「翠眼の飴匠」シュクレーレ_include
属性補正
炎属性
74%
水属性
135%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
シュクレーレ「やあ。待ちくたびれたよ、ふたりとも。」
主人公「ああ、わるい。まさかもうきてたとは思わなくて。シュクレーレはいつからいたんだ?」
シュクレーレ「朝のうちについちゃってね。キミたちに、はやく会いたかったんだ。」
シュクレーレ「でも、あまりに手持ち無沙汰だったから。こうしてキミたちにおみやげを用意することもできた。」
主人公「おみやげ……?」
メルク「みゅっ、主人公さん!?足元にモンスターが!キャンテがいるのですよー!」
主人公「うわっ!?どうしてこんなところにキャンテがっ!?」
メルク「シュクレーレさんっ!さっそくですが手を貸してほしいので……、」
メルク「みゅ……?」
シュクレーレ「アハハハ。ゴメン、べつにキミたちをおどろかせようとかね。そんなつもりはなかったんだ、ちょっとだけしか。」
シュクレーレ「安心しなよ。そこのキャンテはうごかない。ボクのつくった飴細工だからね。」
主人公&メルク「え……?」
シュクレーレ「ねえ、ためしに舐めてみなよ。とろけるようにあまいキャンディ・ワールドの砂糖菓子。ちゃんと食べられるように加工してあるから、平気だよ。」
主人公「いや、ええっと。さすがにそれは抵抗があるんだけど……。」
シュクレーレ「フフ。そう、まあ見た目はキャンテだしね。」
メルク「でも、たしかにじっとしているのです。ほんとうに、ぜんぶ飴でつくられているのですね。」
シュクレーレ「もちろん。とびっきりに、おおきなキャンディだ。食べるには不向きかもしれないけどね。」
シュクレーレ「観賞用においておくのもいいよ。ただ、持ち運ぶにはちょっとたいへんかな。」
主人公「へえ、おどろかされたよ。飴細工ってこんなに精巧なものなのか。」
シュクレーレ「まあ、細部までこだわればね。こうしてそっくり再現することもできるけど。」
シュクレーレ「ボクのなかにあるたくさんのイロとカタチを、いかにおもしろおかしく練りあげるか。ボクに興味があるのは、そこだけだから。」
メルク「みゅ。シュクレーレさんのなかにあるもの……?」
シュクレーレ「ねえ、キミ。恋って、どんな色をしているかわかる?どんなカタチで、どんなさわり心地をしているのか。」
メルク「こ、恋の色っ?いきなりいわれてもわからないのですよ~!」
シュクレーレ「フフフ。べつにからかっているわけではないよ。もしも知っているなら、おしえてほかったんだ。」
メルク「みゅうう~っ。主人公さんと都市もかわらないはずなのに、なんだかおとなの余裕みたいなものを感じるのですよっ。」
主人公「なんで俺をひきあいにだすんだよっ!?わ、わるかったな、余裕なさそうでっ!」
シュクレーレ「アハハ。いや、ボクも主人公とおなじだよ。」
シュクレーレ「余裕なんてないんだ。この胸のなかにある想いを、いまだに打ち明けられないでいる。」
メルク「ということは、シュクレーレさんはいまだれかに恋をしているのです?」
シュクレーレ「あふっ。」
メルク「みゅ?あの、シュクレーレさん……?」
シュクレーレ「ん、ふっ。やめて、ほしいな。恋する少年のなかに、土足で踏みこむのはっ。」
主人公「おい、だいじょうぶか……?ずいぶん顔色がわるいみたいだけど。」
シュクレーレ「ひんっ!?やめてっ、ボクの肩にふれないで……!」
主人公「シュクレーレ!?い、いきなりそんな反応されると、なんか俺がいろいろうたがわれそうなんだけど!?」
シュクレーレ「あう、うう、ダメだ。彼女のことを思うだけで、胸の動悸がおさまらない。」
シュクレーレ「は、はやくこの想いをカタチにしてっ。彼女に、プレゼントしなければ、ぁ、ふっ。ボクは、どうにかなってしまいそうだ、んっ。」
シュクレーレ「いこう、ふたりとも。はやくこのボクに恋をおしえてくれよ……。」
主人公「おいっ!?なにをいってるのかさっぱりなのはともかくとしてその発言はあらぬ誤解を生みそうだからやめろっ!」
――――暗転――――
シュクレーレ「……。」
メルク「シュクレーレさん。もう落ちついたのですよ?」
シュクレーレ「ゴメン、さきほどは失礼したね。ボクとしたことが、ついとりみだしてしまった。」
主人公「おどろいたよ。まさかシュクレーレがあそこまで……、」
「きゃあああああ~っ!?」
メルク「みゅ!?この悲鳴は、紹介所のお姉さんっ!?」
主人公&シュクレーレ「……。」
主人公「そういえば、すっかりわすれてたけど……。」
シュクレーレ「ああ、うん。キャンテの飴細工、おきっぱなしだったね。」
備考
関連ユニット
画像 | ページ名 |
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「暴走する飴魂」クルティエル | |
「艶麗の珠飴」ロッシェ |