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Honor of Kings@人物百科事典

【HoK Wiki】世界観解説ガイド:雲夢山地

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最終更新者: 上官激推しbot

【掲載日:2026年1月22日(木)】
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Honor of Kingsに登場する舞台「雲夢山地(うんむさんち)」についての解説ガイドを載せています。

目次 (世界観解説ガイド:雲夢山地)

① 雲夢山地(うんむさんち)の概要

 雲夢山地は、王者大陸内に存在する神秘的な地域である。大河流域に位置し、女媧創世神話を背景としており、「巫神祝(ふしんしゅく)」と「全能者」という二大勢力が対立する地である。この地の中心には、巨大な樹木「天生木(てんせいぼく)」がそびえ立ち、その枝葉と幹は山岳や河川を形づくり、天穹結界が外界との境界を成す。生命の力は「生命の花」と「玄微子(げんびし)」によって循環し、独自の生態体系──森民(しんみん)をはじめとする数多の生命種族──を育んできた。

 巫神祝は、古来より巫語と呼ばれる歌によって自然の法則を調和させ、生と死の秩序を維持することを使命としている。一方の全能者は、「転生の術」を用いて生命エネルギーを奪い取り、既存の秩序を覆そうとする反逆者である。雲夢山地の各地には、雲夢城、忘憂(ぼうゆう)沼沢などの特色ある地域が点在し、森民たちは九神巫への信仰を軸に、独自の暦法・建築・芸術などの民俗文化を発展させてきた。

 また、この地は「神隕(しんいん)戦争」以後に起こった枯災や天穹の崩壊といった重大事件とも深く結びついており、それらは生命を守護する意志と神権を奪い合う欲望との永劫の衝突を象徴している。

 神歌が漂う森は、まるで伝説の夢幻世界に停滞しているかのようである。神隕戦争ののち、神々は古雲夢へと降臨した。天生木は大地を貫き天を衝く巨樹として成長し、その枝葉は山河を形づくり、天穹の幕が降りて世界を隔絶した。そうして外界と切り離されたゆりかごの中で、新たな生命が芽吹いたのである。

 千年の時が流れてもなお、神巫の歌は森の中に響き渡り、雲夢山地は今も数多の生きとし生けるものが安らぎを求める楽園として息づいている。しかし、虚ろな天穹、枯れ果てた褐林、そして雲上に蠢く反逆者たちの影が、新たな嵐の到来を予兆していた。

② 城区分布

❶ 雲夢城

 雲夢山地の最も高い雲端に位置する都市であり、全能者たちの居住地である。かつては初代神巫が会合を開いた聖地であったが、「奇跡戦争」により初代神巫が戦死し、二代目神巫は巫神祝とともに玄微森林へ移住したため、長らく荒廃した遺跡として放置されていた。やがて東皇太一が巫神祝と決別し、全能者を率いてこの地を占拠。廃墟の上に自らの宮殿を築き、独自の勢力を拡大した。高く威厳ある「東神宮(とうしんぐう)」は雲夢城の権力中枢であり、そのため人々は雲夢城を「東神城」とも呼ぶ。

転生祭壇

 東神宮の中央に位置する祭壇は、かつて初代神巫が女媧へ祈りを捧げ、神樹と交信するために設けたものである。千年の荒廃を経て、全能者によって再建されたが、彼らはもはや信仰を持たないため、今では祭祀は行われていない。東皇太一はこの祭壇を改造し、古代の法陣を刻み、転生の力を発動させて森の生命エネルギーを奪い取る装置と化した。彼はさらに奇跡そのものの権能を盗もうと試み、年に一度から二度、壮大な魔道儀式「噬日(しじつ)大典」がここで執り行われる。

全能者の住居

 全能者たちは既存の秩序と文化を否定し、自然への畏敬を完全に失った。そのため彼らの建築様式は高層かつ人工的で、自然環境を破壊する傾向が強い。外装には希少鉱物「雲珀(うんはく)」が装飾的に多用され、世俗的権威を誇示するように輝いている。

室内構造

 雲夢城の殿堂は天井が高く広々としており、その荘厳な空間には支配と威光の象徴が満ちている。至る所に東皇太一の神像が祀られ、まるで森全体に向かって「真なる主は誰か」を誇示しているかのようである。

東皇太一の居所

 東皇太一の居所は雲夢城遺跡の奥深くにある。冷たく湿った空間の中央には、枯れた蔓に覆われた女媧像が立ち、その上に東皇太一自身が休息の際には身を横たえるという。室内には戦いの爪痕を残す崩れた構造が今も残り、彼はそれを歴史の証として保存している。破壊されたままの姿こそが「過去の真実」であると考え、再建を拒んでいるのだ。

