アルカ・アトレイア・思い出
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アルカ・アトレイアの思い出とボイス
思い出1
| ――クリスマスに起こった奇跡―― |
| 絵本の中の登場人物だった アルカ王子は、封印が解けると 本の束縛から自由となり―― |
| ――飛行島を訪れていたのだった。 |
アルカ
なんだこの島は……！？
空を飛んでいるのか……！？
キャトラ
ふふん。ぞんぶんに
おどろきなさいな。
アルカ
眼下に見渡す海、
頬にあたる風……！
こんなのは初めてだ……！
キャトラ
そうでしょうとも。
アルカ
まさか、きみたちは、
この世界の王なのか？
(※三人が驚く)
キャトラ
ううん、それはないよ。
アルカ
ならば、この世界の者は
だれでもこうして
空を飛べるのか？
アイリス
そういうわけではありませんけど、
空を飛ぶ乗り物は
たくさんありますよ。
アルカ
なんということだ……
想像もつかない世界だ……
キャトラ
まぁ、そりゃそうでしょ。
アンタは絵本の世界に
いたんだから。
アルカ
それも不思議な話だよな。
キャトラ
自分でゆーんかい。
アルカ
『奇跡を体験した者は、
意外と自覚がなかったりする』
アルカ
こういうことって、あるよなぁ？
キャトラ
どうかしらね？
アルカ
きみが人の言葉を
しゃべっているのも
そうじゃないか？
キャトラ
うぐっ、たしかに。
アルカ
人生はまだまだ
驚きに満ち溢れているようだ。
アルカ
それらのことに、
自分らしく向き合い、
生きていこうと思う。
アイリス
……ふふ。
それでいいんだと思いますよ。
アイリス
あらためまして、
これからよろしくお願いしますね。
アルカさん♪
アルカ
こちらこそ。
主人公
(♪)
思い出2
キャトラ
ねーねーアルカー？
アルカ
なんだ？
キャトラ
アルカって、王子で領主なのよね？
アルカ
そうだ。
キャトラ
それって……どゆこと？
お父さんいないの?
アルカ
父はすでに亡くなった。
アイリス
ちょっと、キャトラ……
アルカ
構わない。他にも何か聞きたいか？
キャトラ
えっとさー、あんな小さな村を
治めてさ、領主って
呼べるわけ？
アイリス
（キャトラ……！ それは
アルカさんに聞いても……！）
アルカ
おかしいだろうか？
キャトラ
ちょっとね。
ヘンな気持ちはするわ。
アルカ
だが、こらえてくれ。
こちらとは世界のつくりからして
異なるところなのだから。
キャトラ
まあ、そりゃそうなんだけどね。
いろいろ気になっちゃうのよ。
キャトラ
広いお城で暮らして、
おそうじとかどうしてたんだろう、
とか。
キャトラ
一人じゃと―てい無理だよね？
アルカ
家事なら精霊がやってくれていた。
キャトラ
！？ あ、そーゆーのあるんだ……
アルカ
出かけるときには
魔法のじゅうたんに
乗って移動していた。
キャトラ
ほ、ほほぅ……
アルカ
大きな荷物は、小さくして
持ち運べる
魔法のふくろがあった。
キャトラ
な、なるほど……
アルカ
トイレは行っていた。
キャトラ
ぎにゃっ！？
いいよ、そんなことは
言わなくっても！
アルカ
冗談だ。
キャトラ
ど、どれが……？
アルカ
『真実を混ぜて嘘をつくと、
どれが嘘かわからなくなる』
アルカ
こういうことって、あるよなぁ。
キャトラ
そうね、いままさに
体現されちゃった気分よ……
主人公
………
思い出3
ヘレナ
主人公！
たいへんよ！
主人公
(！)
ヘレナ
近くの島で、魔獣が
異常発生してるって、
ギルドから報せが！
主人公
………！
キャトラ
ここはアタシたちの出番ね！
アイリス
ええ、行きましょう！
主人公
…！
アルカ
おれも行こう！
アイリス
アルカさん？
アルカ
おれも人を統べる者の端くれ。
住民が困っているなら、
見過ごすことはできない。
キャトラ
オッケ！
じゃあ、背中は任せたわよ！
主人公
………！
| ………… |
| …… |
(※主人公が魔獣を斬りつける)
(※ゴーレムが倒れる)
アルカ
はあっ！
(※ミノタウロスとアクーアが倒れる)
キャトラ
二人とも、お見事っ！
主人公
(♪)
アルカ
…………
アイリス
アルカさん……？
どうしたんですか……？
アルカ
