「天泣の儚幻魂」テンライ コメント一覧 (2ページ目)
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
222018年02月03日 19:45 ID:iotg3zsaテンライ「あの子に差し出された桃を食べてしまったあの時に。此世の未練を身に宿してしまったのでしょう。」
テンライ「新たに昇った陽が再び沈むまで。その行方を見届けたいと。」
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さすらいの癒術師さん
212018年02月03日 19:43 ID:iotg3zsa背景・朝の崖
テンライ「ああ、ほら。陽が昇ってまいりましたよ。」
主人公「ぐう。」
テンライ「……。」
テンライ「……あなたとともに旅をする。わたくしはいったい、なんなのでしょう。」
テンライ「母でもなく、臣下でもなく。斎宮でも、妹でもない。」
テンライ「この旅の果てに待つものは、わたくしが置き去りにしたものたちなのか、それともまた新たな縁(よすが)なのか。」
テンライ「などと……、戯言でございますね。」
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さすらいの癒術師さん
202018年02月03日 19:37 ID:iotg3zsa主人公「それは……、その姿になる前のってことですか?」
テンライ「いいえ。」
主人公「えっ?」
テンライ「なぜでございましょうね。この姿では味を感じることもできぬというのに。なぜだか桃は、食べたいと思うのです。」
主人公「……、」
テンライ「さて、桃を食べたらまた登ることにいたしましょう。この先には美しい夜明けを診ることのできる場所があるのです。」
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さすらいの癒術師さん
192018年02月03日 19:33 ID:iotg3zsaええ。わたくしは所詮、気の塊でございますから、現世に生きるものに触れるには力が必要なのです。しかし、少しばかり力を使えば……、ほらこの通り。」
主人公「た、食べちゃいましたね……。大丈夫なんですか?」
テンライ「ご心配をおかけいたしましたね。ここしばらくは力を蓄えておりましたので、さしたる問題はございませぬ。」
主人公「そ、そうですか。それならいいんですけど……、すみません、気を使わせちゃって。」
テンライ「ふふ、本当にお気になさらず。わたくしの好物が桃というだけですから。」
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さすらいの癒術師さん
182018年02月03日 19:28 ID:iotg3zsaテンライ「せっかくですから、ひとつ召し上がってはいかがでございましょう。ほうら、よく熟しておりますよ。」
主人公「わっ! え、ええと……、」
テンライ「わたくしのことはお気になさらず。今宵は共に食べるといたしますから。」
主人公「えっ!? そ、そっちの方がまずいんじゃないですか!?」
主人公「テンライさん、生ものに触ると弱るって言ってましたよね。だから、ご飯が食べられないって……。」
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さすらいの癒術師さん
172018年02月03日 19:23 ID:iotg3zsa主人公「それって……、」
テンライ「おや?」
主人公「テンライさん?どうかしましたか?」
テンライ「ふふ、後ろをご覧なさいませ。見事な桃の木ではございませぬか。」
主人公「おお……、本当ですね。この辺りじゃあんまり見かけませんし、誰かが種を植えたんでしょうか。」
テンライ「そのようですね。しかし、もはや忘れ去られて久しいのでしょう。実をもぐのは獣だけのようです。」
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さすらいの癒術師さん
162018年02月03日 19:19 ID:iotg3zsa主人公「……それじゃあ、こうして旅をしてる理由は何なんですか?」
テンライ「わたくしにもわからぬのです。」
主人公「え?」
テンライ「持て余した時を使い切るためなのか、それとも新たな目的を見つけるためなのか。」
テンライ「でも、共に旅をする相手としてあなたを選んだのはきっと……、」
テンライ「どこか似ていたからなのでしょう。かつて共に夜を過ごそうとしてくれたあの子に。」
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さすらいの癒術師さん
152018年02月03日 19:15 ID:iotg3zsaテンライ「現身を失ったことで星読みの瞳も失い、化生の姿となって記憶すらも削れゆくわたくしは、もはや星読みだったものでしかないというのに。」
テンライ「思いを晴らせばあの頃が帰ってくるような、それでいて解放されるような、そんな心持ちでいたように思います。」
テンライ「しかし、それも、今となっては終わったこと。とうに失われた過去を手に、今を生きる星読みたちを追うつもりはことさらありませぬ。」
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さすらいの癒術師さん
142018年02月03日 19:12 ID:iotg3zsaテンライ「退屈と称するには、わたくしは罪深くございますね。」
テンライ「けれどもその通りです。もはや目的も失ったというのに、ただ永らえているからでしょう。」
主人公「……。」
主人公「その、前から気になってたんですけど、テンライさんはどうして俺たちの仲間になってくれたんですか?」
テンライ「さて……、なにゆえでございましょうか。」
主人公「……星読みの一族の子孫を見守るためですか?」
テンライ「ふふ。たしかにわたくしはすでに滅んだ星読みの里に、このような姿となってまでしがみついておりました。」
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さすらいの癒術師さん
132018年02月03日 19:04 ID:iotg3zsa背景・夜の崖
主人公「はあ、はあ……!
