ルミエ・思い出
ルミエの思い出とボイス
思い出1
ルミエ
お、おばけのルミエです。
よろしくお願いします。
アイリス
ふふ、こちらこそ
よろしくお願いします。
ルミエ
よかった……
優しそうなひとたちだ……
キャトラ
オ、オバケですって……?
ルミエ
…………
キャトラ
な、なに?
ルミエ
ひえええ!?
やっぱり猫がしゃべってるー!
キャトラ
ぎにゃー!
いきなり大声ださないでー!
ルミエ
だだ、だって、
猫がしゃべるなんて
幽霊なんじゃないかって……
キャトラ
失礼な。だいたい、
なんでオバケのアンタが
幽霊を怖がるのよ。
キャトラ
さてはアンタ、
オバケじゃないわね!
なんか羽根も生えてるし!
ルミエ
こ、これは飾りだよ。ハロウィンに
参加してたからそれで……
キャトラ
あやしいわね……
ルミエ
わたしは正真正銘おばけだよ!
おばけの両親から
生まれたんだから!
キャトラ
おばけの両親?
ルミエ
え? へん?
アイリス
このやりとり、覚えが……
キャトラ
なるほどそういうことか。
キャトラ
てことはアンタ、
<おばけの島>の出身者ね?
ルミエ
そうだけど。
なんで知ってるの?
キャトラ
アンタと同類の知り合いがいてね。
<おばけ>のことなら
多少詳しいわ。
キャトラ
アンタのいう<おばけ>は
名乗ってるだけで、
みんなにも見えるし、
寿命もあるし。
キャトラ
獣人とかと大差ない、
別の種族なのよ。
ルミエ
……ようするに、細かいことは
気にするなってことだよね。
キャトラ
アンタがいうんかい。
アイリス
……あら?
キャトラ
どうしたのよアイリス?
アイリス
ルミエさんのまわりから
変な気配が……
ルミエ
ひえええっ!?
怖いこと言わないでー!
キャトラ
アイリスがいうんだもの……
おそらく……
アイリス
あ、いえ、気のせいでした……
ルミエ
ほっ。
キャトラ
アンタって、おばけのくせに
ずいぶん怖がりよねぇ。
ルミエ
そ、それは小さいときから
ダディの怪談を聞かされ
続けたせいで……
アイリス
お父さんが?
どうしてそんなことを?
ルミエ
ダディは<怪談師>だから。
一人娘のわたしに
跡を継がせたいんだって。
ルミエ
おかげで心霊スポット巡りに
つき合わされたり、家にいるときは
ほとんど真っ暗だし……
キャトラ
それは散々ね……
ルミエ
でもだからって、ダディに負担を
かけるわけにもいかない……
ルミエ
早く怖がりを克服して、
立派な怪談師にならなきゃ!
キャトラ
それはいい心がけね。
キャトラ
ところで、アンタの肩にずっと……
ルミエ
ひえええええっ!?
なんかいるー!
キャトラ
枯葉が乗って……
キャトラ
……先が思いやられるわね。
思い出2
ルミエ
このサラダおいひい~♪
アイリス
ふふ、気に入ってくれて
よかったです。
キャトラ
よく食べるわねぇ。
ルミエ
だってトマトがこんなに
入ってるんだよ♪
アイリス
おかわりなら、
いっぱいありますからね。
キャトラ
さーて、アタシは
カニカマステーキを。
キャトラ
……あら?
アイリス
どうしたの?
キャトラ
いま、アタシのお皿が勝手に
動いたような……
ルミエ
そういうこと、たまにあるよね。
キャトラ
え?
――パチン!
アイリス
なにかが弾ける音が……
ルミエ
それもあるよね。
アイリス
え?
ルミエ
うんうん、やっぱりトマトは
生にかぎるよね♪
キャトラ
ちょっと、ちょっと!
なにのんきに食べてんのよ!
キャトラ
ここはいつもみたいに
驚くところでしょ!
ルミエ
なんで?
キャトラ
勝手にお皿が動いたり、
突然弾ける音がしたのよ!
怖いでしょ!
ルミエ
またまた~。うちではこういうの
日常茶飯事だったよ。
ルミエ
ダディもよく心霊現象とか
言ってたけど、
これは自然現象だよ。
アイリス
で、でも……
ルミエ
それよりアイリス!
