それからついでに、今夜の月を一緒に眺めよう。」 |
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