ジャングラーの立ち回り④ 応用編
行動の優先度
モンスターを倒している間に、何かの理由があって、モンスターとの戦闘を中断しなければならないことがしばしばあります。
以下にその例となるパターンをいくつか記します。
以下のような事態が発生した際は、モンスターとの戦闘を止めて、そちらの対応に向かいましょう。
行きたい場所が、反対側のレーンなど遠く離れている場合は、駆けつけるのに時間が掛かって、着いた時にはもう遅かったということもあるので、向かわないのが正解の場合もあります。
シチュエーションの例
◉ 敵と味方が戦闘している ◉
例外はありますが、近くで戦闘が発生していたら、応援に向かいましょう。
味方が倒されそうなら、その味方を救えますし、敵を追い詰めている状況なら、敵を倒せる可能性が上がります。
ここでいう戦闘に、互いに安全な距離を取って牽制し合っている状況は、該当しません。
双方安全性を保っていますので、キルに繋がる可能性が低いです。
ファームなど別のことを行いましょう。
また、トップレーンでタンク同士が1対1で殴り合ってる場合も、キルに繋がる可能性が低いです。
敵か味方のHPが残り僅かでもない限り、放っておいていいでしょう。
しかし、一方的なハラスができるジャングラーヒーローの場合は、通りすがりにワンコンボだけブチ込んでいくのもありです。
その後、キルに結びつかない場所に長居はしないようにしましょう。
◉ 敵が自陣のバフを盗みに来ている ◉
それぞれの陣地のバフは、基本的には各チームのものですが、ときどき敵陣のバフを取りに行くという事が行われます。
多少のリスクはありますが、自陣バフを奪われたジャングラーは、ファームソースやバフを奪われるという大きな痛手を負い、逆に奪った側は利益を得ます。
敵が自陣バフを奪いに来ていることに気づいたら、攻撃をして追い返しましょう。
その際は集合ピンを出して、近くの味方を呼び寄せてください。
人数差があれば、キルできる可能性が上がります。
◉ 味方タワーが攻撃を受けている ◉
敵が味方タワーを攻撃していたら、敵を攻撃して撤退させましょう。
敵のミニオンを処理して、タワーの外に追い出す方法でも良いです。
ですが、敵が4人ぐらいの大人数でタワーを攻撃していて、周りに味方がいない場合は、諦めてください。
敵集団に1人で突っ込んでも、デスを献上するだけです。
タワーを1本折られるのは仕方ないと割り切りましょう。
敵の攻撃が届かない場所から遠距離攻撃でハラスして、味方の援軍を待つか、他のレーンを押してそちらで利益を上げる等の対応をしましょう。
◉ 味方ミニオンが敵タワーを攻撃している ◉
今度は逆のパターンです。
味方ミニオンが、敵に処理されずに敵タワーを攻撃している場合は、ミニオンと共に敵タワーを攻撃しましょう。
ミニオンの攻撃力は低いので、ミニオンだけではほとんどダメージが入りません。
味方が既にタワーを殴っている場合でも、一緒にタワー破壊に参加しましょう。
複数人だと、タワーのHPを削るスピードがグッと早くなります。
タワー削りに時間を掛けてしまうと、すぐに敵がタワーの防衛にやって来ます。
敵ジャングルへのインベード
敵陣のバフを奪うことは、非常に大きな成果を出せる行動です。
たとえば、このような状況を想像してください。
ミニマップのトップレーンに敵ジャングラーが映っていて、味方トップレーナーも別に危険な状況ではありません。
他のレーンも、すぐには戦いは発生しなそうです。
もしあなたがボットレーン側にいて、敵陣の青バフが取られていないなら、チャンスです。
敵ジャングルに侵入し、青バフを獲得しましょう。
このような状況なら、敵に見つからずにバフを盗める可能性が高いです。
ですが、敵のミッドやボットが勘付いて、チェックしにくる可能性もあります。
敵に見つかってしまった際、味方が加勢に来てくれて人数有利または対等のときは戦闘しても良いですが、人数不利のときは諦めて撤退してください。
《 ジャングラーの立ち回り① 基礎編 》 (ジャングラー トップページ) へ戻る |