服に変な模様が!?
ルミエ
おかしいよね……さっきまで
こんなのなかったのに……
アイリス
ああ、これはさっき
ソースをこぼして……
ルミエ
ひえ~~~っ!?
よく見たらこの模様、
子供の顔みたいだよ!
キャトラ
偶然そう見えるだけかと……
ルミエ
たぶんわたしが
トマトを生で食べたから、
子供の霊が怒ったんだ!
キャトラ
どんな霊よ。
キャトラ
……どうでもいい
心霊現象はおいといて。
アイリス
あ、今度はスプーンが勝手に……
キャトラ
さっきからこの現象は
なんなのー!
アイリス
たぶん、ルミエさんに
とり憑いてる霊の仕業だわ……
アイリス
霊の姿は、
はっきりとは見えないけど……
キャトラ
え、でもそれって
気のせいだったんじゃ?
アイリス
ルミエさんを怖がらせたく
なかったから、嘘ついちゃったの。
キャトラ
じゃあ、本当に霊が……
ルミエ
あわわわわ……
トマトに塩をかけたら
許してくれるかな……
キャトラ
あっちはあっちで大変そうね……
キャトラ
と、とりあえず……
お祓いしときましょうか。
アイリス
う、うん……
思い出3
ルミエ
むにゃむにゃ……
アルパカを川で洗濯して……
夜も深まるころ、
ルミエは布団の中で
楽しい夢を見ていた。
ほどなくして――
ルミエ
ひええっ!?
首から下が細くなったー!
悪夢にうなされ飛び起きた。
ルミエ
はあ……はあ……
なんだ夢かぁ……
ルミエ
…………
ルミエ
どうしよう……
トイレにいきたくなってきた……
ルミエ
でも、さっきの夢のあとだし……
ルミエ
いやいや、パッといってパッと
帰ってくれば……
シャーッ……シャーッ……
ルミエ
ひえっ!? なにこの音……
刃物を研ぐような……
シャーッ……シャーッ……
ルミエ
ううぅ、怖い……でもトイレが……
ルミエ
……こうなったら……
…………
……
ルミエ
ごめんね……
ついてきてもらって……
シャーッ! シャーッ!
ルミエ
ひえっ!? またあの音だ!
ルミエ
なんだかさっきよりも
近く聞こえる……
ルミエが自分の震えを
止めるように、
主人公に
強く抱きついた。
ルミエ
うぅ……離れないでね……
ルミエ
それにしても、
夜になるとここって
こんなに暗いんだね……
ルミエ
照らすものがあればよかったって?
うんまあ……
ルミエ
でも大丈夫だよ。こんなときは……
ルミエがおばけのポーズを
しながら、小さく揺れ始めた。
ルミエ
ベーローベーロー……
バーーーーッ!!!
ルミエの全身が発光している。
ルミエ
どう? びっくりしたでしょ?
ルミエ
さっ、これで夜道も安心……
バロン
ほうほうほう。光る少女とは……
ルミエ
え?
ルミエ
ひえええっ!? バケモノー!
バロン
……おや?
バロン
ところで主人公。
頼まれていた剣、研いでおいたぞ。
バロン
ついこだわりすぎて、
深夜までかかってしまったが……
バロン
なんだ? まずかったか……?
思い出4
キャトラ
さあ、ルミエ。
魔獣退治の準備はいい?
ルミエ
うん……
アイリス
はじめてのギルドの仕事で
不安かもしれないけど……
キャトラ
アタシたちがサポートして
あげるから、心配しなくていいわよ。
キャトラ
お、きたわね。
アイリス
街の中にはいれさせない!
ここで食い止めるわよ!
キャトラ
とりあえず、ルミエ。
アンタはさがって……
ルミエ
とりゃー!!!
キャトラ
へ?
ルミエ
うりゃー!!!
アイリス
ルミエちゃんって強いんだね……
キャトラ
いっつも怯えてると思ったけど、
意外ね……
ルミエ
ひえええっ!? たすけてー!
アイリス
主人公!
ルミエ
助けてくれてありがとう……
怖かったぁ……
キャトラ
よそ見してる場合じゃないわよ!
ウッホが!
ルミエ
なんの! 目つぶし攻撃ぃ!!!
ルミエ
ひえ~~~っ!?
