「憧風の王子」セス_include
属性補正
炎属性
71%
水属性
140%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
メルク「セスさん、私たちの仲間になってほしいのですよ!」
セス「仲間?仲間ということは……、」
セス「お前たちと一緒に、あっちこっち旅したり、モンスターと戦ったり、時にはお宝を発見したり、世界の謎を解き明かしたりするということか!?」
メルク「そ、そこまでの大冒険が待っているかはわからないですが、いろんな場所に行って、いろんなものをみることはできるのですよ!」
セス「いろんな場所で、いろんなもの……。」
セス「よし、わかった。いいぞ、お前たちの仲間になってやる。」
メルク「ほんとなのです!?嬉しいのですよ~っ!」
セス「宮殿でいつまでも勉強ばかりしているのも、そろそろ限界だったからな。」
セス「しばらく母上が留守にしている間に、私も……、いや、おれもちょっとくらい冒険してみたいんだ。」
メルク「宮殿……、ということは、もしかしてセスさんは意外と偉い人、なのですよ……!?」
セス「そりゃー一応王子だけど……、けど偉くなんてないさ。」
セス「継承権は45位だから、天地がひっくり返りでもしなきゃおれが王様になることなんてまずないしな。」
セス「それなのに、母上は王子の務めだからって毎日毎日勉強ばっかり……、王になれない王子が勉強してどうすんだって話だよ。」
セス「おれよりも継承権が上の王子は44人もいるんだから、その方たちにお任せしておけばいいんだ。」
メルク「そ、そんなに王子様がたくさんいるのですよ!?」
セス「王子っていうのは、始祖王の血を引く者のことなんだ。おれの国じゃ、現王のはとこまでは王子ってことになる。」
セス「……せめて、いとこくらいで止めておいてくれれば、おれも自由に生きられたんだけどなあ……。おれは現王のはとこなんだよ。」
メルク「そうなのですね~……。」
セス「1番、王から血が遠い王子なわけだから、まずおれが王位を継ぐことはない。」
セス「それなのに、毎日毎日、宮殿に籠って勉強なんて意味ないよなあ……。」
セス「そう思ってたところだったから、お前たちの誘いはちょうどよかったんだ。」
セス「これでも戦う術は宮殿で仕込まれているからな。足手まといにはならないと思うぜ!これからよろしくな!」
セス「……。」
(母上は、悲しまれるだろうか……。……だが、私だって一生宮殿で必要ともされぬ勉強をし続けるなどいやだ)
(母上が留守にしている間だけ……。私とて、1度くらいは冒険というものをしてみたい)
(……しかし、その後は)
セス「……。」
(……それは、この旅が終わってからのことだ。今は、しばしの自由を楽しみたい。王子ということも、宮殿のことも忘れて)
備考
入手方法
ダイヤスカウト、レア以上確定ゴルドスカウト