「片機翼の陽炎」ヘキサルト コメント一覧 (2ページ目)
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さすらいの癒術師さん
232019年11月02日 21:13 ID:j9jzp5ssメルク「でも、ヘキサルトさんの夢に出てくるのは、みんな会ったことのある人だって言っていたのですよ?」
ヘキサルト「あ、れ・・・・・・? それじゃあ、あの人もどこかで・・・・・・?」
ヘキサルト「だ、だけどほら、 仮にいたとしても顔も見たことないし!」
メルク「それはそうかもしれないのですが・・・・・・、 会いたくはないのです?」
ヘキサルト「えぇ?そ、それはその・・・・・・うーん。」
ヘキサルト「・・・・・・まぁ一度ぐらいは、 面と向かって文句を言ってやりたいかも。」
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さすらいの癒術師さん
222019年11月02日 21:13 ID:j9jzp5ssメルク「みゅ~・・・・・・。」
ヘキサルト「いやいやしかし、ごめんね? せっかく期待してくれたのに応えられなくて。」
メルク「みゅふふふ、いいのです。 思っていたのとは違ったのですが、これはこれで有りなのですよ~。」
メルク「ヘキサルトさん。 その人に、会えるといいのですね。」
ヘキサルト「え~、夢の中の人だよ? 現実にはいないって!」
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さすらいの癒術師さん
212019年11月02日 21:13 ID:j9jzp5ssヘキサルト「何度足を踏んでも、手が汗だらけになっても、どんなに言い争いがひどくなったとしても・・・・・・、最後まで、一緒にいてくれた。」
ヘキサルト「そのことはすごく、嬉しいかな。」
メルク「・・・・・・ヘキサルトさんは、その人のことが好きなのです?」
ヘキサルト「どうだろ? さっきも言った通り、恋愛経験はないからさ。この気持ちが恋なのかはわからない。」
ヘキサルト「でも・・・・・・そうだね。 彼が夢に出てくるようになってからは、眠るのが少し、楽しくなったかも。」
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さすらいの癒術師さん
202019年11月02日 21:12 ID:j9jzp5ssヘキサルト「メルクも言ってたけどさ。私、あんなに怒ったのは久しぶりっていうか、初めてぐらいの経験だったんだ。」
ヘキサルト「その人の前だと、つい我慢とかができなくなっちゃって・・・・・・、思ってることも、全部言っちゃうんだよね。」
ヘキサルト「きっと相性は、良くないんだろうけどさ。でも一緒にいると、なぜだかすごくリラックスできるんだ。」
メルク「・・・・・・。」
ヘキサルト「それにね、その人はめちゃくちゃに文句言うくせに・・・・・・。」
ヘキサルト「夜が明けるまで、私と踊ってくれるの。」
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さすらいの癒術師さん
192019年11月02日 21:12 ID:j9jzp5ssヘキサルト「ご、ごめぇん! 見捨てないで~!」
メルク「み、見捨てはしないのですが・・・・・・。」
メルク「むしろ無茶ぶりにも関わらず、全力で応えようとしてくれたのは、とっても嬉しかったのですよ! ありがとうなのです!」
ヘキサルト「メ、メルク~!」
メルク「でも、ヘキサルトさんの基準で言うなら、 どうしてその人をチョイスしたのです? 他にも候補があるような気がするのですが・・・・・・、」
ヘキサルト「えっ?うーん、そうだなあ・・・・・・。特別ではあるんだよね。その人。」
メルク「みゅ?」
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さすらいの癒術師さん
182019年11月02日 21:12 ID:j9jzp5ssメルク「みゅみゅ・・・・・・ヘキサルトさんが怒るなんて、相手の人の態度がよっぽど気に障ったのですね。」
メルク「・・・・・・って!」
メルク「本当にここから恋バナになるのです?」
ヘキサルト「えっ?・・・・・・恋バナになってない?」
ヘキサルトさんの中の恋バナって、一体なんなのです?」
ヘキサルト「だ、男性と普段と違うことをしていれば、恋バナとして成立するのかなぁと・・・・・・。」
メルク「驚くほどに恋愛経験皆無の答えなのです・・・・・・。」
