「墨潤う妙筆」きららまる_include
属性補正
炎属性
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150%
水属性
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100%
風属性
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67%
光属性
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100%
闇属性
}
100%
モデル
ストーリー
きららまる「あっ、こんにちは、主人公さん!僕、きららまるですー。これからよろしくお願いしますねー。」
主人公「こちらこそよろしくな。仲間になってくれてありがとう。」
きららまる「いえいえ、これも家主殿の頼みですからー。」
主人公「家主殿?」
きららまる「先日、ある武士に仲間になってほしいと頼んで断られませんでしたか?」
主人公「あ、ああ、そうだけど……。もしかしてその人が?」
きららまる「そうなんですよー。けっこうなお人好しなので、頼みを断った後、気に病んでいたんです。
きららまる「それで、どうせ家でごろごろ絵を描いてるなら、自分の代わりに力を貸して来いと、僕に白羽の矢が立ったわけなんですよー。」
主人公「そうだったのか。なんだか申し訳ないな、気をつかわせちゃったみたいで……。」
きららまる「ふふふ、気にしないでくださいー。近々、面倒な依頼が入りそうだったんですが、これで体よく断れます。」
主人公「依頼?」
きららまる「はい。実は僕、いくあてをなくしたところを家主殿に拾っていただいたんです。」
きららまる「それで家主殿の屋敷にすまわせてもらってるんですけど、さすがに、ずっと働きもせず、ご飯を食べさせてもらうのも忍びないですから」
きららまる「悩みごとの相談や、力を貸してほしいという依頼を受けてちょっとばかりお金を稼いでるんですよー。」
主人公「へえ、そうだったのか。その依頼って、文字関係なのか?こう、代筆したりとか……。」
主人公「きららまるは、ええと、しょ、書家……?」
きららまる「はい。」
主人公「その書家だって聞いたけど、それって文字を書くのがうまい人のことだよな?」
きららまる「あはは、それだけじゃないですけど、間違ってはないですよー」
きららまる「いや、うーん、でも……、つきつめれば主人公さんの言う通り、なのかもしれないですねー。」
主人公「その言い方だと、若干ひっかかるんだけど……。」
きららまる「うまく文字を書く、すなわち言葉の器たりうること。」
きららまる「書家の目指すべき極みは、言葉の力と文字の力をいかに書き出すか、ということなのかもですねー。」
主人公「わかるような、わからないような……。」
きららまる「言葉と文字には関わり合う力があるってことです。」
主人公「な、なるほど……?ごめん、よくわかんない。」
きららまる「あはは、いいですよー。家主殿なんて、わからなさすぎて最終的に寝込んじゃいますから。」
きららまる「それで、依頼の話でしたよね。もちろん、代筆の依頼も来ますよー。恋文はやっぱり達筆な方が印象がいいですからね。」
主人公「えっ、それってあとでバレたらどうするんだ?」
きららまる「えへへ、僕はそこまで責任持ちません。」
主人公「ビ、ビジネスライク!」
主人公「ん?代筆の依頼も、ってことはそれ以外の頼まれごともあるのか?」
きららまる「ありますよー、まあいろいろと。」
主人公「へえ、それって……。」
きららまる「あっと、ごめんなさい。」
きららまる「主人公さんに会ったら、家主様に報告って言われてたんでした。さきにそれだけすましちゃっていいですかー?」
主人公「ああ、そうなのか。それならハト便を借りて……、」
きららまる「あっ、それはだいじょうぶです。墨と筆さえあれば……、これでよしっと!」
主人公「うわっ!?」
主人公「か、紙がとんでいった……。魔法をかけたのか?」
きららまる「『奴』と書いたんですよー。」
主人公「やっこ?」
きららまる「すなわち、仕える人のことです。そうしてあの紙を僕のしもべとして縛りましたから、僕の命じるとおりに家主様の元へ向かってくれますよ。」
主人公「ほ、ほう……、」
きららまる「文字には力がある、ということです。」
主人公「……。」
主人公「とりあえず、きららまるのところにくる依頼が俺の想像とはまったく違ってそうってことはわかったよ。」
備考
「既望の武官」いざよいの家に居候している
入手方法
ダイヤスカウト