第6回メモリア生成 BBメモリア性能レビュー
第6回メモリア生成で入手可能なBBアバターについて性能をレビューしてみたので、デルタ召喚の参考にしてみて欲しい。
手持ちのメモリアで良い組み合わせがあれば育成してみよう!
Legendary
アナザーフラリッシュ
寸評
バフ・デバフBB。
発動条件が「いずれかの味方が戦闘不能後の行動時」なので、相手より敏捷が遅ければ1〜2ターン目・相手より敏捷が早ければ2〜3ターン目の発動が想定される。少し早めに発動する防御寄りのマディク・エレティスというイメージなので発動タイミングのコントロールが非常に重要。
挑発ユニットのステータスで召喚する場合は、高敏捷に調整してトーヴ・ヴラの禁樹シリーズで挑発を付与するイメージ。ただし、防御と魔防も高くしたいところなので要求されるステータスのハードルは高そう。
攻撃または魔攻いずれかのアタッカーステータスで召喚する場合は補助アタッカーという位置づけ。この場合残りのユニットは攻撃または魔攻の全体バフ、メインアタッカー、挑発ユニット×2となるだろう。
ソーン・クレイドル
寸評
攻撃・デバフ・回復BB
発動条件が敵のHP合計が80%以上なので、1ターン目から発動するBB。タイトルマッチやランクマッチなどのPvPでは1ターン目のみ、レイドやフロンティアゲートなどのPvEでは1〜2ターン目に発動することが想定される。
PvPでの使い勝手は正直、あまりよくないと考えられる。相手挑発ユニットを麻痺させてもあまり戦局には影響しないと思われ、相手挑発ユニットの先行防御バフを防ぐにはかなりの高敏捷が求められる。
考え得るとすればWCCなどチーム戦での運用か?敵よりも早く行動することで先行して麻痺を付与出来れば戦闘を有利に進めることは可能だが、かなりピーキーな運用をする必要がありそうだ。
フロンティアゲートでは相手を行動不能にできるのでターン数には影響しないがクリアはしやすくなる。レイドボスはほとんどが麻痺無効なので有効活用するのは難しいと思われる。
Epic
ヴェーダ流正剣『ユラ』
寸評
バトル開始時に最も防御が高い味方の防御と最も魔防が高い味方の魔防を1ターン40%アップするBB。
運用として考えられるのが魔導法『エレクペル』と併用して、味方の最初の行動でメタルゴットの玩具を使うという運用。
いずれも防御・魔防それぞれ一番高いユニットに40%の防御・魔防バフが乗るため、全てのバフを集約できれば1ターン限定とはいえ、防御・魔防共に80%アップのユニットを生み出すことができる。
ただし、このBBのバフを付与するユニットの敏捷は低くしておく必要がある点には注意。
バトル開始時にバフを付与されるため、敵の攻撃を受ける前に行動してしまうと防御バフを喪失してしまうぞ。
このBBのユニットを高敏捷の防御ユニットで作るかサブアタッカーで作るかは、プレイヤーの編成の好みによって分かれそうだ。
護の章『フェノリアス』
寸評
このBBを語るときに外せないのがバトル開始時に100%の確率で2度発動することの意味。
タイトルマッチやランクマッチはバトルが連続で行われないから、バトル開始時に100%の確率で2度発動しようが1度発動しようが関係ない。
しかしWCCのように連続でバトルが行われる場合は1戦目でこのユニットが生き残った場合は次のバトルでもこのBBがバトル開始時に発動する。
このBBの登場によってWCCのエピックランクの戦術は大きく変わるだろう。
なぜなら、現状では2番手以降のプレイヤーは高速アタッカーの列攻撃で畳みかけるという、相手の挑発ユニットがいないことを前提とした戦術が有効とされているから。
今後はこのBBを前提として誰が2勝以上するのか、ということが重要な要素になるだろう。
Rare
ゴラフ!全力ラッシュだ!
寸評
ヒュージアンカーの攻撃版のBB。
効果は強いがこのBBを最も効果的に使いたい場合は前列にアタッカーを集中させたいという配置上の制約を伴う。
前列にアタッカーを集約すると自軍の挑発ユニットが倒された後に、ルシードダガーやロスヴァイセでバフが乗った高敏捷の列攻撃によって味方が一掃されてしまうリスクがあるため、リスクとリターンの見極めは重要になるだろう。
スキアパニッシュ
寸評
味方全体に敏捷バフをかけられるBB。
これによりルシードダガーやロスヴァイセが発動する前に追いこし戦術を使っての連続攻撃で大勢を決することも可能になる。
追いこし戦術については、gorisanのライターコラム「低〜中敏捷ユニットの必殺技!追い越し戦術を解説します♪」を参考にして欲しい。
被ダメージ直後の行動時に80%の確率で発動のため、必ず発動するわけではないのと、ダメージを受けないと発動しないのがネック。
ファルメットランサーやヴェーダ流正剣『ユクス』でこのBBのユニットに挑発を付与して運用するのも有効な方法のひとつである。
Uncommon
グランドウォール
寸評
味方のHPを回復しつつ防御バフを付与し、 相手に魔攻ダメージを与えられるBB。
回復フォーカスが最も防御の高い味方ということで、基本的には挑発ユニットを回復させることができるだろう。
発動確率が70%と若干低めなため安定感には欠けるが、2回発動することができるため、本来は後半に発動してアタッカーに飛ぶはずの相手のBBを挑発ユニットで受けることもできそうだ。
BBの攻撃倍率が120%と低めなので、堅岩兜ゴンゴなどのBBバフにより威力を底上げしたい。
ステータスは魔攻は可能な限り高め、敏捷は最速よりも少し遅いくらいがHP回復効果を活かせそうだ。
麗剣「フリューレット」
寸評
相手の後列にデバフを付与しつつ、列攻撃を仕掛けられるBB。
相手のいずれかのHPが20%以下時に発動ということで、相手の1体目の挑発ユニットが倒れそう/倒れているタイミングで条件を満たすため、発動条件を満たすことは容易である。
発動確率が70%と若干低めなため安定感には欠けるが、2回発動することができるため、相手の後列アタッカーに怪我・雑念付与して殲滅力を削りつつ、場合によっては一掃することもできそうだ。
BBの攻撃倍率が120%と低めなので、戦神の旗幟などのBBバフにより威力を底上げしたい。