「閃穂の狩り手」ラジュラ_include
属性補正
炎属性
94%
水属性
94%
風属性
94%
光属性
100%
闇属性
120%
モデル
ストーリー
ラジュラ「……。ま、待ちぼうけ……。すっぽかされました……。」
主人公「ラジュラ、ここにいたんだな。」
ラ「わっ。主人公さんに、メルクちゃん……。」
メルク「浮かない顔をして、なにか悩みごとなのです?」
ラ「悩んでるといいか、その……。ここでお姉ちゃんと待ち合わせしてたんですけど……。」
主「ああ、それならちょうど、ラジュラのお姉さんに伝言を預かってきたところなんだ。」
ラ「え……?」
主「さっきたまたま会ってな。どうも他に用事ができたらしいんだ。それで、ええっと、今日は一緒に行けそうにないって……。」
ラ「そ、そうだったんですか。わざわざありがとうございます……。」
主「いや、俺たちは別にいいんだけど。今日は2人で遊ぶ予定だったんだよな。」
ラ「あ、はい……。王国の観光をするつもりで。いろいろ見てまわりたかったんですけど。お姉ちゃん、気まぐれな人だから。なにか興味をひくもの見つけると、そちらに夢中になっちゃうんです……。ですので、また日をあらためようと思います。」
主「このまま帰るのか……?」
ラ「そうですね……、こういう時、1人で行動できればいいんですけど……。私、小さい頃から、お姉ちゃんの後ろをついていくばかりだったので。自分だけでは、お店に入るのも、不安なんです……。」
メルク「それなら私たちがラジュラさんに付き合うのですよ。」
主「せっかくきたんだからな。このあたりなら、俺でも案内できるけど……。」
ラ「い、いいんですか?」
主「ああ、もちろん。どこか行きたいところはあるのか?」
ラ「いえ……、特に決めてはいなかったんですけど、かわいい服屋さんとか、おいしい食べ物屋さんとか、見てまわれたらいいなって、思ってました。」
メ「そういうことなら、とりあえず行ってみるのですよ~!」
主「なにかいいものでもあったか?」
ラ「はい。狩りに行かなくても、ごちそうが食べられるなんて……。どのお店にも、目移りしてしまいます……。」
主「確かに、恐竜の国とは環境がぜんぜん違うよな。」
ラ「そうですね。服だって、どれも新鮮で、素敵なものばかりです。お友だちへのプレゼントも買えました。喜んでもらえると、嬉しいです……。」
主「そういえば、ラジュラはおしゃれに興味があるんだったな。」
ラ「はい……。最近になって、好きになりました。」
メ「なにかきっかけでもあるのですよ?」
ラ「私、ずっと自分に自信が持てなかったんです。まあ、今でもそうなんですけど……。でも、好きなものを身につけている時は、少しだけ、変われているような気がして。このリボン……。」
主「ん?」
ラ「私のお友だちがくれたものなんです。こういう派手なの、本当は苦手だったんですけど。その子はとても似合うって言ってくれて。私、嬉しくて……、いつも髪に結んでます。今でも、やっぱりちょっと、派手すぎるなとは思ってます、けど……。自分を着飾るだけで、ちょっとでも前向きに、それもいいかもねって、お姉ちゃん言ってました。」
メ「ならそのプレゼントは、お友だちへの恩返しなのですよ?」
ラ「はい。私、このリボンがなければ、今も、お姉ちゃんの背中を必死に追いかけてばかりで、外の世界に興味を持つこともなかったと思います。」
主「なら、俺たちもその子には感謝しないとな。」
ラ「あはは……、そう言ってくれると、嬉しいです。」
主「まあ実際に、槍の腕は大したものだし……。」
ラ「ずっと狩りのお手伝いをしていましたので、槍の扱いは、ちょっとだけ、得意です……。これは、お姉ちゃんのおかげです。」
主(本人は気づいてないのかもしれないけど、槍を構えている時は獲物を狩る目なんだよな。それも、ちょっと恐すぎるくらいに……)
メ(あの瞬間だけは、もう少し後ろ向きでいてくれるとありがたいのですよ)
備考
入手方法
ダイヤスカウト