アゾート・思い出
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アゾートの思い出とボイス
思い出1
？？？
病める者よ、苦しむ者よ。
待ち望んだ者が来たぞ。
ああ君たちは運が悪い。
？？？
安らぎを得る機会を奪われ、
生きるという苦行を継続せねば
ならぬのだから――
キャトラ＆アイリス
？ ？
？？？
しかし我は救う。我が患者たちよ。
君たちは治る。治ってしまう。
定めとはいえ悲しいことだ。
主人公
(？)
アゾート
今ここに、死すべき定めに
抗う<蛇つかい>来たれり――
我が名はアゾート。
アゾート
さあ癒そう。さあ治そう。
しかして救おう。我が患者を！
キャトラ
芝居がかってるわねっ！
アイリス
アゾートさん……は、
もしかしたらお医者さん
なのでしょうか？
アゾート
もしかしたら、ではなく、
まぎれもなくこの私は医者だ。
キャトラ
悪い魔法使いかと思ったわ！
アゾート
私は魔法使いとは似て非なる
存在だよ。お嬢さん。
アゾート
魔法使いは愚かしくも方法を
追求する。私の興味は治療だけだ。
キャトラ
そ、そうなの……！？
アゾート
さあここに重症患者はいないかね。
放蕩の報いに患った愚か者は？
アゾート
名誉の負傷を負った負傷兵は？
不治の病に苦しむ幸薄きものは？
アイリス
今のところみんな、
健康じゃないかと……
アゾート
さもあろうな。この島の者達は
見るところまったくもって健康だ。
キャトラ
おかげさま……？ でね。
アゾート
君以外はな――
キャトラ
えっ！？
アゾート
この私に教えてくれ。
いったいどんな病を得れば、
人間が子猫になるというのだ？
キャトラ
あ、アタシ病気だったの！？
アゾート
いかなる魔術か。いや、呪いか。
いずれにせよ疾患には違いない。
| アゾートの手首から伸びる 鉤爪が、キラリと光った！ |
アゾート
まずは診察だ。
じっとしていたまえ。
キャトラ
ぎ……
キャトラ
ぎにゃあああ！！！
思い出2
アイリス
アゾートさん！ キャトラは
病気だったんですか！？
アゾート
―――アイリスか。
アゾート
君には大変言いにくいことだが――
アイリス
ごくっ……
アゾート
見たまえ！ 彼女の姿を！
主人公
(！)
キャトラ
じゃじゃーん！
毛並みがよくなったわ！
主人公
…………
キャトラ
なんだか体の動きが軽いし、
頭も冴えてるカンジ！
今ならカニカマ百皿いけるわ！
アイリス
どういうことなんですか……！？
アゾート
彼女はしゃべる猫だ。
ただの、しゃべる猫だ。
なんとも驚くべきことに。
アゾート
このことが意味するものは……
いや、やめておこう。
主人公
(？)
アゾート
この私は医者だ。患者でないなら
用はない。ただで返すのも
シャクであるので、念入りに
ヘルスケアを行った。
キャトラ
おかげでピチピチだわ！
アイリス
ありがとうございます！
アゾート
礼には及ばん。私は医者だ。
キャトラ
ねえアゾート、おいしゃさんなのに
どうして旅しているの？
アゾート
いい質問だ。この世には
医者の手の届かぬ場所がある。
私はそうした場所に赴き、
治療を行う。
アイリス
お医者さんがいない場所――
主人公
…………
キャトラ
ってことは……
アゾート
想像力が働いたかね？
アゾート
興味がわいたなら、
ついてきたまえ。百聞は
一見にしかずともいうしな。
主人公
(♪)
アゾート
ああ、自分の身は自分で
守りたまえよ？
アゾート
これから向かう先では、死神共が
調子に乗っているからな。
思い出3
キャトラ
アンタ……確かに
お医者さんだったのね。
アゾート
そうだとも。私は医者だ。
アゾート
医療行為の名の下に、
命あるものを切り刻む、
生の苦しみの体現者だ。
アイリス
ルブラムでは……毎日あれだけの
けが人がでるんですか？
アゾート
ルブラムは連邦の属国だが、
それを良しとしない勢力が
抵抗を続けていた。
キャトラ
けが人がでるわけね。
これからもそうなの？
アゾート
廃皇子の説得のおかげで、
抵抗勢力は停戦に応じた。
しばらくは平和が保たれるだろう。
アイリス
だったら安心ですね。
アゾートさんも、ゆっくり
してください。
キャトラ
酷かったわね……
アンタも一日中働いてたし。
医者のふようじょうね。
アゾート
私を人並みの医者と思って