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さすらいの癒術師さん
172019年11月02日 21:11 ID:j9jzp5ss???「『あれはノロノロしているお前が悪い』」
ヘキサルト「『な、なんだとお!?』」
???「『あのまま夜が明けるまで黙っているつもりだったか? 悪いが僕はそこまで時間を持て余してない』」
ヘキサルト「『その言い方はどうかと思うけどなぁー! 私だって別に、暇なわけじゃないですし!? というか、それなら他の人と踊ってたらいいじゃん!』」
ヘキサルト「『あ、わかった!さっきまでは声をかけられなくて、 それが悔しいから、最後に私に声をかけたんだな? やれやれ、暗い中じゃないと女の子を誘えんか~?』」
???「『なっ! お前、よくも・・・・・・!』」
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さすらいの癒術師さん
162019年11月02日 21:11 ID:j9jzp5ssヘキサルト「ごもっともなお怒り・・・・・・なんだけど。 この人に言われると、妙に悔しくなっちゃってさ。」
ヘキサルト「『そりゃごめんだけど、そっちもちょっとは合わせてくれてもいいじゃん!』」
ヘキサルト「思わず言い返してしまった・・・・・・。そこからはもう、罵詈雑言の応酬ですよ。」
???「『なぜ僕がお前にあわせなくちゃならないんだ!』」
ヘキサルト「『誘ってきたのはそっちじゃん! しかもこっちの返事も聞かずにさー!』」
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さすらいの癒術師さん
152019年11月02日 21:11 ID:j9jzp5ss???「『判断が遅いんだ、お前は』」
ヘキサルト「ここでちょっと待ってよって、若干ムッとしちゃうんだけどね~。 曲が始まっちゃって、後には引けなくなっちゃう。」
ヘキサルト「で、踊り始めるわけなんだけど、相手の人のがダンスレベルが高くてね~? ドタドタの私はついていくのがやっと。」
ヘキサルト「いやごめん、盛った。 完全についていけなくて相手の足踏みまくり。」
???「『ヘタクソか! そんなレベルでよくここに来たな!』」
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さすらいの癒術師さん
142019年11月02日 21:10 ID:j9jzp5ssヘキサルト「明かりはなくて、まっくら。あんなにいた人の気配もまったくなくなった。きっと、それぞれの家に帰っちゃったんだろうね。」
ヘキサルト「だから、私も家に帰ろうとするの。でも、ここからがいつもと違う。」
???「『最後に一曲、踊らないか?』」
ヘキサルト「声をかけられるんだ。」
ヘキサルト「姿が見えないからわからないけど、多分男の人。 声の起伏は小さくて、ちょっと冷たい印象・・・・・・。だけど不思議と、嫌じゃない。」
ヘキサルト「そんなことを感じてるうちに、しびれを切らしちゃったのかな? こっちの返事を待たずに手を取られるんだ。」
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さすらいの癒術師さん
132019年11月02日 21:10 ID:j9jzp5ssメルク「今の台詞ですでに矛盾が発生しているのですが、 でもヘキサルトさんがそこまで言うのなら信じるのです!」
メルク「それで、そこからどう展開するのです? どんなドタドタ・・・・・・じゃない、ドキドキの恋バナに勢がっていくのですよ~!?」
ヘキサルト「ふーっふっふ、焦るな焦るな!」
ヘキサルト「実はさっきの夢って、今までは、話した所までで終わりだったんだよね?」
ヘキサルト「正確には、一人になったところで照明が落ちて、 それと同時に目が覚めるんだけど・・・・・・、」
ヘキサルト「最近は、ちょっと違うの。」
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さすらいの癒術師さん
122019年11月02日 21:10 ID:j9jzp5ssヘキサルト「すみません、完全に脱線してました・・・・・・。」
メルク「だと思ったのですよ・・・・・・。」
ヘキサルト「で、でも安心してメルク! 私は何も、ただただ自分の話を披露したいから、夢のことを喋っていたわけじゃないんだぜ!」
ヘキサルト「実はこの後こそ、メルクお待ちかねの恋バナなのだ!」
メルク「本当なのです~?」
ヘキサルト「ああっ、信用を失った目! ま、任せてよ! 恋愛経験なしの私だけど、 メルクの期待にはきっと応えてみせるから!」
