ヴィクトール・思い出
ヴィクトールの思い出とボイス
思い出1
???
ヴィクちゃん、ほら、はようし!
ここが飛行島やで!
???
…………
(※飛行島の面々が二人に気づく)
???
あら、かわいい猫ちゃんやな!
そっちのお嬢ちゃんも
えらいべっぴんさんやなー。
アイリス
こんにちは。
???
…………
???
ほら、ヴィクちゃん!
挨拶せな、あかんで!
ごめんな、この子、口下手やねん。
???
でも、気のいい子やさかい。
仲良うしたってなー。
ほら、ヴィクちゃん、挨拶やで!
ヴィクトール
……<氷の国>から来た。
ヴィクトール・フォントネルだ。
エイス
ウチはフォントネル家に仕える
アイスドラゴンのエイスや。
よろしゅうたのんます。
アイリス
氷の国ってソフィさんの?
エイス
せやな。
姫ちゃんから、あんたらを
紹介してもろたんよー。
エイス
ほら、ヴィクちゃん、
要件言わなあかんで!
がんばりや!!
ヴィクトール
……北方氷槍騎士団の団長を
している。
キャトラ
北方氷槍騎士団?
ヴィクトール
…………
エイス
ごめんな~。
ヴィクちゃん、口下手やねん。
ほら、あんたが説明せな、
伝わらんで!
ヴィクトール
…………
エイス
あかん、この子、心のシャッター
閉めよったわ。
ちょっと開くまで待ってなー。
キャトラ
……かなり気難しい奴みたいね。
騎士A
団長ぁぁぁぁっ!
遅れてすいませんっ!!
死んで詫びますっ!
騎士B
戦じゃぁぁぁぁっ!
戦場で散るんじゃぁぁ!
気合入れろやぁぁぁっ!!
キャトラ
なに、このうるさいのは……
エイス
騒がしくて、ごめんなー。
この子らが北方氷槍騎士団や。
キャトラ
ヴィクトール、
少し静かにしてもらえない?
ヴィクトール
……すまない。
(※北方氷槍騎士団たちが驚愕する)
騎士A
団長が頭を下げただとっ!
か、カラまれとるんじゃああ!
猫を仕留めるんじゃああ!!
キャトラ
ぎにゃー!
(※キャトラが逃げ出す)
ヴィクトール
っ!
騎士A
団長!
なんで邪魔するんですかい!?
ヴィクトール
…………
騎士B
なるほどな……
団長はワシらを試しとんじゃい!
団長にカラむ猫を倒すには、
先ず団長を倒せってことじゃあ!
北方氷槍騎士団
やったらぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
(※北方氷槍騎士団とヴィクトールがもみくちゃになる)
アイリス
ヴィクトールさんが
騎士さんたちを……
キャトラ
ことごとくワンパンね……
ヴィクトールって、
もしかしてものすごく強い?
エイス
せやな。
でなきゃあ、あの荒くれ者ども、
率いられんわ。
思い出2
キャトラ
ふぅ~。
騎士団の連中は帰ったみたいね。
アイリス
……すごい人たちだったね。
ヴィクトール
それで……
……困っている。
ヴィクトール
……騎士団には荒くれ者が多い。
戦時では頼りになる……
……が、平時は困る。
エイス
悪い子たちやないんやで。
ただ、ちょっと血の気が多くてな。
三度の飯より戦が好きなんよ。
エイス
ヴィクちゃん、連邦と帝国の戦争で
大暴れしてな。
そんで、おっきな仕事も
任されるようになったんよ。
ヴィクトール
……他国や王族と関わることが
増える。
エイス
でも、供回りの騎士団があれやと
いろんな問題に発展しかねんやろ?
キャトラ
確かに、いるだけで大問題ね。
エイス
騎士団は戦バカの脳筋なんよ。
その意識改革をしたいってわけや。
文化的にせなあかん。
エイス
姫ちゃんに相談したら、
あんたらのこと紹介されたんよ。
せやから、よろしく頼むわー。
ヴィクトール
……頼む。
キャトラ
アイリス、主人公、
どうする?
(※主人公が快く了承する)
アイリス
私もいいよ♪
ヴィクトール
……すまない。
助かる。
キャトラ
このキャトラさまに任せなさい!
思い出3
エイス
で、どないするん?
キャトラ
スポーツよ!
よく言うでしょ。
不良がスポーツで更生したとか。
だからスポーツなのよ!!
キャトラ
氷の国でメジャーなスポーツを
騎士団でするの。
それで更生できるわ!
ヴィクトール
……わかった。
騎士団の訓練にスポーツを
組み込もう。
…………
……
北方氷槍騎士団
やったらぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
キャトラ
出だしからテンションが
高いわね……
キャトラ
アンタたちには<雪合戦>を
してもらうわ!
たまには戦のことは忘れて
楽しみなさい。
キャトラ
ヴィクトール、
アンタからも一言お願い。
ヴィクトール
…………
キャトラ
だから喋りなさいよ!
エイス
悪い子やないんよ。
ただ、ちょっとシャイやねん……
騎士A
団長の眼光……
いつにも増して鋭ぇな。
騎士B
はっ! 気づいちまったぞ!
