「晦冥窺きし眸」メモリニカ
「晦冥窺きし眸」メモリニカの基本データ
出身 | 死者の国 |
---|---|
年齢 | 18歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★5 |
属性 | 闇 |
成長タイプ | 平均 |
武器 | 廻天卵 |
武器種別 | 回復 |
同時攻撃数 | 1体 |
攻撃段数 | 8段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
2,640 | 4,620 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
5,280 | 9,240 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
8,130 | 14,190 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
46 | 2.78 |
リーチ | タフネス |
155 | 28 |
DPS | 総合DPS |
3324 | 3324 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
5,104 | 5,104 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | |
---|---|
追加日 | 2019.03.23 |
---|---|
ダイヤ限定★5&★4スカウトフェス2019.03.23 |
属性補正
炎属性
100%
水属性
100%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
150%
モデル
ストーリー
<紹介所・昼>
主人公「あれ、今日はここでメモリニカさんと顔合わせのはずだけど……、」
メルク「メモリニカさん、まだ来てないようなのですね……。」
メルク「……と思ったのですが、メモリニカさんなのです!」
メモリニカ「……無理よ、泡風呂なんて。演奏会も、しばらくがまんすればいいだけよ。いい、エイブラム?」
主人公「誰かと話してるみたいだな……。」
メルク「でも、メモリニカさんの近くには……、鳥以外、誰もいないのですよ?」
主人公「それにしても、泡風呂と演奏会って、いったいなんのことだ?」
主人公「んっ……?」
メルク「みゅわっ!メモリニカさんの鳥が、こっちに飛んできたのですよ!」
「くぇーっ!」
主人公「うわあっ!な、なんだ!?」
メモリニカ「『お前が主人公であるな?メモリニカ様のために、泡風呂とオーケストラの生演奏を用意するのである!』」
メルク「みゅわわっ!?いきなりの無茶ぶりなのです!」
主人公「……ううっ、なるほど、これが仲間になる条件か……。」
メルク「ど、どうするのですよ?」
主人公「よし……、」
主人公「すぐに、バラの香りがする石鹸を、買ってきて泡風呂の用意をします……。」
メルク「みゅ!?メモリニカさんのいきおいに飲まれてしまったのですよ……。」
メモリニカ「ち、ちがうのです!今のは、わたしではなく、エイブラムが!」
メルク「エイブラムさんなのですよ?」
主人公「ひいいいっ!また鳥がきたー!」
「くぇーっ!」
メモリニカ「『鳥ではない!名執事、エイブラムなのである!』……、と鳴いてます……。」
メルク「みゅみゅ!?もしかして、メモリニカさんは、その……、エイブラムさんの言葉がわかるのです?」
主人公「そ、そうなんですか?」
メモリニカ「……はい。彼の名前はエイブラム。当家に仕えるモンスターなのです。」
メモリニカ「そしてわたしが、死者の国からやってまいりました、輝石職人のメモリニカと申します。」
主人公「……輝石職人。それって確か、死者の国の人なら肌身離さず持っている、輝石を作る人ですよね?」
「くぇー! くぇくぇっ!」
主人公「エイブラムは、なんて言ってるんですか?」
メモリニカ「えっと……、『神より授けられしアノンシアの瞳を持つ者に素質があるとされる、選ばれし職人なのである』と……。」
メルク「アノンシアの瞳なのです……?」
メモリニカ「暗闇を見通す瞳とも言われ、生まれる前の命を、光として見ることができるのです。」