落葉季

 天生木が落葉の季節を迎えると、数千メートルの樹冠から無数の巨大な枯葉が流星のように降り注ぐ。葉は光を帯び、冷たい霧とともに舞い降り、雲夢城の高みからその壮麗な光景を一望できる。下層の百景森林や玄微森林では、落葉は流星雨のように夜空を駆け抜け、人々はその光を「祝福の星」として祈りを捧げる。地上に落ちた枯葉は非常に硬く、屋根や遮蔽棚、滑翔具などの素材として再利用される。

層雲跌水(そううんてっすい)

 雲夢城に特有の自然現象であり、壮観な景観を形成している。城は数千メートルの高空にそびえ、厚い流雲が天生木の幹に滞留して巨大な雲海をなす。その中を飛行族の全能者が自由に飛び交う。流雲が枝に触れると内部の水分が放出され、高空の滝となって段々と落下する。この流れは城の主な水源でもあり、同時に雲夢山地の象徴的な絶景でもある。

❷ 忘憂沼沢

 天生木の中腹部に広がる底知れぬ水域で、森民にとっては死者を送る聖なる場所である。森民の祖先は「生命の花」から生まれたと信じられており、死した魂も母なる樹に還ることで安らぎを得るとされる。千年にわたり、森民は亡骸をここへ運び、誕生の際に授かった生命の花びらや枯葉で作った「往生船」に遺体を乗せ、静かに沼の奥へと送り出してきた。

無想橋

 忘憂沼沢の中央にかかる断橋で、生と死の境界を象徴する。橋は銀色の枝幹から成り、垂れ下がる柳絮(りゅうじょ)が水面を淡く染める。往生船がここに至ると、水面下の「照影(しょうえい)淵」と呼ばれる鏡のような湖が、死者の生前に愛した人々を映し出す。魂は彼らと最後の別れを交わし、未練を捨てて静かに彼岸へと旅立つ。

妄霊(もうれい)

 沼沢には純粋なエネルギー体として存在する異獣が漂っている。その起源は不明だが、死者の情念が形を得たもの、あるいは神樹そのものの意思の化身とも言われている。彼らは魚や龍のような姿に変化し、暗い水域を幻想的な光で照らす。

引渡し

 森民は沼の岸辺で逝者と最後の別れを告げる。枝葉が船体を撫で、往生船をそっと押し出す。小舟は黒い水面をゆるやかに進み、水紋は色彩を変えて揺らめく──それは、死者の残した感情の色であるとも言われる。

往生漩渦(おうじょうせんか)

 忘憂沼沢の中心には巨大な渦があり、すべての魂が最終的に還る場所とされている。渦は星雲のようにゆるやかに回転し、無数の魂とエネルギーを巻き込みながら静かに沈み込む。その光景はまるで夜空の銀河が水底に転写されたかのようである。

銀海金斑(ぎんかいきんはん)

 忘憂沼沢を代表する奇観の一つである。夕暮れになると流雲がゆっくりと降下し、香のように沼の周囲を覆って巨木の幹を白く染める。その中を黄金色の玄微子が流れ、銀と金が交錯する壮麗な景色を生み出す。流雲が幹に沈着すると、そこから新たな雲珀が孵化し、やがて火山灰のような外殻を形成する。幹の表面で瞬く光点こそが、森民が雲珀を採掘する地点である。

❸ 百景森林

 百景森林は、天生木の壮年期にあたる枝域に位置する。ここに生える巨木群は斜面方向へ傾きながら安定して成長し、気候は温和で水資源にも恵まれている。そのため森民たちは枝上に村落を築き、生活の拠点としてきた。

 雲夢山地の初代森民は「生命の花」から生まれ、神隕戦争で死した生命の再構成によって誕生したと伝えられる。千年の時を経て繁殖を重ねるうち、森民たちは多様な生態的特徴を分化させ、陸行族・飛行族・水生族という三大系統を形成した。彼らはいずれも神巫信仰を共有し、生活様式の違いに応じて村落ごとに分かれて暮らしている。村同士の行き来も盛んで、交易や移住も頻繁に行われる。現在、規模の大きな村は「湖の村」、「洞の村」、「空の村」の三つである。

司縁堂

 森民たちが縁を求めるために訪れる場所である。巫神祝の多くは玄微森林に居を構えるが、少司縁の司縁堂だけは例外で、百景森林に建てられている。かつてこの地には孤児を保護する学堂が存在したが、古の災厄により廃墟となった。その跡地に司縁堂が建ち、今では雲夢山地で最も賑やかな場所の一つとなっている。人々は良縁を求めるとき、必ずここを訪れる。

樹上大湖(じゅじょうたいこ)

 雲夢山地の湖はすべて、天生木の樹冠や交差する枝の上に「生える」ように存在している。高所に溜まった水が枝の隙間から流れ落ち、滝を形成することもしばしばだ。百景森林にはこうした湖が集まる大湖区があり、最大の湖はおよそ200平方キロメートルにも及ぶ。湖周辺は樹木が疎らで、森民の居住地として最も適した場所である。

