虫茶・エピソード
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虫茶のエピソード
サバサバとした気性の荒い少女。彼女の外見に似つかわしくない、大きな斧を振り回し、驚異的な戦闘力を持つ。自分の好みを率直に表現する。敵に対して、普通の女の子にはない残忍さを見せる。身体が少しずつ木化していて、疲れや痛み、味覚などの感覚も徐々に失われている。
Ⅰ.塤の音色は取り戻せない
塤(しゅん)の音色は悠々と響いている、でもどうしてもあの頃みたいに吹くことは出来ない。
持っている塤にはヒビが入っていた。冬虫夏草が新しいのを買ってくれるって言ってくれたけど、あたしは必要ないと思った。
仮に新しいので吹いたとしても、きっとあの頃と同じ音色は出ない。
だって、曲を吹いているあたしは、もうあの頃の子どもなんかじゃないから。
指先で手の平にある楽器をなでた。小さなヒビの感触以外、他の楽器と大差はなかった。
「ブハッ!虫茶!!!食べ物にまた何か入れたな?!!!!」
突然響いて来た怒鳴り声に驚いて、塤を手放してしまった。それは屋根の上からころころと転がり落ちて、ちょうど室内から出てきたピータンに当たった。
アイツはあたしの塤を掴んで、自分の頭をなでながら、あたしを見上げた。
相変わらず無愛想な顔をしているけど、服は何かが掛ったのか湿っていて、散々な格好をしていた。
「あはっ!ピータン、また避けられなかったの?」
あたしは笑いを堪えながらアイツの肩を叩く。ピータンは塤をあたしに返すとすぐにその場を離れた、でも足取りは明らかに早くなっている。
フンッ、相変わらずつまんないヤツ。
去って行くアイツの後ろ姿に向かって口をへの字に曲げていると、突然、後ろから怨念がこもった声が聞こえて来て、骨を刺すような寒気がした。
「虫ーー茶ーー!!!」
過去の経験からすると、こういう時は絶対に振り向いてはいけない、唯一の活路は素早く逃げることにある!
あたしは引っ張られて痛くなった耳をさすりながら、若々しい見た目をしているのに爺さんみたいにしつこく説教を続ける冬虫夏草の方を見た。
「わかったよ、飲めばいいでしょ……まだ若いのにくどくどとおばちゃんみたい……」
「なんだって?!」
「なんでもない!すぐ飲むから!」
あたしはその生臭い薬を全部お腹に流し込んだ。口を拭うと、冬虫夏草は青梅を手渡して来た。
「一つ食べなよ、今回の薬には苦い物がたくさん入っているからね。でもこればかりはしょうがないんだ、これで口直しをすると良い。ボクはちょっと用事を済ましてくる。遊びに出掛けたいのならピータンを連れて行くように、一人で勝手にどこかに行ってはダメだよ」
「えーー!!!!!あたしひとりでも大丈夫だから!アイツらはあたしには勝てないんだし!」
冬虫夏草の厳しい視線に晒され、あたしは諦めた。
「はいはい」
青梅を口に放り込む。
うん!すっぱくて甘くて、美味しい。
あたしは冬虫夏草の痩せ細った肩をつつきながら声を掛けた。
「お兄ちゃんもちゃんと薬を飲んでよね」
「……ああ」
「……じゃあ、遊びに出掛けてくる!」
「あっ、そうだ。人間たちとは話をしないでね!特に男!絶対にだ!小さい女の子だとしても警戒するんだ!」
「ああもううっとうしい!じゃあ!」
「このおてんば娘!話を聞きなさい!」
「わかったわかった、もう行くわ!」
あたしは衝動的に、アイツに向かって突進してその背中に飛びついた。アイツはよろめきながらもすぐに体勢を立て直した。
「フフッ、ビックリしたでしょう!」
「……」
「フフッ、早く行こう!遊びに行くよ!」
「……」
「ねぇ、何か言ってよ」
「降りて、冬虫夏草が怒る」
「やだ!やーだー!」
こんな日々が永遠に続いて欲しいなんて高望みはしない。
ただ、こんな日々が、少しでも、少しでも長く続いて欲しいだけ。
もう変わらないで欲しい、あたしたちはもう、疲れたの。
Ⅱ.悪夢
かつてのあたしたちも今のような村に住んでいた。そこには綺麗な花がいっぱい咲いていた。
花びらのような美しい蝶々は塤の音色に従ってひらひらと舞う、かわいい動物たちは木の後ろに隠れてそっと盗み見していた。
あたしの力は、食霊の中でもかなり弱い。
弱すぎて、塤の音色を使って蝶や虫たちを引き寄せ、それらを舞わせることしか出来ない。
「わかった、すぐ行く!」
聞き慣れているけどなんだか懐かしい声がする。振り返ると、やっぱりヘラヘラと笑うアイツがいた。
