モントリオールスモークミート・エピソード
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モントリオールスモークミートのエピソード
親しみやすく、一見優しく爽やかなお姉さんに見え、頼りがいがある。しかしそれは全部見せかけで、本当の彼女は周りの人を成功への踏み台と駒としか考えていない。そして彼女はとても根に持つタイプで、時間に対して特に厳しい。10秒遅刻するだけで、彼女は自分のノートに呪詛を書いてしまう。命を奪うような呪いではないが、笑いながら誰かを呪う彼女は少し恐ろしい。
Ⅰ.雷鳴
7時15分。壁についている薄暗いオイルランプが揺れて、豪華な屋敷に古い雰囲気を漂わせる。
わたしは長年の習慣で、懐中時計を取り出して時間を確認すると、細い秒針はまるで時間にくっついている砂のように、容赦なく前に進んでいる。
「お嬢様、ご心配なく……今回は新しい医者を呼んだので時間がかかっているでしょう。」
年老いた執事のジョスが、親切に温かい紅茶をいれてくれた。わたしは彼の言う通りに懐中時計をしまって、焦りを隠す。
「このあいだの医者がした治療は全部失敗したのか……」
「若旦那様からのお話です。今回の医者を招くために、若旦那様は色々と手配してくれました……旦那様が大喜びで、若旦那様を褒めていたそうです。」
「ウェストンも立派になったわね。」
カップに入れた赤い液体を一口飲み、わたしはこれ以上口を開かなかった。
ゴーン──
鐘が鳴り、医者たちが廊下の奥の部屋から出ていく時間だ。すでに約束した時間より一時間も過ぎている。
わたしはガラスのローテーブルに置いた文書と万年筆を手に取って、柔らかいレザーソファから立ち上がる。
「……早くしないと、ラファルさんの睡眠時間を邪魔してしまう。そうだ──ジョスお茶ありがとう。眠気が覚めたわ。」
「お役に立てたのでしたら光栄です。お嬢様。」
執事は銀のトレイを手に取りながら、部屋の隅っこに戻っていった。顔を伏せている彼はまるで彫像のようだ。
……
「モントリオールか……ゴホッゴホッ、あの医者たちがこんなに責任感が強いとは……」
薄暗い部屋の中、一人の老人がベッドで寝込んでいる。入ってくるわたしの足音に気づいて、彼はゆっくりと優しい笑みを浮かべた。
「責任感が強すぎるとも言えるか……ふふっ、さぁ、こっちにおいで。」
彼は自分の隣を叩き、座るようにわたしを促す。
彼の指示通りにベッドに腰を掛けると、彼の曇った青い目がわたしをじっと見つめる。
時間と病気に苛まれてしまい、初対面の時と比べて老いた御侍はまるで別人のようだ。
「ふふっ、すまないな。時間通りに会えなかったのは、これが初めてだろう……」
「でもだいぶ元気になったみたいでよかったです、ラファルさん。一時間も待った甲斐があります。」
「人生は短いな。もっと時間を大切にしないといけない……」
彼は自分の座右の銘を口にしながら、ため息をついて、首を横に振る。
薄暗いオイルランプが黄昏のような光を放ち、周りの本棚を照らす。
執務室でもある書斎で療養するなんて、仕事に夢中な御侍らしい。
しかし今はもう……
「ラファルさん、少し目を休めてはいかがですか。今日の文書と報告はわたしが読み上げて差し上げましょう。」
「ゴホッゴホッ……では、頼めるかな。」
「秘書として、当然の務めです……」
わたしは文書が入った袋を開けて、分厚い文書を取り出す。
紙が擦れ合って、綺麗な音を立てる。びっしりと紙に書かれた文字が、巨大な宮殿を築き上げた。