湖の村

 湖の村は百景森林最大の集落であり、広大な湖を囲むように築かれている。ここでは天生木の枝が緩やかに傾き、陽光がよく届くため、明るく穏やかな環境が広がっている。水資源が豊富で人口も多く、大小百を超える村が湖岸に連なり、水生族や陸行族の多くがこの地に住んでいる。

水生族群

 水生族群は水と陸の両方に適応した森民族で、湖沼で暮らす者もいれば陸上生活を営む者もいる。主に臨水族(りんすいぞく)と沼蓮族(しょうれんぞく)に分かれ、それぞれ湖の村周辺に多く住む。

臨水族

 臨水族は両生類の特徴を持ち、鱗甲を持つ者や再生能力に優れた者などがいる。彼らは水と極めて親和性が高く、水元素の操縦に長ける。伝承によれば、彼らはかつて九神巫の一柱であった「河伯(かはく)」の眷属であったという。

沼蓮族

 沼蓮族は水生植物の特性を備え、静謐で知恵深く、忍耐強い。孤独を愛する彼らは高い魔道の才能を有し、巫語の歌を超える古代魔法をも扱う。

洞の村

 洞の村は雲夢山地で第二の規模を誇る村落である。村人たちは巨樹の枝幹が隆起して作る弧形空間や、根が地表を押し上げてできた裂溝を利用して村を築いた。落ち着いた気風が漂い、食糧資源にも恵まれており、およそ百を超える集落が点在する。ここには主に陸行族が住んでいる。

陸行族群

 陸行族群は角族(かくぞく)、猟族(りょうぞく)、蕈族(じんぞく)、琼族(けいぞく)などに分かれる。その多くは洞の村に住むが、水辺を好む一部は湖の村を選ぶこともある。

角族

 角族は頭部に角や獣耳を持ち、温和で人懐こい性格をしている。彼らは極めて高い霊感を有し、頭上の角は森のあらゆる存在と通じる媒介となる。自然と共に生きる鹿霊の少女・もまた、角族の一人である。

猟族

 猟族は獣耳や獣尾、鋭い爪を持ち、身体能力に優れる。俊敏で活発、好奇心旺盛な性格で、森民の中でも屈指の冒険好きとして知られる。

蕈族

 蕈族は身体の一部に菌蓋や菌糸を持ち、まるで本物の茸のように静寂を好む。湿潤な環境を好み、音に極めて敏感で、巫語の歌の吟唱に長ける。彼らの長老の中には、多くの歌を創作した名匠が存在する。

琼族

 琼族は森民の中でも「美」を象徴する存在である。美しいものをこよなく愛し、集中力が高く、工芸や付魔術に精通している。彼らは熟練した職人として知られ、長命であることから「森の生きた歴史書」とも呼ばれる。

空の村

 空の村は高空の枝上に築かれた小規模な集落群で、およそ二十の村が存在する。陽光が豊かに降り注ぐが、水資源が不安定なため、飛河や高所滝の発生を待つ必要がある。ここには主に飛行族や冒険好きな森民が住み、雲層を越えて果実や薬草を採取することを生業としている。彼らは蔓や枝と心を通わせ、道をつくる特別な巫語の歌を学ぶ。

飛行族群

 飛行族群は空を愛する森民で、羽族(うぞく)、蛍族(けいぞく)、飛葉族(ひようぞく)などの亜種に分かれる。彼らは広大な天穹を憧憬し、標高の高い場所や樹木の疎らな区域に多く暮らす。

羽族

 羽族は雲夢山地でも最古の種族の一つで、翼を持ち、気流の変化を敏感に察知できる。彼らは流雲の操作に長け、巫神祝の中核として天穹の維持と修復を担っている。

蛍族

 蛍族は自ら光を放つ種族で、飛行速度が速いが持久力に欠ける。発光には癒しの効果があり、「繭化」によって致命傷から身を守ることができる。

飛葉族

 飛葉族は小柄で、巨大な葉を使って滑空する能力を持つ。身体の一部を切り離して各地に残すことで、広範囲の感知能力を得る。陽気で悪戯好きな気質を持ち、無害な騒ぎを好む。

村落構造

 村の構造は自然環境ごとに異なるが、社会構造は共通している。村長と祭司の二つの役職が中核を成し、村長は行事の統括・村間交流・資源分配を担い、祭司は巫神祝の一員として祭祀・天象観測・医療行為を司る。

村落街道

 百景森林の村々では、藤蔓や木材を用いて地形に合わせた街道が造られている。幅は青沼牛(せいしょうぎゅう)が二頭並んで通れる程度で、人口は少ないながら家々の距離が近く、強い共同体意識が育まれている。

村落住居

 家屋の形式は自由であり、森民は自然に形成された空間を選んで住む。花草で家を飾り、温かみある生活の場を作ることを好む。

恩賜杯盞(おんしはいさん)