長い髪はこの林の中で歩くには不便だ、アイツは何回も自分の髪に躓きそうになっていた。
「うわっ!」
鈍い音が響いた。アイツはやっぱりあたしの前で転んだ。急いでアイツに近づいて、引っ張り上げる。
「お兄ちゃん、なんでまた転んでるの!」
「髪が長すぎて……この前ちゃんと切ったのにな……」
「はいはい、帰るわよ!今日は何か美味しいものはあるの?」
「えーと……」
「……いいよ、あたしが作るよ」
突然、正面から襲い掛かって来た炎が目の前の林を燃やし尽くした。
ヘラヘラしている、その優しい顔までも燃やしてしまった。
「あははははは――はははは――!ボクは君たちを何回救った?ん?何回だと思う?なのに君たちはこうやって恩を仇で返すんだね?」
数えきれない枝がアイツの身体から伸び出た。赤く生臭い液体がアイツの目から、鼻から、口から溢れ、一言話す度に血が滲んだ。
「約束したはずなのに、何故……何故……彼女に手を出した……」
「何故彼女に手を出した……」
「彼女はボクの妹だ……」
「人間じゃなくても、血が繋がっていなくても、それでも彼女はボクの妹なんだ……」
あたしは手を伸ばして、アイツの顔についた血を拭おうとした。
アイツはとても綺麗好きだから、少しの汚れがあると機嫌が悪くなるんだ。
お兄ちゃん、泣かないで、汚れているけど、泣かないで。
あたしは大丈夫だと、痛くないと、アイツに伝えたい。
でも声が出なかった、アイツの身体から伸び出る枝が燃えていくのをただ見ていることしか出来なかった。
アイツはあたしを離さなかった、自分がよろけてもあたしを離すことはなかった。
アイツを躓かせていた長い髪はいつの間にか切られていた……
――もったいない、あの長い髪が好きだったのに。綺麗で、滑らかで、柔らかくて、あの時のお兄ちゃんと同じ。
アイツはあたしの髪を撫でながら、あたしを強く抱き締めた。
「大丈夫」
「きっと大丈夫」
数えきれない炎があたしたちを囲んだ、アイツは昔みたいな優しい笑顔を浮かべた。
「虫茶、ボクたちはアイツらの手に落ちてはいけないんだ。だから、お兄ちゃんと一緒に来てくれないか?」
目の前にあったのは、噂では向こうへ行ったきり二度と戻ってくることのできない凶地だった。
「うん!」
もしあの時のあたしが、今みたいに斧を振り回して目の前の敵をやっつけられたら。
もしあの時のあたしが、握っているのはただ蝶を引き寄せるだけの塤じゃなかったら。
全ては、変わっていたのかな?
Ⅲ.守る
目を醒ますと、そこに冬虫夏草の姿はなかった。ピータンだけが初めて出会った時と同じように、あたしの寝台の傍に立っていた。
「なんでいつも背後霊みたいにじっと立ってるのよ……ピータン」
あたしは手で口を覆いながら、あくびをした。
「五日も寝ていた」
「……あははは!流石あたし!いっぱい寝て気持ち良かった、ちょっと身体を動かしてくる!」
あたしは寝台の脇に置いてある斧を取り、手でそれを回した。ピータンは何か言おうとしているように見えた。
今のあたしにとって、コイツこそ一番の仲間だ。冬虫夏草とピータン以外で一番大切な仲間。
塤は好きだけど、それではアイツらを守ることは出来ない。
回転しながら飛び回る斧が地面に落ちて、埃が舞い上がる。何故かピータンがあたしを引っ張って部屋の外に連れ出そうとしていた。
「ん?どうしたの?」
「小屋」
「小屋がどうしたの?」
「梁が折れている」
小屋の外に出た瞬間、軋む音が聞こえてきたと思ったら、小屋はあたしの準備運動でまた梁が折れて崩壊してしまった。
あたしは首をすくめながら惨状を見つめ、言葉が出ない。
「うっ……」
「……」
ピータンはまた何か言いたそうな顔をしていた。その顔を見て、あたしはコイツと初めて出会った日のことを思い出して、思わず笑ってしまった。
その日もそうだった。
あたしが目を醒ました時、目の前にいたのは無表情で冷たいアイツしかいなかったのだ。
不吉な気配が漂っていたアイツから本能的に遠ざかろうとしたけど、あたしと一緒に凶地に踏み入れた冬虫夏草のことを思い出した。
「アンタ誰っ!冬虫夏草は!お兄ちゃんは!」
アイツは冷たい目であたしを見つめていた。目からは何の温度も感じることが出来なかった。
「虫茶!起きたのか!どうした?どこか怪我したのか?!」
冬虫夏草は苦い匂いがする薬湯を持って部屋に入って来た。あたしが目を醒ましたのを見て興奮したのか、薬湯を少しこぼしていた。
その時に、あたしの塤は壊れた。