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さすらいの癒術師さん
112019年11月02日 21:10 ID:j9jzp5ssヘキサルト「あれ? ごめん、そもそも何の話してたっけ?」
メルク「一応、恋バナなのですよ・・・・・・。」
ヘキサルト「あああああああ、ごめんごめん! そうだった! 夜更かしして、女子っぽいことをしようって、そういう話をしてたんだよね!?」
ヘキサルト「なのに完全に自分語りしてた!しかも夢の話! おおおお・・・・・・こりゃ恥ずかしいぞぉ?」
メルク「誰にも言わないのですよ。」
メルク「だけどそれはそれとして、ヘキサルトさん? 今のは本当に恋バナだったのです・・・・・・?」
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さすらいの癒術師さん
102019年11月02日 21:09 ID:j9jzp5ssヘキサルト「・・・・・・だけど、ずっと一緒には踊ってくれない。」
ヘキサルト「いつの間にか、その人は別の誰かと踊っている。 それは家族だったり、友達だったり・・・・・・、」
ヘキサルト「自分にとって大切な人、っていうのかな。 お互いが何にも代えがたい、特別な人。」
ヘキサルト「そういう人と一緒に踊ってる。 すごく幸せそうな表情で。」
ヘキサルト「・・・・・・あの笑顔が、ずっと続いてくれればいいな。」
ヘキサルト「・・・・・・。」
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さすらいの癒術師さん
92019年11月02日 21:09 ID:j9jzp5ssヘキサルト「みんな、私がこれまでに出会った人達。まぁ、私の夢なんだから、私の知らない人が出てこられても困るんだけど。」
ヘキサルト「でさ、私は懐かしいなーと思って、みんなを踊りに誘うわけなんだよ。ドタドタのくせに。」
ヘキサルト「みんなも、笑いながら手を取ってくれるんだ。そんな私をエスコートしてくれる人もいるし・・・・・・」
ヘキサルト「私と同じぐらい、ドタドタな人もいる。」
ヘキサルト「だけど、誰と踊ってもね、すごく楽しくて、嬉しいんだ。」
ヘキサルト「手を取りあって、一緒の時間を共有できる人がいる。 私にとってはそれが、すごく幸せなんだ。」
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さすらいの癒術師さん
82019年11月02日 21:09 ID:j9jzp5ssヘキサルト「最初に言っておくと、これは夢の話だからさ。そう身構えないで聞いてよ。」
ヘキサルト「夢の中の私は、大きな舞踏会の会場にいるの。昔、そこで掃除婦として働いてたんだ。」
ヘキサルト「それでさ、これが笑っちゃうんだけど。そこで私が踊ってるわけ!こうドタドターって感じで!」
ヘキサルト「あはは、そう。本当にドタドタだよ! 夢の中とは言え、踊り方なんて知らないしね?」
ヘキサルト「そうやって踊ってると、周りに人がいるのに気づくわけ。」
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さすらいの癒術師さん
72019年11月02日 21:09 ID:j9jzp5ssストーリ修正してきました
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
52019年11月02日 20:43 ID:j9jzp5ss最初に言っておくと、これは夢の話だからさ。そう身構えないで聞いてよ。
夢の中の私は、大きな舞踏会の会場にいるの。昔、そこで掃除婦として働いてたんだ。
それでさ、これが笑っちゃうんだけど。そこで私が踊ってるわけ!こうドタドターって感じで!
あはは、そう。本当にドタドタだよ! 夢の中とは言え、踊り方なんて知らないしね?
そうやって踊ってると、周りに人がいるのに気づくわけ。
みんな、私がこれまでに出会った人達。まぁ、私の夢なんだから、私の知らない人が出てこられても困るんだけど。
でさ、私は懐かしいなーと思って、みんなを踊りに誘うわけなんだよ。ドタドタのくせに。
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さすらいの癒術師さん
42019年11月02日 20:43 ID:j9jzp5ssストーリー
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
12019年11月02日 19:02 ID:j9jzp5ssGIFどうぞ~