 百景森林の樹冠には可食性の灌木が生えており、豊潤な果実・豆・菌類を実らせる。葉は蓮のように段々に重なり、遠望すれば緑の梯田のようである。森民はそれを「森からの恩賜」と呼び、感謝を込めて採取する。

連理丘(れんりきゅう)

 二本の天生木が絡み合ってできた断崖で、森民たちの間では「約束の丘」として知られる。太古の恋人同士がここで永遠の再会を誓ったという伝承があり、現在も友人や恋人たちはこの地で祈りを捧げ、「生涯離れぬ絆」を誓う。

神明の泉

 百景森林と玄微森林の境界に位置する聖泉で、倒れた巨大な神像が水中に横たわっている。これは初代神巫が女媧を記念して築いた古代の像であり、千年の時を経て崩れ落ちた。神像から滲み出す生命の力が周囲の植物を養い、今なお手を掲げて守護の姿勢を保っている。祭祀の際、巫神祝がここで祈りを捧げると、神像の表面に淡い光が走り、まるで女媧が子らの祈りに応えているかのように見える。

❹ 玄微森林

 玄微森林は、天生木の芽吹きの地に広がる新枝の区域であり、雲夢山地の中でも最も地表に近い場所に位置する。ここは天生木から放出される新鮮な波流(はりゅう)のエネルギーが満ちており、生命の息吹がもっとも濃い。天生木の若枝は蕨のように渦を巻きながら成長し、成熟するにつれて直立していくため、この森林の地形は常に変化し続けている。

青椎崖(せいついがい)

 青椎崖は巫神祝の本拠地であり、天生木の枝の結節上に築かれている。その結節は山峰のように巨大であり、この崖の名の由来となった。内部には太古の典籍、鬼谷子の筆録、歴代の巫語の歌などが大量に保存されている。長老たちは魔道を駆使して青椎崖そのものを移動させることができると伝えられ、巫神祝へ加わりたい森民は、この幻の崖を単独で探し当てねばならない。それが彼らの試練の第一歩である。

取風潭(しゅふうたん)

 巫神祝によって築かれた人工の深潭であり、情報伝達の中心である。巨木の根が絡み合って形成され、潭の水深は千尺にも及ぶ。内部には雲珀で作られた簧片(こうへん)や珠簾(しゅれん)が吊り下げられており、森の囁きや祈りを増幅させる役割を持つ。森民の祈りが届くと、潭の水面には雲珀の共鳴によって特殊な波紋が浮かび、それを読み解くことで巫神祝は情報を得る。重大な知らせが届いたときには、祝者や長老が直接水中に潜り、全身で「声」を聴くという。

巫神祝主殿

 巫神祝の主殿は、簡素でありながら荘厳な造りをしている。自然への敬意を重んじ、建材には天生木の落葉を集めて屋根を編み上げ、全体の形状も落花や葉の姿を模している。内部は開放的な構造で、多くの共用空間が設けられ、儀式や集会が定期的に行われる。

巫神祝殿内

 主殿の内部は植物の織り構造で形作られ、室内外の境界が曖昧に設計されている。天光が差し込み、色とりどりの植物で飾られた空間は、まるで森そのものの延長である。中央には女媧の像が立ち、その上には「生命の花」が咲き、下方では絶えることのない泉が湧き出している。

女媧像

 殿内の中央に据えられた女媧像は、母のように小さな樹苗を抱きしめている。像の足元では根が揺籠のように女媧を包み、その周囲には神巫と森の子らの像が連なっている。

巫神祝次殿

 別名「花鳴間(かめいかん)」と呼ばれるこの建物は、生命の花の開花状況を感知するために造られた。生命の花は天生木の成長に応じて開花位置と数が毎年変化するため、巫神祝たちはその動向を常に観測しなければならない。

巫神祝次殿内部

 次殿の天井中央には巨大な花形の装置があり、無数の細線が垂れ下がっている。その先端には水滴状の雲珀が結ばれ、森の微かな振動を感知する。花の下には雲珀と天生木の枝で作られた容器があり、「生命の河」と同源の水を湛えている。水面の下ではエネルギーが脈動し、表面には生命の花が浮かぶ。その開花具合を観察することで、巫神祝は森に生まれる新たな命の兆しを知る。

巫神祝の住居

 巫神祝の住居は主殿と同様、自然との共生を基調としている。巨枝の峰を利用して建てられ、天生木の落葉を屋根とし、木の構造体が支える。軒には雲珀や羽根、花などの装飾が下がり、半開放の形式が自然との境界を曖昧にしている。全体として簡素で古風な美を湛えている。

生命の河

 玄微森林を流れる神聖な河であり、名の通り「生命の花」がその水面を飾る。花が放つ生命エネルギーが河に満ち、流光は幻想的に揺らめく。花が咲くたび、森民たちは巫神祝に導かれて河畔へ集い、新生児の洗礼と祝福の儀を行う。それは雲夢山地における年に一度の大いなる祭典である。