こういうことが当たり前なのか？
主人公
(？)
アルカ
魔物の存在は知っていた。
退治したこともある。
アルカ
だが、こちらでは、
さっきのように大量に
発生することも珍しくないのか？
キャトラ
……あんまりめずらしくもないわ。
正直、けっこうひんぱんよ。
アルカ
！ だとしたら、住民たちは
四六時中危険に
さらされているのではないか？
アイリス
……そうですね。
アルカ
なんということだ……！
キャトラ
まあ、しょうがなく……も、
ないとは思うんだけどさ……
アルカ
これではいけない。
主人公
(！)
アルカ
幸い、おれには
奴らと戦う力がある。
アルカ
自分の領地ではない、と、
無視はしない。
アルカ
さあ！ 次はどこへいけばいい！？
主人公
(！)
思い出4
| ――アルカ王子とともに行った 討伐から帰ってきた。 |
アルカ
さあ！ 次はどこへいく！？
主人公
(！)
キャトラ
ちょっと待ってよ、
いま帰ってきたとこじゃない？
アルカ
だが、こうしている間にも、
罪もない人々が、
魔物におびやかされている！
アルカ
戦える者が、
剣をとらないわけには
いかないだろう！
キャトラ
……でも、一人で
全部とは戦えないわよ。
アルカ
――っ！！
アイリス
そのためにも、世の中には
たくさんの冒険家さんが
いるんです。
アルカ
それとこれとは関係ない！
アルカ
おれはまだ戦える！
もっと多くの魔物を倒さねば！
キャトラ
……今日たくさん倒して、
じゃあ、明日は？
アルカ
……なんだと？
キャトラ
魔物はどんどん湧いてくるわ。
それこそ、無限に。
キャトラ
対して冒険家は、
とっても多いけど、
そこまでじゃない。
キャトラ
一人倒れたら損失になる。
アルカ
倒れなければいい！
キャトラ
ううん。アンタは危なっかしいわ。
アイリス
キャトラ……
キャトラ
今日の倒した数じゃないの。
長く、たくさん、戦って
いかなきゃならないのよ。
アルカ
そんな悠長なことを、
言ってられる――！？
主人公
(！)
アイリス
アルカさん！
大丈夫ですか！？
アルカ
……少しふらついただけだ……
キャトラ
ほらご覧なさい。
ここには時が流れているわ。
キャトラ
アンタのいたとこみたいに、
疲れを知らずに延々過ごす
ことは、出来ないの。
キャトラ
だから、疲れたら……休みなさい。
明日のためにね。
アルカ
…………
| アルカはかすかに頷くと、 宿屋の方へ去って行った…… |
アイリス
アルカさん、ちょっと
真面目すぎるのかもね……
キャトラ
だから怪獣になっちゃうのよ。
アイリス
そう……かな……？
主人公
………
アイリス
それにしても、すごい説得
だったね、キャトラ。
キャトラ
わかっていたことを言っただけよ。
キャトラ
アルカだって、未来のことも
考えなきゃいけないわ。
キャトラ
もう、一人じゃないんだから……
思い出5
| それからも、アルカとは ひんぱんに討伐へ 出かけている。 |
| キャトラに言われた通り、 適度に休みながらだが―― |
| ――徐々にアルカは、 別の疲れにも 見舞われ始めていた―― |
アルカ
……さあ、行こう。
次の戦いに……
主人公
(！)
アイリス
アルカさん、無理しないで……？
アルカ
……無理なんかしていない。
アルカ
自分でも不思議なんだ……
体は適度に
休ませているはずなのに……
キャトラ
…………
アルカ
……キャトラ……？
きみにはわかるのか？
その理由が……
キャトラ
……言ったわよね。
ここには時が流れている。
アルカ
ああ、聞いた。
キャトラ
それってどういうことかわかる？
アルカ
……すまない。
まだ、実感がわかないんだ。
キャトラ
それなら教えてあげる。
キャトラ
『時間が過ぎていく』ってことは、
『過去が蓄積されていく』って
ことなのよ。
アルカ
過去が……蓄積……？
キャトラ
自分の過去を、
知っているのは自分だけ。
キャトラ
……それだと……
さびしくなるときがくるわ……
アルカ
……どういうことだ……？
キャトラ
アンタが毎日がんばって
討伐してることを、
アタシたちは知ってるわ。
キャトラ
でも、もっと他に……
記憶を共有したい人は
いないの？
アルカ
！！
キャトラ
あのときは辛かった……を、
一緒に覚えててくれる
