「黙視考の目々」メメララメル コメント#1
「黙視考の目々」メメララメル #1の返信コメント
- さすらいの癒術師さん
164年まえID:nqpsu8lcストーリーのご提供ありがとうございます。反映させていただきました。
- さすらいの癒術師さん
156年まえID:thjqv4mkメメララメル「……。」
メメララメル(つまり、この出会いは大きな力を持ち……、それだけに、破滅を招いてしまう可能性をはらんでいる……?)
メメララメル「……私たちの出会いは、運命ね。」
メルク「みゅふふ、そう言ってもらえて嬉しいのです! これからよろしくなので……、」
メメララメル「それ故に危険もあるわ。ふとしたはずみに、破滅の使者が私たちを狙って現れるかもしれない。」
メルク「みゅ!?」
メメララメル「けれど安心して。私は必ず、主に誓って全ての脅威を退けてみせるから。」
メルク「つまりどういうことなのですよ!?」
- さすらいの癒術師さん
146年まえID:thjqv4mkメメララメル「…そう。なら、別の場所を当たらなければ……、」
メルク「ラメルさん! ここで会ったのも何かの縁なのですよ。もしよければ、私たちと一緒に旅をするのはどうなのです?」
メルク「私たちは旅の仲間を探していたのです。ラメルさんの、地上での人探しも手伝うのですよ!」
メメララメル「……そうね。ありがとう、そうさせてもらうわ。」
メメララメル(ありがたいことだわ。これこそまさに、神の思し召しともいうべき運命の出会い……)
- さすらいの癒術師さん
136年まえID:thjqv4mkメメララメル「ここへは、マギナアリスお嬢様を捜しにきたの。大きな角を持った、深紅の髪の女の子よ。」
「この施設の主よ、どうかお嬢様の居場所を教えていただけないかしら。」
紹介所のお姉さん「あら、そうだったの?」
「うーん……、ごめんなさい。その子の居場所は分からないわ。」
- さすらいの癒術師さん
126年まえID:thjqv4mkメメララメル「……はぁっ!」
紹介所のお姉さん「ああっ! 目にも止まらぬ箒さばき!」
メルク「飛んでいたゴキ……があっという間に外に放り出されたのですよ!」
メメララメル「……侯主邸の掃除より、容易いことだわ。」
紹介所のお姉さん「ありがとう、助かったわ! ええと…、」
メメララメル「メメララメル。どうかラメルと呼んで。」
- さすらいの癒術師さん
116年まえID:thjqv4mk紹介所のお姉さん「何で今度は、弓を構えたまま固まってるのーっ!?」
メメララメル「……。」
メルク「みゅっ? どうして弓を下ろしたのですよ?」
メメララメル「真理よ。」
メルク「答えになってないのですよ!?」
メメララメル「……。」
紹介所のお姉さん「あっ、私の箒とちりとりを……!」
メメララメル「……去りなさい。今回だけは、見逃してあげる。」
- さすらいの癒術師さん
106年まえID:thjqv4mk紹介所のお姉さん「と、飛んだわーっ!」
メメララメル「……ッ!?」
メメララメル(何……ですって? 今、飛んだと言ったの?)
(飛ぶ力を持っているのに、普段は地を這っている……? 一体どうして、神の許しから遠ざかるような真似を……)
(……いえ)
(……神とは、許しとは、一体何なのか。この漆黒の使者は、真理を……その問いの答えを、その身をもって探している……?)