生命の花

 生命の花は雲夢山地における生命エネルギーの具現であり、神隕戦争ののち、死した生命が再構成されて生まれたと伝わる。現在では森民が花から生まれることはないが、巫神祝は選ばれた花を用いて新たな命へ祝福を与える。花の模様は子の感応するエネルギー属性によって異なり、それぞれが異なる意味を象徴している。

玄微子

 生命の花が毎年開花するたびに、余剰のエネルギーが花粉のように散逸し、玄微子と呼ばれる微細な生命体へと変化する。玄微子は森を巡りながら情報を伝達する性質を持ち、高位の巫神祝はそれらと交信する術を知っている。伝承では、玄微子は女媧が神樹に託した力の化身であり、森の隅々を巡って子らを見守っているという。

凝光湖

 生命の河の下流が湾曲する地点に広がる湖であり、長年にわたって流下する生命エネルギーがここに蓄積している。その結果、湖水そのものが「液体の生命」と化し、独自の光を放つ。見た目は通常の水と変わらないが、外物が落ちると水飛沫が光となって消散し、柔らかな低音を響かせて再び水中へ還る。この現象は雲夢山地における最も美しい奇跡の一つとされている。

③ 勢力分布

❶ 巫神祝

九神巫

 神隕戦争ののち、女媧に従って雲夢山地へ降り立った九人の聖職者がいた。彼らは神の消滅と神樹創世の奇跡を目撃し、女媧の「生命を守護せよ」という遺志を継ぐことを誓った。各自が「守護」という理念を独自に解釈し、天生木と共鳴したことで神巫の力を授かり、最初の九神巫となった。彼らは天穹結界を維持し、雲夢山地の生態秩序を守る役割を担った。

巫神祝

 巫神祝は九神巫の系譜を継ぐ祝者たちの集団であり、雲夢山地における信仰と自然崇拝の中心的存在である。彼らは森の囁きを聴き、神巫から伝えられた波流の術を操る。巫語の歌を唱え、森そのものの生命力を呼び覚まし、森民の祈りを神樹へと届ける。こうして九神巫の流派ごとに異なる系統が形成された。巫神祝の信念はただ一つ──天穹結界を守り、雲夢山地に千年の安寧をもたらすことである。

二代目神巫

 奇跡戦争で天穹結界は損壊し、初代神巫は敵軍を退けたのち、最後の力で結界を修復して命を落とした。その後、生命の花から生まれた新たな子どもたちが天生木の祝福を受け、神巫の刻印を授かる。巫神祝は彼らを保護し、育成した。やがてその中から東皇太一大司命、東君・景(ケイ)らが成長し、二代目神巫として覚醒を遂げた。彼らは皆、雲夢を守護する使命を抱いていたが、東皇太一のみは「神巫による慈悲は傲慢だ」として、その在り方に疑念を抱いた。

神巫伝承

 神巫が死すると、その神力は天生木へと還り、生命の花を通じて次なる生命に継承される。新たな神巫の刻印はその身に顕れ、成長ののち「初召(しょしょう)」と呼ばれる共鳴儀式を経て、完全な神巫の力を得る。これが神巫継承の循環である。

巫語の歌

 巫語の歌は古代魔道の言語で詠われる聖なる歌であり、初代神巫によって創唱された。後に三系統──頌神(しょうしん)、通霊(つうれい)、風息(ふうそく)──へと分化した。通霊は万物との交信、頌神は天生木との共鳴、風息は個人の力の表現に用いられた。巫神祝はさらに「声紋図案」という技法を発展させ、巫語の歌を模様として刻む術を生み出した。波流を注ぐと図案が光を放ち、歌の力が解放される。

九神望祭(きゅうしんぼうさい)

 雲夢山地で最も重要かつ格式の高い祭祀である。「醒春(せいしゅん)」期間中の五日間に開催され、巫神祝全員が神明の泉に集う。神巫が祭を主宰し、まず主神女媧を祀り、次いで初代九神巫と彼らの象徴たる山・河・天を順に祭る。儀式は三日三晩続き、眠ることを許されない。

会鼓成礼(かいこせいれい)

 毎年六月末に玄微森林で行われる大試練である。巫神祝は森民の中から志願者を選び、試練の通過者を新たな祝者として迎える。試練では九神巫への完全な祭祀を遂行し、その祝福を受けた者のみが面具を授けられ、正式に巫神祝の一員となる。

医術

 巫神祝の医療術は、森民の生命を救うために発展した。彼らは草薬を調合し、重病や深手には森そのものの生命エネルギーを注ぎ込んで癒す。巫神祝の上級祭司や祝者は、生命の花を媒介としてその力を病者に分け与える。

巫神信仰

 森民の信仰は神巫を中心に築かれている。彼らは日々の決断を占いに委ね、困難や災厄に直面すると巫神祝へ助力を求める。祭礼の際には専用の衣装と礼器が用意され、神祝廟の前には神巫を象徴する「神顔面具」が掲げられる。

