まほやく辞典【王笏】
王笏
読みは「おうしゃく」
君主が持つ象徴的かつ装飾的な杖であり、レガリアの一種である。職杖とは似て非なる存在。
板状の笏もあるが、それは中国で古くから儀式や行事の場で使われており、日本でも使われるようになったものである。用途は違うものの、同じ「笏」という扱いである。
王笏の模倣品を作ると自分が王族だと名乗ることと同義になり、国家を軽んじた反逆罪に問われることになる。
クロエの説明では「立派な杖みたいなもの。西の国の王家の権威を象徴するレガリアでもある」と言っていた。ラスティカから教えられた。
出典:メインストーリー2部 9章「第10話」10章「第1話」より