SP麻辣ザリガニ・エピソード
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SP麻辣ザリガニのエピソード
ザリガニは実験室から逃げて光耀大陸に行った。そして光耀大陸で自分の勢力を発展させているときに神秘的な人に助けられました。
SP麻辣ザリガニのエピソードは少し特殊で、通常のメインストーリーやイベントストーリーのような形式になっています。
Ⅰ
深い暗闇が広がっている。
深い暗闇の中、途切れる事のない泡の音だけが、息づく命がいる事を明らかにした。一対の赤い目がゆっくりと開く。
研究者A「実験体1号「麻辣ザリガニ」か……」
研究者B「実験体1号と呼ぼう、名前で呼んだら感情が生じやすいから。」
研究者A「そうだな。あぁ、起きたか。」
麻辣ザリガニ「……また……ここか……」
あの深い暗闇には、かつて明るい光があった。あの光は温かく、懐かしい、そして淡い悲しみを帯びていた。
あの頃の麻辣ザリガニはまだ実体を持っていなかった。しかし、彼は自分がその光に優しく包まれているという感覚はあった。そして、ある声が彼に囁く。
みんなを守りなさい……
麻辣ザリガニ(こいつらが……俺様が守る相手なのか……)
ドカーン――
大きな爆発音によって、麻辣ザリガニは意識を取り戻した。
ペッパーシャコ「兄貴!早く逃げて!」
グリーンカレー「シャコ、君は先に兄上を連れて逃げなさい、僕は彼らを引き離す。」
麻辣ザリガニ「クソッ……さっきのは……なんだったんだ……」
グリーンカレー「兄上、今は説明している場合ではない。もし……いいえ、もしなんてないです。兄上、一先ず安静にしてください。」
グリーンカレーは仮面の下で口角を上げた。彼の狼狽した姿と違って、その笑顔は人を安心させる自信に満ちていた。
グリーンカレー「兄上、ご安心ください。兄上が言っていた新世界を見る前に、僕は絶対に死にません。」
グリーンカレーは自分の帽子を押さえて、避難していた小屋から飛び出る。追ってきた敵の多くは彼につられて、小屋から引き離された。その隙に、シャコは麻辣ザリガニを連れてこの危険な場所から逃げる事に。
二人の体はボロボロだった。特に麻辣ザリガニは、肩から胸にかけて大きな傷口があり。服は血で真っ赤に染まっていた。麻辣ザリガニはグリーンカレーが去った方向を見て、拳を握り締めた。
ペッパーシャコ「兄貴、光耀大陸に天幕がある。そこに行きましょう。」
麻辣ザリガニ「……離せ、お前も怪我してる。」
ペッパーシャコは隠し事が苦手だ。彼は無意識に怪我で血が滲んでいる足を半歩後ろに下げた。麻辣ザリガニはそれ以上言葉には出さず、ただ自分の胸を押さえて、彼の肩から手を下ろした。
麻辣ザリガニ「行くぞ。」
麻辣ザリガニ「あいつは絶対大丈夫だ。」
麻辣ザリガニは背後の追手を見て、嘲笑うような笑顔を浮かべた。
(これが、俺様たちが誕生した意味なのか?こいつらが、守らなければならない存在なのか?)
