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花菇無黄蛋・物語

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一 一致団結・壹

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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年糕

「わかさま、ぼくたち行って来るよ!」


月餅

「オレたちヒーロー戦隊の凱旋を待っててくれよ!」


花菇無黄蛋

「安心しろって、こいつらのことは俺がちゃんと見てるからよ!」

【選択肢】

・そんな大げさな言い方しなくても。

・ここで戻って来るのを待ってるね。

選択肢

そんな大げさな言い方しなくても。

花菇無黄蛋

「ちょっとした探索だろうと、俺たちは気を緩めたりしねぇんだよ!」

「一つひとつの戦いが、ぜんぶお前の勲章になるようにな!」

ここで戻って来るのを待ってるね。

花菇無黄蛋

「……俺を待つことなんかねぇって!

 たかが探索だ、俺は最強の殺し屋なんだから、心配なんていらねぇよ!」

「俺がこのガキどもを無事に連れ帰ってやるよ!」

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花菇無黄蛋は空桑少年軍を連れて、事前に決めていたルートに沿って探索を進めていく。目の前の障害を排除しながら、サバイバルや戦闘の知識に関する講義を行っていた。


花菇無黄蛋

「もし野外で戦っている時に傷薬を切らしちまったら、現地で薬草を採取すりゃいいんだ」


春巻

「はい、これですか?」


春巻は腰を屈め、路傍に生えていた何の変哲もない雑草を摘むと、それを高く掲げて花菇無黄蛋に示した。花菇無黄蛋は春巻の髪をくしゃくしゃとかき回し、彼を誉めてやった。


花菇無黄蛋

「ああ、飲み込みが良いな!

 俺がいない時は、みんなの怪我の治療はお前に任せたぜ!」



花菇無黄蛋

「ここは地形が良い、守り易く攻め難しってところだ。お前らだけで外に出た時、もし敵に発見されたら、同じような地形に引き寄せて持久戦に持ち込むんだぞ」


混湯酒醸元宵

「わかりました! ぼく、爆弾で同じような地形を作ります!」


花菇無黄蛋

「……ま、それでもいいけどな」



花菇無黄蛋

「いいか、よく聞け。もしこの場で十匹以上の食魘(しょくえん)と遭遇したら、どんな戦術をとるべきだと思う?」

【選択肢】

・年糕に答えさせる

・臭桂魚に答えさせる

選択肢

年糕に答えさせる

年糕

「一気に突っ込む!

 ここみたいに攻め易く守り難い地形なら、当然先制攻撃を仕掛けて一気呵成(いっきかせい)にカタを付けるべきだよ!」


花菇無黄蛋

「それは違うな」

臭桂魚に答えさせる

臭桂魚

「その……桂は、策を練るべきだと思います……」

「だって、ここの地形はあまり良くありませんから……」


花菇無黄蛋

「その通りだ。だが補足が必要だな」

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「みんな、よく覚えとけ。もし、ここみたいな地形で十匹以上の食魘と遭遇したらどうするのか。お前らがまずやるべきことは――」

「とっとと逃げることだ!」


年糕

「え?」


花菇無黄蛋

「お前たちの安全が何よりも重要だからだ!

 三十六計逃げるに如かず、勝てないとわかったら逃げるのも戦術だ。なにも恥ずかしいことじゃねぇ!」


年糕

「でも教官はそんなことしないじゃんか! いつも敵と遭遇すると徹底的に……」


花菇無黄蛋

「なんだ? 大きい声で言ってみろ!」


年糕

「なんでもないよ! 教官、実践をやるって言ってたけど、いつ始めるの?」


花菇無黄蛋

「もうすぐだ!

 俺はとりあえずここを離れる。あとでお前らをびっくりさせてやるからな!」

「防御陣はちゃんと覚えてるな!

 俺がこの場を離れても気を緩めるんじゃねぇぞ!」



月餅

「教官、今回は食魘の恰好するのに手間取ってるみたいだな!」


年糕

「教官ってば、実践の授業のたびに食魘の恰好してぼくたちと戦ってるけど……ぼくたちが気づいてないと思ってるのかな」


月餅

「この調子じゃ、オレたちの演技力も同時に鍛えられちまいそうだな!」


倩菇蛛

「クックック、どうしてこんな場所に、哀れな子羊ちゃんたちがたくさんいるのかな~」


年糕

「わっ!!! すごい!」


倩菇蛛

「?」


年糕

「本物みたいだ……あ、違った。その、なんて恐ろしいやつ!!!」


月餅

「教官、今回は相当気合入れて来たな……」


倩菇蛛

「どうやら私の美貌に驚いて混乱しているみたいだね……だったらこのまま仕留めてあげるよ!」


???

