「風靡する想歌」ゲイル_include
属性補正
炎属性
67%
水属性
150%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
メルク「ゲイルさんが仲間になってくれて嬉しいのですよ!これからよろしくなのです!」
ゲイル「おう、よろしくな。」
メルク「そういえば、ゲイルさんは、バンドで歌手をしていると聞いたのです。やっぱり、ステージに立ったりとかするのですよ?」
ゲイル「もちろんだ。そっちの方が多くの人を楽しませられるしな。といっても、ステージの費用やらなんやらが結構かかるから、そう何度もできねーんだけどよー……。」
メルク「そうなのです?」
ゲイル「やっぱスタジアムの音響は貴重品使ってるだけあってな~。知り合いの音響師の兄妹が働いてるとはいえ、さすがに割引はきかねーしよー。」
メルク「世知辛い世の中なのですよ~……。」
ゲイル「けど、そういう世界を……、ん?あそこで泣いているのは……、」
―――――――――――場面転換―――――――――――
町の子供「うう、ぐすんっ!」
ゲイル「そんなカオしてどーしたよ、小さなレディ。」
町の子供「今日、私の誕生日なのにお父さんがまた仕事で帰ってこれないの……。お父さん、わたしのことなんかどうでもいいのかな……。」
ゲイル「おお……、そりゃー、悲しいな。よっし、それなら嬢ちゃんの親父の代わりにはなれねーが、オレがとびっきりのバースデーソングを、嬢ちゃんに歌おう。それで、楽しんで楽しんで、寂しい涙なんて、吹き飛ばしちまえ!」
町の子供「えっ?」
ゲイル「紹介所のねーちゃん、場所借りるぜ!」
紹介所のお姉さん「あっ、ちょっとゲイルくん!こんな街中で……、」
ゲイル「この素晴らしい世界に生まれてこれた君に!オレからのとっておきの祝いの歌だ!今日もこの人生、楽しんでいこうぜェ!」
―――――――――――場面転換―――――――――――
町のお姉さん「いきなり音が鳴りだした時はびっくりしたけど、楽しかったわね!」
町のお兄さん「嫌なことも忘れちまったよ!明日からも前向きに頑張れそうだ!」
紹介所のお姉さん「もう、ゲイルくんったらしょうがないんだから。でも、あの楽しそうな笑顔を見ると、つい甘くしちゃうわ。」
町の子供「ふふふーん♪おにーちゃん、ありがとー!」
ゲイル「おう!オレも楽しませてもらったぜ、こっちこそありがとーな!」
町の子供「あのね、おにーちゃん。お父さん、前の誕生日の時、なかなか帰って来れなくてゴメンって言ってたの。お父さんも、わたしと会いたいんだってこと、すっかり忘れてた。でも、おにーちゃんが祝ってくれて、みんなで楽しく歌って、なんだかふと思い出したの。お父さんと祝った前の誕生日も、こんなふうに楽しかったなって。ありがとう、おにーちゃん!楽しかったよ!」
ゲイル「そいつがオレにとっては、最ッ高の言葉だ!嬢ちゃん、今度はバンドを聞きに来いよ。そのときは、他のメンバーと一緒に、今よりももっともっと楽しませてやるからよ!でもって、嬢ちゃんは、嬢ちゃんの親父と一緒に、オレたちを楽しませてくれ!」
町の子供「うん!」
メルク「歌の力って、すごいのですよ……。」
ゲイル「だろ?世界は案外、楽しいことに満ち溢れてるんだぜ。歌はそのひとつだ。でもって、歌のさらにすごいところはな!その気持ちをダイレクトに伝えられるってことだ。オレは、この世界を、この人生を楽しみたい。そして、楽しんでほしい。そのために、オレは歌ってんだ。昨日よりも、世界を楽しくするために。世界が楽しさに満ち溢れてるって、知ってほしいから。」
メルク「ゲイルさん……、な、なんだか感動したのですよ~!」
ゲイル「ハッハッハ!いいこというだろ、オレ!」
メルク「自分で言っちゃうのですね~。」
備考
入手方法
ダイヤスカウト、レア以上確定ゴルドスカウト