け、結構、険しい道を行きますね!」
テンライ「ふふ。躰を持たぬわたくしには、地形など些末なことですから。しばし休憩いたしましょうか。」
主人公「す、すみません。勝手についてきた挙句、足手まといになっちゃって……。」
テンライ「いいえ。時にはこのような夜の方が、時を持て余さずに済みます。」
主人公「……やっぱり退屈ですか?」
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さすらいの癒術師さん
122018年02月03日 18:58 ID:iotg3zsa主人公「そうだったんですか……。だから昼間に見かけるとしても、曇りの日や室内が多かったんですね。」
テンライ「ふふ。けれども、こうして淡い光の夜ならば。」
主人公「あっ、テンライさん!どこへ?」
テンライ「わたくしが心のままに動くことができるのは、淡い光の下でだけ。少々、月見を兼ねて散歩にでも参ろうかと。」
テンライ「では、おやすみなさいませ。現世に生きるものは眠る時間だというのに、閑談にお付き合い頂いてしまいましたね。」
主人公「いえ……、あの、俺も一緒に行っていいですか?」
テンライ「……。」
テンライ「どうぞお好きに。」
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さすらいの癒術師さん
112018年02月03日 18:51 ID:iotg3zsa主人公「陽?」
主人公「……そう言われてみれば、昼間は姿が見えないことが多いですよね。強い日差しが苦手なんですか?」
テンライ「苦手、と称せば語弊がございましょうか。」
テンライ「光はわたくしに力を与えるもの。ただ、強すぎる光は御しきることができず、その力の前に伏すしかありませぬ。」
テンライ「わたくしが只人の前に姿を現すことは術を用いなければ叶わぬことゆえ、昼間はこの身をさらすことができぬのです。」
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さすらいの癒術師さん
102018年02月03日 18:45 ID:iotg3zsa夜背景
テンライ「ふう。」
主人公「うわっ! て、テンライさん?」
テンライ「おや、驚かせてしまったようでございますね。 申し訳ありませぬ。」
主人公「いえ、こちらこそ……。 今までずっとここにいたんですか?」
テンライ「ええ。 こうして陽が弱まりましたから、ようやく現れることができました。」
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さすらいの癒術師さん
92018年02月03日 18:40 ID:iotg3zsaユニストです
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
72018年02月03日 16:18 ID:g7fvo64gGIFどうぞ~
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さすらいの癒術師さん
62018年02月03日 15:50 ID:kha24lr3気になって調べたら圭璋(けいしょう)っていう儀式の道具があるんですね。
霽光は雨があがり、晴れ上がったばかりの時の日の光、とのこと。
日の光ってワードで「あ〜......」となったり。
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さすらいの癒術師さん
52018年02月03日 15:36 ID:ihepb7ypこの武器の読みがさっぱりわからん
テンライ限った話ではないし、武器だけじゃなくて二つ名の読みも地味にわからんけども
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
32018年02月02日 01:33 ID:p1stgx2kははうえー
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
12018年01月31日 15:19 ID:sksawunh画像