もらっては困るな。私の体は
自動的に栄養が補給され、
睡眠時間もサブの意識が働く。
キャトラ
す、スゴイわね……
アイリス
ルブラムは、これから
どうなるんですか――？
アゾート
民族対立、宗教的対立に、
腐敗しきった政治。
脆弱で非効率な経済システム。
非合法組織の跳梁跋扈。
アゾート
あの国の病巣はじつに根深い。
外科手術が必要だが、治療が
成功するとも限らん。
アゾート
人と違って、国は病が進行しても
簡単には死ねない。人々は
苦しみ続けるだろう。
アイリス
どうしてそんな……
アゾート
どうして、など考えるだけ無駄だ。
人の世に苦しみはつきもの。
病はつきものだろうよ。
| アゾートの手にした爪が光った。 あの爪は――武器ではない。 |
キャトラ
そーかもしれんけど。
アゾート
病をどうにかするのが医者。
ああそうだ。実に不毛だな。
アゾート
どんな生き物も、生きている限り
必ず死ぬ。ならば命を長らえて、
なんになるというのだろうな？
アイリス
死ぬのは怖いです。
死んだ人を看取るのは辛いです。
アゾート
怖くても悲しくても、
死はいずれ訪れる。
人の生とは矛盾の内にあるのだ。
アイリス
矛盾はあると思います。
でも……
アゾート
無価値とはいっていない。
いずれ終わるからこそ、
命には価値がある。
主人公
(？)
アゾート
生きるとは死に抗うこと。
死に至らねば生にあらず。
アゾート
私は生と死の境界を見たいのだ。
だから、私は医者をやっている。
アイリス
生と、死の……
アゾート
おそらくそこに、私の求める
ものがあるのだ。
思い出4
主人公
(？)
| 白い布の上に、ビートが 寝かされている……？ |
アゾート
では――ゆくぞ、ビートよ。
ビート
はい……！
アゾート
対塵、対毒素、対病原体
魔法結界、発動せよ。
キャトラ
なになに、なんなの！？
| ビートの体が、不思議な輝きに 包まれた…… |
アイリス
ビートさんが……！
| アゾートの腕の鉤爪が、 突如巨大化し、光を放つ。 |
アゾート
殺菌消毒完了。
主人公
(！)
| 鉤爪は、まるで蜘蛛の脚のように 奇怪に動き出した……！ |
キャトラ
ゴクリ……
あれで手術するなんてね。
| ………… |
| …… |
ビート
ドクターアゾート、メンテナンス
ありがとうございました！
アゾート
お大事に、だな……ビートよ。
お前をメンテナンスできるものは
多くはない。自愛したまえ。
ビート
僕には……使命がありますから。
アゾート
お前は実にアスクレピオスに
ふさわしいスタッフだ。
クレイジーという意味でだがな。
アイリス
アスクレピオス……？
アゾート
立場を超えて医療活動を行う
素敵な団体だ。
アゾート
危険を省みず、見返りも求めず、
見捨てられた患者たちに
その手を差し伸べる。
アゾート
なんともご立派な
聖人君子たちだろう？
ハーブ
アゾート、貴方も一応そこに
所属してるんだけど。
アゾート
ふむ、それは事実だな。
アイリス
瘴気を治療する医師こと、
ハーブさん！
キャトラ
詳細ッ！！ って、アゾートのやつ
仲間がいたの？
ハーブ
彼は仲間でも友達でもないけど、
アスクレピオスのスタッフよ。
アゾート
書類上はな。
ハーブ
それで十分でしょ。
私達は。
アゾート
十分すぎるとも。
我らに馴れ合いは不要。
ハーブ
いわれるまでもないわ。
アゾート
征くぞ医師達。我らの戦場へ。
一心不乱に患者を救うのだ。
思い出5
主人公
(！)
| アゾートが、なんだか恐ろしげな 道具を手にしている…… |
アゾート
ふうむ。それなりにまとまったな。
アゾート
思いを形にするというのは、
楽しい妄想との別離でもある。
悲しいが、避けられぬ別れだ。
(※ギュイイイインと謎の音)
| 言葉にしにくいが、 すごく怖い道具だ……！ |
キャトラ
ヒィィィィ！！
アゾート、アンタそれで
なにするつもりなの！
アゾート
合法的に人を傷つけ、しかも
感謝され尊敬されるつもりだ。
人それを医療行為という。
アイリス
手術に使う道具なんですか？
アゾート
その通りだ。一瞬で痛みもなく
体の骨を抜き取る道具だ。
キャトラ
どういうリクツなのよ！
アゾート
試してみたいかね？
キャトラ
おことわりよ！ にしてもアンタ、
こーいう道具自分で
つくってるわけ？
アゾート
