「神さびた残滓」テイシュウ コメント一覧 (2ページ目)
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
152018年03月19日 23:56 ID:b6t0naw9※No.102235768で1か所「」が抜けてしまいました
あとちょっと長すぎやしませんかね、テイシュウさん・・・(´;ω;`)手が痛い
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さすらいの癒術師さん
142018年03月19日 23:53 ID:b6t0naw9テイシュウ「それに……、」
テイシュウ「人間としてのありかたを失った俺には、もう自分から人間の営みに手を出す理由なんて、特に残ってないんだよね。」
テイシュウ「俺の奥さんが、そう望んだから。その、たった1つの理由以外には。」
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さすらいの癒術師さん
132018年03月19日 23:51 ID:b6t0naw9テイシュウ「確たるよるべを持たなかったあの頃の俺は、人の形をした天災、と言うべきものだったんじゃないかな。」
メルク「……。」
テイシュウ「でも、それはもう昔のことだ。今の俺には、共に夫婦の契りを結んだ、奥さんというよるべがあるからね。」
テイシュウ「だから、大丈夫。今回は俺の奥さんに誓って、きちんと君たちの力になると約束しよう。」
テイシュウ「心配しないでくれていいよ。俺は俺の愛する奥さんを悲しませるような真似は絶対にしないから。」
テイシュウ「彼女が望むなら俺はそれに応えるよ。それが俺にとって、どんなに他愛のない営みでも。」
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さすらいの癒術師さん
122018年03月19日 23:47 ID:b6t0naw9メルク「でも、なんだか素敵な関係なのです。たとえ別の存在だとしても、ナターシャさんはテイシュウさんが大好きで……、」
メルク「テイシュウさんも同じようにナターシャさんが大好きなのですね~!とってもお似合いなのですよ!」
テイシュウ「ははは、そうだろう。」
テイシュウ「うん。お似合い、か。」
テイシュウ「確かに、その通りかもしれないね。今の俺は。奥さんとの縁でこの形を保っているようなものだし。」
テイシュウ「水底を漂っていた頃の俺は、こうじゃなかった。長い時の中で。自分がかつて人間だったことすら忘れかけていたんだから。」
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さすらいの癒術師さん
112018年03月19日 23:43 ID:b6t0naw9テイシュウ『君たちのいかなる営みも、我が夫君には些細で他愛のないものに過ぎない。もちろん、私という人間の営みすら。』
テイシュウ「さすが俺の奥さんだ。俺のことを俺以上に分かってるんだから。」
メルク「テイシュウさん……。」
テイシュウ「俺の奥さんは、きっと、俺のことは何でもお見通しなんだろうね。」
テイシュウ「俺の奥さんったら、本当にいいお嫁さんだろう。セクシーでキュートで大胆で、その上、他人への気遣いもできるんだから。」
メルク(た、たくましい!落ち込むかと思いきや、1人で悦に入っているのです!)
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さすらいの癒術師さん
102018年03月19日 23:40 ID:b6t0naw9テイシュウ「神と呼ばれるようになったきっかけも、奥さんのために、少し気を操って、近くの村に雨を降らせてあげたことだしね。」
テイシュウ「俺は本物の神様ってわけじゃない。とは言え、人を名乗るには人でなしが過ぎるんだろうけどね。」
テイシュウ「俺の奥さんも、手紙にそんなことを書いていただろう?」
メルク「それは……。」
テイシュウ「ごめんごめん、驚かせちゃったかな。奥さんからの手紙の中身が気になってね、ちょっと読ませてもらったんだよ。」
テイシュウ ……『我が夫君は肉を持たぬ身。元は君たちと同じ人間でも、今はもう、まったく別の存在だ』。
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さすらいの癒術師さん
92018年03月19日 23:34 ID:b6t0naw9テイシュウ「……ふうん。」
テイシュウ「少し、この辺りの水の流れを読んでみたんだけど、明日は早めにここを発った方がいいかもしれないね。川上から、よくない気が流れてきているから。」
テイシュウ「主人公が起きたら、俺からそう伝えておこう。」
メルク「は、はいなのですよ。テイシュウさん、ありがとうございます、なのですよ~。」
メルク「……あの、テイシュウさん。水神、と言っていたのですが……、テイシュウさんは、本物の神様なのですよ?」
テイシュウ「ははは、違うよ。俺はたまたま神と称えられているだけの、摩耗した魂の残りかすだ。」
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さすらいの癒術師さん
82018年03月19日 23:30 ID:b6t0naw9テイシュウ「そう……。」
テイシュウ「俺の奥さんが、そんなことを……。小さい祠を作ったのも、俺を止めなかったのも、全て俺のためを思って……。」
テイシュウ「そうかあ……。」
主人公&メルク「……。」
メルク(『我が夫君は、私に関することになると気分の浮き沈みが激しくなることがある』……。ナターシャさんの手紙通りだったのですよ)
主人公(テイシュウさんと行動するときは、ナターシャさんからの手紙が離せないな……)
(場面暗転)
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さすらいの癒術師さん
72018年03月19日 23:26 ID:b6t0naw9メルク(は、はいなのですよ!)
