ジュディ・思い出
ジュディの思い出とボイス
思い出1
???
ごめんあそばせ。
キャトラ
あそばせー。
???
こちらが飛行島ですのね。
うふふ、浮いてますわねぇ……
ジュディ
申し遅れました。
私、ジュディと申します。
よろしくお願いいたしますわ。
キャトラ
ずいぶんと礼儀正しいのね~。
アイリス
飛行島へようこそ、ジュディさん。
ジュディ
おほ。では早速、
あなた方のクビをいただいても
よろしいかしら?
キャトラ
……ン?
くび???
ジュディ
……はぁん。
失礼いたしました。
私、つい先走ってしまいました。
アイリス
は、はあ……
ジュディ
私は<トランプの国>で
女王をしておりまして。
キャトラ
……女王さまなのね。
ジュディ
国にいた頃はよく、
下の者のクビを
容赦なくハネましたわ。
キャトラ
ア、アンタって……!
ジュディ
勘違いしないでくださいませ。
ジュディ
解雇……クビにする、
という意味ですわ。
本当にハネるわけでは
ございませんの。
キャトラ
まぎらわしいわね!
ジュディ
トランプが好きなのですわ。
あんなに楽しいゲームは
他にありませんもの。
キャトラ
ヌヌ……
トランプとなんの関係が……
ジュディ
それはまた後で
話すといたしましょう。
まずはゲームをいたしません?
キャトラ
……クビはハネないでね?
ジュディ
あらぁ……
キャトラ
残念そうにしない!
ジュディ
ゲームは<グレート・ザ・リッチ>
でよろしくて?
ジュディ
はい、上がりですわ。
キャトラ
…………
キャトラ
ぜんぜん勝てないんだけど。
ジュディ
ファイトですわ、
<グレート・ザ・プア>様。
キャトラ
キーーーー!!
アイリス
……あ、私も上がりです!
うふふ、今回は
<ザ・リッチ>よ~!
キャトラ
ちょ、アイ――
キャトラ
え……主人公も?
ジュディ
またあなたが最下位ですわよ~。
キャトラ
……おつよいですのねぇ。
ジュディ
うふ、うふ、うふふ。
楽しいですわね、
楽しいですわね。
キャトラ
も~~~……
ぜんぜん勝てる気が
しないわよ~~~……
ジュディ
では、
私の完全勝利ということで、
あなた方のクビを――
キャトラ
ハネないでね?
ていうか、アタシたちを
クビにするっていうのも
イミがわからんし……
ジュディ
張り合いがないですわねぇ。
もっとノっていただけませんこと?
思い出2
キャトラ
それで、ジュディ。
教えてほしいんだけどね?
ジュディ
<トランプの国>の事ですわね?
アイリス
どういった国なんですか?
ジュディ
建国しましたのは、
何を隠そう、この私ですの。
キャトラ
アンタが……?
ジュディ
私の国は、トランプを中心に
回っているのです。
つまり――
ジュディ
『全てがトランプで決まる』
社会なんですのよ。
ジュディ
国民に必要なのは、
運とトランプの強さのみ。
トランプの強者は社会の強者。
逆もまた然りですわ。
アイリス
トランプ勝負で、
物事が決められている、
という事ですね?
ジュディ
おっしゃる通り。
酒場のしがないウェイターが、
一夜にして経済界のドンに
なってしまう事もあれば――
ジュディ
何不自由ない贅沢な暮らしを、
ものの数分で失ってしまう
人間もおります。
キャトラ
ハイリスクハイリターン
ってやつね……!
ジュディ
もちろん、
国の基盤となるシステムや、
トランプ勝負に関するルールは
厳密に定めてはおりますが――
ジュディ
基本的には、全てが自由。
生き方は各々に委ねられ、
そして――
ジュディ
誰にでも<チャンス>がある。
私の国は、
そのような国なのですわ。
キャトラ
でもさ、
そんな国で王さましてると、
いろいろと大変じゃない?
ジュディ
ええ、それはもう。
トラブルは絶えません。
ジュディ
ですが、私、
トランプは強いですから……
キャトラ
……というと?
ジュディ
国民に不利益な制度を
作ろうとする政治家や、
過激なことを企む悪い組織……
ジュディ
行き過ぎた者達は、
全て私が<粛清>
するようにしておりますの。
アイリス
粛清……!
ジュディ
イケない人間のクビは、
ハネなければいけませんでしょぉ?
キャトラ
えっと……
トランプ勝負で勝って、
こらしめてるってことよね。
……ね?