これは、ラファルが自分の手で築き上げた帝国だ。その中には、価値の計り知れない財宝がたくさん隠されている。
彼の目の病が深刻になってしまったので、わたしは自分の手でその宮殿を開けることができるようになった……
「そういえば……ウェストンだが……」
急に何か思い出したようで、彼はわたしの腕を掴んだ。
まるで枯れた枝に捕らわれたような感触だ。
「ウェストンは、明日から取締役会に入る。フォローしてやってくれ……」
ガラスのような無機質な目が一瞬だけ輝いて、また果てしない虚空に沈んでいった。
「そして、文書の報告もあの子にやらせろ。鍛える必要がある。」
枯れた枝のような手がわたしの手の甲を軽く叩く、励ましているのだろうか、それとも、警告しているのだろうか。
ウェストンがこの宮殿の門を初めて開いた日のことを思い出した。
見知らぬ警備員がわたしを止め、取締役会に入らせてくれない。一分遅刻したから、出席する資格がないという理由だった。
そこに若旦那が意気揚々と登場した。彼はわたしの前でドアを開けて、中に入った。
わたしに何を質問されても、警備員は微動だにしなかった──
「あなた方とは『開始時間』が違う、ウェストン様にとって遅刻なんて存在しない。」
それから、わたしは時間を厳守するようになった。一分間、いや、一秒まで。
そして、わたしは平然とした顔で十数年も遅れた老人の手を見つめて、軽く笑った。
「ウェストン様はあなたの子です。もちろん才能があります。絶対にあなたを失望させることはありません。」
「……ああ……」
窓の外で、雷が落ちた。まもなく雨が降るらしい。
Ⅱ.玉座
わたしの御侍、ラファルは探鉱で手に入れた黄金を資金として、自分の鉱業会社──ヴォラムを起業させ、その後、拡張と合併を繰り返して、黄金を発掘する世界最大の会社を築き上げた。
「ビジネスの天才」「黄金の国王」「危険なうわばみ」──ゴシップ誌や地方紙は彼のことをそう呼ぶ。
しかしながら、いくら成功者っぽく見えても、人には知られざることがあるのだ。
ラファルの生涯の失敗といえば、彼の唯一の息子──ウェストンのことだ。
「おい──!砂糖多め、ミルク多めのアイスコーヒーにしろと言っただろう!苦いし熱い、こんなもの飲めるわけがない!」
無能な坊ちゃんは横暴な態度で、コーヒーカップを机に投げ捨て茶色のコーヒーが、契約書を汚した。
「あら、執行役員さん、火傷はありませんか?申し訳ございません、砂糖も入っていないホットコーヒーなんて、飲めませんよね。」
わたしはわざとらしく「執行役員」の部分を強調した。残念ながら、ウェストン坊ちゃんはわたしの皮肉に全く気づいてないようだ。
「砂糖とミルクがちょうど切れてしまって……アイスコーヒーはお腹を壊してしまうかもしれませんから。」
わたしは親切そうな笑顔を見せながら、机に散らばる文書を整理する。
すると、ある会議招待状が目に入った。差出人は『パラダイス製造会社』。
この会社名、どこかで見たことがあるような……
「……俺の言うことを聞けと親父に命令されただろう。どうしてコーヒーを淹れることすら出来ないんだ。」
ギャーギャーと騒ぐ坊ちゃんの声がわたしの思考を遮った。
「コーヒーより、契約書の方に気を配ってください。ラファル様もきっとそれを望んでいます。」
「口答えする気か?なんだ?契約書が気になるのか?もしかして親父からこの会社を引き継ごうとか、目論んでるのか?ふざけるな!親父の唯一の後継者はこの俺だぞ!」
やっと片付けた書類は激怒したウェストンに床に落とされた。わたしが冷ややかな笑みで、癇癪を起こす坊ちゃんを見つめる。
