「誓剣の巧壁」メネライア_include
属性補正
炎属性
90%
水属性
90%
風属性
90%
光属性
140%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
メルク「お久しぶりなのです、メネライアさん!」
メネライア「ああ、久しぶり。ふふ、またメルクたちと旅をするとお伝えしたら殿下がとても悔しがっておられたよ。」
メルク「みゅ~、だだをこねる姿が目に浮かぶのですよ。」
メネライア「ゼフュロダイ殿とじいや殿がたしなめられて、しぶしぶ見送ってくださったが……、また会える日を楽しみにしているとの伝言を承った。」
メルク「みゅ、私もなのです!いつかまた、春の丘に行きたいのですよ~!」
メルク「みゅ?そういえば、サローディアさんをたしなめたということは、ゼフュロダイさんは春の丘に留まっているのですよ?」
メネライア「ああいや、時折、訪ねられる程度だ。ゼフュロダイ殿が来られると、陛下が嬉々としていたずらやからかいに精をだされるからな。」
メルク「た、たしかに、前のパーティでもあのゼフュロダイさんにずけずけといろいろ言ってたのですよ……。」
メルク「でも、それでもたまに城に訪れているということはやっぱりフロイレイダさんと仲がいいのですよ?」
メネライア「さあ……。私にはお二人の関係はそこまで……。」
メネライア「だが、ゼフュロダイ殿が城を訪れるのは、殿下に勉強を教えるためだ。」
メネライア「地を知る者は博識だ。その智はいずれ殿下が、女王として立たれるときに必ず役に立つことだろう。」
メネライア「……私も、それまでにもっと修行しなければな。」
メルク「みゅ、そういえばメネライアさんは修行の旅として世界を回りたいとのことでしたが……、さらに剣の腕を磨くつもりなのですよ?」
メネライア「もちろんだ。我がスガロルの一族は、忠義者のくせに剣の腕が未熟だと笑われてきたからな。」
メネライア「ゆえに、私の一族では幼き頃から王に仕えるにふさわしくあるため剣の修行を課せられるのだ。忠義はあれども役立たぬ、などと言われぬようにな。」
メルク「そういえばメネライアさんの宝剣も、剣の腕を競ってその勝者が受け継ぐものだと言っていたのですよ。そういうことだったのですね~。」
メネライア「いざという時に王の役に立てない弱きものではこの剣を受け継ぐにはふさわしくない。」
メネライア「祖が古の王から賜った宝剣……、いずれ王へ恩をお返しするため我が一族で最も強き者が受け継いできたのだ。」
メルク「それなら、メネライアさんほどの剣の使い手がさらに強さを求めて旅に出るのもうなずけるのですよ。」
メネライア「だが、それだけが理由じゃないんだ。殿下たちとのあの旅で……、私は気づいた。」
メネライア「私は私が忠義を捧げるべき王のことさえ、知ろうとしていなかったと。」
メルク「みゅ……、最初の勘違いのことなら……、」
メネライア「それだけじゃない。ガランドルのこともそうだ。」
メネライア「私は、伝承や噂のままに王をいただき、ガランドルをさげすんだ。」
メネライア「私は、初めからこの目で見極めるべきだったんだ。古の王に連なる者ではなく、春の丘の王女として、臆病者のガランドルではなく、冒険者パリストスとして。」
メネライア「釣鐘が森を抜けた先、きっとあの時、ようやく私は、私の忠義を本当の意味で捧げることができた。」
メネライア「あいつと背を合わせて、大蜘蛛と戦ったとき、あいつの選択を知った私は、もうあいつを臆病者のガランドルだとは謗(そし)れなかった。」
メルク「メネライアさん……、」
メネライア「今のままの私では、いずれさらに大きく羽ばたかれる殿下にふさわしい臣下にはなれない。」
メネライア「だから、もっと知るべきだと思ったんだ。私が知ろうとしてこなかった、様々なことを。」
メルク「そうだったのですね……。」
メネライア「……ふん、おそらく、あいつも私と似たことを考えているのだろうな。以前、城であった時に、あいつも旅に出ると言っていたから。」
メルク「パリストスさんが……。」
メルク「……最初はどうなることかと思っていたのですが、今は、2人とも似た者同士のいいライバルに思えるのですよ。」
メルク「きっとお2人ならサローディアさんをうまく支えていける名コンビになれるのですよ!」
メネライア「そうなるにはあいつにもまだまだ腕を磨いてもらわなくてはならないな。」
メネライア「……ま、それは私もだな。」
メネライア「メルク、かつて共に命と誇りをかけて旅をした仲間として、これからの旅路もスガロルに恥じない私であることを誓おう。よろしく頼むぞ。」
メルク「はいなのですよ!」
備考
入手方法
Lv50以上の★3メネライアがパーティに入っている状態で、ヴィンデール出現クエストをクリア:一定の確率でメネライアが進化