キャトラ
主人公。
ルミエ
ああ怖かった……
水たまりがいきなり
動くんだもの……
キャトラ
……ねえ、アンタの怖い
基準ってなんなの?
ルミエ
雰囲気?
キャトラ
なるほど、じゃあこういうのは
苦手なのね。
ルミエ
おんどりゃー!!!
キャトラ
なるほど、わからん!
アイリス
……とりあえず、
仕事は片付いたみたいね。
商人A
いやー、ありがとうございます。
これでようやく荷物が運べます。
アイリス
あなたが魔獣退治を依頼した
商人さんですか?
商人B
いえいえ、依頼したのは私です。
キャトラ
げげっ!? 同じ顔がふたり?
ルミエ
こ、これって……
ドッペルゲンガー!?
キャトラ
それって自分とそっくりなひとを
見かけると、
不幸な目に合うってやつよね?
ルミエ
どうしよう……怖すぎる……
キャトラ
たしかに怖いけど、
アンタに直接害はないでしょ……
キャトラ
それにきっと、この商人たちは
双子でしたっていうオチなんだわ。
商人A
いいや、違うよ。なあ?
商人B
ああ。
ルミエ
ひえ~~~~!
やっぱりぃい~~~!?
キャトラ
ちょっと、なに倒れてんのよ!
しっかりなさい!
商人C
なにがあったんだい?
商人A
いや、急にこの子が……
キャトラ
また同じ顔が増えた……!
商人B
そりゃあ、私たちは
3つ子ですから。
アイリス
ああ……
そういうことだったんですね。
キャトラ
かんちがいみたいで
よかったわね、ルミエ。
キャトラ
ルミエ……?
ルミエ
…………
アイリス
気絶してるわね……
キャトラ
なんだかマズイ感じ……
とりあえず飛行島に運びましょう。
思い出5
ルミエ
あれ? さっきまでわたし、
街にいたよね?
キャトラ
ルミエ! 起きなさいよ!
ルミエ
起きてるよ?
アイリス
ダメ……
さっきから息をしてないわ……
ルミエ
すーはー……息ならしてるよ?
キャトラ
まさかこんなになるほど、
びっくりしてたなんて……
ルミエ
ねえ、さっきからみんな、
わたしのこと無視してない?
ルミエ
えっ!?
わたしが寝てる……?
じゃあ、わたしは?
キャトラ
なんとか言いなさいよー!
ルミエー!
ルミエ
もう! わたしはここだってば!
ルミエの振り下ろした掌が、
キャトラの後頭部をすり抜けた。
ルミエ
…………
ルミエ
えっと……
わたしの体は透けてて、
みんなには見えてなくて……
ルミエ
あそこにわたしが
寝てるってことは……
あはは、まさかそんな……
ルミエ
ひええええっ!? 幽霊ー!?
アイリス
え?
キャトラ
どうしたのアイリス?
アイリス
今の声はルミエさん……?
ルミエ
幽霊なんているわけない!
いるわけない!
ルミエ
ひえええっ!? いるー!
ルミエ
しかも幽霊が見えるってことは、
やっぱりわたしは……
ルミエ
そんなのやだ! 体に戻る!
ルミエはその幽体を、
横たわる肉体と重ねた。しかし、
魂と肉体がひとつになろうとしない。
ルミエ
……うぅ……
ルミエ
どうして元に戻れないの!
アイリス
そこにいるんですね、ルミエさん。
ルミエ
アイリス? わたしが見えるの?
アイリス
はっきりは見えませんが、
声はなんとなく聞こえます。
アイリス
それに、ルミエさんの肉体から
ソウルの糸のようなものが
こちらまで伸びています。
キャトラ
それってどういうことなの?
アイリス
簡単にいうと生と死の
狭間の状態……
アイリス
今ならまだルミエさんの肉体に魂を
戻せるはず……!
キャトラ
よくわかんないけど、
そういうことなら……
アイリス
主人公!
思い出6
ルミエ
ひえええっ!?
まぶしいー!
怖いー!
ルミエ
どこかに隠れないと……
あ、いいところにわたしの体が!
ルミエはとっさにその幽体を、
横たわる肉体に重ねた。
すると……
ルミエ
もぉー! びっくりするじゃない!
キャトラ
ルミエが起きたわ!
ルミエ
え? みんな、わたしが見えるの?