図騰崇拝(ととうすうはい)

 巫神祝の儀式以外にも、森民は日常的に霊的器物を用いて祈りを捧げる。代表的なものは「霊獣柱」と「渦紋柱」である。霊獣柱は生命力の象徴であり、多産と繁栄を祈願する対象として崇められる。渦紋柱は雲珀で造られ、健康と長寿を意味する。

❷ 全能者

 東皇太一を首領とする反逆の勢力である。彼は二代目神巫の一人でありながら、神巫が自己を犠牲にして雲夢を守るという定めに反発した。東皇太一は「奇跡の力」を奪い神へと成り上がることで、すべての生と死を掌握しようと企てた。これにより神巫間に亀裂が生じ、多くの戦死者を出したのち、巫神祝は分裂。東皇太一は信奉者を率いて雲夢城を占拠し、信徒を保護という名目で配下に加え、急速に勢力を拡大した。全能者に統一された理念は存在せず、ただ巫神祝の信念を否定し、力のみを追求する。

力の体系

 東皇太一は新たな魔道体系を創出した。従来の巫語の歌による共鳴ではなく、転生の術によって生命エネルギーを直接奪取・支配するものである。巫語の歌や儀式の煩雑さを排し、即効性のある呪言と陣法を採用した。

転生の術

 全能者はあらゆる手段で生命エネルギーを吸収し、それを雲珀に注ぎ込む。注入された雲珀は武具へと加工されたり、人体に埋め込まれたりする。東皇太一はこれを「神の恩寵」と称して信徒に分配し、短期間で多数の追随者を得た。

呪言

 呪言は巫語の歌から派生した魔道言語であり、旋律や韻を捨て、命令形の古語によって波流を直接制御する。全能者たちは転生の術で得た膨大な生命エネルギーを駆使し、自然の要素をも支配下に置く。

魔道陣法

 魔道陣法は雲夢城の遺跡や初代神巫の記録をもとに復元された秘術である。古代の魔符文を組み合わせ、波流を増幅して莫大な力を生み出す。東皇太一と全能者は奪った生命エネルギーを用いて神代の秘儀を再現し、その力で世界の法則を歪めようとする。

噬日大典

 全能者が雲夢城の中央に築いた転生祭壇で執り行う最大の儀式である。古代の法陣が刻まれ、森の生命を吸い尽くすほどの魔道が発動する。儀式の間、雲夢城の波流は急速に薄れ、流雲の光すら呑み込まれる。そのため「太陽を喰らう典礼」を意味する「噬日大典」と呼ばれるようになった。開催時期は東皇太一が決定し、年に一度から二度行われる。

④ 雲夢の風貌

❶ 歴史伝説

生命の起源

 古き雲夢は、王者大陸における生命の発祥の地であった。神々はこの地に最初の「温室」を築き、そこから生命を孵化させ、やがて世界全土へと広がっていった。

神隕の大災

 神隕戦争が終結すると、古雲夢は荒廃し、女媧は深手を負った身でこの地へ降り立った。かつて繁茂していた大沢はすでに焼け焦げ、深い裂け目と化していた。

希望の苗

 女媧は絶望の光景を前に、なおも命を見捨てなかった。彼女は最後に残った小さな苗を腕に抱き、そっと包み込んだ。

揺籠の調べ

 女媧は自身の力のすべてをその苗へと注ぎ込み、穏やかな「子守唄」を口ずさんだ。その旋律は大地を包み込み、傷ついた大気に優しく響いた。

天穹の加護

 やがて苗の震えは止まり、天穹結界が形成された。生命が再び芽吹き、女媧の歌声は雲夢の地を満たした。九人の聖職者がその旋律に耳を傾け、静かに祈りを捧げた。

神の消えゆく時

 波流が渦を巻き、厚い雲が大地を覆う。女媧はその中に姿を消した。小さな苗はやがて天を衝く巨樹──天生木へと成長し、一木にして森を成した。

枯栄の循環

 九神巫は女媧の遺志を胸に刻み、「生命を守り、枯れゆくこともまた秩序である」との理を掲げた。波流を操り、森の生と死を律する体系を築き上げたのである。

再生と新生

 森は一度深い眠りにつき、やがて生命の花の中から産声が上がった。その瞬間、新たな命がこの世界に誕生し、雲夢山地は再び蘇った。

❷ 資源とエネルギー

天穹

 神隕戦争ののち、女媧は焦土の上に新たな世界──雲夢山地を再建し、外界を隔てる天穹結界を築いた。天穹は一方通行で、内部からは出られない。その内側では幻のような空が広がり、外側からはただの霧深い森林にしか見えない。

天生木

 女媧が植えた一本の巨樹が天生木である。大地を支え、山河を成し、呼吸によって雲と露を生み出す。枝は陸を、露は河を、蒸気は天を形づくる。天生木はいまもなお成長を続けており、その変化に応じて河川や湖も動く。これこそが雲夢山地の特異な景観である。

