金玉満堂・梅影探踪
泣く理由
仕事中の金玉満堂が急に拗ね出して、わんわん泣き出した、どうすれば――
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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金玉満堂
「ふんっ……なぜこの金秋願林でいちばんえらいぼくが、ここで働かないとなの…………」
若
「金玉満堂、どうしたの?誰かにいじられた?」
金玉満堂
「ふんっ!ぼくは児童労働者をやめた!○○!」
若
「じ、児童労働者?えっと……あなたの方がよっぽど年上だけど……」
金玉満堂
「な、なんだよ!口答えするの?」
「うえええええぇーん!小さい子をいじめるなんて!」
「きらいだきらいだ大っきらい!うわぁーーー!!!!」
体の任意の位置に触れる
触れ合い
頭に触れる(頭をぽんぽんして慰める)
金玉満堂
「うわぁぁん……金秋願林にいたころはみんながぼくを大事にしてぼくの仕事をやってくれたのに……
うぇーん……ふんっ!なでなでしてもなにもならないよ……」
「な、なぜやめた!このバカ、きらい……きらいきらいきらい!うわあぁぁぁぁ!」
若
「よしよしなでなで……」
金玉満堂
「とめちゃダメだからな……ぐすん……」
体に触れる(抱っこしてちゅ~!そして高~く高く抱き上げる!)
金玉満堂
「うぇーん……いまさらそんなことされても仲直りはできないよ!」
「うぇーん……金秋願林にいたころはみんながぼくを大事にしてぼくの仕事をやってくれたのに……
うぇーん……きみ……きみだけが良くしてくれない!」
手に触れる(小さな手を握る)
金玉満堂
「うぇーん……みてよ、ぼくの手にまめもできたんだよ!
うぇーん……金秋願林にいたころはみんながぼくを大事にしてぼくの仕事をやってくれたのに……」
「きみ、きみがぼくの仕事をやってくれないくせにいつもいつも逆らってくるんだ……うわわぁぁぁ!」
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若
「よしよし……もう泣かないで……」
金玉満堂
「うわああああああああん!!!!」
若
「泣かない泣かない!そうだ、汪汪ミルクを飲む?」
金玉満堂
「汪汪ミルク?!っ……ふんっ!」
「足りないもんっ!昨日テレビでやってたあの……あのおもちゃが欲しい!」
「今すぐアニメが観たい!観たい観たい!」
若
「はいはい……わかった、好きなことをやっていいよ!」
おねだり
金玉満堂がアニメを見るためテレビを何時間も独り占めした、彼が帰ったから、やっと私の番だね!
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
若
「……あと5分、期待してたグルメドキュメンタリーが、ついに放送!」
金玉満堂
「○○!早くリモコンちょうだい、アニメがみたいんだ!」
若
「え?さっき何時間もアニメ観てたんじゃないの?」
金玉満堂
「そんなのどうでもいいの!観たいから観るの!観る観る~!」
「ふん!全部きみのせいだ! ぼくはただお菓子を取りに行っただけで、き、きみがぼくのリモコンを勝手に取った!」
若
「……あのね……あなたが抱えてるのは僕のお菓子だけど、あなたにはまだ食べきれてないクッキーがあるんじゃない?」
金玉満堂
「――金玉子、行け!リモコンを奪ってきて!」
若
「――!!」
戦闘
VS 金玉満堂
金玉満堂
「うぇーん……うぅ……
○○のバカ、子どもいじめばかりして!もう二度と口をきいてあげないからな!」
若
「って……なんで僕が逆ギレされなきゃいけないの? 突っかかってきたのはそっちなのに……」
「そっちの金玉子が大人より強いんだ……こっちは単なる自己防衛で……」
金玉満堂
「うぅ……うぇーん……うわわわわーー!!」
若
「……ちょっと、さっき目をこすりながらこっちをちらっと見なかった?」
金玉満堂
「………………」
若
「あああ!この悪ガキめ、噓泣きしてたんだ――」
金玉満堂
「――!!」
「○○!ど、どこに行くの! もしかして……怒った?」
「ぼくが、ぼくが悪いから!もう、怒らないでよっ!」
若
「……はぁ……」
金玉満堂
「わ、笑った、ということは……もう怒ってない?」
若
「さて、どっちだろうね?」
金玉満堂
「くっ……」
若
「はははっ、嘘泣きした悪い子に怒ったふりをしただけだよ――これでおあいこね!」
金玉満堂
「リモコン、あげる! あ、あの、そばにいて一緒に観ていい?」
テレビ通販
鵠羹が玄関に私宛の郵便物が届いてるって、テレビ通販? しかも着払い? 一体どういうこと?
◆主人公【男性】の場合◆
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鵠羹
「若、若宛ての荷物が届きました! 最近テレビ通販で何かお買い物でもしましたか?」
若
「「テレビ通販」?懐かしい言葉だね、それ……。鵠羹さ、本の中で寝すぎて時代遅れになったんじゃない?今はネット通販の時代だよ!」
鵠羹
「いえ、配達の方が確かテレビ通販だと言って、料金の請求と、若にサインしていただく必要があるとのことでまだ外で待っています。出過ぎたことを申し上げますが、商品の値段が、その……ちょっと……」
若
「……りょ、料金の請求?まさか――」
金玉満堂が嬉しそうにものすごいスピードで部屋から飛び出てきた――
金玉満堂
「わはははは!ぼくが買ったものだ、ようやく届いたなっ!」
「あの、テレビでやってた……うたっておどれる、寝るまえにお話をしてくれる人形だ!」
若
「やっぱりあなたが買ったの?いつもこう無駄使いをして、それになれちゃったらどうするの!」
金玉満堂
「うぇぇ……またいじめる……」
【選択肢】
・これからもっと傍にいてあげるから
・そのような人形って金玉子じゃないの?
・じゃあこれから汪汪ミルクを飲んじゃダメね
選択肢
これからもっと傍にいてあげるから
若
「僕だって歌って踊れるし、寝る前にお話をしてあげられるけど?」
金玉満堂
「……ほんとう?じゃあ人形はいらない、きみの方がよっぽどおもしろい!」
「でも約束をまもってよね! テレビでみたけど、あの人形は足の指先で立っておどるダンスができるんだ……たしか……バレエ……」
「今、すぐ、あれを踊ってみて!踊って踊って~」
若
「っ……自分で墓穴を掘った?…まぁ、でも今月の収支が大変なことにならなくて済むから良しとするか……」
鵠羹
「若、お疲れ様でした。この鵠羹がスタミナ補充用のお菓子を作ってあげましょう」
そのような人形って金玉子じゃないの?
金玉満堂
「金玉子……だって?」
若
「ほら、あなたを寝かしつけるの、僕の他には金玉子しかいないじゃない?こんなにいい友だちがいるのにお金払ってまで新しいのを迎え入れるなんて、金玉子が悲しむよ~」
金玉満堂
「うう……たしかに一理ある、じゃあその人形もういらないっ!」
「金玉子、落ち込まないで、ぼくがわるかったから機嫌なおして~」
「これから大切にするよ!」
じゃあこれから汪汪ミルクを飲んじゃダメね
金玉満堂
「なんで?なんでなのっ!」
若
「空桑の再建に莫大なお金がかかるでしょ。今こんなものにお金を使いすぎたら、汪汪ミルクを買うお金がなくなるよ~」
金玉満堂
「それはダメ、ぜったいにダメ!」
「うぅ……じゃあ、じゃあ汪汪ミルクにする……」
「……でも、これからもっと傍にいってくれよ~」