メモリニカ「そして、その光を見極めた輝石職人は、光と合致するくらやみ石から輝石を切り出します。」
主人公「くらやみ石。それが輝石の元になるのか……。」
「くぇくぇーっ!」
メモリニカ「『輝石は死者の国の人々にとって、光そのものであり、輝石を割ると、断面が美しく光り輝くのである!』と説明しています。」
メルク「みゅふふっ!輝石がそれだけ美しいなら、くらやみ石もきっとすごい宝石にちがいないのですよ!」
「くえぇぇーっ!」
メルク「みゅわわ!?なんだか怒られたみたいなのです!」
メモリニカ「ふふふっ、残念ですがくらやみ石は、表面も断面も黒色で光っていないのです。」
メルク「みゅ、みゅう……。宝石とは違うのですよ……。」
主人公「黒い石で作る輝石か……。ますます不思議ですね。」
メモリニカ「一見、同じ黒に見えるくらやみ石ですが、石それぞれに千差万別の光を宿している……。」
メモリニカ「アノンシアの瞳は、わたしに、その光を見せてくれます。でも、輝石職人はそれだけじゃダメだと思って、エイブラムと旅に出ることを決意したのです。」
主人公「それだけじゃダメって、どうしてなんですか?」
メルク「メモリニカさんとは出会って間もないのですが……、輝石のことを想う気持ちは、伝わってくるのですよ?」
メモリニカ「ふふふっ、ありがとうございます。そう言ってもらえて光栄です。」
メモリニカ「でも、工房にこもっているだけでは、見えないものがあることに気づいたんです。」
主人公「アノンシアの瞳でも、見えないものが……?」
メモリニカ「はい、人の生きる道……、人生です。」
メルク「なるほどなのです~!つまりメモリニカさんは、外の世界や人に触れるために、工房を飛び出したのですよ~!」
主人公「確かに……。旅をすれば色んな国に行くから、いい刺激にはなるよな。」
メルク「とはいえ……、私たちと行く旅は、刺激がありすぎるのですよ……。」
主人公「見たこともないモンスターに遭遇したり、色んなトラブルに巻き込まれるもんな……。」
メモリニカ「だからこそ工房の中で過ごすより、きっと意味があるはずです。」
メモリニカ「そして、職人としての見識を広めれば、より依頼人に寄り添えると、わたしは信じています。」
主人公「職人の鏡だ……。だって、旅の間も輝石を作るんですよね?」 (注:原文まま)
メモリニカ「はい、旅をしながら、籠の中で加工中の輝石を仕上げるのが、当面の目的となります。」
メルク「みゅみゅっ! 見てほしいのです、主人公さん!メモリニカさんが持っている籠に、黒い石が浮かんでいるのですよ。」
主人公「もしかして、これが……、くらやみ石……?」
メモリニカ「……はい、切り出し中のくらやみ石となります。」
主人公「そして、この輝石ができあがるのを、待っている人が、死者の国にいるんですね……。」
メモリニカ「ええ、この輝石は、わたしが輝石職人になるきっかけを作った方に、お渡しする輝石なのです。」
主人公「つまりは特別な思い入れのある、輝石ってことですか……。」
メルク「みゅ?ちょっと待ってほしいのです。きっかけがあって、輝石職人になったということは……、」
メモリニカ「……はい。幼い頃のわたしは、輝石職人になる未来を、思い描いていませんでした……。」
主人公「え?そうなんですか?……アノンシアの瞳を持って生まれた人は、自然と輝石職人になるのかと思ってました……。」
メモリニカ「わたしの両親は、常々……、こう言っておりました、『神は瞳を与えたが、それは可能性でしかない』と。」
主人公「どの道に進むかは、メモリニカさんに決めさせようと考えてくれたんですね……。」
メルク「素敵なご両親なのです~。」
メモリニカ「お陰で、わたしはのびのびと暮らすことができました。」
主人公「でも、ある出会いによって、輝石職人になる道を選ぶことになった……、ということですか?」
メモリニカ「……はい。あれは輝石祭のことでした。」
主人公「……輝石祭?」
「くぇくぇーっ!」
メモリニカ「『輝石を手放す行事のことである』と、説明しています。」
メルク「みゅ!?大事にしていた輝石を、手放すのですよ?」
メモリニカ「そう、持ち主がこの世を去った時、残された者が輝石を砕いて流すのです……。」
