「綺片の映し翅」アムネシア
「綺片の映し翅」アムネシアの基本データ
出身 | 妖精の国 |
---|---|
年齢 | ?歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 闇 |
成長タイプ | 早熟 |
武器 | レイピア |
武器種別 | 突撃 |
同時攻撃数 | 1体 |
攻撃段数 | 2段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
2,680 | 3,040 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
5,092 | 5,776 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
8,092 | 9,226 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
- | - |
移動速度 | 攻撃間隔 |
79 | 1.94 |
リーチ | タフネス |
35 | 42 |
DPS | 総合DPS |
2977 | 2977 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
4,756 | 4,756 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
- | - |
進化 | - |
---|---|
- |
スキル1 | - |
---|---|
- |
スキル2 | - |
---|---|
- |
追加日 | 2018.02.28 |
---|---|
3月新ユニット追加フェス2018 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
90%
水属性
90%
風属性
90%
光属性
145%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
村の少女「わあっ、きれいな蝶々!翅がきらきらしてて、ガラスみたいで、すっごく素敵!」
村の少女「でも、何だか不思議な翅だなあ……。ガラスの髪留めみたい。こんな翅を見るの、初めて……。」
アムネシア「ふああ……。」
村の少女「えっ?」
村の少女「わっ!び、びっくりした……!本物の蝶々じゃなくて、妖精さんだったんだ……!」
アムネシア「あら……驚かせてしまって、ごめんなさい。この窓際の居心地がよくて、つい眠ってしまったみたい。」
村の少女「う、ううん。こっちこそ、起こしちゃって、ごめんなさい。えっと……。」
アムネシア「アムネシア。」
村の少女「アムネシア?」
アムネシア「そうよ。それが、あたしの名前。どうかした?」
村の少女「前に聞いたことがあるの。アムネシアっていう花のこと。」
村の少女「すごく綺麗で、いい名前だね!」
アムネシア「ありがとう、嬉しいわ。この名前は、あの子が……、あたしの大切な人がつけてくれたの。」
村の少女「アムネシアの、大切な人?」
アムネシア「ええ。あの子は死者の国に住んでいるの。」
アムネシア「そこで、外国の花を育てているわ。日の光を浴びて育つ、四季彩る花々を。」
アムネシア「あの子は一生懸命、いろんな人と一緒に、なかなか咲かない花を咲かせようとしているの。あたしも時々、手伝うのよ。」
村の少女「あれ?アムネシアは妖精さんだから、妖精の国に住んでるんじゃないの?」
アムネシア「今まではずっと、死者の国にいたの、でも、そうね。あたしは妖精だから、初めは妖精の国にいたのかもしれないわ。」
村の少女「どういうこと?」
アムネシア「……。」
アムネシア「あたしには過去の記憶がないって言ったら、あなたはどう思う?」
村の少女「えっ……。」
村の少女「そう、だったんだ。えっと、その……。ごめん、なさい。」
アムネシア「ううん、謝らないで。あなたは何も悪くないもの。……何だかいじわるね、あたし。」
アムネシア「本当はね、記憶のことなんてあまり気にしてないの。妖精の国に帰りたいって気持ちも、全然ないのよ。」
村の少女「本当?」
アムネシア「本当よ。だって、あたしは今満たされているから。」
村の少女「そう……なんだ。……アムネシアは、優しい人に出会えたんだね。」
アムネシア「ええ。本当に。」
村の少女「じゃあ、アムネシアはどうして旅をしているの?妖精の国に帰るためじゃないんでしょ?」
アムネシア「……。」
アムネシア「旅立つ時、あたしはあの子に言ったの。」
アムネシア「あなたの咲かせてくれた花がとっても素敵だったから、あたしは日の当たる世界へ行ってみたくなったわ、って。」
村の少女「そっか……。アムネシアは、その子が咲かせてくれた外国の好きだから、旅に出たんだね!」
アムネシア「そう思う?」
村の少女「え?」