冬虫夏草は守れなくてごめんと、あたしに謝ってきた。
あたしたちは一緒に生まれ、生まれた場所にたった二人しかいない異類だった。
アイツは、あたしを責任もって守るべき相手として見てきたし、あたしも甘んじて受け入れてきた。
未熟だったあたしは、アイツと一緒に林の中であたしたちだけの悠然とした生活をいつまでも送れると思い込んでいた。
あの日が来るまで、あたしが誇っていた蝶や虫を誘う塤の音色はどれだけ無力なのか、知る由もなかったのだ。
壊れた塤はあたしの涙と霊力、そして手の平から滲み出た血と混ざり、巨大な斧と化した。
あたしがずっと粗野だと思っていた斧になったのだ。
透明な水滴が赤い斧の表面に滴り落ち、あたしの笑顔を映す。
「大丈夫、これからは、あたしもアンタを守れるわ」
Ⅳ.変化
冬虫夏草は変わった。
かつてのアイツはとても優しかった。
そして結構抜けていた。
今のアイツは、いつも同じ方向をボーっと眺め、かつてのアイツが纏ったことのない憂鬱を纏っている。
性格もなんだか不気味になり、情緒不安定で、そして残忍になった。
昔のアイツなら、人間が目の前で死ぬのを見過ごしたりしない。
ましてや自分から手を上げるなんて……
今のアイツは、まるで三途の川から帰って来た悪鬼のようだ。
アイツはもう何でも話してくれる兄ではない、自分の秘密を持っているのだ。
気付けば、色んなことをピータンにしか話さなくなった、あたしには教えてくれなくなったのだ。
でもあたしは怒ったりはしない。もしこれでアイツを安心させることが出来るのならそれで良い。もう毎晩悪夢で魘されなくなるのなら、あたしは喜んで昔のままの無邪気な子どもを演じ続けるよ。
あたしも変わった。
あたしは斧で自分の髪を切って、もう泣いてはいけないと自分に言い聞かせたのだ。
もっと明るく、もっと元気に、更にはおてんばになるように自分に言い聞かせた。
既に昔のように臆病で、泣いては兄の後ろに隠れることしか出来ない小さな女の子ではないのだ。
そうすれば、あたしが一人でいてもアイツは心配しなくなるだろう。
そうすれば……あたしを見る度に、自責の念に駆られることもなくなるだろう。
あたしの背も伸びた、痛みも恐れなくなった。過去の弱さを象徴する長い髪も切って、あたしは強くなった。
全てが良い方向に変わっているように思えた。
あたしたちはこの変化のために、かなりの代償を払った。
でも自分の美しい妄想の世界で、生き続けるよりはましだ。
初めて自分の異変に気付いたのは、冬虫夏草があたしの手料理を食べて驚いた時だった。
アイツは口を押さえ、大きく目を見開いて、愕然とした表情を浮かべていた。
「なにを入れたんだ?!なんだこの味は!!!!!」
あのピータンですら顔色が悪くなっていたのだ。その時、あたしはようやく気付いた。
冬虫夏草が作る薬が飲みやすくなった訳じゃないことを。
四肢の感覚だけが失われている訳じゃないことを。
冬虫夏草には言えなかった、だってアイツはあたしのために既にアイツらの要求に応じてしまったから。
あたしたちをこんな風にした連中は、首を何個か差し出して来ただけで、あたしたちは恨みを忘れ、アイツらのために命がけで働くと勘違いしていた。
だけど、傍にピータンとあたししかいない冬虫夏草は、あたしたちの身体の変化を抑制出来る薬を手に入れるため、研究をし続けてもらうため、アイツらの要求に応じることしか出来なかったのだ。
「あははは!かかったわね!!!」
あたしは得意げに両手を腰に当て、顔を上げてアイツらを見つめた。
やっぱりあたしの演技は完璧だ、全然バレてないわ。
Ⅴ.虫茶
林の中にある小さな村に、いつしか力の弱い二人の食霊が現れた。
彼らは他の食霊みたいに強くはない。一人は簡単な治療が出来るが、幼いもう一人は治療する力すらない。
彼女の弱い霊力は、塤の音色で蝶々を誘き寄せることしかできない。
二人は村の端に隠れ住んでいた。たまに助けを求めに来る村人たちの手助けをして生活していた。
彼らはこの小さな村の中にいる、たった二人だけの異類だ。
そしてお互いがお互いにとっての唯一の家族だった。
何の紛争もない時代だったら、このような能力を持つ彼女は多くの人に好かれていただろう。
しかし、このような混乱の時代、憂いも心配もなく生きたいというのは、実現できる訳のない絵空事に過ぎない。
力のない二人の食霊は、すぐに金銀財宝と引き換えに商品として商人に売られることになった。