ジュディ
うふふ……もちろんですぅ……
ジュディ
そのように、
騒がしく、落ち着かない国
ではありますが……
ジュディ
自由とチャンスを求める
人間にとっては、
<トランプの国>は
理想郷とも言えるのですわ。
ジュディ
……無論、私にとっても。
キャトラ
ふーむ……
世の中には
すごい国もあったもんね……
ジュディ
まあ、国といっても、
世界的に見れば、
取るに足りない小国ですわ。
キャトラ
……アンタなら、
そのうち国をまるごと
賭けちゃったりもしそうね。
ジュディ
あらぁ、それ、イイですわねぇ。
戦争よりもよっぽど平和的ですわ。
アイリス
そう……ですね?
ジュディ
あはぁ……一度でいいから、
ハネてみたいですわね……
国というクビをぉ……
思い出3
ジュディ
勝ちましたわ。
また私の勝ちですわ。
おほほほほ~。
キャトラ
うぅ……
ババ抜きには自信があったのに……
アイリス
ところで、ジュディさん。
ジュディ
何ですの?
アイリス
この前のお話の続きを
してもいいでしょうか?
ジュディ
続き、と言いますと?
アイリス
<トランプの国>の
女王様なんですよね。
えっと、どうして国を
出てきたのかな、と……
ジュディ
私は……
一人の少女を探しているのです。
キャトラ
少女?
ジュディ
少し長くなりますが、
よろしいでしょうか?
ジュディ
その方は……
ある日突然、
私の国にいらっしゃいましたの。
ジュディ
何が目的というわけでもなく、
たまたま来てしまっただけ
らしいのですが……
ジュディ
日夜行われている
トランプ勝負を見て、
『面白そうだから』と彼女も
参加し始めたのですわ。
キャトラ
ふむふむ……それで?
ジュディ
……圧倒的でしたわ。
彼女は国内でも有数の名手達を、
次々と打ち破っていったのです。
ジュディ
私の元へとやって来るのに、
そう時間はかかりませんでした。
アイリス
それは……とうとう、
女王の座をかけた勝負にまで
なったということですか……!?
ジュディ
ええ。……間違いなく、
私が今まで戦った
どの相手よりも強い。
そう思いました。
ジュディ
私は私の全てを懸け、
彼女と戦いました。
ジュディ
うふふふふ……
興奮しましたわ……
あんな凄いゲームはぁ、
初めてでしたぁ~……
アイリス
……勝負の行方は、一体……?
ジュディ
……負けてしまいました。
あと一歩及ばず、
といった所でしょうか。
キャトラ
じゃあ、アンタは……
ジュディ
謹んで、私のクビを
献上いたしましたわ。
アイリス
その女の子が、新しい女王に
なったわけですね……!
ジュディ
……ですが、問題が起きまして……
ジュディ
いきなり国へとやってきて、
あっという間に女王まで
登り詰めた彼女を、
恨む者がいたのですわ。
ジュディ
暗殺者を雇い、
彼女の命を狙ったのです。
キャトラ
ぶっそうね……!
ジュディ
彼女はそれも
楽しんでいたようですが……
どうやら、国にいる事に
飽きてしまったようで。
ジュディ
気づいた時には、
すでに島の外へと
出て行っておりました。
ジュディ
私は代理として女王の座に戻り……
そして待ちました。
彼女の帰還を。
アイリス
けれど、帰ってはこなかった。
……だから、その子を
探すために国を出た、と。
ジュディ
現女王はあくまで彼女。
……ですから正確には、
今の私は<元女王>なのです。
アイリス
そういうことでしたか……
キャトラ
……でもさ、ジュディ。
くやしくなかった?
その子に負けちゃったこと。
ジュディ
むしろ逆ですわ。
……嬉しかったんですのよ。
私よりも強い者がいて。
ジュディ
それに……
そういった事が起きるのが、
私の国のいい所なのですわ。
キャトラ
そっかぁ……
アイリス
……女の子、
見つかるといいですね。
ジュディ
ええ。女王として、
国にいてもらわないと
困りますし――
ジュディ
……あの血がたぎるような
熱い勝負を、ぜひもう一度、
彼女と……
ジュディ
うふ、うふふ……
今度は、本物の首を
賭けてみようかしらぁ……
キャトラ
やめい!
ジュディ
冗談ですぅ……♪
おほ、おほほほぉ~♪
思い出4
ジュディ
さあ、始めますわよ、みなさん。
キャトラ
なんなのよ~……
朝っぱらから……
ジュディ
朝のスポーツは体にいいのですわ。
アイリス
スポーツ?
ジュディ
<クロッケー>、ですわ。
旅の途中で知りましたの。
それまではトランプだけが
楽しみだったのですが……
ジュディ
今や、私の立派な
趣味の一つなのです。
ジュディは飛行島の芝生に、
門の形をした
小さな鉄製の金具を
いくつか刺していった。
キャトラ
これは……
どうやってあそぶの?
