かにみそ湯包・梅影探踪
目次
手に勇気
かにみそ湯包が池の横で何やら妙な動きをしている、ビビっているようだが、離れようとしない、何か困っているのかな、あの子は――
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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かにみそ湯包
「……もうちょっとだ……」
「……あと少しだ!」
若
「うん?かにみそ湯包、僕のこと呼んでる?君を探しに――」
かにみそ湯包
「うわ――おい!おまえ、どっから湧いてきたんだよ、びっくりしたじゃないか!」
若
「竹ざおなんか持って池で何をしているの?まさか……?あれは――」
「僕があげたクッションだ……そんなに大事にしてくれているなんて……」
かにみそ湯包
「自意識過剰だぞ、おまえは!ただ抱き心地がいいから、失くしたらもったいないと思っただけだ!」
「またにやついて気持ち悪いな!何じっと見てんだよ? あっち向け!見るな!しっしっ!」
体の任意の位置に触れる
触れ合い
頭に触れる(ほっぺたをつねる)
かにみそ湯包
「うぅ……ほっぺをつねるな!頭を撫でるな!」
「おい!ダメだと言ったのに、聞こえないのか!」
体に触れる(抱き締める)
かにみそ湯包
「おまえ、まさか――おい!放せ、放せったら!もう、くっつくな!」
「それ以上近づいたらたたじゃおかないからな!」
手に触れる(手をぎゅっと握る)
かにみそ湯包
「おれの掌を引っ掻くって?ふん!思い通りにはさせないぞ!」
「おい!手を握るな!その手を放せ、今すぐだ!」
若
「シュシュ、勇気を伝えるまじないだよ~☆」
かにみそ湯包
「……えび餃子にでも移されたのか?バカなこと言ってんじゃねぇ!」
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かにみそ湯包
「……」
「おまえ!おれが水が苦手だってさっき言ったよな?ふん、でたらめ言うな!今すぐ取って証明してやる!」
「ほら、取ってきたぞ……これでもまだおれが水が苦手だと言うのか!」
「おい!一人で何笑ってるんだよ!?」
「……何でまたぼうっとしてるんだ?さっきおれを探しに来たって言っただろ!?」
「そ、その親切さに免じて、少しぐらい付き合ってやる……」