そして数分後──家具に八つ当たりするウェストンが急に苦しそうにしゃがんだ。お腹が痛いようだ。
「うっ……くそっ、おなかが……痛い!」
「もう、言ったじゃないですか?アイスコーヒーを飲むとお腹を壊すって。ウェストン様はまだまだ子供ですね……心配ですわ。」
「お前……うぐっ!」
痛みに耐えられずに、ウェストンは慌てて部屋から出てお手洗いに向かった。ドアの外で、ちょうどノックしようとしていたアシスタントが、慌てて出てくるウェストンを見かけたので、困惑した表情のままわたしに目を向ける。
「モントリオールさん、『パラダイス製造会社』の責任者がすでに会議室でお待ちしております……会議は10分後に開始する予定です。」
「ええ、あいにく執行役員は急用がありますので、おそらく出席できないでしょう……わたしがすぐに行きますと、お客様にお伝えください。」
「かしこまりました。」
……
10分後に会議室。
豪華なクリスタルのシャンデリアが輝いて、上品な大理石の床を照らす。
会議室のクルミ製の椅子には、一人の華奢な少年が座っている。まるで自分の家にいるかのように、余裕のある笑みを浮かべた。
「モントリオールさん、やっとお会いできましたね。」
少し驚いたが、わたしはつくり笑顔でそれを隠して、彼の向かいに腰を掛けた。
「失礼いたしました。ヴィダルさん……こんなにお若い方だと思いませんでした。さすがはパラダイス製造会社の創立者です。」
わたしの世辞話を聞いて、少年は特に返事せずただ優しい笑顔を返した。その長いまつ毛はシャンデリアの光に照らされて、まるでモフモフの小動物のような可愛さがある。
しかし、彼は決して可愛い小動物なんかじゃない。いざとなったら、容赦なくその牙と爪で攻撃してくるだろうと、わたしは気づいた。
「ヴィダルさん、貴社が提供した招待状と書類を確認しました。『パラダイス製造会社』は確かに実力があります。」
「しかし、わたしの知る限り……『パラダイス製造会社』を成立してから、ずっと他社と合併することで拡張していますね。今回はどうして弊社と協力する気になったのですか?」
「モントリオールさん……単刀直入にお話ししましょう。」
彼は指で机を叩いて、わたしの話を遮った。
「僕が協力を求めているのは、ヴォラムではない、君なのです。」
「わたし?」
書類を机に置いて、わたしは眉をひそめた。
少年は頷いて、肯定した。平然とした態度を取る彼からは危険な気配がする。
「僕から見ると、この黄金帝国の玉座は、モントリオールさんのものです。」
「……?」
「僕と手を組めば、その玉座に座らせてあげられます。」
Ⅲ.驟雨
まだ日も昇っていない薄暗い時間に、甲高い電話の音が悪夢を遮った。
窓の外から差し込む仄暗い街灯の光を借りて、わたしは起き上がって受話器を取る。
「あの記者野郎め!一体どこからあんな情報を手に入れたんだ!弁護士を呼べ!これは名誉毀損だ!名誉毀損!」
「……親父はとっくにあの件を解決したんじゃないのか!なぜ今更また取り上げられる!?」
「モントリオールスモークミート、聞いているのか!?誰でもいいからあのストライキをするやつらを追い払え!」
わたしは相手が言い終わらないうちに、電話を切った。これでやっとうるさい声を聞かずに済む。
鳥のさえずりが聞こえ、朝の陽射しが室内に差し込む。メイドがノックし部屋に朝食と新聞を運んでくれた。
プリントされたばかりの新聞紙に、大きな文字でこう書かれている──
ヴォラム──労働者の血を吸う黄金帝国。20年前の鉱山事故の真実は!?