流雲

 天生木の呼吸によって放たれた生命エネルギーが流雲である。流雲は森の万物を育み、地域ごとに濃度が異なる。濃密な場所では雲が香のように漂い、特に黄昏時には忘憂沼沢の上空で金色の霞となって降り注ぐ。

雲珀

 雲夢山地に特有の鉱物資源であり、内部には膨大な波流が蓄えられている。流雲が忘憂沼沢の巨木に凝着し、長い年月をかけて生成される。生まれたばかりの雲珀は液体に近く、活性を保つためには濃厚な流雲環境が必要である。

雲珀の採掘

 巫神祝が巫語の歌を唱え杖を振るうと、玄微子たちは呼応して雲珀を浮かび上がらせる。この採取は森の循環を守るため、年に一度しか行えない。

雲珀製品

 巫神祝は雲珀を「天生木の恩賜」として崇め、主に祭器や楽器の素材として使用する。液状雲珀を自然物に注ぎ、巫語の歌で共鳴させると、波流が融合して新たな器となる。歌が終わる頃、雲珀は完全に定着し、唯一無二の工芸品が生まれる。

凝珀網(ぎょうはくもう)

 忘憂沼沢の下層で、液体の雲珀を捕らえるために編まれた網である。巫神祝は自然素材で作ったこの網を流雲の通り道に張り、降下する雲珀をすくい取る。

占風鐸(せんぷうたく)

 雲珀を吊るして作る風鈴状の装飾具であり、波流の流れを感知して森の「感情」を読み取るために用いられる。玄微子はこの装置を好み、集まって休むことが多い。

雲珀武器

 全能者は巫神祝とは対照的に、雲珀を力の源として利用する。武器の核や体内の強化部位として組み込み、膨大な波流を即座に活性化させる。使用時、雲珀は光脈を放ち、まるで生きた生命体のように脈動する。

❸ 万物有霊

異獣

 異獣とは、雲夢山地にのみ存在する特異な生命体である。濃密な生命エネルギーが自然に凝集して生まれ、物質と生命の境界を曖昧にしている。環境の変化に応じて形態を変化させ、森民たちはその行動を観察して森林の異変を察知する。山鬼の力を継ぐ神巫は、しばしば異獣と協力して秩序を保っている。

跳躍兎・跳躍鼠

 中型の草食生物で、俊敏な脚力を持つ。森民は短距離移動に利用するが、乗りこなすには熟練を要する。中には飼い慣らされた個体もおり、祭りでは跳躍競技が開かれる。

青沼牛

 中型の湿地性生物で、生命の河周辺に多く棲む。背に苔や菌類が生え、小さな生態系を形成している。休むときは周囲と同化し、まるで大地の一部のように見える。

彩駿(さいしゅん)

 馬に似た生物で、百景森林に多く見られる。体は細身で、花弁状の毛が風に揺れると音楽のような声を発し、機嫌が良いと芳香を放つ。

樹牛(じゅぎゅう)

 森民の生活に欠かせない家畜で、角が枝のように分かれ、皮膚は樹皮に似ている。荷運びや農作業の力として重宝されている。

爬爬(パーパー)

 巨大な樹上生物であり、天生木の表面をゆっくりと移動する。森民はその背に乗って高地へと旅をするが、彼らは人の命令を聞かず、思いもよらぬ場所に辿り着くこともしばしばである。

発光植物

 雲夢山地の森林は密生しており、陽光が届きにくいため、多くの自発光植物が存在する。青く輝く夜霊茸(やれいじょう)、黄金に光る小太陽草(しょうたいようそう)などがあり、夜行者に光をもたらす。河辺の灯草(とうそう)は止血薬としても利用され、夜になると結晶が光を放つ。だが、燭胡桃(しょくことう)のように獲物を誘う危険種も存在し、光る花弁で鳥をおびき寄せ捕らえる。

小葉子虫(しょうようしちゅう)

 人語を模倣する小型昆虫で、森民は伝令用として飼う。手紙の代わりに放つと、目的地へと自律的に飛んでいく。その姿は風に舞う葉のようである。

森崽(しんさい)

 生命エネルギーが植物と融合して生まれる半生命体。知性は低いが感情的な反応を示し、森民の友として愛される。彼らの動きを観察すれば、森のエネルギーの流れを読み取ることができる。

災厄異獣

 環境変化によって異獣が「災厄化」することがある。暴走した異獣は周囲の生命を吸収して巨大化し、森を脅かす。山鬼がその魂を鎮め、大司命が忘憂沼沢への道を開き、魂を導く役割を果たす。

雲蝸(うんか)

 蜥蜴に似た小型生物で、雲珀を収集し殻のように背負う習性がある。森民は彼らの跡を追って雲珀鉱脈を探す。災厄化すると「銀禍(ぎんか)」と化し、雲珀を喰らって体を肥大化させ、周囲を飲み込む。

