「蜜熊の術士」ミーシュカ_include
属性補正
炎属性
100%
水属性
67%
風属性
150%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
ミーシュカ「ううっ、さっきは危ないところをありがとぉー……。おかげで助かったよぉー。」
メルク「ミーシュカさんが無事でよかったのですよ。でも、どうしてこんな山奥でモンスターに追いかけられていたのです?」
主人公「この山は今、モンスターが狂暴化してるから入らないようにって村の人が勧告を出してたはずですけど……。」
ミーシュカ「えっ、そうなの!?あたし、ひと月前からこの山にいるから気づかなかった……。」
メルク「ひと月!?いったい何をしていたのです?」
ミーシュカ「それはもちろん……、蜂の巣退治だよ!」
主人公「蜂の巣退治?」
ミーシュカ「実はこの先に大きな蜂の巣を見つけてね。
どうしてもやっつけてやりたくてひと月前から挑戦してるんだけど……、ぜんっぜんうまくいかないの~!
今朝も間違えて魔法をモンスターに当てちゃって……。それで気づかれて追いかけられてたんだぁ。」
メルク「そうだったのですよ~。でも、どうしてそこまで蜂の巣にこだわるのです?」
ミーシュカ「あれはあたしが子どものころ……、無性にハチミツが食べたくなって蜂に頼みに行ったの。
蜂の巣をノックして、ハチミツを分けてくださいって。
(メルクが呆れ顔に)
そしたら、中から蜂が一斉に出てきて……、ブスッ!
蜂って、礼儀知らずで怒りっぽくて心が狭くて最低!」
主人公(蜂の巣をノックしたらそりゃなあ……)
ミーシュカ「うう~っ、思い出したらぷんすかしてきた!もう1回挑戦してくる!」
主人公「えっ!?ミーシュカさん!?」
メルク「お、追いかけるのですよ!」
主人公「って、アレ!?」
ミーシュカ「うわあああんっ、また失敗したーっ!」
主人公「ぎゃああああっ、前髪が燃えてる!」
メルク「みゅわあああっ、後ろから蜂が!」
主人公・メルク『て、撤退~っ!』
メルク「蜂から逃げられたはいいものの、ミーシュカさんの前髪がチリチリに!」
ミーシュカ「魔法を暴発させて、前髪に着火しちゃって……。でも、大丈夫!よくあることだから!」
主人公「よくあることなの!?」
ミーシュカ「見慣れたら、むしろこのちりちり具合がおしゃれじゃない!?」
主人公「う、うん……。見慣れたらまた感想を言います。」
ミーシュカ「ふう~っ、ひと蜂やった後は1杯やりたくなるね。」
主人公「そんなひと狩りみたいに。」
ミーシュカ「そうだ、あたしハチミツ持ってるんだ~!一緒に飲もうよ!」
主人公「蜂は嫌いなのに、ハチミツは好きなのか。」
ミーシュカ「こ、これは蜂への嫌がらせであって!つまりハチミツを飲むことで、こう……、ハチミツより強いぜ、あたしは! みたいな。」
主人公「ハチミツに勝ってもしょうがないですよ!?」
ミーシュカ「こ、これはそう、魔法の練習であって!ハチミツをミツバチと見立てて、魔法で……、」
主人公「ぶふっ!」
メルク「みゅ、みゅふふっ!暴発したミーシュカさんの魔法で主人公さんの前髪がちりちりに……!」
ミーシュカ「こ、これはそう……、主人公より強いぜ、あたしは! みたいな。」
主人公「俺に勝ってもしょうがないですよ!」
ミーシュカ「か、勘違いしないでよね!ちりちりがおしゃれだなんて思ってないんだから!」
主人公「なんで今、ツンデレ入れてきた。」
ミーシュカ「場を和ませようと思って……。」
主人公「……。」
ミーシュカ「ごめんなさい。」
主人公「はい。」
備考
入手方法