「堅拳の橙妖精」アルヴィン_include
属性補正
炎属性
88%
水属性
88%
風属性
88%
光属性
100%
闇属性
160%
モデル
ストーリー
主人公「ええと、仲間になってくれるっていうアルヴィンさんは……、」
メルク「みゅ、きっとあの人なのですよ!」
アルヴィン「……、」
メルク&主人公「……!」
主人公「な、なんかすごい睨まれてないか……。」
メルク「それにあの戦いを想定したような動きやすい服装……、もしかして怖い人だったり……、」
アルヴィン「おい。」
メルク&主人公「ひゃい!」
アルヴィン「お前らが癒術士の一行か?」
主人公「そ、そうです!」
アルヴィン「そうか。俺がアルヴィンだ。これからよろしく頼む。」
主人公「あ、ああ! 主人公だ、よろしく……、」
主人公「(って、いだだだだ!)」
メルク「(どうしたのですよ、主人公さん!?)」
主人公「(握手した指がああっ! すごい力で握られてる……!)」
メルク「(ま、まさかこれは暗黙の牽制……! 仲間になってやるけど、お前のことは認めてねえとか!? もしくは、お前が気にくわねえとか!?)」
アルヴィン「チッ。」
主人公&メルク「ひいっ!」
アルヴィン「……? どうした、そんな顔して。」
主人公「い、いや、なんでも……。」
アルヴィン「……、あーその。……とりあえず、これやるよ。」
主人公「あ、ありがとう……。これって……、木の箱?」
メルク「可愛い模様がついてるのですよ~! 中に何が入ってるのです?」
主人公&メルク「……!」
メルク「ゆ、油断せずに開けるのですよ!」
主人公「お、おう!」
主人公「って、あれ? 空(から)だ。」
メルク「それに箱の中にも絵が描かれているのです! 素敵なのですよ~っ!」
アルヴィン「よかった、気に入ってくれたか。仲間になると決まってから、1週間を費やして作ったかいがあったぜ。」
主人公「えっ、これ作ったの、アルヴィンなのか!? 箱の絵柄を描いたのも!?」
アルヴィン「よく驚かれるけどな、そうだ。そういうのを作るのが趣味なんだよ。こう、細々とした作業をしていると心が落ち着く。」
主人公「そ、そうなのか……。(この目つきと外見で言われても説得力がないな……)」
アルヴィン「さっきは舌打ちして悪かった。メガネが曇っててよく見えなかったんだ。」
メルク「もしかして それで眉間にしわを寄せて睨んでいたのですよ?」
アルヴィン「は!? 睨んでいたように見えたか!?」
主人公「ま、まあ……。」
アルヴィン「チッ、あの野郎。睨んでないように見えるとか適当なこと言いやがって!」
アルヴィン「重ね重ね悪い。こういう場では相手の目をしっかり見て話す方が礼儀正しいって聞いたことがあってな。」
アルヴィン「だが、お前たちをよく見ようとして睨んでるように見えちまったみたいだ。俺は重度の近眼なんだよ……。」
メルク「そ、そうだったのですね~……。こちらこそ誤解してしまって申し訳ないのですよ。服装も相まって、つい……、」
アルヴィン「いや、よくあることだからな……。」
アルヴィン「あと、服のボタンを留めていないのは筋肉を鍛えすぎたせいで、しめると苦しいからだし、袖がない服なのも同じ理由だ。」
主人公「なんだ、そうだったのか。アルヴィンが親しみやすそうな相手でよか……、」
主人公「はっ……! ということは、さっきの握手がめちゃくちゃ痛かったのは……、」
アルヴィン「えっ、痛かったのか? 悪い、人間とはサイズが違うから、少し力を込めないと伝わらないかと思ったんだが……、」
アルヴィン「そうか、あれで痛かったのか……。人間って思ったよりも、柔らかい生き物なんだな……。」
主人公「ち、違うんだ! これはたぶん俺限定なような気がする……!」
主人公「うう、アルヴィンが優しい相手でよかったけど、妖精にも及ばぬ俺の貧弱さを知って、同時に悲しい……。」
備考
「怜杖の蒼妖精」マルクスの同僚
「花傘の紫彩蝶」ルジェナに懐かれている
入手方法
ダイヤスカウト