人がいるのって……
キャトラ
幸せなことよ。
アルカ
……おれは……
キャトラ
うん。わかってるわ。
アルカ
？
キャトラ
主人公。
もう一度、奇跡を
プレゼントしましょ？
主人公
……！
思い出6
(※主人公が光る)
アルカ
この光は――！？
ナンシー
……アルカさま……？
アルカ
……ナンシー。
きみにお願いしたいことがある。
ナンシー
なんでしょうか？
アルカ
おれは、いままでずっと、
ひとりで生きてきた。
アルカ
だから、おれが毎日
どこへ行って何をしていたのか、
知る奴は他にはいない。
ナンシー
はい。
アルカ
ほとんどたいしたことは
ないんだ。そんなに毎回
何かあるわけじゃないし。
ナンシー
はい。
アルカ
いまもそうだ。連日、魔物と
戦っているが、それは
そんなに変わるわけじゃなくて。
ナンシー
はい。
アルカ
でも、些細なことが、小さな花が
咲いていたとか、綺麗な声で鳴く
小鳥がいたとか――
アルカ
それぐらいはあって。
ナンシー
はい。
アルカ
その一つ一つが、
俺にとっては思い出で……
ナンシー
……ええ。
アルカ
でも、ひとりだけだと、
すぐに忘れてしまうし――
ナンシー
わたしにお話してください。
アルカ
……！
ナンシー
どんなに些細なことでも。
あなたが過ごした時間を
知ることは、楽しいです。
アルカ
……おれと同じ記憶を、
一緒に刻んてくれるか……？
ナンシー
はい。ご一緒させてください。
アルカ
ナンシー……
ナンシー
そのかわり……
アルカ
え？
ナンシー
……わたしの記憶も、
一緒に覚えてくださいね。
アルカさま。
アルカ
……お安い御用さ。
ナンシー
ふふふ……
アルカ
共に生き、過ごしていこう――
アルカ
いつか一杯の思い出に囲まれ、
話し切れなくなっても、
それでも――
アルカ
二人で、一緒に……
ナンシー
……はい。よろこんで。
キャトラ
めでたし、めでたしね♪
主人公
(♪)
アイリス
……素敵ね。思い出を、
一緒に覚えていくって……
主人公
…………
アイリス
……大丈夫。
私たちにも、未来があるもの。
キャトラ
そうよ、主人公！
なんかいろいろ覚えてない
アタシたちだけど――
キャトラ
これからの思い出を、
いっしょに作っていくことは
じゅーぶん可能だわ！
アイリス
……ふふ。よろしくね、
主人公♪
主人公
(♪)
思い出7
思い出8
ボイス
| 状態 | ボイス |
|---|---|
| キャラ詳細画面 | 俺はアルカ、姿は関係ないさ |
| Lvアップ | よし、これだ |
| スキル | 受け取れ！ |
| AS1 | |
| AS2 | |
| 交代時（入） | 任せろ！ |
| 交代時（出） | すまん！ |
| クエスト開始時 | 一体でも多く討つ！ |
| クエスト中放置 | 何かいい話はあるかい |
| クエストクリア時 | 終わってみれば楽勝、あるある！ |
| 戦闘不能時 | 次は、必ず… |
| タウン1 | やあ |
| タウン2 | 討伐へ行くか |
| タウン3 | 人々のため、どうすれば… |
| タウン4 | ネタがあったらくれないか |
| タウン5 | 空の上は気持ちがいいな |
| 攻撃1 | はっ |
| 攻撃2 | てやっ |
| 被ダメ1 | くっ |
| 被ダメ2 | うっ |
| 被ダメ3 | ぐはっ |
| 協力待機 手を振るorお辞儀 | やあ |
| 協力待機 バンザイ | あるある |
| 協力中 土下座＆頭を抱える | こんな事が… |
| 温泉 | 最初は熱くても、ちょうどよくなる |
| 【キャラ説明】 人の気持ちを思いやる王子。 何よりも民の幸せを願う。 |
| 【プロフィール】 本名：アルカ・アトレイア (cv.内山昂輝) 二つ名：[賛成を求める暴獣]→[あるあるおうじ] 種族：人間 (職業：元怪物、領主、王子) 年齢：21歳 出身地：絵本の世界・あるある王子とまんぞく姫 人間関係：夫婦→ナンシー 身元引受人→ディオニス |
同時期登場キャラ
Holy Night Story ～あるある王子とまんぞく姫～ 2015/11/30
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