「クックック、どうしてこんな……」

「って待て待て、誰だお前!」


年糕

「なんで教官が二人もいるんだ!? どっちが本物?」


月餅

「もちろん怪しい方だよ、食魘の服が破れて筋肉が見えてるあっちの方だ!」


花菇無黄蛋は食魘の変装を投げ捨てると、子供たちを背後に庇った。


花菇無黄蛋

「ちくしょう! まさか本物の食魘が出やがるとはな!」


年糕

「教官! これって学んだことを実践する絶好のチャンスだよね? ぼくたちにも一緒に戦わせて!」


花菇無黄蛋

「……お前らの助けはいらねぇよ!

 すぐに逃げろ、俺がお前たちを守ってやるから!」


食魘は花菇無黄蛋と何度かやり合うと、普通には勝てないと悟ったのか、子供たちに向かって飛び掛かった。子供たちが反撃しようと身構えた時には、花菇無黄蛋はすでにその身を挺してその攻撃を防いでいた。


倩菇蛛

「クックック……お前を滅茶苦茶にしてやるからね……」

「お前……仲間がいるのは自分だけだと思っているのかい?

 私が仲間を呼んでも、その子羊どもを守っていられるかな……」


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二 一致団結・貳

◆主人公男女共通◆

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臭桂魚

「ううう……教官、ひどい怪我ですよ……」


年糕

「食魘がいつ戻って来るかわからないんだ、ぼくたちで教官を隠れられる場所まで連れて行こう!」


月餅

「そうだそうだ! オレたちの何人かで教官を守って、残りが助けを連れて来ればいい!」


花菇無黄蛋

「ダメだ! どこで待ち伏せしてるかわからねぇんだぞ、お前らだけなんて危険すぎる!」

「この程度の怪我、うぐ……なんてことねぇ!」


花菇無黄蛋が無理をして体を起こすと、止血されていた傷口がまた開いてしまった。


花菇無黄蛋

「お前らを無事に連れて戻るって約束したんだ、俺は……絶対に約束を破ったりはしねぇ!」


月餅

「教官! オレたちは教官のおかげでめちゃくちゃ強くなったんだぜ、オレたちなら教官を守れるよ!」


年糕

「そうだよ教官! 今までずっと教官に守られて来たんだ、今はぼくたちが教官から教えてもらった知識で、教官を守る番だよ!」


花菇無黄蛋

「お前らを守るのは俺の責任だ! お前らに怪我させるわけにはいかねぇんだよ!」


花菇無黄蛋は破れた服を引き裂き、傷口を縛った。あふれ出る血が黒い布地をさらに黒く染めた。


春巻

「そんな風にしたら傷口から感染するって、言ってたじゃないですか……」

「わたしたちで話し合ったんです。ここに来る途中、止血に使える薬草をいくつか見ました。青団子は慎重ですから、一緒に摘みに行けば、きっと食魘に見つからずに済むはずです」


年糕

「ぼくは洞穴を探して来るよ、そしたら大きな岩で入り口を塞ぐんだ。春巻が戻って来たら、教官はその中で安全に治療を受ければいい!」


月餅

「オレ、いつもみんなを助けるために走り回ってるから、足には自信があるんだ。オレが戻って味方を連れて来る! 途中で食魘に出会ったって、オレなら逃げ切れるからさ!」


花菇無黄蛋

「俺一人でなんとかできる。なんたって俺はお前たちの教……官……」


花菇無黄蛋の声はだんだんと弱弱しくなっていき、彼の大きな体がどさっと倒れるのを目にすると、子どもたちは一時的に騒然となった。


臭桂魚

「うう、教……教官……」


月餅

「教官!!まだ息をしているかすぐに調べるんだ!」


春巻

「わたしにはとても……は、花占いをしましょう!

 息してる、してない、してる、してる……」


年糕

「希望を捨てちゃダメだ!