ルミエ
それに、体が透けてない……
じゃあ……
アイリス
助かってよかったです。
ルミエ
ありがとぉ……
みんなは命の恩人だよ……
キャトラ
泣くほど怖かったのね……
キャトラ
まあでも、それだけの体験をすれば
多少の恐怖はへっちゃらかもね。
ルミエ
たしかにそうかも。
はじめて幽霊だって見ちゃったし。
アイリス
え? どんな……?
ルミエ
えっとね。
こんなふうに白くて、
耳が生えてて……
ルミエ
…………
ルミエ
ひえ~~~~~~~~~~~~っ!?
キャトラ
どうしたのよ!?
アイリス
たぶん、幽霊が見えてるんだわ。
アイリス
私もはっきりは見えないけど、
すぐそばに気配を感じる。
キャトラ
それってもしかして、
ルミエが臨死体験をしたせい?
ルミエ
ひえええっ!?
地面からたくさん手が生えてるー!
ルミエ
屋根のところから、
一つ目の巨人が
こっちをのぞいてる!
キャトラ
も、もう、
怖いこと言わないでよ……
アタシたちをからかってるのよね?
ルミエ
ひえええっ!?
キャトラの背中になんかいるー!
キャトラ
ぎにゃー!!!!!
アイリス
落ち着いてキャトラ!
ルミエ
アイリスの足をたくさんの手が!
アイリス
きゃあああ!!!
ルミエ
ひええぇぇ……
なんでこんなに見えるの……
もしかして、ずっとこのまま……!
キャトラ
ちょっとルミエ!
アンタがつれてきた霊なんでしょ!
なんとかしなさいよ!
ルミエ
そんなこと言われても……
あ、そうだ!
キャトラ
お、いい方法があるのね。
ルミエ
こういうときは
楽しいことを考えればいいんだよ。
キャトラ
は?
ルミエ
よく見たらこれは幽霊じゃなくて、
白い風船。
ルミエ
地面から伸びているのは
色とりどりのチューリップ。
屋根の上には大きな観覧車。
ルミエ
ここは夢がたくさんつまった、
空飛ぶアミューズメントパークなの!
アイリス
これってただの
現実逃避なんじゃ……
キャトラ
…………
キャトラ
そしてアタシは
マスコットキャラクターの
キャトラよ~♪
アイリス
ええっ!? 乗るのキャトラ!
キャトラ
だってこうでもしないと、
やってられないんですもの!
アイリス
嫌な気配はそれほど感じないし、
放っておけば害はない
気がするけど……
ルミエ
幽霊なんて信じないからー!
アイリス
まあ、いっか……
ルミエたちの現実逃避は
数日間、続いた……
幽霊たちも呆れ果て、
悪さをすることは
なかったという……
そしていつしか、
ルミエは再び幽霊を見ることが
できなくなった……
一部をのぞいて。
ルミエ
ひえええええっ!?
ボイス
状態 | ボイス |
---|---|
キャラ詳細画面 | おばけの、ルミエだよ |
Lvアップ | 怖くなーい! |
スキル | いっくよ~! |
AS1 | ひえええええ!!! |
AS2 | べろべろば~! おばけだぞ~! |
交代時(入) | よぉ~し! |
交代時(出) | たぁ~すけてぇ~! |
クエスト開始時 | 怖いことが、起こりませんように |
クエスト中放置 | 背後に人影が! |
クエストクリア時 | 帰り道には、気をつけよう! |
戦闘不能時 | あわわわわ… |
タウン1 | こ、こんにちは~… |
タウン2 | 島の端っこには行かないでね… |
タウン3 | 階段の…数が…じゅ、13… |
タウン4 | 窓がズンッ…って開いたよ! |
タウン5 | だんだん、だんだん…近づいて来るよぉ! |
攻撃1 | ていっ! |
攻撃2 | とぉりゃ~! |
被ダメ1 | うっ! |
被ダメ2 | うぅ! |
被ダメ3 | ひぇぇえ~! |
手を振る/お辞儀 | こ、こんにちは~… |
バンザイ/ハイタッチ | やっほ~い! |
土下座/頭を抱える | こ、腰が抜けた… |
温泉 | ひぇっ!?熱いぃ! |
同時期登場キャラ
The100物語ラッキー・ラブリー・ドキドキナイト
◀ 思い出まとめへ戻る
◀ ルミエへ戻る