符離集焼鶏・物語
一 水草繁茂・壱
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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符離集焼鶏
「○○、銃の扱い方を教えてくれって言ったのはお前だろ!
引き金を引くくらいでビビってんじゃねぇよ!
俺は忙しいんだ、お前とままごとしてる暇はねえんだよ!」
鵠羹
「何しろ、若が銃に触れるのは初めてですから、怖いのも当然でしょう。
あ、もしかして銃把が冷たいからですか?若、私が温めてから、もう一度試してみますか?」
【選択肢】
・符が手取り足取りで教えて
・鵠羹、お願い
選択肢
符が手取り足取りで教えて
符離集焼鶏
「なんだよその目は……ゴホ、だったらこっち来いよ!」
鵠羹、お願い
符離集焼鶏
「おい、お前らバカなのか!?弾倉の温度が高すぎると銃が爆発するだろうが!チッ、勝手なことはしないでくれよな?」
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符離集焼鶏
「○○、う、後ろから手を取るぞ!
怖いなら、今止めても遅くねぇ!
左手で銃床を固定して、右手は引き金に当てて……
違う、肘が高すぎる!もう少し下がって……」
鵠羹
「はは、想像以上にくっついてますね。
符の性格を知らなければ、てっきり遊園地で射的ゲームに興じてるカップルかと思いますよ……」
銃声の後、周囲にはわずかに火薬の匂いが立ち込めていた。
標的に横にある植木鉢に、大きな穴が開いているのがわかった。
符離集焼鶏
「チッ、なんだよ、暴発かよ!
○○、大丈夫か!?」
【選択肢】
・びっくりしただけ
・指が挟まれた
選択肢
びっくりしただけ
符離集焼鶏
「おかしいな、いつもはこうならないのに……
とにかく無事でよかったぜ!今度はもっと気を付けるから。」
指が挟まれた
符離集焼鶏
「指見せてみろ!腫れてんじゃねえか……
す、すぐ手当するから!待ってろ!」
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鵠羹
「「二人で銃遊び中、暴発に注意」
これを標識にして射撃場に貼って、若に対して邪念を持つ食魂に見せておかないと……」
花畑から誰かが歩き出した、その足の運び方はは堅実で、何か至高な使命を背負っているようだ。
徳州扒鶏
「符、若。先程暴発していたのは、貴方がたの銃ですか?」
鵠羹
「若、気を付けてくださいね。罪が問われますよ。」
徳州扒鶏
「……すみません。最近、飲食部が花畑を含む、農場へ増産を要求しました。ここのベラドンナ畑の今期生産量は、前年比の126.3%が必要です。計算の結果、今期は75株のベラドンナが必要だとわかりました。
あいにく、オレが育てていた、75番目のベラドンナの植木鉢は、貴方がたに破られてしまいました。」
【選択肢】
・ごめん、責任を負うから
・ごめん、責任は符が取るから
選択肢
ごめん、責任を負うから
符離集焼鶏
「おいおい、そんなこと言うな!
それに、これはお前のせいじゃねえだろ!こいつに頭を下げる必要はない。ただ、植木鉢を破れただけじゃねえか」
ごめん、責任は符が取るから
符離集焼鶏
「チッ、ただの植木鉢じゃねえか!あれを壊したのは俺だ、○○を責めるなよ!
なんの植木鉢が欲しいんだ?俺が弁償してやるから!」
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徳州扒鶏
「符、相変わらず態度が悪いね。
せめて若の前では、少ししっかりすると思ったが。
銃が暴発して植木鉢が破れたのがよしとしても、もし誰かを傷つけたらどうする?
若が怪我した場合は、どうやって責任を取るつもりだ?
空桑に来て間もないのに、射撃の腕はここまで落ちて。
発砲すら制御できないのに、若の指導は任せられないね。」
符離集焼鶏
「また説教すんのかよ!?
そうだよ!どうせ俺の射撃はあいつから学んだんだから、お前には届かねえよ!」
鵠羹
「「あいつ」とは誰でしょう?……それより、兄弟喧嘩はやめましょう。
ほら、このベラドンナ、二つに枝分かれしていますよ。だからきっとこの75番目の花は大丈夫です。
ただ、支幹がちょっと弱々しいですね、生まれつきの栄養不足かもしれません。
生きられるかどうかはわかりませんね……」
【選択肢】
・支幹は可哀想ね
・残したら主幹の栄養を取ってしまうよ
選択肢
支幹は可哀想ね
符離集焼鶏
「そんなのこいつが決めれることじゃねぇ、お前……お前は気にする必要ねぇよ。」
残したら主幹の栄養を取ってしまうよ
符離集焼鶏
「チッ、主幹がこんなに太いのに、栄養はもういらねぇだろう。」
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徳州扒鶏
「そうですね。この支幹はもう弱すぎて、残しても栄養の無駄になります。
いっそう肥料にして主幹の生存率を上げましょう。」
符離集焼鶏
「……」
符離集焼鶏はいきなり、ベラドンナの支幹を折った、樹液が彼の指を濡らした。
徳州扒鶏
「符、何をする!?」
符離集焼鶏
「主幹の肥料にする……お前らしいな。
チッ、必ず証明してやるから待っとけ!
