太極芋泥・梅影探踪
目次
宝探し
散歩中に太極芋泥が井戸の横にいるのをみた、掛をいじっているようだが、水汲みに出かけたんじゃないの────
◆主人公【女性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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太極芋泥
「うん、ここに間違いない!」
若
「太極芋泥、サボってたりしないよね?」
太極芋泥
「この私がさぼるだと?まさか、これは仕事だ……
今あるものを探しているところだ。それさえあれば、あなたが苦労するよりもずっと価値があるんだ。」
太極芋泥
「占った結果、この井戸の底に、無双の至宝があるらしい!
だから私は今それを取り出そうとしているのだ。あなたは指を咥えながら隣で大人しく見ればいい。」
太極芋泥
「よいしょ───こ、この水おけ、重すぎるだろう……は、早く手伝って───うわあああ!」
若
「太極芋泥?太極芋泥!大丈夫?!」
太極芋泥
「ガタガタガタガタ……」
太極芋泥
「ハクション!ハクション!○○、早く服を羽織ってくれ。」
太極芋泥
「コホコホ……私を助けた時、井戸の底を見たか?なにか宝物は?」
若
「宝物?宝物なら、もう掬い上げたよ!」
太極芋泥
「なに?どこだ!もしかして独り占めする気か……」
【選択肢】
・水おけにあるよ!
・目の前にいるじゃない!
選択肢
水おけにあるよ!
太極芋泥
「うん?でもそれ、井戸水しかないよ。」
若
「「水は命の源」と言うでしょ、宝物と同然だよ。
まあ、あまり怒らないで。興奮して落ちても一応フォローするつもりだけど。」
目の前にいるじゃない!
太極芋泥
「うん?目の前って、雑草ばかりで何もないよ。」
若
「井戸の底から掬い上げた宝物は、あなただよ。」
若
「えっと、怒らないでよ。賢くて可愛いあなたを褒めているんだよ!」
太極芋泥
「……あなたって人は……」
太極芋泥
「ふん!賢いのは事実だが、可愛いというのはちょっと……」
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太極芋泥
「今日は偶に誤算しただけだ、今度こそ……絶対間違えたりしない!」