「飛鷲の将星」アルタイル
「飛鷲の将星」アルタイルの基本データ
出身 | 常夏の国 |
---|---|
年齢 | 21歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 炎 |
成長タイプ | 平均 |
武器 | 手榴弾 |
武器種別 | 銃弾 |
同時攻撃数 | 3体 |
攻撃段数 | - |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,550 | 2,880 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
3,100 | 5,760 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
5,050 | 9,360 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
- | - |
移動速度 | 攻撃間隔 |
53 | 3.05 |
リーチ | タフネス |
160 | 44 |
DPS | 総合DPS |
1889 | 5666 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,069 | 9,207 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
- | - |
進化 | 進化後ユニット |
---|---|
進化前:「鷲星の士官」アルタイル |
スキル1 | - |
---|---|
- |
スキル2 | - |
---|---|
- |
追加日 | 2020.02.15 |
---|---|
2月進化開放2020 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
100%
水属性
74%
風属性
135%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
<アルタイルの夢の中>
「どうして助けてくれなかったんだよ。」
「俺はあんたを信じたかったのに……!」
<紹介所・夕方>
アルタイル「よし、これで報告書は完了ですね。あとは経費申請の書類をまとめて……、」
アイウォルツ「それ、俺がやっとくよ。」
アルタイル「アイウォルツさん?」
アイウォルツ「こういうのって、めんどくせーだろ。俺がやっとくから少尉は先に休んどきな。」
「いや〜、俺って気が利くな~。」
アルタイル「……。」
メルク「アイウォルツさん、最近は特にアルタイルさんの仕事を手伝ってるのですね~。」
メルク「みゅ〜ん、優しさを感じるのですよ……。書類仕事は嫌いだとよく言っているのに、アルタイルさんの手間を思って……!」
アルタイル「でも、私がやった方が早いですね。」
メルク「シビアなのです!」
アルタイル「私はそんなに手間だとも思いませんし、かえってアイウォルツさんがやった方が手間も苦労もかかる予感がします。」
メルク「ア、アイウォルツさん……! 頑張ってください、なのですよ……。」
アルタイル「……アイウォルツさんは、むしろ頑張りすぎているのかもしれませんね。」
メルク「みゅ?」
アルタイル「……。」
アルタイル「メルクさん。よかったら少し、私にお付き合いしてくれませんか?」
<川原・夜>
メルク「アルタイルさん、今日は私を誘ってくれてありがとうございました、なのですよ!」
アルタイル「いいえ、こちらこそ。私も久しぶりに足を伸ばせて、よかったです。」
アルタイル「……。もしよければ、もう少しだけお付き合いいただけませんか?」
メルク「構わないのですが……。アルタイルさん、一体どうしたのですよ?」
アルタイル「何でもないですよ。時間ができた分、色々お話しできたらいいなって。たとえば……、」
アルタイル「アイウォルツさんは、ああ見えてすごく怖がりだって話とか。」
メルク「みゅっ!? ほ、本当なのです!?」
アルタイル「本当ですよ。だから、私がこの話をしたことは本人には内緒にしてくださいね?」
メルク「わ、分かったのですよ!」
メルク「みゅう……。でも、意外なのです。あのアイウォルツさんが怖がりだなんて。」
アルタイル「アイウォルツさんは何でも怖がってるわけじゃないんです。一つだけ、すごく恐ろしいと思っているものがあるんですよ。」
メルク「一つだけ……。」
メルク「みゅみゅっ、分かったのですよ! ズバリ、アルタイルさんにものすごーく怒られること……、」
アルタイル「……。」
メルク「ではないのです。この名探偵メルクには、初めから分かっていたのですよ~。」
アルタイル「……。アイウォルツさんは昔、私に、自分が怖いと思うものを教えてくれました。」