○○、今日はここまでだ!
今度はまた……俺でいいなら、練習に呼べ。」
二 水草繁茂・弐
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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餃子
「あいや~、今の若者はどうしてそんなに不注意なんだい。
もっと自分の体を大事にしないとダメだよ~
もう花畑を手入れする食魂に、ゴム手袋を配ったよ?ベラドンナの樹液には毒があるから、直接触ると腫れちゃうからねぇ~」
徳州扒鶏
「すみません、オレの不注意です。まさか符があんなことをするとは。
これ以上皆さんに迷惑をかけないよう、もっと厳しくしつけます。」
机の上のランプはまだついている。
符離集焼鶏は布団に身を丸めて、手には無造作に包帯が巻かれている。
【選択肢】
・ベットに座って彼を慰める
・彼に子守唄を歌ってあげる
選択肢
ベットに座って彼を慰める
符離集焼鶏
「……こんなに近寄られんのは初めてだ。
チッ、お前は毒が移るのが怖くねぇのか?」
彼に子守唄を歌ってあげる
符離集焼鶏
「おいおい○○!毒液を触ったくらいだ、子供扱いすんな!」
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餃子
「若様、あまり心配しなくても大丈夫だよ。
ベラドンナの毒は大したことないからねぇ。符草の茹で汁を数日間塗れば、すぐに治るよ。」
徳州扒鶏
「符草……?
少し聞き覚えのある植物ですね。空桑にあるでしょうか……」
餃子
「元々符草はとても珍しい植物だけど、前は空桑で見たことがあるような気が……
えっと、どこだったかねぇ?年を取ったから、記憶力も悪くなってね~
『空桑の植物図鑑』もゲーム化してくれたら、絶対に忘れないと思うんだけどねぇ。
徳州、後で図書館へ行って、植物図鑑を持ってきてくれないかい?」
符離集焼鶏
「おい、あの!符草とかはーー気にしなくていい!
特に徳州、お前は花でも植えてろ、俺の視界に入るな!」
徳州扒鶏
「――符草の在処を知ってるか?」
符離集焼鶏
「ちょっとした怪我でなんでそんな騒ぐんだよ!?
とにかく、符草は自分で――うっ、痛ぇ!」
徳州扒鶏
「困ったな、包帯を巻きなおしてあげよう……
おや?なぜベットの下に乗車券が……
これは汕頭行きの列車の切符……符、なぜこれを……」
符離集焼鶏
「おい、その切符に触んな!
ああーーうるせえな。ほっとけ、一人にして!!」
【選択肢】
・あなたたちは、少し外で待っててくれないか
・符、落ち着いて
選択肢
あなたたちは、少し外で待っててくれないか
符離集焼鶏
「○○、お前も……まあ、いい。
お前はここにいろ、目は合わさないけど!」
符、落ち着いて
符離集焼鶏
「……ああ頭痛ぇ。お前ら全員出てけ!
○○、お前はあっちに座って、静かにしろ!」
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徳州扒鶏はもう一度乗車券に目を通し、黙ってそれを枕の横に置いた。
彼らは外に出た。
符離集焼鶏
「チッ、手の怪我がなければ、あいつの偉そうな面を見なくて済むのに……
たかが毒だ、大したことねえって!俺はそんなに弱くねぇよ……
なあ、○○。もし暇なら……少し付き合ってくれねぇか?
空桑で符草がある場所はあそこだけだ。
ついてこい、守ってやる、部屋に残ったベラドンナの毒からだ!」
【選択肢】
・支えてあげようか
・お姫抱っこしてあげようか
選択肢
支えてあげようか
符離集焼鶏
「支え?そんな軟弱なサービスはいらねぇよ、お前こそ、山登りでへばるなよ!」
お姫抱っこしてあげようか
符離集焼鶏
「おい、俺をバカにしてんの?