メルク「みゅわわ……。想像しただけで悲しくなるのですよ~。」
メモリニカ「死者の国では、残された者が死者の輝石を空に流すことで、死者の魂が人間の行き着く終着点である安息の闇へと誘われると言われています……、」
メモリニカ「それはとても幸福なことで、輝石を砕く輝石祭は、決して悲しいだけのお祭りではないのですが……、」
メモリニカ「つらい出来事を受け入れられず、輝石を砕けない人もいらっしゃるのです……。」
メモリニカ「でも、輝石を砕かずにいると持ち主は安らげず、魂がとどまり続けることになる。そして、不幸な事件を引き起こすことも……。」
主人公「不幸な事件か……。」
メモリニカ「わたしの友人が、まさにそうでした……。」
メルク「……みゅっ!?そうなのです?」
メモリニカ「輝石を流されなかった魂はお化けになる……。そんな言い伝えが死者の国にあるのですが、友人の前に……、お化けが本当に現れたのです。」
主人公&メルク「……お化け!」
主人公「そ、それで、どうなったんですか!?」
メルク「みゅわわわっ!聞いてるだけで、ドキドキなのですよ!」
メモリニカ「わたし1人では何もできなくて、途方に暮れていました……。その当時は、泡風呂と演奏会が楽しみな、ただの女の子でしたから……。」
メモリニカ「でも、偶然町を訪れていた女性の冒険家さんが、わたしに力を貸してくださったのです。」
主人公「……で、2人で協力して、友達を助けたんですね……!」
メモリニカ「ええ……、でも、それと同時に、お化けの正体が、友人が大切に想っていた家族の魂であることがわかったのです……。」
メルク「みゅ、みゅう……。切ないお話なのです……。」
メモリニカ「わたしと友人は冒険家さんの力を借り、そのお化けと向き合うことにしました……。」
メモリニカ「その結果、友人はお化けを幸福な眠りに誘うために、輝石を流すことを決意したのです……、」
メモリニカ「友人が輝石を砕いた瞬間のこと、それから、ふたりで涙を流したことは、今でも瞼の裏に焼きついています……、」
メモリニカ「……ですが、あの事件を経験したお陰で、わたしは輝石を持つことと流すことの大切さを知り、輝石を作り出す輝石職人の重要さを学ぶことができました。」
主人公「悲しいけれど、優しい話ですね……。」
メルク「なのですよ……。」
メルク「でも、私たちもメモリニカさんのお陰で、死者の国の人たちと輝石のかかわりについて、知ることができたのです……。」
主人公「……だよな。メモリニカさんって話が上手いし、ついつい引き込まれるというか……、」
メルク「なのですよ~。できれば、もっとお話を聞きたいのです!」
メモリニカ「うふふ、ありがとうございます。ええっと、それでは……。」
「くえぇぇーっ!」
主人公「うわあっ!?エイブラムが飛んできたーっ!」
メルク「急にどうしたのです!?」
メモリニカ「『そろそろ、ご入浴の時間である!さっさと用意するのだ!』と……、鳴いてますね。」
メルク「そういえば泡風呂と演奏会の用意を、するように言われていたのですよ……。」
「くえぇっ!くえぇぇーっ!」
主人公「ひいいいっ!今度はなんて言ってるんですか!?」
メモリニカ「『これくらい出来なければお嬢様の仲間にはなれないのである!さあ、急げ!』と……。」
主人公「やっぱり仲間になる条件だった!」
メルク「ど、どうするのです!?」
主人公「……くっ!俺は執事になるために、仲間を探していたわけじゃない!」
メルク「みゅ!なんだか、強気なのです!」
主人公「でも……、」
主人公「メモリニカさんには、仲間になって欲しいから……、どうにかするぞー!」
「けっきょくは、こうなるのですよー!」
「くえぇぇーっ!」
メモリニカ「エイブラム、さっきの条件は本気なの?」
「くえぇ、くええぇっ。」
メモリニカ「主人公さんと、メルクさんが、どんな人か確かめたかっただけ?もう、いじわるなんだから……。」
メモリニカ「でも、話してみて確信したでしょ?」
メモリニカ「あの2人と旅をすれば、輝石職人として、ひとまわりもふたまわりも成長できる……。」
メモリニカ「だから、お役に立てるように、わたしたちも精一杯がんばりましょうね!」
備考
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銃弾 | 回復 | ||||