雪絮(せつじょ)

 羽毛のように白く透けた異獣で、空中を漂う姿は柳絮のようである。熱を糧とし、群れると局地的な降雪をもたらす。災厄化した雪絮は互いに融合し、「臓焔(ぞうえん)」と呼ばれる紫紅の蛇となって暴れ回る。

❹ 民俗文化

雲夢建築

 森民の建築は自然との調和を最優先とし、藤蔓や根の隙間を活かして造られる。花や蔦で外壁を飾り、住まい全体が森の一部のように見える。

楽器

 原始的な笛や弦楽器が主流で、木琴や転生琴、砂鈴などがある。いずれも自然素材から作られ、森の音を模した柔らかな調べを奏でる。

巨樹笛塤(きょじゅてきけん/きょじゅてっけん)

 森民は風の吹く場所に巨木をくり抜き、風が通ると低く唸るような音を発する。森が歌っているようだと伝えられている。

手工芸

 雲夢山地の工芸は自然への賛歌であり、素材の形を生かした造形が多い。木工や編み細工が発達し、灯籠や木彫、植物絨毯、引風翎(いんぷうれい)などの工芸品が知られる。岩石や生物から抽出した蛍光顔料を用いるため、絵画も輝きを帯びる。

藤光画(とうこうが)

 洞の村に伝わる独特の芸術で、樹洞の二重構造を利用して内部に光粉を塗り、浮かび上がるような絵を描く。日常や神話を表現する壁画として重宝される。

家系樹(かけいじゅ)

 枯林が広がる中、森民は離れる前に家族の木像を幹に刻み、色分けして血脈を示す。枯れたのちも家族が木と共に残り、褐林の碑のように佇む。

食文化

 食材の中心は果実と根菜である。豆莢やパンのような果実、光を放つ閃耀果、自然発熱する定食果などが日常の糧であり、昆虫や水生生物も補助的に利用される。

特産果品

 提壺果(ていこか)は食用果実の一種で、殻が水壺や楽器に転用できる。至尊果宴(しそんかえん)は森民の祝祭料理で、複数の果実を混ぜ、体香粉をまぶして食す。

暦法と祭典

 雲夢山地では女媧と九神巫を基礎にした「一年九季」の暦を用いる。一年を九つの月に分け、各月が一柱の神巫に対応する。各月には祭日が設けられ、神への祈りと季節の営みを祝う。森民は木の枝に刻印をつけて日を記録し、祭具で印を区別する。

天穹節

 年末の夜に行われる最大の行事である。森民は天穹灯を掲げ、巫語の歌を唱えながら新年の願いを捧げる。翌朝──新年の第一日──が「天穹祭」であり、天を司る神・東皇太一を祀る。

醒春

 毎年一月中旬の五日間にわたって春の到来を祝う。森民は神明の泉に集い、女媧の恩寵に感謝を捧げ、小さな苗木を植えて新年の始まりを記念する。

神樹節

 第三季の中旬、天生木が最も繁茂する時期に行われる祭である。森民は湖畔に集い、宴を開き、生命と縁の循環を祝福する。枝葉が交わるように、人と人の絆もまた新たに芽吹くと信じられている。

静息日

 初代・大司命を祀る日であり、毎年五月中旬に行われる。森民は忘憂沼沢の外で祈りを捧げ、朝日の中で音楽を奏で、亡き者の安寧を祈る。この日は断食と沈黙の日とされている。

花神節(かしんせつ)

 初代・少司命を祀る花の祭りで、六月初日に開催される。生命の河に咲く花々を祝福し、新生児の洗礼が行われる。巫神祝が導き、子らは神樹の力を授かって健やかに育つとされる。

万霊節

 初代山鬼を祀る祭典であり、九月初日に行われる。森民は森の異獣たちと共に舞い、歌い、自然の全てと心を通わせる。天生木の山や大地を称え、一年の終わりと新たな始まりを祝う。

森民の服飾

 森民の衣服は活動に適した短い丈で、素材には加工を施さない植物繊維を用いる。蔓、葉、花弁、繭糸、苔布などを編み合わせ、色彩は季節や村落の風土に応じて変化する。儀式や祭祀の際には華やかな装飾を施し、雲珀や羽根を編み込んだ冠や首飾りを身に着ける。巫神祝の祭服は白と金を基調とし、生命の花を象った刺繍が施される。一方で、飛行族や猟族は軽量で空気抵抗の少ない衣を選び、沼蓮族や蕈族は湿気に強い苔繊布を愛用する。

装飾文化

 森民は外見の美を自然の延長と捉えており、髪に花を飾り、腕や脚に草蔓を巻く。身体に描かれる紋様は「波流印」と呼ばれ、個人の信仰や生まれた季節を象徴する。波流印を刻む際には巫神祝が立ち会い、祝福の歌が捧げられる。


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