「夢路を歩く者」コゼット_include
属性補正
炎属性
92%
水属性
92%
風属性
92%
光属性
100%
闇属性
130%
モデル
ストーリー
メルク「コゼットさんが仲間になってくれて嬉しいのです!これからよろしくなのですよ~!」
コゼット「うん……。」
主人公「でも、どうして旅に出ようと思ったんだ?旅はモンスターと戦うこともあるし、結構危険だぞ?あんまり、無理はしないほうが……、」
コゼット「大丈夫。ランタン、あるから。」
主人公「……、(ランタンがあるとどうして大丈夫なんだ……?けど、それを聞くのもこの子の夢を壊すよな……)」
コゼット「旅に出たかったのは、絵を、見たから。」
主人公「絵?」
主人公「……ああ、あの城にあった。」
コゼット「そう。」
コゼット「……それに、最近よくわたしのところに来る人が外のこと、いろいろ話してくれたから。わたしも、いろんなところを、見てみたいと思って。」
主人公「そうなのか。その人は、コゼットの友だちなのか?」
コゼット「……わからない。ちょっと、怖い。」
主人公「そ、そうなのか……。」
コゼット「たくさん、贈り物してくれる、けど……、あの人のこと、よくわからないから……。」
メルク「どんな贈り物なのです?」
コゼット「指輪とか……、」
メルク「指輪……。も、もしかしてその方は男の方なのです?」
コゼット「うん。」
メルク「おお~……、」
主人公「おい、メルク……。にやにやして、不気味だぞ。」
メルク「もう、主人公さんってば鈍いのですよ!」
主人公「はあ?」
メルク「これはきっと、その子がコゼットさんにアプローチしてるのです!」
メルク「でも、本人の前でうまく話せなくて、コゼットさんとの仲をなかなか深められず……、」
メルク「という展開に間違いないのです!」
主人公「は、はあ……。」
メルク「コゼットさん、その方は何歳くらいなのです?」
コゼット「同い年、だと思う。」
メルク「同い年!」
主人公「(てことは、8歳か……。そう思うと、ほほえましいかも)」
メルク「そういえば、コゼットさんのお父さんはその子のこと知ってるのです?」
コゼット「うん。仕事で会うこともあるんだって。」
メルク「仕事……?」
コゼット「でも……、その人がくれた指輪を見て、パパ、青ざめてた。すごく高い指輪だって、ルチアーノおじさんが言ってた。」
主人公「えーっと……、同い年なんだよな?」
コゼット「そう、主人公さんと同い年。」
主人公とメルク「えっ……、」
主人公「い、いいか、コゼット!よく聞くんだ!」
コゼット「えっ、な、なに?あの……、」
主人公「早まった決断をするんじゃないぞ!それから……、」
コゼット「あの……!」
主人公「ひょわっ……!?」
メルク「ランタンの目から発射された光線で、主人公さんの髪がちょっと短く……。」
コゼット「……!ご、ごめんなさい、わたし、驚いて……。」
コゼット「このランタン……、わたしに何かあると、こうやってわたしを守ろうとしてくれるの。」
コゼット「でも、主人公さんはわたしになにかしたわけじゃないのに……。あの、びっくりして、ごめんなさい……。」
主人公「い、いや……、いきなり肩をつかんだ俺も悪いし、うん。怖がらせて、申し訳ございませんでした……。」
主人公「(こ、これは確かに、モンスターも手を出せないよ……。ついでに、俺が心配するまでもなく不届き者もガードしてくれてたよ……)」
パン屋のおやじ「お、コゼットのお嬢ちゃん。そろそろシチューを温めなおさなくていいのか?お父さんが来るころだろ?」
コゼット「あ、そうだった。」
主人公「シチュー?」
コゼット「パパ、今日は忙しいって言ってたから。みんなに手伝ってもらって、つくったの。おいしいか、わからないけど……。」
メルク「コゼットさんはお父さん思いなのですね~!大丈夫なのです、きっと喜ぶのですよ!」
コゼット「だと、いいな……。」
コゼット「ずっと、パパ、どんなにお仕事疲れてても、疲れたって言わないで、いつも通りの顔をしてご飯も、お洗濯も、掃除も、全部してくれてた。」
コゼット「それが、わたしのためだったんだって、わかったから。」
コゼット「パパは、そういうやり方で、わたしを大切にしようとしてくれてたんだってわかったから。」
コゼット「だから……、わたしも、パパを大切にしたいと思って。」
メルク「だからシチューを……。」
コゼット「うん。……それで、これからは、ちゃんと晩ご飯に何が食べたいか聞かれた時に、わたしの好きなものは、シチューだよって言うの。」
コゼット「なんでもいいよ、じゃなくて。」
主人公「……そうなのか。」
コゼット「えっと、よかったら主人公さんも、食べる?さっきのおわび……。」
主人公「えっ、気にしなくてもいいのに。けど、ちょうど晩ご飯も決まってなかったし、ありがたいよ。」
コゼット「うん。」
コゼット「あ、で、でも、1番はパパに食べてほしくて……、」
主人公「あ、そうだよな。俺は全然大丈夫だから、1番は疲れて帰ってきた、お父さんに食べさせてやってくれ。」
主人公「ああ、そうだ、これから温めなおすんだって?せっかくだから俺も手伝うよ。」
コゼット「……ありがとう。」
(暗転)
主人公「さて……。」
主人公「どう見ても、鍋の中がヤバそうな色をしている。」
コゼット「どうしたの?」
主人公「い、いや……。(ラ、ランタンが、点滅している……)」
主人公「(すいません、お父さん……。俺には、もう何もできない……!一緒に、おいしかったと言い残し、笑顔で倒れることしか!)」
備考
入手方法
Lv40以上の★2コゼットがパーティに入っている状態で、ヤミミズク出現クエストをクリア:一定の確率でコゼットが進化