「水浪の銃士」タトル_include
属性補正
炎属性
135%
水属性
100%
風属性
74%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
タトル「コンチワ~。配管整備士のタトルだよン。解体作業ならぜひともおまかせあれ~。」
主人公「整備士なのに、解体……?ああいや、それはともかくきてくれてありがとう。」
タトル「なはは、気にすんなって。ちょうどヒマしてたんだよねえ。」
主人公「そ、そうなのか?このまえは断られたから、てっきり仕事でいそがしいのかと……。」
タトル「あ~ええっと、まあ。あのときは、なんとなくめんどうだなって。」
タトル「でも、気がかわったんだよね。配管整備、あんまり性にあってなかったからさ。息抜きがてらにブラブラしてみるのもいなって。」
タトル「ま、とはいえ。親方には放蕩者だったウチをひろってくれた義理があるんだよな~。」
タトル「なんだ、気が向いたらまたあっちにもどるかも?そのくらいの心づもりでいてくれるとたすかるよ。」
主人公「なるほど。そこはタトルの都合にあわせてもらえればいいよ。でも、整備士になったのはそういう経緯があったのか。」
タトル「むかしはそこらにころがってる廃機械を解体してな。部品を売っぱらって日銭を稼いでたんだよねえ。そんなところを親方に声かけられたわけ。」
タトル「気のいいオッサンだよ。職場も活気づいてるし居心地がいい。まあ、生意気な同僚もいたりするけど。」
主人公「へえ、そうなのか。俺たちの旅に同行してくれるんだから、けっこう融通のきくところでもあるんだな。」
タトル「なはは。いや、現場はほうりだしてきたトコ。親方もいまごろカンカンにおこってんだろうな~。」
メルク「みゅ!?許可をもらっているわけではないのです!?あの、私たちのところにきてもよかったのですよ……?」
タトル「い~のい~の。さすがにこんなところまでつれもどしにやってはこないだろうし。」
メルク「ええっと……、そっちの心配をしているのではないのですが……。」
タトル「ま~親方はともかく、澄ましたクロックの青ざめてゆくツラをこの目で拝めないのがゆいいつの心残りだけどねえ。」
タトル「ウチより3つも年下のガキンチョだってのに。いつもやたらめったらこきつかいやがって~。」
タトル「なははっ。ま、サボリ魔のウチにいえたことではないけどな。」
紹介所のお姉さん「ちなみにクロックくんなら今度くるわよ。彼も紹介所に登録してあるから、そのつながりでね。配管の点検整備をおねがいすることになったの。」
タトル「なぬ~っ!?」
タトル「整備したての配管に興奮をおぼえるあいつに依頼を!?仕事サボって解体ばっかやってたウチの首根っこをつかみ何食わぬ顔で路上をひきずりまわしたあのクロックに!?」
紹介所のお姉さん「前者はともかくとして、後者はあなたに原因があるようにもきこえるけど。いずれにせよクロックくんにきてもらうのはたしかね。」
タトル「か、帰る!ウチは帰るぞ~っ!」
主人公&メルク「えっ!?」
タトル「ああいや、いま顔だしたら親方にブッ飛ばされるな。というか、ウチからあっちに向かってどうすんだ。」
タトル「旅だ、冒険だ。遥かなる未開の地でもめざすか、なあ主人公?」
主人公「まあ、そんな予定はないけど。タトルがそこまで心配しなくても、鉢あわせることなんてそうそうないと思うぞ。」
タトル「わかってないな~!あいつはウチがサボってるときだけはだれもがおどろくほどの索敵能力を発揮すんのっ!」
メルク「あの、そもそもなのですが。仕事をほうりださなければいいだけの話なのでは……?」
タトル「も、もとはといえばだな~っ。ウチをさそったのはおまえらのくせに!」
主人公「もちろん手は貸すつもりだけど。とはいえ、俺たちにできることなんて……。」
タトル「ぬううっ。」
タトル「そうだ!なあ、紹介所のねえさん……!」
紹介所のお姉さん「なにかしら。私は立場上、どちらかいっぽうに肩いれすることはできないわよ?」
タトル「あ~うん、べつにいいって。それよりここの配管、ウチがみてやるよ。」
紹介所のお姉さん「いいの?私としてはありがたい申し出だけど……。」
タトル「ああ、まかせなって。ウチ、これでも仕事はできるんだよ。」
タトル「でもそしたらさ。クロックの仕事もなくなっちゃうな~!」
紹介所のお姉さん「タトルちゃんが引き受けてくれるなら、クロックくんには断りをいれないとね。まあおなじ職場の人なら失礼にあたらないでしょうし。」
タトル「なははっ!そ~かそ~か、あばよクロック~!」
タトル「ええっと、てなわけで主人公。作業がおわるまで、ちょっとかかりそうなんだけどさ。」
主人公「あ、ああ。わかった、俺たちはここで待ってるよ……。」
「わるいな。チャチャっとかたづけてくるからさ!」
主人公「……。」
メルク「主人公さん、どうかしたのですよ?」
主人公「いや、仕事をかわりに請け負ったら、けっきょくタトルがここにいることも向こうにつたわるんじゃないかと思って……。」
メルク「みゅ、タトルさん……。息抜きどころかさっそく連行されてしまいそうなのですね。」
備考
「機計の配管工」クロックと同じ職場で働いている