 教官はぼくたちに沢山のことを教えてくれた。今はぼくたちが教官にお返しをする番なんだ!」


そうして、子供たちは顔を突き合わせ、対策を話し合い始めた。



どれぐらいの時間が経ったのか、花菇無黄蛋は暗闇の中で目を覚ました。彼がなんとか体を起こすと、子供たちの姿はすでになかった。

【選択肢】

・子供たちを探す。

・あちこち手を伸ばしてみる。

選択肢

子供たちを探す。

花菇無黄蛋

「ガキども……どこにいるんだ!?」

あちこち手を伸ばしてみる。

花菇無黄蛋

「おっ……なんだこりゃ?」


彼が手を伸ばすと、体の下は干し草を積んだ柔らかなベッドのようになっていた。心中の焦りから彼は立ち上がり、手探りで前へと歩き出した。

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年糕

「教官! 教官の声だ! 教官が目を覚ましたんだ!」


年糕の声は壁一枚挟んだ遥か向こうから聞こえているようだった。すぐに、花菇無黄蛋の目の前に光が現れた。年糕が洞穴の入口を塞いでいた岩をどかしたのだ。


年糕

「教官、気分はどうですか!

 春巻が薬草を探して来てくれたから、もう血は止まってますよ」


花菇無黄蛋

「みんな……」


花菇無黄蛋は彼らが危険を顧みなかったことを叱責しようとしたけれど、子供たちの目を見ると、彼は何も言えなくなってしまった。

目の前の子供たちは、服はボロボロで、顔は傷だらけだった。けれどキラキラと輝く瞳は彼への気遣いで満たされていて、うるうるとした両目はまだ涙も乾き切っていなかった。


花菇無黄蛋

「ふん、今度からはもう勝手な行動はするんじゃねぇぞ!」

「今はどんな状況だ?」


月餅

「食魘が多すぎてオレじゃすべての敵を追い払えなくて……でも位置は知らせたよ。彼らが道を探して駆け付けるまでに少し時間がかかりそうだ」


混湯酒醸元宵

「湯円が見つけてくれたこの洞穴は絶好の隠れ場所だから、食魘もすぐには……」


「ドカン――」


言い終わらない内に、洞穴の外から騒がしい叫び声と、岩が崩れる轟音が聞こえて来た。


花菇無黄蛋

「この音は……!」


花菇無黄蛋は反射的に飛び起きると、子供たちを庇おうとした。


花菇無黄蛋

「お前ら、早く隠れるんだ!」


彼は飛び出していくと、洞穴に侵入しようとしていた食魘に拳を叩きこんだ。あまりの激しい剣幕に他の食魘たちは本能的にすくみ上った。


花菇無黄蛋

「咳……」


花菇無黄蛋が口から鮮血を吐き出すと、血の匂いに刺激されて二の足を踏んでいた食魘たちがどよめいた。

子供たちは洞穴の奥から、勇敢な教官が食魘に取り囲まれ、だんだんと劣勢に立たされていく様子を見つめていた。


年糕

「みんな……教官がぼくたちに教えてくれたことは覚えてるよな!」


月餅

「忘れるもんか! だけど……だけどオレたちはまだ実践的な戦術やフォーメーションを練習してないんだぞ」


年糕

「だったら、今回がぼくたちの最初の実践授業ってことにすればいいじゃないか!」


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三 一致団結・参

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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(回想)

花菇無黄蛋

「分かったか? 分かったらここに打ち込んでみろ、お前がちゃんと理解できてるか試してやる!」

【選択肢】

・どうして彼に打ち込ませるの?

・やっぱりやめておいたら。

選択肢

どうして彼に打ち込ませるの?

花菇無黄蛋

「俺自身の身体を使って、俺の指導の成果を確認するのさ!」

やっぱりやめておいたら。

花菇無黄蛋

「なんでだよ? 理論と知識ばっかり勉強してもダメなんだ、実際にやってみないとな!」

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年糕

「そりゃ……ハンマーを打ち下ろす力、角度と位置だってぜんぶ覚えてるけど! だけど……だけど……」


花菇無黄蛋

「何を躊躇ってんだ? 戦闘中に敵がお前のことを待ってくれるのか!」


年糕

「じゃあ、いくよ!」


年糕は高く跳躍すると、ハンマーを振り上げた。ハンマーが落下する時の激しい風切り音に、花菇無黄蛋は度肝を抜かれた。


花菇無黄蛋

「まっ――」


バーン――


花菇無黄蛋

「ゲホッ……悪くねぇな。どうやって敵の急所を正確に攻撃すればいいのか、もう分ってるじゃねぇか」


年糕

「教官……大丈夫? 力を入れすぎちゃったかな? ま、マッサージしてあげようか!」


花菇無黄蛋

「いらん!!!」

「覚えとけよ。戦闘では常に、今みたいに全力を尽くして、お前の背後にいる奴らを守ってやるんだ」

(回想終わり)


花菇無黄蛋は食魘との戦いが長引くにつれて、失血による眩暈に襲われ始めていた。まさにそんな時、背後の洞穴の奥から駆けつける足音が聞こえて来た。

【選択肢】

・何かあったのか!??