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さすらいの癒術師さん
222020年01月03日 17:59 ID:fplnrtooメモリニカ「(主人公)さんと、メルクさんが、どんな人か確かめたかっただけ?もう、いじわるなんだから……。」
メモリニカ「でも、話してみて確信したでしょ?」
メモリニカ「あの2人と旅をすれば、輝石職人として、ひとまわりもふたまわりも成長できる……。」
メモリニカ「だから、お役に立てるように、わたしたちも精一杯がんばりましょうね!」
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さすらいの癒術師さん
212020年01月03日 17:58 ID:fplnrtooメモリニカ「『これくらい出来なければお嬢様の仲間にはなれないのである!さあ、急げ!』と……。」
主人公「やっぱり仲間になる条件だった!」
メルク「ど、どうするのです!?」
主人公「……くっ!俺は執事になるために、仲間を探していたわけじゃない!」
メルク「みゅ!なんだか、強気なのです!」
主人公「でも……、」
主人公「メモリニカさんには、仲間になって欲しいから……、どうにかするぞー!」
「けっきょくは、こうなるのですよー!」
くえぇぇーっ!(大文字)
メモリニカ「エイブラム、さっきの条件は本気なの?」
くえぇ、くええぇっ。(大文字)
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さすらいの癒術師さん
202020年01月03日 17:58 ID:fplnrtooメルク「なのですよ~。できれば、もっとお話を聞きたいのです!」
メモリニカ「うふふ、ありがとうございます。ええっと、それでは……。」
くえぇぇーっ!(大文字)
主人公「うわあっ!?エイブラムが飛んできたーっ!」
メルク「急にどうしたのです!?」
メモリニカ「『そろそろ、ご入浴の時間である!さっさと用意するのだ!』と……、鳴いてますね。」
メルク「そういえば泡風呂と演奏会の用意を、するように言われていたのですよ……。」
くえぇっ!くえぇぇーっ!(大文字)
主人公「ひいいいっ!今度はなんて言ってるんですか!?」
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さすらいの癒術師さん
192020年01月03日 17:57 ID:fplnrtooメモリニカ「友人が輝石を砕いた瞬間のこと、それから、ふたりで涙を流したことは、今でも瞼の裏に焼きついています……、」
メモリニカ「……ですが、あの事件を経験したお陰で、わたしは輝石を持つことと流すことの大切さを知り、輝石を作り出す輝石職人の重要さを学ぶことができました。」
主人公「悲しいけれど、優しい話ですね……。」
メルク「なのですよ……。」
メルク「でも、私たちもメモリニカさんのお陰で、死者の国の人たちと輝石のかかわりについて、知ることができたのです……。」
主人公「……だよな。メモリニカさんって話が上手いし、ついつい引き込まれるというか……、」
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さすらいの癒術師さん
182020年01月03日 17:57 ID:fplnrtooメモリニカ「でも、偶然町を訪れていた女性の冒険家さんが、わたしに力を貸してくださったのです。」
主人公「……で、2人で協力して、友達を助けたんですね……!」
メモリニカ「ええ……、でも、それと同時に、お化けの正体が、友人が大切に想っていた家族の魂であることがわかったのです……。」
メルク「みゅ、みゅう……。切ないお話なのです……。」
メモリニカ「わたしと友人は冒険家さんの力を借り、そのお化けと向き合うことにしました……。」
メモリニカ「その結果、友人はお化けを幸福な眠りに誘うために、輝石を流すことを決意したのです……、」
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さすらいの癒術師さん
172020年01月03日 17:56 ID:fplnrtooメモリニカ「わたしの友人が、まさにそうでした……。」