(これは……)
(何度も……)
(何度輪廻しても……)
(きっと何も変わらない……)
(「化け物」)
Ⅱ
あの人たちの「実験体1号」に対する執着は、他の食霊を遥かに超えていた。
彼自身の特殊性は勿論、それ以外に……彼は何回にも渡り、実験室から大切な「実験材料」を連れ出してきた。
麻辣ザリガニは、ペッパーシャコと逃走中はぐれてしまった。よろめきながら壁にしがみつき、時々口から火を出す姿は、まるで高い攻撃性を持つ瀕死の獣のように見えた。
遂に、酷い怪我を負った麻辣ザリガニは、徐々に意識を失っていった。
………………………………………………………………
麻辣ザリガニ「うっ……い゛っ――」
麻辣ザリガニ(いってぇ……)
北京ダック「怪我をしているのですから、静かに横になってください。」
横から穏やかな声が聴こえてきて、麻辣ザリガニはすぐさま振り返った。パイプを持ってドアに寄りかかる、片眼鏡をかけている男が見えた。しかし、麻辣ザリガニはこのだらしなさそうな男から少し脅威を感じていた。
その男は微かな笑みを浮かべて麻辣ザリガニを見ていた。一瞬見えた警戒心は、すぐさま優しい笑顔に隠された。
北京ダック「そなたは酷い怪我を負って、町の外で倒れておりました。堕神に襲われたのですか?」
麻辣ザリガニ「……。」
麻辣ザリガニが怪我を顧みず起き上がろうとした様子に、北京ダックは不満を見せた。
北京ダック「今のそなたは、外に出ても堕神の餌になるほかないでしょう。」
麻辣ザリガニは彼の言葉を無視した。北京ダックは自分の隣を通り過ぎようとした彼を見て、鼻で笑った。
北京ダック「フン、それともまたあの者たちに囚われたいのですか?」
麻辣ザリガニ「!!!」
北京ダックは麻辣ザリガニの凶悪な目付きを見て、先程まで回していたパイプで彼を指した。
北京ダック「そのような顔をやめて頂きたい。吾はそなたを追っている者ではない。」
麻辣ザリガニ「……。」
北京ダック「そなたの面倒を見る代わりにお嬢より報酬を頂いております故、怪我が完全に治られるまで安静なさい。」
麻辣ザリガニ「報酬?」
麻辣ザリガニは眉をひそめ、振り返って質問した。北京ダックは得意げに、精巧に作られた小さなアヒル付きの髪紐を彼に見せた。
麻辣ザリガニ「……。」
北京ダック「それはどういった表情でしょうか?お嬢へ礼を言うんですよ。彼女がそなたを見つけなければ、まだ外の芝生の中で震えていたでしょう。」
???「北京ダックさん――――ダック様――――なぁ、書類の処理を助けてくれよ!!少しだけでいいから!!」
悲鳴と共に、風のようにやって来た人は北京ダックの腕にしがみついた。
???「西町のお嬢さんと遊園会に誘われたんだ!!!今日だけ!一日だけだ!お願い!ダック様!神様!仏様!」
北京ダック「……恥ずかしくないのですか?」
???「ううううっダック様……」
北京ダック「参りました…いってらっしゃいませ。」
???「ダック様最高!おぉ、お兄さん起きたのか!ではゆっくり休んでくれ!僕はまだ用事があるから失礼する!何か必要な物があれば北京ダックに言えばいい、僕らが手助けするよ!」
その人の清々しい笑顔は、麻辣ザリガニに思わず自分の警戒心を緩めさせる程爽やかな物だった。
慌ただしく去っていく青年を見送り、麻辣ザリガニは戸惑いながら隣の人を見た。恥ずかしそうに頭を抱えている北京ダックを見て、彼は思わず笑ってしまった。
麻辣ザリガニ「なるほど。」
北京ダック「ゴホッ、生きていれば、頭が弱い友人がいても不思議ではない。彼もそう言っていますので、ここでゆっくり休んでください。」
麻辣ザリガニ「俺様が悪人だとは思わないのか?」