そんなこと言うなら、お前も徳州の奴と一緒に花でも植えてろ!」
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符離集焼鶏の話がまだ終わらないうちに、彼は足を踏み違えて、地面に転んだ。
どうやら毒はもう四肢に移った……
符離集焼鶏
「くっ、どういうことだ?時間が……巻き戻されたようだ……」
村長
「符、この射撃はなんだ!鳥の卵どころか、石の卵にも当たってないじゃないか。
はじめは、お前があの家の遠縁だから引き取ったが……
まさかこんなバカで貧弱だとは思わなかった、銃を学ぶのに半年も取りやがって!」
おばさん
「このままじゃどうしよう。山のふもとの山賊はどんどん増えてるの。私たちは、あんたに親戚と同じように、この符離集を守ってもらいたいのよ!」
【選択肢】
・頑張る
・もう少し時間が欲しい
選択肢
頑張る
村長
「頑張る頑張るって、もう何年も聞いてきたよ。
はあ、同輩の遠縁はもう警察になったって……」
もう少し時間が欲しい
おばさん
「どうしようもないさ、この村も男が少ないから。
お前はよ、もうしっかりしろ!」
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おばさん
「山賊が離れてからまだ数年しかたってないってのに、また軍閥かい?
もう嫌になっちゃうよ!」
村長
「しっ、しっしっーー隊が山を登ってきた!
符のやつ、今回は役立つかね、子供が彼と一緒にいるんだ!」
おばさん
「心配ないでしょ!あの子の遠縁が昨晩のうちに、もう村についたって聞いたよ!
きっと助けてくれるわよ!」
三 水草繁茂・参
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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少年A
「新入りか、符の兄貴は、ついてこいって言ってた。
ちびるんじゃねえぞ!」
少年B
「まずは草むらで待ち伏せて、あの連中がこっちに来たら、奴らに一発食わせてやるのさ!
ハハハハ、すげーだろ!」
徳州扒鶏
「……ふざけた指示ですね。」
【選択肢】
・新入り、何だと?
・新入り、ビビって泣くなよ
選択肢
新入り、何だと?
徳州扒鶏
「貴方の指示がふざけていると言いました。
戦闘部隊には3人しかいないのに、担当がはっきりしていない、ままごとですね。」
新入、りビビってなくなよ
徳州扒鶏
「泣きませんよ。
でも、貴方の指示通りにやってたら、泣くのはオレだけじゃなさそうですね。」
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徳州扒鶏
「本当の勝利を掴むために、改めて作戦を立てましょう。
見てください。この地形はオレ達に有利なので、ここに2人以上配置しましょう。
そして、リーダーの位置は、遠いところを見られる分、自分の位置が敵にもバレやすいです。
そこの三角の区域の木に隠れる事をおすすめします、融通が利きますから。」
少年A
「一理あるようだな……なあ、とりあえず今回はリーダーになってくれよ!
どうせうちのリーダーも経験がないし、まずお前の腕を見せてくれ!」
おばさん
「帰ってきたんだね!大丈夫?怪我はない?」
村長
「符はちゃんとお前たちを守ってくれたのか?
こんなご時世じゃなかったら、お前を最前線なんかに行かせないよ……」
少年A
「へへ、大丈夫大丈夫!徳州の兄貴がいるから、怪我とか全然ないよ!
しかも、相手のボスを捕虜にしたんだ。もう二度と符離集に来ないって言ってた!」
少年B
「さっき、符が何発か不発弾を打って、銃が暴発したせいで、敵に生け捕りにされるところだったんだ!
徳州兄貴が3発連射で、符も助けられたんだーー」
村長
「チッ、肝心な時に銃が暴発するとは、使えねぇヤツだ!今は?どこにいる?」
少年A
「命の恩人に謝礼を作りたいってよ……知るか、どうせいつもはひとりぼっちだし、放っとこう!
それより、徳州の兄貴のところにお礼を言いに行こう!」
符離集焼鶏
「チッ、ふざけんな。なんで、俺が……
うぅ……頭が、いてぇ……」
「お前に助けられても、俺は……」
「○○、こ、ここどだ?」
彼は周囲を見渡して、水草が生い茂る沼の傍らで、揺れていた無数の符草が見えた。
【選択肢】
・起こしちゃってごめん
・見つかったよ、符草のある場所
選択肢
起こしちゃってごめん
符離集焼鶏
「さっきのは夢だったのか……チッ!よりによってこんな悪夢、気持ち悪ぃな。」
見つかったよ、符草のある場所
符離集焼鶏
「ここは、俺の故郷にそっくりだ。
チッ、よそう、記念すべき場所でもねぇし。」
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符離集焼鶏
「おい、気をつけろよ!花に踏むところじゃねぇかーーうっ、あのベラドンナの支幹だ。
こいつにはここの土がいいから、こっちに移植したんだ。」
【選択肢】
・気をつける
・意外と優しいね
選択肢
気をつける
符離集焼鶏
「べ、別に責めてるわけじゃねぇから!……ガキは本当に面倒だな。」
意外と優しいね
符離集焼鶏
「おい、変に捉えんなよ!