ジュディ
端的にいえば、
木製のボールを打って、
これらのゲートに
順番に通していき――
ジュディ
最後に、中央に立てた棒に
ボールを当てるんですの。
アイリス
ずいぶんとシンプルですね。
ジュディ
シンプルだからこそ……
ヤミツキになりますわよ~。
キャトラ
……なるほど、
このスティックでうつのね。
ジュディ
みなさんはそれを
お使いになってください。
アイリス
ジュディさんは?
ジュディ
おほ。
私は、こうするのですわ。
ジュディは大剣を用い、
器用にボールを打つ。
ジュディ
こっちの方が
調子が出るんですのよ。
のどかでまったりとした
スポーツの<クロッケー>。
キャトラ
あ~~~~っ、おしいっ!!
アイリス
私の番ね。
今度こそ、あがってみせるわ……!
アイリス
やった~っ!
ジュディ
お見事ですわ!
主人公たちは、
その楽しさに気づいた……!
キャトラ
……これ、
メチャクチャ面白いわね!
アイリス
力をほとんど使わないから、
誰にでもプレイできるのが
いいですね……!
ジュディ
そうでしょう?
うふふ……
キャトラ
こんな楽しい
スポーツがあるなんて、
知らなかったわ~。
ジュディ
つい最近誕生した
ばかりですからねぇ。
まだ全然普及してないのですわ。
ジュディ
……さ、朝食の前に、
もうひと勝負いたしましょ?
キャトラ
いいわね!
受けて立つわ!
ジュディ
今度こそ、
クビをいただいてもよろしくて?
キャトラ
だめ!!
思い出5
すかっり<クロッケー>にハマった
主人公たち。
今日は、
街の公園がプレイコートだ。
ジュディ
主人公さん、
センスがありますわ。
どんどんお強くなりますのねぇ。
キャトラ
ムムム……
主人公、
負けないんだから!
キャトラ
見てなさい!
アタシの
<にくきゅうストライク>を……!
老人
……おや。
あんた達、ここで
何をやっているんだね?
老人
なんだか、
面白そうなことをやっているねぇ。
ジュディ
これは、<クロッケー>という
スポーツですの。
老人
くろっけー?
聞いたことないが……
ジュディ
ご高齢の方も楽しめますのよ。
おやりになりますか?
老人
いいのかい?
どれどれ……
老人
よーし、最後の門を通したぞ!
老人
こりゃあ、接戦だねえ!
老人
ワシも負けねぇからな!
老人
……このスティックは、
改良の余地があるのう。
老人
用具一式はどこで買えるのかね?
孫と一緒に庭でやりたいよ。
老人
おいみんな、
そろそろ茶ぁにすんべや~。
老人
ほれ、甘納豆買って来たぞ~。
――いつの間にか、
公園がお年寄りだらけに!
キャトラ
これは……もしかして……
ジュディ
お年寄りのブームに
なるかもしれませんわね!
???
みーつけた。
荒くれ者
よお、<粛清の女王>さま……
荒くれ者
まさかこんな所にいたとはナァ。
ジュディ
どちら様ですの?
あ、あなた方も
クロッケーにご興味が?
荒くれ者
コロッケ?
なに言ってんだテメーは。
荒くれ者
俺たちゃ、トランプ勝負を
するためにやってきたんだよ。
ジュディ
あら……国民の方でしたの。
荒くれ者
女王さまよぉ……
勝ったままトンズラ
こいてんじゃねぇぞ、コラ!
ジュディ
別に逃げたわけではありませんわ。
荒くれ者
女王に挑める条件、
苦労してクリアしたんだからよぉ。
今こそ勝負して
もらおうじゃねぇか、コラァ!
ジュディ
あらあら、勇ましいこと。
荒くれ者
……もちろん、受けてくれるよな?
でなきゃ――
老人
な、なんじゃ、あやつらは……
老人
…………
荒くれ者
テメーと仲良さげにしてる、
あのジジィどもに
憂さ晴らししちまうかもなぁ。
ジュディ
…………
ジュディ
いいでしょう。
キャトラ
ジュ、ジュディ……
ジュディは、
不敵な笑みを浮かべ――
ジュディ
あなた方のクビ……
私が貰い受けますわ。
自身の背丈ほどもある
巨大な剣を、ゆっくりと構えた。
キャトラ
……え。ちょっと待って。
ジュディ、まさか……
荒くれ者
テメー、何を――
ジュディ
いただきまぁす♪
白刃が、閃いた――
思い出6
キャトラ
ちょ……
ちょっとーーー!!
なんてことを……
アイリス
待って、キャトラ。
荒くれ者&荒くれ者
う……うぐ……
ジュディ
イケない子達ですわねぇ。
同じ国民以外の人間に
迷惑をかけるなど。
ジュディ
さっさと国へ帰り、
長屋生活からやり直す事ですわね。
(二人が倒れる)
気絶しているだけだ……
ジュディ
何とも軽いクビですわねぇ、
おほ、おほほほほ~♪
キャトラ
もう……!