北京ダック「そうなんですか?」
麻辣ザリガニ「……。」
北京ダック「怪我をしているのですから、強がらないで早く休んでください。吾はまだ用事があります故、失礼いたします。」
離れていく北京ダックの姿を見てから、麻辣ザリガニは自分の傷口を見た。しばらく考えた末、結局観念してベッドに戻った。
Ⅲ
北京ダックの邸宅で休むというのは、麻辣ザリガニにとって案外心地良い物だった。
麻辣ザリガニ「おい、てめぇはなんでいつもここに来るんだ?」
麻辣ザリガニは不機嫌そうな顔で、のんびりとお茶を飲んでいる北京ダックに言い放った。いつも優しい北京ダックは珍しく不快感を顔に出した。
北京ダック「そなたが来る前、ここは吾の部屋だったのです。」
北京ダックの御侍は裕福という訳ではなかった。麻辣ザリガニの療養のために、北京ダックの部屋を譲るしか方法は無かった。
北京ダックは損したくない性分のため、部屋を譲ってもベッドで寝る事は譲らなかった。最終的に、可哀想な御侍は自分の食霊に追いやられて床で寝る事に。それでも、部屋が乗っ取られた事に対して、北京ダックは不満を抱いていた。
麻辣ザリガニ「……フンッ。」
北京ダック「しかし、他人の部屋を占拠しているそなたに残された時間もあと僅かだ。」
麻辣ザリガニ「なんだ?俺様を追い出そうとしてるのか?」
北京ダック「近頃、町の外には黒い服を着ている人が徘徊しているという。吾の推察通りなら、彼らはそなたを探しに来たのだろう。」
麻辣ザリガニ「……あいつら。」
北京ダック「その怪我でどこに行こうとしているのですか?」
麻辣ザリガニ「てめぇには関係ねぇ。」
北京ダック「吾はお嬢さんから報酬をもらった故、そなたが治るまで危険な行動を取るのは見過ごせません。」
麻辣ザリガニ「俺様を止められるとでも?」
北京ダック「試してみましょうか?全力のそなたでしたら勝ち目はあまり無いが、今でしたら……」
麻辣ザリガニ「てめぇ――!」
北京ダック「町の郊外に小屋がございます、あの阿呆の旧宅です。静かな隠れ家は、そなたの療養には適しているでしょう。」
麻辣ザリガニ「俺様にあいつらから逃げろって言うのか!?」
北京ダック「自ら捕まりに出向くのは、治られた後どうぞご自由に。」
敵意剥き出しの二人に気付かず、あの大雑把な青年官僚は間に割って入り、強い力で麻辣ザリガニの背中を叩いた。背中の傷口を刺激され、麻辣ザリガニは息を呑んだ。
???「えええええ!?ごめん、ごめん!背中にも傷があるなんて知らなかった!大丈夫か?」
麻辣ザリガニ「……てめぇ!!!」
???「また北京ダックと喧嘩したのか?あらあらみんな友達だろ!仲良くな!」
麻辣ザリガニ「誰がてめぇらの友達だ!!」
???「いいからいいから!お兄さんを送る馬車が来たぞ、早く行ってこい!しばらく身を隠した方がいい!あいつらどう見たっていい奴じゃないからな!」
麻辣ザリガニ「馬車!?身を隠す!?」
???「大きな声出してどうした!いいから早く行けって!」
麻辣ザリガニがいくら嫌がっても、結局二人の手配に従って、あの小屋に移動した。
Ⅳ
麻辣ザリガニは日用品を届けに来た北京ダックの目を見て、少し躊躇したが話を切り出した。
麻辣ザリガニ「おいっ、てめぇは……俺様と一緒に来るか?」
北京ダック「はい?どういう事でしょう?」
麻辣ザリガニ「俺様は新たな世界を創るつもりだ。束縛されねぇ、誰も勝手に食霊を命令出来ねぇような世界、食霊のための世界だ。てめぇもこの世界に入る資格を持ってる。」
北京ダック「……そうですか、ではここに置いておきます。吾は帰ります、薬も忘れず塗ってください。」