(…そう)
(愚直……。 文字通り、愚かしいほどまっすぐだわ。でもそれは決して、罪ではない)
(地上には、そんな真理の求め方もあった……。そう考えることも……できるわね)
- さすらいの癒術師さん
96年まえID:thjqv4mkメルク「ど、どうして弓を構えたのですよ!?」
メメララメル「私の使命を果たすためよ。」
メルク「ゴキ……を!? まさか……お姉さんはゴキスレイヤーだったのですよ!?」
紹介所のお姉さん「ゴキスレイヤーって何!? 初耳よ!?」
紹介所のお姉さん「ていうかここ室内だから! 弓はやめて、弓は!」
メメララメル「甘いわ。そんな考えでは、この施設が崩壊してしまう。」
紹介所のお姉さん「ゴキ……で!?」
メメララメル「そして、全てに破滅が訪れるわ。」
メルク「ゴキ……で!?」
メメララメル「エリスお嬢様とアリスお嬢様のため、この脅威は私が……、」
紹介所のお姉さん「ギャーッ! みみ、見てっ!」
- さすらいの癒術師さん
86年まえID:thjqv4mk紹介所のお姉さん「だ、誰かどうにかしてーっ!」
メメララメル(同じ地上の民を怯えさせている……。これ以上神の怒りに触れるような行いをすれば、微妙なバランスの上にあるこの施設も危ないというのに)
(この強大な力が集まる地に崩壊が訪れれば、世界の均衡は崩れる)
(そうなれば、天空の民の暮らす地にも影響が現れるはず。そうして全てが狂っていき、最終的に……)
メメララメル(破滅)
メメララメル「……。」
メメララメル(善き地上の民、そして我が生涯の主とその妹君に弓引く者は、たとえ破滅の使者であろうと……)
(私が物理的に退ける)
- さすらいの癒術師さん
76年まえID:thjqv4mkメメララメル(この運命と破滅を統べる者を、姿だけで畏怖させ混乱をもたらす存在…。その名すら口にできぬ恐るべき使者……)
(ゴキなんとか)
(…大いなる力はふとしたはずみに破滅を呼ぶ。やはり、崩壊の兆しは既に訪れていたのね……?)
紹介所のお姉さん「こっちに来るわっ!」
メルク「カサカサしてるのですよーっ!」
メメララメル(ゴキなんとか…、何故、こうも懸命に地を這いつくばっているのかしら……。古の時代に、一体どれだけの大罪を犯したと言うの?)
- さすらいの癒術師さん
66年まえID:thjqv4mkメメララメル(あれがこの運命と破滅の地を統べる者……ごく一般的な地上の民の外見でありながら、その実すさまじい力を持っているようね)
紹介所のお姉さん「きゃあぁっ!」
メルク「みゅっ!? どうしたので…、」
メルク「はっ! あそこにいるのは、ゴキ……!」
紹介所のお姉さん「いやーっ!名前を呼ばないでーっ!」
メメララメル「……。」
- さすらいの癒術師さん
56年まえID:thjqv4mkメルク「あの〜、さっきからずっとそこに立っているようなのですが、一体どうしたのですよ?」
メメララメル「人を捜しに来たの。主であるエデンエリスお嬢様の妹君、マギナアリスお嬢様を。」
メメララメル「ハァトやチシャもお嬢様を捜しているだろうけど、私たちは貴方がたより地上に疎いから。地上の民を頼りたいの。」
メルク「それなら、紹介所のお姉さんに聞いてみるといいのです。あそこで掃除をしている人なのですよ!」
紹介所のお姉さん「ふんふんふ〜ん♪」
メメララメル「ありがとう。そうさせてもらうわ。あの女性ね。」
- さすらいの癒術師さん
46年まえID:thjqv4mk- さすらいの癒術師さん
36年まえID:thjqv4mkメメララメル(手に余る大きな力は、小さなはずみで世界の均衡を崩してしまう)
(…この地は危険だわ)
(何故なら。ここに存在するものとは、出会いと、そして…)
メメララメル(破滅)
メメララメル(…恐るべきことだわ。でも、あえて言いましょう)
- さすらいの癒術師さん
26年まえID:thjqv4mkメメララメル「…。」
メメララメル(ここが王国の紹介所…。様々な人間を巡り合わせる施設。神の思し召しによる、運命の出会いを導き示す場所)
(ここに集まるのは、神の意思に導かれし者たち。であれば、私がアリスお嬢様を見つける可能性は限りなく高い……)
メメララメル(……いえ、本当にそうなのかしら?)
(運命とは、神が人に与えた大いなる力。たとえ完全なる神の導きがあったとしても、それを受け取る私たちは不完全な存在…)