「懐抱く頭蓋骨」バンダージェ_include
属性補正
炎属性
71%
水属性
140%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
主人公「バンダージェさん、仲間になってくれてありがとうございます。」
バンダージェ「ああ、うん。お金もらえるなら、なんだって。」
主人公「そういいつつ、友だち価格とか言ってかなり安くしてくれたじゃないですか。」
バンダージェ「それは言わないお約束ー。まあ、ちょうどあっちの仕事が閑散期だし。」
主人公「たしか別のところでも護衛の仕事をしてたんですっけ?」
バンダージェ「そう、ガードマンって名前だったけど。結構、給料いいよ。主人公もお金に困ったら応募してみれば?」
主人公「いや、俺はガードされる側にしかなれなそうなんで……、」
バンダージェ「それもそうだな。失敬失敬。」
主人公「それにしても、どうしてそんなにお金がいるんですか?なにかのために貯めてるとか……?」
バンダージェ「うん、そう。家を買うんだ。」
主人公「家?」
バンダージェ「お父さんとお母さんが生まれたら一緒に住むんだ。」
主人公「へー……、」
主人公「……ん?」
バンダージェ「今はただの頭蓋骨だけど、話しかけ続ければいつかお父さんとお母さんになってくれるんだぜ。」
主人公「……命が宿る的な?」
バンダージェ「命が宿る的な。」
主人公「……これ、お父さんとお母さんの頭蓋骨なんですか?」
バンダージェ「いつかね。でも今は、拾ったただの頭蓋骨。」
主人公「ええっ!」
バンダージェ「お父さんとお母さんがいなかったから、お父さんとお母さんがほしいんだよね。」
主人公「そうなんですか……、」
バンダージェ「ああ、ごめんごめん。反応に困る話しちゃった。」
主人公「いえ……、」
バンダージェ「気が進まないなら、契約解除もできるけどどうする?」
主人公「あ、そういう意味じゃなくて……、その……、もしいつまでたっても……、……いや、やっぱりなんでもないです。」
バンダージェ「いいよー、何万回も言われたからさ。頭蓋骨に話しかけたってどうこうなるわけないだろって。」
バンダージェ「でも、なるんだ。おれがそれをわかっていれば、他の人にわかってもらおうとは思わないさ。」
主人公「そうですか……、」
主人公「なら、早くそうなるといいですね。俺には、それが本当かどうかはわからないけど、バンダージェさんがそうだと思うのなら。」
バンダージェ「うん、そのくらいの感じだとおれも助かるなあ。へんに気をつかわれたり、教会に連れていかれそうになると困るからさ。」
バンダージェ「もしお父さんとお母さんが生まれたら、主人公をおれの家に招待するよ。おれの友だちだって。」
主人公「……ありがとうございます。」
備考
入手方法
ダイヤスカウト