麻辣ザリガニ「おい!聞いてんのか!?」
北京ダック「……そなたの言う世界には、御侍も、皆もいないのだろう。」
麻辣ザリガニ「人間に生きる資格はねぇ。あいつらはこの世界を支配する権利はねぇ。」
北京ダック「そなたの誘いは有難いが、それはそなたが求める世界に過ぎない、吾が求めている世界ではない。」
麻辣ザリガニ「……てめぇ、あいつらから何貰ったんだ?なんでそこまで忠誠を捧げられる?契約か?てめぇは契約の影響を受けるような奴じゃねぇだろ。」
北京ダックは少し笑うと、自分の手を上げてあの精巧なアヒルが付いた髪紐を揺らした。
麻辣ザリガニ「……こんな安もんでてめぇは買収されたのか?フン。」
北京ダック「これは安い物ではない。これはお嬢さんが寺から頂いて来た糸で編まれている。彼女は長い時間を掛けて仏像に祈りを捧げ、吾の安全を祈ってくださいました。」
麻辣ザリガニ「てめぇは、神や仏なんざ信じるのか?」
北京ダック「吾が信じているのは、神などではない……」
麻辣ザリガニ「……」
北京ダック「これは彼女が贈れる最も貴重な物だ、安い物だなんて言えません。」
麻辣ザリガニ「フン、何十年、何百年後、てめぇがまだその姿のままいるのを見て、あいつらはまだ今のようにてめぇと居られると思うか?」
北京ダック「一部の人を信じられるのも、一種の幸せだと、そう思わないかい?」
麻辣ザリガニ「……いつか後悔したら、俺様を探しに来い。」
北京ダック「では、吾が心から、君の好意が役に立つ日が来ない事をお祈りします。」
北京ダック「あぁ、そうでした。包みにある菓子はあの阿呆が西町のお嬢さんに頼んで作らせた物です。途中で食べてください。そして、彼からの伝言です……いってらっしゃい。」
北京ダックは振り返らず立ち去り、麻辣ザリガニは彼の後ろ姿を見つめた。
近くの影から、仮面を被った男が麻辣ザリガニの傍に近づいて来た。
グリーンカレー「兄上、この男は危険です。彼がこちらにつかないのなら……脅威になるやもしれません……」
麻辣ザリガニ「フン、あいつなんか怖くねぇ。敵が全部あいつみてぇなら、この世界は前より少しはおもしれぇな。そうだ、機関城の返事はどうなった?」
グリーンカレー「はい、機関城のリーダーは……あの……少し言いにくいのですが……」
麻辣ザリガニ「なんだ?俺様の武器を修復したくねぇのか?」
グリーンカレー「えと……彼は、兄上の顔を見ないと決められないと……」
麻辣ザリガニ「……?」
Ⅴ
某日
パラータ
グリーンカレー「兄上、今仲間全員を沙門城に配置出来ました。ですが北荒部落に女神が現れてたそうです。もし完全にパラータを手に入れたいのなら、あの部落は厄介です。」
麻辣ザリガニ「あの女神は人間らの願望を全部叶えているそうだな?」
グリーンカレー「そうです、シャコがあちらに偵察に行きました。あの女神はほぼ無条件で彼らの要求に応えていると。」
麻辣ザリガニ「じゃあ気にしなくてもいい。あいつらはいずれ自分らの首を絞める事になんだろ。人間という生き物は、満足を知らないもんだ。」
グリーンカレー「……あともう一つ。」
麻辣ザリガニ「言え。」
グリーンカレー「前に……兄上が怪我していた間滞在した町が、あいつらのせいでもう……」
麻辣ザリガニ「……あいつは手を出さなかったのか?」
グリーンカレー「具体的な事は何も……ただあの官僚は既に王都で亡くなったとの事。」
麻辣ザリガニ「……フン、あいつはどこに行ったんだ?」
グリーンカレー「悪都に行ったみたい。」
麻辣ザリガニ「悪都?そうか……」
数日後
悪都
鼻を刺す火薬の匂いが一帯に蔓延していた。時々鳴る爆発音と共に、猛火がこの城を呑み込む。