・お前ら出て来るんじゃねぇ!

選択肢

何かあったのか!??

花菇無黄蛋

「早く安全な場所に向かって走るんだ!」

「俺に構うな、こっちに来るんじゃねぇ!」

お前ら出て来るんじゃねぇ!

花菇無黄蛋

「俺がこのくそったれな食魘どもを片付けたら、俺が……お前たちを家に帰してやるからよ!」

「俺はあいつに約束したんだ、絶対に……お前たちを無事に連れ帰るって!」

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年糕

「教官! ぼくたち助けに来たよ!」


花菇無黄蛋

「俺はまだお前らに守られるほど弱っちゃいねぇよ!」


月餅

「教官、いつも言ってたじゃないか。固く握った拳は、自分の守りたい人を守るためのものだって!」


年糕

「教官はぼくたちを指導するために……ぼくたちの先生としてだけじゃなくて、ぼくたちの練習相手にもなってくれて、毎日傷だらけになっても気にしないで……」


月餅

「これまではいつも教官がオレたちを守ってくれてた。今は一緒に戦って、お互いを守る時なんだ!」


臭桂魚

「嫌だ……」


年糕

「見てよ! 桂魚だって感極まって泣きそうになってるじゃないか!」


臭桂魚

「桂は、桂が言いたいのは……話はそれぐらいにしておかないと、敵が襲って来るってことなんだけど……」


花菇無黄蛋は、いつもは内気な臭桂魚がベソをかきながら傘を構え、敵に向かって振り回している姿を見つめた。年糕が大きなハンマーを振るう度に、反動で腕が震えはじめているのがわかった。

混湯酒醸元宵が爆弾を投げて敵を遠ざけ、湯円が撃ち漏らした敵を攻撃していた。


花菇無黄蛋

「みんな……」

「やっぱりガキだな、お前らは……」


食魘の包囲攻撃と策略によって、子供たちは徐々に混乱に陥り始めていた。

花菇無黄蛋に教えてもらった戦術を初めて実践する彼らは、明らかな経験不足から劣勢に立たされていたのだ。

花菇無黄蛋は月餅を襲おうとしていた食魘を退けると、子供たちに向かって彼らが最も見慣れているであろうジェスチャーをしてみせた。


花菇無黄蛋

「いいかガキども、気合を入れるんだ!」

「まさかあいつらの方が俺よりも手強いって言うのか! 今こそ普段の訓練の成果を試す時だろうが!」

「普段のお前らは息ぴったりだ。俺ですら怪我させられるほどにな。なのに、この程度の食魘ども相手に負けちまうのか?」


年糕

「そんなわけないよ!」


臭桂魚

「そんな……ことないです!」


花菇無黄蛋

「よし! だったら俺と一緒に連中を蹴散らしてやろうぜ!」




年糕

「うう……教官……ぼくたち本当にやったんだね! 敵はみんな逃げて行ったよ!」


花菇無黄蛋は自ら育てた生徒たちを見詰めていた。彼らは互いに抱き合いながら泣いたり笑ったり、その姿はまるで初めて雑菌に勝利した時の自分のようだった。


花菇無黄蛋

「お前たちのことをガキだって言って来たが……見くびり過ぎてたみたいだな!」


月餅

「ぜんぶ教官の指導が上手いからだよ! 教官がオレたちを守るみたいに、オレたちも教官を守れるんだ!」


年糕

「作戦のスキルでも、チームワークでも、気持ちの面だって、ぼくたちはずっと強くなったんだね!」


臭桂魚

「桂……桂には、本当にみんなを守る力があったんだ……」


花菇無黄蛋

「これまでお前たちを逃がして、戦いに参加させて来なかったのは、俺の間違いだった」


臭桂魚

「教官……?」


花菇無黄蛋

「ずっと、みんなを守るのは俺一人の責任だと思ってた」

「……俺には一緒に戦える仲間がこんなにいることに、気付いていなかったんだ」

「お前らは俺の生徒ってだけじゃない、俺の頼れる相棒でもあったんだな」


いつも口が悪く意地っ張りな教官が、今は心からそう謝っていた。子供たちは互いに顔を見合わせると、突然前へと飛び出し、力を合わせて教官を放り上げた。


花菇無黄蛋

「ははは、謝るだけで礼を言うのを忘れるところだったな!」

「お前らへの感謝の印に、戻ったらもっと綿密な訓練計画を立ててやるからな!」


年糕

「……うんっ! 救援のみんな、早く来ないかな!!!」


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