【マスターデュエル】エルドリッチデッキのレシピと回し方｜対策【遊戯王】

エルドリッチデッキのレシピ

メインデッキ　　 40 3 10 27

エクストラデッキ　　 15 10 5

エルドリッチデッキの評価と強さ

エルドリッチデッキの評価

エルドリッチデッキは何で強い？

① 黄金卿エルドリッチがとにかく強い

”黄金卿エルドリッチ”は手札から発動できる除去として強いだけでなく、自力で手札に戻る効果+墓地のモンスターを蘇生させる効果を持っているパワーカードです。

除去+回収+展開という3つの役割を1枚のカードが持っているだけでも強いのですが、効果を発動する時のコストが軽く関連カードと相性が良い点も強力です。

1枚で効果が完結しているカードなので、エルドリッチデッキ特有の環境をメタるというコンセプトのカードを大量に投入することができます。

また、エルドリッチはフィールドにいる時に発動できる効果を持っていないことから、環境最強のメタカード”スキルドレイン”との相性も抜群です。

”スキルドレイン”がない場合はエルドリッチを並べることでエクシーズモンスターを特殊召喚したりなど状況に応じた戦い方ができる点も環境トップのデッキらしい一面と言っていいでしょう。

② スキルドレインがとにかく強い

環境上位のデッキのほとんどが”魔法カード+モンスター効果で展開 → 強いモンスターを召喚”という動きを得意とするため、1枚で相手の動きを封じることができる”スキルドレイン”は環境最強のメタカードと言っていいでしょう。

スキルドレインのデメリットは自分フィールドのモンスターにも効果が及ぶ点ですが、フィールド上で発動できる効果を持っていないエルドリッチにはデメリットになりません。

モンスター効果を使用せずにエルドリッチを超える攻撃力を持ったモンスターを展開できるデッキは数少ないため、モンスター効果を使って展開するデッキに対しエルドリッチデッキは猛威を振るっています。

一部には「スキルドレインを引けたらの話」という意見もありますが、6枚の”壺”魔法カードや他の罠カードで相手の動きを邪魔することで、スキルドレインの1枚目を引きやすくしています。

③ 今の遊戯王の環境にメタがマッチしている

今の遊戯王はモンスター効果や特殊召喚、魔法カードに依存した大量展開を得意とするデッキが多いので、それらを対策するカードが豊富なエルドリッチは環境にマッチしています。

今後デッキに欠かせないカードが禁止制限カードになるなどがない限り強いデッキとして環境に残り続けるでしょう。

エルドリッチデッキの回し方

【初手】"壺"魔法から動けるとベスト

エルドリッチデッキは相手の動きを妨害しつつ戦うデッキなので、”金満で謙虚な壺”と”強欲で金満な壺”によるドローから動けると理想的です。

出来る限り多くの相手の動きを妨害できるカードを手札に揃える事を意識しましょう。

【序盤～中盤】相手の動きを妨害する

ゲーム序盤～中盤は相手の動きを邪魔することによってアドバンテージを取る意識が重要になります。

罠カードによって相手の動きを止めることに成功したら”黄金卿エルドリッチ”や”罠モンスター”で相手のライフや盤面を積極的に削りましょう。

【勝ち方】モンスターで押し切る

エルドリッチデッキには相手のリソースを削って少しずつ形勢を傾ける将棋のような立ち回りが必要とされます。

罠カードによって相手のリソースが枯れたタイミングで”黄金卿エルドリッチ”や”罠モンスター”、エクシーズなどの大型モンスターで相手を攻撃しましょう。

エクシーズ召喚をしたい場合は”黄金卿エルドリッチ”で自分の罠カードを破壊する動きが必要になる場合もあるので覚えておきましょう。

エルドリッチデッキの対策カード

エルドリッチデッキを対策する場合はデッキの軸である”黄金卿エルドリッチ”または”罠カード”の対策がベストです。

黄金卿エルドリッチを対策する

ベーシックな構成であればエルドリッチデッキのモンスターカードは”黄金卿エルドリッチ”3枚のみの場合が多いです。

エルドリッチを除外するなど再利用できない状態にできれば相手はメインアタッカーを失い、勝ち切る方法がなくなります。

ただ、エルドリッチデッキにもモンスター効果や魔法、罠を対策する手段が少なくないため、使用するタイミングを見極める必要があります。

※画像をタップで詳細なカードの効果に移動します。

D.D.クロウ

D.D.クロウは相手墓地のカードを除外できるため、”黄金卿エルドリッチ”はもちろん”黄金郷のコンキスタドール”や”黄金郷のワッケーロ”など墓地で効果を発動する魔法・罠にも有効なカードです。

相手の墓地利用を阻止する効果を持った汎用性の高いカードではありますが、コンボを重視するデッキではコンボ＞対策を優先した方が強い動きがしやすい場合も多いので注意しましょう。

コンボパーツの一部としても利用できるLLデッキを使っている方はエルドリッチデッキの対策として採用or枚数増加を検討しても良いでしょう。

墓穴の指名者

墓穴の指名者は「墓地のモンスターを除外+同名カードの効果を無効にする」効果を持っています。

墓地のエルドリッチを除外できる上にそのターンは確実にエルドリッチを止めることができるため、対策カードとして非常に強力です。

エルドリッチデッキ以外にも手札誘発系カードのメタとして機能するため、環境でどれだけ手札誘発が採用されているかなども採用する基準の一つとして良いでしょう。

次元幽閉

3枚デッキに入れることができる強力な除去カードのひとつです。

破壊耐性を持つカードや破壊効果を持つカードに対して効果を発動するカードのメタとしても使用できるため、思っている以上に刺さる場面があるカードです。

マクロコスモス

フィールドにある限りは効果が続くメリットはありますが、破壊される可能性が高い点には注意が必要です。

また、自分も墓地利用もできなくなるデメリットもあるため、採用するデッキは選ぶ必要があります。

罠カードを対策する

エルドリッチデッキのもう一つの主軸である”相手の動きを妨害する罠カード”を対策されるとかなり厳しい状況になります。

罠カードを対策する手段は比較的多く他のデッキにも有効である場合が多いので、おすすめの対策方法のひとつです。

ただ、運が悪いと”王宮の勅命”によって魔法カードを止められる可能性もあるため、ちゃんと対策をするならモンスター効果による破壊など「二の矢三の矢の手段」を用意しておく必要があります。

※画像をタップで詳細なカードの効果に移動します。

ハーピィの羽根帚

汎用性最強クラスの魔法罠除去カードです。

制限カードのため1枚しかデッキに入れることができませんが、永続罠主体のエルドリッチデッキには特に有効な対策として機能するためおすすめです。

一度の妨害が致命傷になりかねないコンボデッキでは展開前に相手の伏せカードを一掃したり、テーマデッキには採用されがちなフィールド魔法を破壊したりと活躍の幅は広いため、魔法罠が強い環境では積極的に採用しましょう。

ツインツイスター

1枚で2枚を破壊できるコスパが良い魔法罠の除去カードです。

通常罠やカウンター罠に対してはチェーンを組まれて発動されてしまう可能性があるため、発動中の永続罠を対象に指定するのがベストです。

王宮のお触れ

”王宮のお触れ”は罠を主体とするデッキに対して最強の対策カードになります。

永続罠であることからエルドリッチに破壊されてしまう可能性も十分あるため、相手の罠に対してチェーンを組み形の発動が理想的です。

1ターンで高い打点を出せる爆発力があるデッキには”王宮のお触れ”よりも1ターンの間確実に罠を止めることができる”トラップスタン”がおすすめです。

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