麻辣ザリガニ「チッ、遅かったか。ここまで大規模な計画とはな、あいつはいつからそんな乱暴になったんだ…」
辣子鶏が作ったメカに乗る麻辣ザリガニはつまらなそうにあくびをした。突然、人を支えて歩く姿が悪都から逃げ出しているのが見えた。
その人物は倒れても、支えている女を守っていた。
麻辣ザリガニ「……チッ、面倒くせぇ。」
麻辣ザリガニはメカに乗って彼らの隣に降りた。しばらく躊躇して、彼は女を自分のメカに置き、自分は北京ダックを担いだ。
麻辣ザリガニ「これで、借りは返した。」
北京ダックが目が覚めた時、まだ朦朧としていた。目の前の光景が、涙が出る程懐かしく感じていた。
ただし、今回は麻辣ザリガニと立場が入れ替わっていた。
麻辣ザリガニ「これでてめぇの恩は全部返した、そしてもう一人を救ってやった。どうだ?まだあいつらを信じるのか?」
北京ダック「そなたは?」
逆光の中立つ麻辣ザリガニを見て、北京ダックは辛うじて笑顔を浮かべた。麻辣ザリガニは北京ダックの髪が戦によって乱れていたが、色褪せた髪紐はまだ彼の髪に付いていると気付く。
あの竹林からこの悪都の距離で、髪紐を失くしていない……麻辣ザリガニは視線を逸らした。
麻辣ザリガニ「俺様ははなっから信じてねぇ、だからこそ充実した人生を送れてる。」
北京ダック「左様ですか。今は辛いことばかりですが、吾は依然として彼らの事を信じたい。この信頼の代償は、涙と血であっても……これは彼らが信じたい世界ですから……」
麻辣ザリガニは髪紐を取り外して、ぼーっとしている北京ダックを見つめた。突然、彼から大きな笑い声が発せられた。その傍若無人な笑いには狂気が含まれていた。
麻辣ザリガニ「……ハハハハハ――ハハハハハッ!」
彼はベッドに座っている北京ダックに突進し、胸倉を掴み彼の顔を目の前に引き寄せた。笑いながら口から火が噴き出し、目には真っ赤な光が灯っていた。
麻辣ザリガニ「やはり俺様がてめぇと友になる事は絶対にねぇ。てめぇが信じたい事を信じればいい!俺様はてめぇが絶望するその日を期待してるぜ!その日、てめぇがどんな顔をするか、楽しみだなぁ――!ハハハハハッ――!」
急に胸倉を掴まれた北京ダックも、久しく他者には見せなかった冷たい笑みを見せた。
北京ダック「それはお互い様です。では見てみましょう……あんなに弱い人間たちが、どれほどしぶといかを。数え切れない悪の中で、そなたを倒そうと、弱弱しく輝くあの光を!」
麻辣ザリガニは自分でも想像していなかった、まさかこの男との腐れ縁がこれ程長く続くとは。食霊の長い生涯の中、彼はずっと北京ダックが言っていたあの光を待っていた。ある日、御侍と呼ばれ、あの北京ダックに重視されている人間がいると知るまで……
ある日の朝方
光耀大陸 竹煙質屋
北京ダック「自分の子供として扱いたいです。食霊は召喚される時、他の生物を一緒に連れてくる可能性があります。例えば吾もそうです。この子らは人の姿にならないが、人の感情を読み取れます。」
北京ダック「もしかしたら、あの方の思し召しかもしれません。食霊の長い生涯が寂しくないようにと。この子らを吾らに与えて、支え合って生きてもらおうとしたのではないでしょうか。」
主人公「はい、きっとそうでしょう。」
遠くない竹林の中、一つの赤い影は目を細めて、あごを撫でていた。口角を少しずつ上げ、期待するような妖しい笑顔を浮かべた。
麻辣ザリガニ「〇〇か……フン……俺様に見せてくれ……あいつが言っていた光は、どんな奴なのか。」
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