メルク「テ、テイシュウさん!実はナターシャさんから、こんなお手紙をいただいているのですよ~!」
メルク『我が夫君へ。君を止めなかったのは、君の意思に応えたいと私が願うからだ』
メルク『君を邪険に扱いたいなどとは、微塵にも思っていない。リンジーと共に携帯用の祠を用意したのも君の旅先での無事を願ってこそ』
メルク『どんなに離れていても、私は君を想っている。君の帰りを、祠のもとで待っている。帰ってきたら、是非、土産話を聞かせてほしい』
メルク『君を愛している。君の妻、ナターシャより』……。
テイシュウ「……。」
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さすらいの癒術師さん
62018年03月19日 23:21 ID:b6t0naw9テイシュウ「それとも奥さんはもう、俺みたいな気の塊に、すっかり愛想を尽かしてしまったのかな……。」
主人公「わーっ!テイシュウさん、落ち込んだからって消えないでください!」
メルク「完全に思い込みなのですよー!」
テイシュウ「今の俺には人間の時間なんて一瞬にも等しいけど、その一瞬のうちに、奥さんの心はすっかり冷めてしまったのかな……。」
主人公「テイシュウさーん!テイシュウさーん、どこですかー!?」
主人公(メルク!ここはナターシャさんにもらった手紙から、『テイシュウさんが落ち込んだ時に言う言葉』を!)
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さすらいの癒術師さん
52018年03月19日 23:18 ID:b6t0naw9主人公(入れ知恵をしたのはきっとリンジーさんだな……)
テイシュウ「リンジーはよく、『結婚生活にマンネリは大敵』と言うけれど、俺は別に、刺激が欲しいとは思っていない。」
メルク(そう言いつつ、リンジーさんの助言を実行して、自分の首を絞めているのですよ……)
テイシュウ「俺は、奥さんを愛することができればそれでいい。その代償として、奥さんに何かを求めてもいない。でも、彼女はそうではないのかな。」
テイシュウ「……水底を漂っていた俺を見つけてあんなに強烈にプロポーズしてくれた、あの頃の彼女はもういないのかな。」
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さすらいの癒術師さん
42018年03月19日 23:11 ID:b6t0naw9主人公「これさえあれば、テイシュウさんの姿が見えるようになるなんて。」
テイシュウ「リンジーは『旅は結婚生活のいい刺激になると思う』なんて言っていたけれど、俺は悲しかったなあ。」
テイシュウ「俺の奥さんは、俺がそばにいなくても別に辛くとも何ともないのかって。俺は今、ものすごく奥さんが恋しいのに。」
テイシュウ「俺はとうに肉体を失った身だけれど、奥さんがいない時間はひどく長く感じられるんだ。」
テイシュウ「今すぐ奥さんのもとに帰って、『おかえり』って言ってもらいあいよ……。」
テイシュウ「だって奥さんに引き留めてほしくて、『癒術士を助けようかな』って言ったんだもの……!」
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さすらいの癒術師さん
32018年03月19日 23:07 ID:b6t0naw9主人公「ナターシャさんがテイシュウさんをどう思っているか……、ですか。」
テイシュウ「ああ。」
メルク「で、でも、テイシュウさんもナターシャさんも、お互いのことが大好きなのではないのですよ?」
テイシュウ「そうだね。俺は奥さんを愛している。奥さんも俺を愛してくれている。」
テイシュウ「だけど……。」
テイシュウ「『癒術士の手助けでもしようかな』と言ったら、奥さんに全く引き留めてもらえなかったんだよね……。」
テイシュウ「逆にこんなものまで用意されて、流れるように旅立たされてしまって……。」
主人公「し、仕組みはよくわからないですけど、このミニ祠、すごいですね……。」
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さすらいの癒術師さん
22018年03月19日 23:06 ID:b6t0naw9初ユニスト投稿です、変だったらごめんなさい。
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さすらいの癒術師さん
12018年03月19日 15:55 ID:nvipiu7tどなたかストーリーをお願いします。