別に草花が好きってわけじゃねぇんだ!ただ……」
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符離集焼鶏
「この曲がりくねった支幹……俺に似てると思わねぇ?
まぁ、今の話はなしだ!
ベラドンナの毒のせいで、頭がふらふらして、くだらねえことばっかり。」
【選択肢】
・さっきは何か夢を見たか
・夢で誰にお礼言ってたの
選択肢
さっきは何か夢を見たか
符離集焼鶏
「き、聞かれてたのか?
チッ、くだらない事と、うざい奴が夢に出てきただけだ!」
夢で誰にお礼言ってたの
符離集焼鶏
「何を聞いた!?あんな奴、俺のお礼を受ける資格もあるもんか!」
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符離集焼鶏
「命を助けたくらいじゃん!
話しかけても冷たい反応するし、プレゼントも収納箱にっぽいだし……
俺の代わりに村を守ってもいいし、村中に好かれてもいい、俺は全然平気だ!
あいつは……元々俺より優れたやつだから。
あいつがモーゼル拳銃で敵を殺した時、こっちは自分で作った銃に殺されかけてた。
……俺だって!
あいつみてぇに広い世界を見て、専門の訓練を受けて、人に認められてぇよ……」
【選択肢】
・憧れの相手がいるのはいいことだ
・あなたにはあなたの魅力があるよ
選択肢
憧れの相手がいるのはいいことだ
符離集焼鶏
「チッ、そんな仏頂面になるな、やつみてぇじゃん、見イライラする!」
あなたにはあなたの魅力があるよ
符離集焼鶏
「そう言われたら喜ぶと思ってんのか?
二度と言うなよ……そんな、心が揺さぶるような言葉を!」
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符離集焼鶏
「そんで、俺は津浦鉄道局が射撃大会を開催してると聞いた。
優勝者が、津浦鉄道の警察補佐になれると……
だから、俺は半月ほど射撃の訓練をして、汕頭行きの切符を買ったんだ。津浦鉄道の警察補佐になれば、堂々とあいつの隣に立てる、符離集の奴らと、俺を育てた村長に見せられる……
この符離集焼鶏が、奴らが言うほど使えねぇ奴じゃねえってな!」
鵠羹
「あれ、若はここにもいらっしゃいませんか……
徳州?一人でなにをしてるんですか?」
徳州扒鶏
「符にシアーを作っているんです。
あの子はいい加減だから、銃のシアーが摩損したことにも気づかなかった、だからいつの暴発するんですよ。」
鵠羹
「お二人は仲良しなんですね、符はぎこちないように見えますが。」
徳州扒鶏
「いつもの事です。そうですね……オレがあの子を符離集から連れ出した時から、ずっとそうでした。
あの子は、オレが遠縁の親戚だと知った後、どうしても一緒に津浦鉄道局に戻り
あの頃、津浦鉄道局の警察補佐はとても立派な仕事でした。
オレが、あの子を自分の補佐に推薦したいと話した時、あの子は侮辱されたのかのように、その場から逃げていきました。
オレはあの子を実の弟のように見ていて、そのまま怠惰にさせたくないんです。
けど、厳しくするほど、世話をするほど、あの子は意地になって反発するんです。お節介だと思っていたでしょう。
まあ、いいです。
鵠羹。もし若を見つけたら、オレの代わりにシアーを渡してくれませんか?彼らは今一緒にいるはずです。
きっと、若こそが、符の本心をさらけ出せる人なんでしょう……」
符離集焼鶏
「チッ、俺は奴らに強引に乗車させられて、結局、この切符は何の役にも立たなかった……
なんで俺はいつもあいつの影の下にいるんだ、今もそうだし!?
もう、腹だたしい!」
【選択肢】
・符、あなたの花を見て
・あなたはこのベラドンナに似てますね
選択肢
符、あなたの花を見て
符離集焼鶏
「そんな大声で話すなよ、ちゃんと聞こえてんだよ!
うわっ!つ、蕾が開いた!」
あなたはこのベラドンナに似てますね
符離集焼鶏
「フッ、そうだろう、捨てても心が痛まない支幹に……
なに!花が咲いた?!」
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符離集焼鶏
「……
ハハ!さすがは俺が見込んだ植物だ。支幹とは言え、半端ねえ生命力だ!
とっくに日光の下で生きていたのに、俺が気付かなかっただと?
おいおい、俺はお前が若だから、ちょっとだけ説教を許したんだ、癖になるなよ?
ほら、多めに符草を摘んで帰ろうぜ。何かの役に立つかもしれねえし。
そうだ、あいつに……鵠羹の奴にも渡そうぜ!
そうだ。今日の話と、この秘密基地……誰にも言うなよ!
これは二人だけの……ゴホ、秘密だぞ!」
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