アルタイル「明日です。」
メルク「……。」
メルク「明日……、なのです? どうして……、」
アルタイル「私もそう思いました。彼に、こんな風に打ち明けてもらった時は。」
アルタイル「その時、私は15歳の新人海兵でした。無知で、浅はかで、子供っぽくて……、怖いもの知らずだった。」
アルタイル「彼とはその頃に知り合ったんです。彼は当時から賢明な人で、前しか見えてない私なんかより、たくさんのものを見ていました。」
アルタイル「だから怖いんだと言っていました。未来という見えないものが、恐ろしく見えるんだと。」
アルタイル「私にそう打ち明けてくれたんです。」
アルタイル「その頃の私には、その気持ちが分からなかった。」
アルタイル「分かったのは、彼が事故に遭って目を覚まさなくなってしまってからだった。」
メルク「……。」
アルタイル「当たり前に来ると思っていた明日が、私が見下ろしているこの人には、次の瞬間、永遠に来なくなってしまうかもしれない。」
アルタイル「いつそうなるか分からない。分かったとしても、どうしようもできない。どれだけ足掻いても、全部無駄かもしれない。」
アルタイル「その時、初めて分かったんです。彼は今まで、こんなに辛い思いを抱えて一人きりで生きてきたんだって。」
メルク「アルタイルさん……、」
アルタイル「……。」
アルタイル「私は、昔より怖がりになったと思います。」
アルタイル「今の私には、明日がいつもみんなに訪れる、常に輝かしいものだとは、もう思えない。」
アルタイル「でも、昔の自分に戻りたいわけじゃないんです。今の私なら、昔理解できなかった誰かの苦しみに、もう少し寄り添えるはずだから。」
アルタイル「海兵として……、空に輝く星々の一つとして、人々の未来の助けとなるために。それはきっと、とても大切なことだと思うんです。」
メルク「……。」
メルク「アルタイルさんなら、きっとそうあり続けられるのですよ。たくさんの人を助けられる、一際輝く星に。」
メルク「私に話してくれて、ありがとうございます、なのです。」
アルタイル「……。」
アルタイル「ふふ……、そうですね。この話、あんまりしたことなくて。」
アルタイル「……私が成し遂げたいことは、決して一人ではできないことだと思います。」
アルタイル「そして私も、一人でやりたいとは思えません。」
アルタイル「だから、誰かが共に成し遂げたいと言って私のそばにいてくれたら、それはとても、素敵なことだと思うんです。」
<町中・夜>
メルク「みゅう、すっかり遅くなってしまったのですよ。早く紹介所に……、」
メルク「みゅ?」
アイウォルツ「……。」
メルク「アイウォルツさん? どうして、私たちが戻ってきた方向から……、」
アルタイル「アイウォルツさん! お疲れ様です。」
アイウォルツ「申請、書いたよ。でも書類が足りなかった。」
アルタイル「私のサインも足りないはずですよ。後で書いておきますね。」
アイウォルツ「こんなもん、本気になりゃ俺一人でもできると思ったけど、全然だったよ。」
アルタイル「そういうこともありますよね。」
メルク「……。」
「少尉。」
「俺があの時、あんな話をしたのは、あんたに俺と同じ気持ちを味わってほしかったからじゃない。」
「分かるって言ってほしかった。でも、同じ思いだけはしてほしくなかった。あんたにだけは絶対に……、」
「分かってますよ。」
アルタイル「最近、あなたに気を遣わせちゃってたみたいですね。私、まだそんなに危なっかしいですか?」
アイウォルツ「……。」
アイウォルツ「あんたは時々、悪い夢を見てる。」
アルタイル「……、」
アイウォルツ「あんたは昔からまっすぐな人だから、自分が悪いって思ったことは、絶対自分が罰を受けなきゃすまないって思うだろ。」
アイウォルツ「でもあれは、あんたのせいじゃない。仮にあんたのせいだとしても、俺はあんたに自分を責めてほしくなんか……、」
アイウォルツ「……、」
アルタイル「あなたには……、全然、敵いませんね。」
アルタイル「私の方こそ、すみません。私だって、分かっていたのに。あなたが本当は、そんな風に思ってくれているって。」
アイウォルツ「……、」
アルタイル「アイウォルツさん。」
アルタイル「私は、大丈夫ですよ。あなたが大丈夫なのと同じです。」
アルタイル「もし大丈夫じゃないなら、一緒にこれからそうなりましょう。」
アルタイル「あなたと同じ明日を生きていけたら、いつか私も、そうなれる気がするんです。」
<アルタイルの夢の中>
「お疲れさん。よく眠れたかい?」
「ほら。見ろよ、少尉。もうじき夜明けだ。」
???「俺にも明日が見えるよ。」
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