こめかみに手を当てて、あの少年の笑顔を思い出す。
「モントリオールさんなら、きっと僕の考えを理解できるでしょう。」
「ええ……悪くない条件ですが、あなた、或いはパラダイス製造会社がそれほどの実力があると、どうやって証明するつもりですか?」
「ふふっ……正直、モントリオールさんの協力がなくとも、パラダイス製造会社は……ヴォラムを買収することが出来ますよ。焦らす数日ゆっくりとお考えください。」
「数日」って、10日間以下ということか。
まったく時間厳守の男だ。
……
無能なウェストンの代わりにいくつかの急ぎの要件を処理していると、執事のジョスから電話が来た。
「……お嬢様、旦那様のご容態が芳しくありません、30分後に屋敷にお越しください。」
「それと……旦那様は弁護士と取締役の方々をお呼びになりました。おそらく……天気がすぐに変わると思われます。」
電話を切って窓の外を見上げると、灰色の雲の間に、閃光が走るところが見えた。次の瞬間雷鳴が響く。
大雨がザーザー降り出し、懐中時計を取り出して時間を確認しながら、ぬかるみ道を歩く。
わたしは約束した時間通りに薄暗い書斎の扉を開けた。
「来てくれたか……」
寝込んでいる老人がゆっくりとわたしの方に目を向ける。たった数日なのに、彼の体調は明らかに悪化している。
「はい、ラファル様。」
わたしはいつも通りにベッドの横に腰を下ろして、枯れた両手を優しく握る。
「ご心配しないでください。すでに処理は行いました。あと数日もしたら騒ぎは収まるでしょう。」
「ゴホッゴホッ……あれなら大したことではない。数日の利益に影響をもたらすだけだ。」
老人は首を横に振って、少し間をあけて続けた。
「しかし、遺族たちには高額の慰謝料を払って、秘密保持契約に押印してもらったはずだ。一体どんな条件で……ゴホッゴホッ、それとも、秘密を漏らした内通者がいるのか?」
ラファルの無機質で青い目がわたしをじっと見つめる。
「ラファル様、あの鉱山事故の処理をしたのものは、あなたとわたしだけです。」
「そうだね……ゴホッゴホッ、もちろん、君を疑うつもりはない。」
彼は優しい笑顔でそう答えた。さっきの暗い目はまるで嘘かのように。
「しかし……あの時、君がどうしてもと言うから、あの遺族たちに慰謝料を払ったんだ……あの連中を黙らせる方法は他にいくらでもあったのに。」
「覚えています。人間は所詮……利益のための踏み台だと、あなたはそう教えてくれました。」
「ゴホッゴホッ……君は私の実の子供ではないが、私とすごく似ている。しかし……君は私より優しいかもしれない。」
「優しい、ですか?ふふっ、ラファル様にそう言われるのは初めてです。」
「はぁ、これからは私のことをラファル様と呼ばず、昔のようにお父様と呼んでくれないか……ゴホッゴホッ、そっちの方が気に入っている。」
痩せた老人はため息をつく。その表情はただの寂しい父親のようだ。
「そうですね。あれはずっと昔のことですから。」
いつからこうなってしまったのだろう……
ウェストンが生まれてからでしょうか。
「君はいい子だ……私の体はもう長く持たないだろう。私が死んだあと、君には一部の遺産を残してある。ささやかだが、長年の仕事の報酬だと考えてくれ。」
老人がわたしの手の甲を優しく撫でる。
「そして、解雇辞令も用意してある……ゴホッゴホッ、これから君はヴォラムと関わりのない人間になれる。」
Ⅳ.石
ラファルの動きはとても早かった。翌日会社に来た時には、何もかもが変わっていた。
──重要な役職は全部知らない人になっていた。解雇された人は、ラファルが病気にかかった後にわたしが育てた部下ばかりだ。
いつもの薄暗い屋敷をもう一度訪ねると、見知らぬ若い男性の執事がわたしを止めた。若旦那様以外は、誰も旦那様と面会できないと。
黒い鉄の扉は頑なに閉じている。外のわたしがいくら叫んでも、返事は返ってこない。わたしを招かれざる客だと主張しているかのように。