メルク「……みゅっ!?そうなのです?」
メモリニカ「輝石を流されなかった魂はお化けになる……。そんな言い伝えが死者の国にあるのですが、友人の前に……、お化けが本当に現れたのです。」
主人公&メルク「……お化け!」
主人公「そ、それで、どうなったんですか!?」
メルク「みゅわわわっ!聞いてるだけで、ドキドキなのですよ!」
メモリニカ「わたし1人では何もできなくて、途方に暮れていました……。その当時は、泡風呂と演奏会が楽しみな、ただの女の子でしたから……。」
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さすらいの癒術師さん
162020年01月03日 17:55 ID:fplnrtooメルク「みゅわわ……。想像しただけで悲しくなるのですよ~。」
メモリニカ「死者の国では、残された者が死者の輝石を空に流すことで、死者の魂が人間の行き着く終着点である安息の闇へと誘われると言われています……、」
メモリニカ「それはとても幸福なことで、輝石を砕く輝石祭は、決して悲しいだけのお祭りではないのですが……、」
メモリニカ「つらい出来事を受け入れられず、輝石を砕けない人もいらっしゃるのです……。」
メモリニカ「でも、輝石を砕かずにいると持ち主は安らげず、魂がとどまり続けることになる。そして、不幸な事件を引き起こすことも……。」
主人公「不幸な事件か……。」
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さすらいの癒術師さん
152020年01月03日 17:55 ID:fplnrtoo主人公「どの道に進むかは、メモリニカさんに決めさせようと考えてくれたんですね……。」
メルク「素敵なご両親なのです~。」
メモリニカ「お陰で、わたしはのびのびと暮らすことができました。」
主人公「でも、ある出会いによって、輝石職人になる道を選ぶことになった……、ということですか?」
メモリニカ「……はい。あれは輝石祭のことでした。」
主人公「……輝石祭?」
くぇくぇーっ!(大文字)
メモリニカ「『輝石を手放す行事のことである』と、説明しています。」
メルク「みゅ!?大事にしていた輝石を、手放すのですよ?」
メモリニカ「そう、持ち主がこの世を去った時、残された者が輝石を砕いて流すのです……。」
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さすらいの癒術師さん
142020年01月03日 17:55 ID:fplnrtooメモリニカ「ええ、この輝石は、わたしが輝石職人になるきっかけを作った方に、お渡しする輝石なのです。」
主人公「つまりは特別な思い入れのある、輝石ってことですか……。」
メルク「みゅ?ちょっと待ってほしいのです。きっかけがあって、輝石職人になったということは……、」
メモリニカ「……はい。幼い頃のわたしは、輝石職人になる未来を、思い描いていませんでした……。」
主人公「え?そうなんですか?……アノンシアの瞳を持って生まれた人は、自然と輝石職人になるのかと思ってました……。」
メモリニカ「わたしの両親は、常々……、こう言っておりました、『神は瞳を与えたが、それは可能性でしかない』と。」
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さすらいの癒術師さん
132020年01月03日 17:54 ID:fplnrtooメモリニカ「そして、職人としての見識を広めれば、より依頼人に寄り添えると、わたしは信じています。」
主人公「職人の鏡だ……。だって、旅の間も輝石を作るんですよね?」 (注:原文まま)
メモリニカ「はい、旅をしながら、籠の中で加工中の輝石を仕上げるのが、当面の目的となります。」
メルク「みゅみゅっ! 見てほしいのです、(主人公)さん!メモリニカさんが持っている籠に、黒い石が浮かんでいるのですよ。」
主人公「もしかして、これが……、くらやみ石……?」
メモリニカ「……はい、切り出し中のくらやみ石となります。」
主人公「そして、この輝石ができあがるのを、待っている人が、死者の国にいるんですね……。」