ビックリしたわよ!
ジュディ
トランプ勝負は、
あくまで国の中での話。
ジュディ
外では物理的に成敗した方が
手っ取り早いのですわ。
アイリス
……それにしても、今の動きは……
ジュディ
…………
ジュディ
私、もとは処刑人を
しておりましたの。
ジュディ
暗殺者、といっても
良いかもしれません。
もちろん、比喩ではなくってよ。
キャトラ
……アンタ、ほんとうに……?
ジュディ
一人の人間が
民を恐怖で支配する国で、
私は、王に逆らう者達を――
ジュディ
悉く、<粛清>しました。
ジュディ
その国には、自由も、
チャンスもありません。
あるのは、どこまで
行っても終わらない、
憎しみと悲しみの連鎖だけ。
ジュディ
虚しくなりましたわ。
ですから、辞めたんですの。
アイリス
そして……<トランプの国>を?
ジュディ
誰もが希望を見出せる国。
誰もが自由意志を持てる国。
……無論、平和な国とは
言い切れませんわ。
そして、国として完璧でもない。
ジュディ
ですが、そんな国こそが、
私が理想とする国であり……
ジュディ
処刑人として
生きていた私が抱いた、
初めての理想だったのです。
キャトラ
ジュディ……
ジュディ
血なまぐさいお話をしてしまって、
ごめんなさいね。
ジュディ
……ええ、わかっておりますわ。
大事なのは、今と、これから……
ジュディ
けれど、私の過去は、
そう簡単に消せるような
ものでもありません。
ジュディ
――きちんと向き合いながら、
生きてみようと思っているのです。
(主人公が光る)
ジュディ
……うふふ。私は、
それをみなさんに知って
欲しかったのかも
しれませんわね。
アイリス
ジュディさん。
……もし、向き合うことに
疲れたら……
キャトラ
いつでも、アタシたちを頼ってね。
……クビはあげないけど。
ジュディ
みなさん……
ありがとうございます。
ジュディ
これからも、<トランプの国>が
理想の国であり続けるよう、
頑張って――
ジュディ
クビをじゃんじゃん
ハネていきますわ♪
キャトラ
……フクザツだわ……
いーんだろうけど……
ジュディ
とりあえず、
早くあの方――現女王様を、
見つけませんとね~。
キャトラ
……じゃ、主人公も
光ったところで、クロッケーを
再開しましょうかね~。
ジュディ
キャトラさんのクビ、
今度こそいただきますわよ~♪
おほ、おほほほほ~!
キャトラ
…………
(キャトラが主人公の頭に乗る)
アイリス
……キャトラ?
どうして主人公の
頭の上に……?
キャトラ
いやね?
こうして首だけを見せ続ければ、
ハネるもなにもないかな~って……
キャトラ
どーでもいいんだけど……
ふと思って……
やってみたくなって……
……えへへ。
ジュディ
…………
ジュディ
考えましたわね!
ボイス
状態 | ボイス |
---|---|
キャラ詳細画面 | 私とトランプ勝負をいたしましょう |
Lvアップ | まだまだいけますわ |
スキル | いただきまぁ~す |
AS1 | うっふふふふふ~! |
AS2 | ザックリですわ! |
交代時(入) | お任せください |
交代時(出) | ごきげんよう |
クエスト開始時 | さあ、粛清の時間ですわ |
クエスト中放置 | 無理は禁物ですわよ |
クエストクリア時 | ふぅ~!わたくし、満足ですわ! |
戦闘不能時 | さぁ……私のクビをぉ…… |
タウン1 | ごめんあそばせ |
タウン2 | トランプは楽しいですわね~♪ |
タウン3 | クロッケーはご存知かしら |
タウン4 | クビを賭けて、勝負いたしません? |
タウン5 | おほっうふふふふ♪ |
攻撃1 | はぁっ! |
攻撃2 | ふっ |
被ダメ1 | はぁん |
被ダメ2 | きゃっ! |
被ダメ3 | いやぁ~ん! |
手を振る/お辞儀 | ごめんあそばせ |
バンザイ/ハイタッチ | はあぁ~ん |
土下座/頭を抱える | 申し訳ありません |
温泉 | あったまりますわね~ |
フォースター投票時
状態 | ボイス |
---|---|
お試し:選択時 | トランプの国の女王、 ジュディと申します |
お試し:決定時 | クビをハネるのは得意(以降不明) |
投票:選択時 | 私にお任せ下さいませ~ |
投票:49票以下 | あぁ~らぁ~ |
投票:50~99票 | |
投票:100票以上 |
同時期登場キャラ
フォースター☆プロジェクトギャラクティカAutumn2017(27th)
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