ジョスは体調が悪いという理由で、執事の仕事を辞めた。そして彼は辞職した当日に、ラファルの命令で馬車に乗り、辺鄙な故郷に帰ったと、後にウェストンから聞いた。
雨が連日降り注ぎ、亡霊のような葉っぱが風に揺れる。
わたしはベッドに寝そべって、汚れた天井をぼーっと眺める。
ラファルがいつからわたしを排除する計画を立てていたのか、わたしにはわからない。でも一つだけ分かることがある──彼にとって、わたしは一つの踏み台にすぎなかったということだ。
「モントリオール、頂点に立つ人間になりたいなら、情けはかけてはならない。」
天井を眺めながら、わたしは20年前のラファルの言葉を思い出した。
ラファルが車の中に座ったまま、わたしに向けて首を横に振る。
汚いこのスラムの街にとって、あの銀色の高級車はまるで異世界から来たもののようだった。
「今回の事故の第一責任者はヴォラムではない。あの人たちは法律が許す範囲内の金額の慰謝料をもらって、秘密保持契約にサインした……そもそも、しつこいマスコミを黙らせるには、すでに多大な代価を支払ってある。」
彼はしかめっ面でわたしが持っている分厚い封筒を一瞥して、ため息をつく。
しかし、テントに住んでいる貧しい老人と子供を見ると、わたしは封筒を握りしめて、自分の考えを貫くことにした。
「彼らを……助けたいんです。この分のお金はわたしの給料から差し引いて構いません。」
最後に、ラファルがわたしの反発を許してくれた。
たっぷりと慰謝料が入った封筒をあの人の手に渡す時に、彼らが罵詈雑言を吐きながら、石を拾ってわたしに投げた。彼らの目は怒りに満ちている。
「毒虫め!悪魔!死ね!呪ってやる!」
「忌々しい悪魔め!いつかお前も家族を失う苦痛を味わうがいい!」
「……」
呪い?
そんなものはちっとも怖くないわ。
そして家族……
食霊には家族なんかいない。いるのは御侍だけだ。
彼らは怒りをまき散らした後、憎々しい表情で困惑しているわたしから封筒を奪い取った。
ラファルはずっと遠いところでこの一部始終を眺めている。気が済んだ遺族たちが去った後、彼がわたしに歩み寄ってきた。
「言っただろう。もっと簡単な方法があると。」
彼は首を横に振りながら、ハンカチでわたしの服についた汚れを拭き取る。
「どうしてこんなことになってしまうのですか?お父様、わたしは彼らを助けたいだけなのに……」
「バカだな。彼らにとって、君は敵なんだ。彼らと敵対しているのに、情けをかけたりするから、こんな羽目になる。」
「覚えておけ。利益だけが本物だ。他の人間なんて、踏み台にすぎない。」
「踏み台……?」
「そう、石だ。ほら──ただの石でも、うまく使えば価値を生み出す。」
ラファルは一つの石を拾って、わたしに見せて、そして投げ捨てた。
「石を拾って使わないと、誰かがそれを拾って、君に投げる武器になるだろう。」
……
「そうですね。拾って使わないと、わたしに投げる武器になるだけですね。」
わたしは白い花を手向けて、眠っている老人に囁く。
追悼曲と共に、葬式に参加する者たちはカラスのように集まって、また去っていく。
「最後の授業ありがとうございました。お父様。」
死者を弔う鐘が鳴った時、わたしは教会から出て、明るい陽射しを浴びた。
約束した木の下に、一人の少年が立っていた。
木漏れ日の下に立っている彼はまさに美少年で、儚く見える。
「モントリオールさん、また会えてうれしいです。」
少年が優しい笑みを浮かべると、それはまるで人畜無害の小動物のようだ。
──しかしわたしから見れば、彼はただの特別な石。より高いところに登るための、踏み台なんだ。
「ヴィダルさん。今後の協力が楽しみだわ。」
Ⅴ
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