ワシぁ、気づいちまったぞ!
騎士B
あの目はワシらに言ってらぁ。
『ルールなんて眠いこと言うな。
こりゃあ戦だ。
殺す気で潰し合え』ってな。
騎士A
気高ぇ……
ワシらの団長は常時戦場の気構えを
忘れないんじゃあぁぁぁっ!
やったるんじゃぁい!
(※北方氷槍騎士団たちが全力で雪玉を投げ合う)
キャトラ
ねえ、アンタの国のスポーツって
こんな風に血しぶきが舞うの?
ヴィクトール
…………
キャトラ
なにか喋りなさいよ!
ヴィクトール
……実は、ひどく困っている。
キャトラ
困った顔してないわよ?
ヴィクトール
……すまない。
感情表現が……
……苦手だ。
キャトラ
って、雪玉持ってどこ行くのよ!?
ヴィクトール
……止めてくる。
…………
……
北方氷槍騎士団
つ、強ぇ……
(※北方氷槍騎士団たちが倒れていく)
アイリス
雪玉だけで……
すごい……
キャトラ
まさかヴィクトール一人に
騎士団が負けるなんて……
もしかして騎士団って弱いの?
エイス
これでも、氷の国最強の騎士団
なんやで。
ヴィクちゃんが異常なんよ。
エイス
あの子、お父ちゃんにスパルタ教育
されてなー。ごっつ強いねん。
エイス
その上、帝王学も叩き込まれてん。
感情を表に出したらあかん!
ってしつけられとんねんな。
エイス
まあ、感情読まれんのは
悪いことやないんやけど、
べしゃりも下手んなってな。
一長一短やわ。
キャトラ
そういうアンタはよく喋るわね。
エイス
ウチは誰にでも心開いとんねん。
ヴィクちゃんと二人で
ええバランスや♪
キャトラ
せやな。
アイリス
せやの?
思い出4
ヴィクトール
……失敗だったな。
キャトラ
そうね。
アタシの考えが甘かったわ。
基本的な勉強から始めましょ!
エイス
こんなん言いたかないけど
あの子ら、バカやで。
勉強できひんから
騎士団入ったようなもんやもん。
キャトラ
でも、そんな連中に合わせた結果が
スポーツの失敗よ。
こちらに合わさせるべきなのよ!
ヴィクトール
……わかった。
訓練に勉強を組み込もう。
…………
……
北方氷槍騎士団
…………
キャトラ
テンションが低いわね。
これは、うまく行くかもしれないわ!
アイリス
以上が、魔法の基礎になります。
なにか質問は?
北方氷槍騎士団
…………
エイス
わぁ、みんな死んだ魚の目ぇ
しとるわ。てか、全員、目ぇ
見開いて寝とるやん!
自分ら、器用やな!
ヴィクトール
…………
北方氷槍騎士団
はっ!
だ、団長!
ヴィクトール
……テストだ。
合格点を取れなかった者は殴る。
(※北方氷槍騎士団たちが驚く)
騎士A
おい、どうする?
団長、めっちゃキレてんぞ。
騎士B
やべぇ、テストって言葉の意味も
わかんねぇ。
終わったわ。
騎士C
お前ら、団長は考えが深ぇ人だ。
発言をそのまま受け取るな。
広い意味で俺たちは試されてる。
騎士B
……つまり、団長の拳にビビるな。
かかってこいってことか?
要するに……殴られるのが正解?
騎士C
ビンゴ。
ここまでお膳立てされたら、
行くしかねぇだろうが!
北方氷槍騎士団
逝くぞ、おらぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
キャトラ
ぎにゃー!
ど、どうしたの!?
ヴィクトール
…………
…………
……
(※北方氷槍騎士団たちが倒れる)
キャトラ
アタシ、わかったわ!
(※主人公が尋ねる)
キャトラ
この騎士団、更生とか無理!
思い出5
騎士A
なあ、最近の騎士団って
なんか変じゃね?
騎士B
ああ、確かに変な訓練が多いな。
副団長
……あの猫のせいだ。
あの喋る猫が団長を
騙してるんだよ。
騎士A
マジっすか!?
それが本当なら許せねぇっすよ!!
騎士B
……副長、どうします?
ワシら、やれって言われたら、
やりますよ。
副団長
俺に考えがある……
アイリス
キャトラがさらわれた!?
(※主人公も驚く)
エイス
……せや。
今朝、ヴィクちゃんのマクラ元に
矢文が来てん。
これが、その手紙や。
アイリス
『白猫を預かった。
飛行島に帰るなら、命は助ける』
どうしよう?
主人公……
ヴィクトール
……すまない。
責任は取る。
アイリス
どうなさるつもりですか?
ヴィクトール
……斬り捨ててくる。
……明確な命令違反だ。
捨て置けない。
アイリス
待ってください!
私たちが帰れば済む話です!
エイス
……アイリスちゃん、
そう簡単な話やないの。
戦場で兵士が指揮官の命令を
無視すれば、部隊は成り立たん。
ヴィクトール
……客人に矛を向けるなど
許されることではない。
北方氷槍騎士団
団長!
