煲仔飯・手紙
半分風雅
主人公名:
私、何やってんのかなぁ? どうして手に筆を持っているのかな? なぜ目の前に丸い猫がいるのかな? なんだろうこの夢は。もしかしてドラえ……ああ、陸吾か。手紙を書けと催促されている……けど、眠いなぁ。
<文字がだんだん読めなくなる。>ああ、夢の中で教えるよ……<全く読めない。>
完全に寝ちゃったにゃ!
同袍同沢
主人公名:
ヤバいよ、〇〇!昼食後、寝過ごしちゃって……カウンターの裏にいたのに、気づいてもらえなかったみたい。そのまま夜になって閉店しちゃって、食堂に閉じ込められちゃったんだよねぇ……。
大丈夫。どうせ暇だし、わかさまへの手紙を書くことにしたんだ。
ロウソクとクッキーを残しておいてくれてありがとう。今夜は、優しいわかさまがいい夢を見られますように!
煲仔飯
以心伝心
主人公名:
うわぁ、〇〇だ。今さっき目が覚めたんだけど、わかさまが私の肩に世かかって寝てるのに気づいたよ。これはもしかして……わかさまの寝顔を初めて見ちゃったかも?
目を閉じてるし、喋っていないのに、なぜかいつものように生き生きして見えた。
だから、ついわかさまの顔を撫でちゃったんだ。そしたらさ、夢の中にいるはずのわかさまが、私のデコを殴たんだよ?痛いよぉ〜、わかさまはいったいどんな夢を見てるのかなぁ?何度も「佛跳牆、降りなさい」って叫んでたよね。ん〜……もし「私は煲仔飯だよ〜」って答えたら、殴られることはなかったのかなぁ?
陸吾:問題はそこじゃないにゃ!
煲仔飯
金蘭之契
主人公名:
教会堂の夢を見ると、わかさまは聖歌を歌っている子どもになってる。古戦場の夢を見ると、わかさまは私の耳を引っ張って起こそうとする将軍になっている。腸粉の世界を夢に見たら、わかさまは腸粉の妖精になってた……
どうしてわかさまはどこにでもいるのかなぁ?疲れないのかな……これからは、あちこち走り回らないで、私だけの抱き枕になってくれればいいよ〜。
煲仔飯