その通りだとも。
適切な道具があれば、
治療の成功率が高まる。
キャトラ
テキセツ……なの？
アゾート
私は治療のためならば、
手段はえらばない。
アゾート
祈りで患者が救われるなら、
悪魔にでも祈ってやろう。
主人公
…………
アイリス
患者さん第一なんですね！
アゾート
いかなる患者であろうと、
私は執刀する。
アゾート
生きることを望むのならばな。
主人公
(？)
アゾート
私が興味があるのは、
生きる意志のある患者だけだ。
アゾート
それはそうと――
主人公。
主人公
(？)
アゾート
そう。今まで傍観者として
浮遊していた君だ。
アゾート
君は――ソウルで人を
癒やすらしいじゃないか。
主人公
(！)
アゾート
ソウルを治療に使うこと自体は、
なんら不思議なことではない。
アゾート
だが君のケースは非常に特殊だ。
ぜひ私にやってみせてくれ。
キャトラ
え、ええっと……？
アゾート
準備が必要かね？
脱いだ方がいいかね？
(※主人公が困る)
思い出6
(※主人公が光る)
アゾート
ふむ……
アゾート
なるほどなるほど……
これは確かに興味深いな……
キャトラ
え、えっとね……アゾート……
アイリス
これは、ソウルの……
アゾート
この輝きは、私のソウルだな。
キャトラ
知ってたの！？
アゾート
推測したまでだ。
主人公
(？)
アゾート
ふうむ……
主人公
…………
アゾート
――そういうことか。
だとしたら――
なるほど――
アイリス
何かわかったんですか？
アゾート
人はなぜ傷つき、患うのだろうな。
キャトラ
いきなり変わるわね。
アゾート
人が真の意味で苦しみから
解放されるのは、
その生を終えた時だ。
アゾート
生きている限り苦しみは続く。
主人公
…………
アゾート
だとしたら？ そうだ……
生きることとは、
病に他ならない。
アゾート
我らがしているのは、せいぜい
苦しみを引き延ばすことだ。
アイリス
そんな……
アゾート
だが勘違いするなよ諸君。
私はこの苦しみを愛している。
アゾート
命は素晴らしい。
これほど魅力的な矛盾が、
他にあるだろうか？
キャトラ
アゾート……アンタもしかしたら、
手術したいだけ！？
アゾート
それは不当な評価だ。
手術はただの手段でしかない。
アゾート
私は病の裏をかき、不意を打つ。
傷口をふさぎ、臓器を移植し、
患者の肉体を騙す。
アゾート
最終的に私が罠にかけるのは、
死神その人だ。
アゾート
どうしてそんな真似をするのか？
どうして苦しみの運命に抗うのか？
主人公
(？)
アゾート
――私は、治療がしたいのだよ。
キャトラ
めんどうなおいしゃさんだわ……
アゾート
さあ向かおう。
救いを待つ誰かの元へ。
アゾート
この世が地獄であるならば、
医師は、地獄を蹂躙する。
アゾート
死神よ、戦慄せよ。
この私が執刀する！
ボイス
| 状態 | ボイス |
|---|---|
| キャラ詳細画面 | |
| Lvアップ | |
| スキル | |
| AS1 | |
| AS2 | |
| 交代時（入） | |
| 交代時（出） | |
| クエスト開始時 | |
| クエスト中放置 | |
| クエストクリア時 | |
| 戦闘不能時 | |
| タウン1 | |
| タウン2 | |
| タウン3 | |
| タウン4 | |
| タウン5 | |
| 攻撃1 | |
| 攻撃2 | |
| 被ダメ1 | |
| 被ダメ2 | |
| 被ダメ3 | |
| 手を振る／お辞儀 | |
| バンザイ／ハイタッチ | |
| 土下座／頭を抱える | |
| 温泉 |
| 【キャラ説明】 あらゆる医術に通じた魔道医師。 生と死の境目を見るべくメスを振るう。 |
| 【プロフィール】 本名：アゾート・ヘルメス (cv.手塚ヒロミチ) 二つ名：[魔道医師]→[正確無比な狂気のメス] 種族：人間 (職業：医者) 所属：アスクレピオス 年齢：32歳 出身地：医学の島・ヒポクラテス 人間関係：同僚→ビート、ハーブ |
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フォースター☆プロジェクトMUGEN 2016/11/18
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