騎士C
待ってください!
あいつら、バカですけど、
話せばわかります!
騎士D
副団長たちは団長を思って
バカなことしただけです!
許してやってください!
ヴィクトール
……どけ。
騎士C
どきませんっ!
副長たちを斬るってんなら
ワシら斬ってからにしてください!
騎士D
団長はお強い!
ですが、それだけでは下のもんは
ついてきません!
騎士C
人の心をわかってください!
お父上のやり方は違いました!
ヴィクトール
…………
ヴィクトール
……父は死んだ。
……俺が全てを継いだ。
邪魔立てするのなら……
……斬る。
騎士C
だったら斬りやがれ!
こんなわからず屋な団長に
ついていくなら死んだほうが
マシだっ!
ヴィクトール
……わかった。
アイリス
落ち着いてください!
思い出6
(※主人公が光る)
ヴィクトール
この光……
俺に……
勇気を出せ……と?
エイス
ヴィクちゃん、ええ機会や。
思っとること、全部吐き出し!
今なら出来るんちゃうん?
ヴィクトール
…………
ヴィクトール
……団長としては喋らない。
ヴィクトール・フォントネルとして
喋る。
北方氷槍騎士団
…………
ヴィクトール
……俺は父に騎士団を守れと
言われた。
ヴィクトール
だが、騎士団の名が上がれば、
その分、敵も増える。
些細なことが、命取りになる。
ヴィクトール
今後、騎士団は国の政治に
関わらざるをえない。
俺やお前らが望まずともだ。
ヴィクトール
今までのようなやり方では、
お前らを、守ることができない。
ヴィクトール
……なのに、俺は口下手だ。
喋るのが苦手で、感情表現も
わからない。
今も無表情だろ?
ヴィクトール
お前らの言うとおりだ。
俺には人の感情がわからない。
それでも、俺はお前らを守る。
ヴィクトール
そう父に託された。
だから、間違えられない。
間違えるわけにはいかない。
北方氷槍騎士団
…………
騎士C
団長ぁぁぁ!
そこまで! そこまでワシらんこと
考えててくれたんすね!
騎士D
てっきりワシら、団長に相手に
されとらんと思うとりましたーっ!
ワシらは大馬鹿者じゃああ!
ヴィクトール
……バカなのは俺だ。
また間違えた……
……結果が、これだ。
騎士C
団長が間違っても!
ワシらが命がけでフォローします!
騎士D
そうです!
ですから、副長たちのこと、
どうか許してくださいっ!
騎士C
ワシらを頼ってください!
必ず説得してきますぁっ!
ヴィクトール
……わかった。
……任せる。
…………
……
副長
すいませんでしたぁぁぁっ!
ワシぁ! 考え違いを
しとりましたぁっ!
この命で責任を取りますぁっ!
騎士A
副長は悪くねぇ!
大馬鹿もんのワシを
斬ってください!
騎士B
お客人への無礼……
この首一つで許されるのなら、
安いもんです。
ワシを斬ってください!
キャトラ
なんかよくわかんないけど
どういう騒ぎなの?
エイス
キャトラちゃん、
さらわれてたんよ?
キャトラ
そうなの!?
アタシ、カニカマを
もらってただけよ?
アイリス
だったら、ただごちそうに
なっただけだね。
キャトラ
そうねー。
ここの騎士団は脳筋だけど
カニカマの良さを知ってるところは
評価にあたいするわ。
ヴィクトール
…………
ヴィクトール
……騎士団全員、今日は飯抜きだ。
……俺も食わん。
それで許してもらえるか?
キャトラ
なんかよくわかんないけど
いいわよ。
北方氷槍騎士団
本当にすいませんしたーっ!
…………
……
ヴィクトール
……迷惑をかけた。
エイス
でも、おかげで、ヴィクちゃん、
騎士団の子らと、打ち解けたわ。
ほんま、ありがとうな。
アイリス
でも、結局、騎士団の人たちの
更生は……?
ヴィクトール
…………
キャトラ
だから黙るのやめなさいよ!
エイス
まあ、その辺は気長にやってくしか
あらへんな。
ヴィクトール
……主人公、
世話になった。
ヴィクトール
……この恩義、必ず返す。
騎士の誓いだ……
ヴィクトール
……たとえ、戦場で敵同士に
なったとしても……
……誓いに殉じよう。
キャトラ
アンタの敵にだけは、
絶対なりたくないわね……
ボイス
状態 | ボイス |
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スキル | |
AS1 | |
AS2 | |
交代時(入) | |
交代時(出) | |
クエスト開始時 | |
クエスト中放置 | |
クエストクリア時 | |
戦闘不能時 | |
タウン1 | |
タウン2 | |
タウン3 | |
タウン4 | |
タウン5 | |
攻撃1 | |
攻撃2 | |
被ダメ1 | |
被ダメ2 | |
被ダメ3 | |
手を振る/お辞儀 | |
バンザイ/ハイタッチ | |
土下座/頭を抱える | |
温泉 |
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