例え、村中の人が病を患い怪我をした時、治療を施してあげていたのはその年長の食霊だったとしても。
彼らには強い力がないため、力を持つ者には逆らえなかった。
だから兄の方は、一度ならず土下座して懇願を続けた。
「彼女を見逃してくだされば、何でも協力します。彼女に霊力はない、価値もない、どうか彼女を解放してあげてください」
「嘘」というのは、人間が最も得意とする手口だ。
兄は自ら進んで痛みに耐え続けた、例え自分が少しずつ怪物になっているのを目にしていても。
柔らかな長い髪を持つ可愛い妹が、もう一つの部屋で彼女だけの地獄に面していた時も。
痛みがあまりにも激しすぎたからか。
彼女は徐々に、痛みを感じ取れなくなった。
可憐でいつも兄に抱擁を求めていた女の子は、四肢が木化した少女となった。
虚ろな目をしている彼女は、冷たい机の上に横たわっていた。
これだけ大きな変化が起きても、彼女の兄は一目で彼女だとわかった。
自分がどれだけ酷い目に遭っても怒りをあらわにしてこなかった青年は、そこにいる者たちに問い質した。
「約束したはずなのに、何故……何故……彼女に手を出した……」
少女は、怒りによって理性を失った青年に向けて手を伸ばした。
彼女は、自分は痛くないと、笑っている顔が好きだと、泣かないでと、彼に伝えようとしていた。
青年は少女を連れてこの地獄から逃げた。逃走している際、彼らと同じように檻に閉じ込められている、数え切れない「異類」を見た。
――人間以外の全ての「異類」。
食霊、弱小な神、堕神、それと……元の姿がわからなくなっている、怪物。
弱っていた彼らは、結局追いつかれてしまった。しかし、もう二度と彼らの手に落ちたくない青年は、少女を連れて噂では向こうへ行ったきり二度と戻って来れない凶地に向かって走った。
少女は意識を失っていたが、目を醒ますと、無口な青年が兄の傍にいた。
そして、性格が大きく変わった兄が、その青年のことをとても信頼していることに気付く。
字面の意味での信頼ではなく、言うなれば、傍にいるだけで安心感を覚えるような表情を兄はしていた。
彼らに一体何があったかなんて少女は気にしていない。ただ、その青年が毎晩悪夢に魘されている兄を一時でも安心させることが出来るのなら、それだけで十分だった。
唯一喜ぶべきことは、あの人たちから与えられた苦痛はまったくの無駄ではなかったこと。
苦痛は彼らに今までにない強い力を与えた。
例え、その力は常に彼らの身体を蝕んでいても。
少女は全然気にしていなかった、その力があれば自分が強くなれるなら。自分をきちんと守れて、そして変わってしまった兄も守れるなら。
少女は自分の長い髪を切り、過去の弱さを捨て、乱暴で活発な性格になった。その性格のおかげで、誰にもいじめられなくなった。
彼女は知っていた。彼女の木化した足を見ては自分を責める兄を少しでも安心させるには、こうするしかなかったのだと。
少女の感覚はどんどん失われていく。
ある日、戦闘後になって初めて、少女は身体に巨大な傷があることに気付いた。以前の彼女だったら、このような傷を負えば、痛みでとっくに動けなくなっていた筈だった。
あの痩せ細った青年は、思いつく限りの方法を用いて、最も恨んでいる者と手を組んでまで、彼らの変化を止める方法を必死で探った。
痩せ細った青年はどんどん狂っていった。
倫理すら憚ることなく、実験のための「実験材料」を探し始めたのだ。
冬虫夏草は虫茶を自分の「暗室」に入らせなかった、彼女も兄を困らせたくはなかった。彼とピータンが暗室に入る度、彼女は一人でその暗室のある小屋の屋根に上った。こうすることで地下室にいる二人と一緒にいれるような気がしたのだ。
月が明るく星がまばらな夜、虫茶は一人屋根の上に横たわっていた。両手を枕にして、丸い月を見つめいつの間にか眠りについた。
夢の中に広がっていたのは、彼女の心の底に隠されている最も深い過去だった。彼女は髪の長い青年と共に座っている女の子をボーっと見つめた。彼らの傍にはたくさんの蝶がひらひらと舞っていた。
彼女は手を伸ばそうとしたが、自分の指先を見た瞬間、火に触れてしまったかのように手を引っ込めた。
その時、かつての弱くてあたたかな女の子が振り返った。彼女は甘く柔らかい笑顔を浮かべていたが、その顔には涙の痕が残っていた。
「もう少し早く、大人になっていたら、どれだけ良かったか……」
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