アムネシア「あたしは、花を慈しむあの子のことは、大好きよ。あの子の笑顔が大好きなの。」
アムネシア「だから、あたしは花の種を植えるし、水やりも手伝うわ。でも……、」
アムネシア「何度も巡る季節を繰り返すあの花たちのことは、どんなに頑張っても、少しも好きになれない。」
アムネシア「もし、あたしがそんな妖精だとしたら、あなたはどう思う?」
アムネシア「そんなのおかしいって、分かり合えないって……、そう思う?」
村の少女「じゃ、じゃあ、さっきの言葉は嘘だったの?どうして、そんなこと……。」
村の少女「アムネシアはその子のことを、本当に大切に思ってるんでしょ?なのに、どうして?」
アムネシア「あの子は、ああでも言わないとあたしを外へ出してはくれないから。」
村の少女「……。」
アムネシア「あたしが地中で芽吹く種のように。枯れ落ちた花を糧にして、明日の陽光を望んで生きているって。」
アムネシア「朽ち果てた美しい花を悼(いた)み続けて、その花と全く同じ花を、もう1度咲かせようとすることはやめたんだって。」
アムネシア「あの子には、そう信じてほしかったから。」
アムネシア「あの子は優しいから、あたしにとても気を遣ってくれるの。そんなの、本当に些細なことなのに。」
アムネシア「あたしがあの子の虚ろを埋められるなら、あたしはそれでいいのに。他のことなんて、どうだっていいのにね。」
村の少女「アムネシア……。」
アムネシア「……。」
アムネシア「あたしがなりたいのは、『アムネシア』なんて異邦人じゃない。」
アムネシア「美しい翅も、小さな体も、日の当たる世界も、今のあたしには必要ない。『アムネシア』って名前だって、もういいの。」
アムネシア「あたしは、自分なんて求めてない。」
アムネシア「あたしが、あの子の虚ろを埋めてあげられないのなら。あの子の心に、まだ大きな穴が開いているのなら。あたしは、それを埋められる『人間』になりたいの。」
アムネシア「あの子の周りを飛び回るだけの蝶じゃない、もっと別の『誰か』に。」
村の少女「……。」
アムネシア「不思議な目をするのね。」
村の少女「……アムネシアはどうして、一生懸命、『誰か』のふりをしようとするの?」
村の少女「アムネシアの大切な人って、記憶をなくしたアムネシアを助けてくれたんでしょ?」
村の少女「そんな人が、アムネシアを『誰か』の代わりだって思ってるわけないよ!」
アムネシア「……。」
村の少女「アムネシアの大切な人は、きっと、アムネシアのことを大切に思ってくれてるよ。」
村の少女「誰かの代わりじゃない、たった1人の、かけがえのない人だって……!」
アムネシア「……。」
アムネシア「ありがとう。」
村の少女「……!」
アムネシア「でも、ね。ごめんなさい。」
村の少女「……え。」
アムネシア「ううん、それでいいの。だってあたしたち、知り合ったばかりの他人じゃない。」
アムネシア「あなたの気持ち、嬉しかったわ、本当よ。だって、さっきのあなたって……、」
アムネシア「知り合ったばかりの他人のあたしに、心から寄り添おうとしてくれる、優しいあの子みたいだったから。」
主人公「……。」
(場面切り替え・平原)
主人公「……。」
アムネシア「どうしたの、主人公。そんなに浮かない顔をして。」
主人公「どうして、アムネシアさんが俺の仲間になってくれたんだろうって思って。」
アムネシア「前にも言ったじゃない。あなたが、あの子みたいな優しい子だったから、って。」
アムネシア「それに、同じ旅人同士ですもの。きっと助けあった方がいいわ。理解なんて二の次よ。」
主人公「あの……。アムネシアさんが旅に出た、本当の理由って……、」
アムネシア「ごめんね、主人公。あなたには教えてあげられないの。分かっていたと思うけど。」
アムネシア「だってあなたは、『あたし』自身を大切にしてくれる、とても優しい子だから。」
アムネシア「あたしは……、」
アムネシア「いいえ、『私は』。」
アムネシア「『わたくし』は。」
アムネシア「『僕』は。」
アムネシア「そんな優しい子に、本当のことを教えることはできないの。」
主人公「……。」
アムネシア「そんな顔をしないで、主人公。どうか……、」
アムネシア「どうか、僕のわがままを許してね。」
備考
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★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 | |
属性別 | |||||
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武器種別 | |||||
斬撃 | 突撃 | 打撃 | 弓矢 | 魔法 | |
銃弾 | 回復 | ||||
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