「覆世の白夜」フランシール_include
属性補正
炎属性
85%
水属性
85%
風属性
85%
光属性
100%
闇属性
185%
モデル
ストーリー
フランシール「……。」
メルク「フランシールさん、どうしたのですよ?なにやら物憂げな顔をして……、」
フランシール「……!いけない、わたくしとしたことが、無意識に……。」
フランシール「大丈夫よ、何も問題ないわ。」
メルク「そうなのです?そんな風には見えなかったのですが……。」
メルク「フランシールさんは私たちの仲間なのです!何かあれば、気にせず言ってほしいのですよ!」
フランシール「……、」
フランシール「ありがとう。」
フランシール「その、たいしたことではないのだけど……、最近、お忍びで町に出てもすぐに見つかるの。」
フランシール「いろいろ変装してはみたのだけど、あまり意味がないみたいで……。」
メルク「そうなのですね……。でも、いつも真面目なフランシールさんが、お忍びで町にでるなんて、何かお仕事の一環なのですよ?」
フランシール「えっ?そ、それは……、」
フランシール「その、わたくしも少々息抜きを……。たまに友人が町に訪れるので、彼女と会ったりしているの。」
メルク「そうだったのですね~!」
メルク「でも、確かにお友達と会っている時や、息抜きの時に町の人に見つかると、息抜きにならなさそうなのですよ。」
フランシール「わたくしは女王としての責務もあるしかまわないのだけど……。」
フランシール「ただ、友人がいつも困っているようなの。だからできれば見つからない対策を考えられたらいいのだけど……、」
メルク「そうなのですね~……。」
メルク「ちなみに今までは何をやってみたのですよ?」
フランシール「そうね。たとえば、眼鏡をかけたり、髪型を変えたり、服を着替えたり……、」
メルク「みゅ……、基本的な変装はできてるようなのですが……、どうしてバレてしまうのですよ。」
フランシール「城を出たばかりの時はあまり気づかれないのだけど、友人との待ち合わせ場所に行くと、すぐに見破られてしまうの。」
フランシール「あのあたりに住んでる人たちは、みんな変装を見破るのが上手なのかしら。」
メルク「……それ、もしかして毎回同じ場所なのですよ?」
フランシール「え?」
フランシール「ええ。友人とわたくしのお気に入りの店なの。」
メルク「それって、フランさんがどうとかではなくそのお友達とお店でバレているのでは……、」
フランシール「……?」
パン屋のおやじ「おっ、お2人さん、変装の話か?」
フランシール「ええ。あなたは……、」
パン屋のおやじ「俺は通りすがりのパン屋のおやじ……。」
パン屋のおやじ「そんなお嬢ちゃんにいいものを紹介するぜ。」
フランシール「いいもの?」
パン屋のおやじ「これだ!」
フランシール「それは……!」
パン屋のおやじ「これをつければ誰にも気づかれずに町を歩けること間違いなし!」
パン屋のおやじ「これをつけてるときは、俺も誰にも話しかけられないしな。」
メルク「それはおやじさんとわからないからではないのでは……、」
パン屋のおやじ「俺の知り合いの兄ちゃんが仕入れた仮面だからな。買うなら割り引いてもらえるよう頼んどくぜ?」
メルク「も~、パン屋のおやじさんってば威厳のある女王様として有名なフランシールさんがそんな仮面をつけて歩いてたら大騒ぎに……、」
フランシール「誰にも気づかれずに……!おやじさん、1度試着を……、」
メルク「……!?」
メルク「だ、誰かフランシールさんを止めるのですよー!」
備考
関連ユニット